「OneDriveの有料プランを解約したいけど、やり方がよく分からない…」そんな悩みを抱えていませんか?
Microsoftが提供するクラウドストレージサービス「OneDrive」は、無料版では5GBしか使えないため、多くの人が有料プランに切り替えています。でも、使わなくなったり他のサービスに移行したりする時は、確実に解約したいですよね。
今回は、OneDriveの有料プランを安全かつ確実に解約する方法を、初心者の方でも分かりやすく解説します。解約前に知っておくべき重要なポイントや、データの移行方法も一緒にお伝えしますので、最後まで読んでいただければ安心して手続きを進められるでしょう。
OneDrive有料プランの基本情報

有料プランの種類と料金
OneDriveには主に2つの有料プランがあります。
Microsoft 365 Personal
- 月額1,284円(年額12,984円)
- OneDrive 1TB
- Office アプリ(Word、Excel、PowerPointなど)が利用可能
OneDrive単体プラン
- 100GB:月額224円
- 1TB以上のプランは廃止され、現在はMicrosoft 365への統合が進んでいます
多くの方がMicrosoft 365 Personalを利用されているかと思います。このプランを解約すると、OneDriveの容量が5GBに戻るだけでなく、Officeアプリも使えなくなるので注意が必要です。
解約前に確認すべきポイント
解約手続きを始める前に、以下の点を必ずチェックしましょう。
データ容量の確認 現在OneDriveに保存しているデータが5GB以下かどうか確認してください。5GBを超えている場合、解約後にデータが削除される可能性があります。
重要なファイルのバックアップ 仕事の資料、家族の写真、大切な文書など、失いたくないデータは別の場所にバックアップを取っておきましょう。
他のサービスとの連携 OneDriveと連携しているアプリやサービスがないか確認しておくことも大切です。
解約手順を詳しく解説
パソコンから解約する方法
パソコンからの解約が最も確実で分かりやすい方法です。
手順1:Microsoftアカウントにサインイン
- ブラウザでMicrosoftの公式サイトにアクセス
- 右上の「サインイン」をクリック
- OneDriveに登録したメールアドレスとパスワードを入力
手順2:サブスクリプション管理画面へ移動
- アカウント画面右上の自分のアイコンをクリック
- 「Microsoftアカウント」を選択
- 「サービスとサブスクリプション」をクリック
手順3:解約手続きの実行
- Microsoft 365またはOneDriveのプランを見つける
- 「管理」ボタンをクリック
- 「定期請求を無効にする」を選択
- 解約理由を選択(任意)
- 「定期請求を無効にする」で確定
この手順で、次回の更新日に自動的に解約されます。すぐにサービスが停止されるわけではないので安心してください。
スマートフォンから解約する方法
外出先でも解約手続きができます。
iPhone・iPadの場合 App Storeで購入した場合は、Appleの設定から解約する必要があります。
- 設定アプリを開く
- 一番上の自分の名前をタップ
- 「サブスクリプション」を選択
- Microsoft 365を見つけて「キャンセル」
Androidの場合 Google Playで購入した場合は、Google Playストアから手続きします。
- Google Playストアを開く
- メニューから「定期購入」を選択
- Microsoft 365を見つけて「解約」
Microsoftから直接購入した場合 パソコン版と同じ手順で、ブラウザからMicrosoftアカウントにアクセスして解約できます。
解約時の注意点とよくある質問
データはいつまで保持される?
解約後もすぐにデータが削除されるわけではありません。
保持期間
- 有料プラン終了後:30日間は通常通りアクセス可能
- その後90日間:読み取り専用でアクセス可能
- 120日後:5GBを超えるデータは完全削除
つまり、解約後4ヶ月間は猶予があるということです。この期間中にデータの整理や移行を行いましょう。
5GBを超えるデータがある場合の対処法
現在のデータ量が5GBを超えている場合、以下の方法で対処できます。
不要なファイルの削除
- 古い写真や動画の整理
- 重複ファイルの削除
- ゴミ箱の完全削除
他のクラウドサービスへの移行
- Google Drive(15GB無料)
- Dropbox(2GB無料、紹介で最大16GB)
- iCloud(5GB無料)
外部ストレージへのダウンロード
- 外付けハードディスク
- USBメモリ
- パソコンの内蔵ストレージ
解約後にOfficeアプリはどうなる?
Microsoft 365を解約すると、以下のような変化があります。
使用不可になる機能
- Word、Excel、PowerPointの編集機能
- Outlookでのメール送受信
- Teamsでの会議機能
代替案
- 無料のOffice Online(ブラウザ版)
- Google Workspace(無料)
- LibreOffice(無料のオープンソース)
まとめ
OneDriveの有料プラン解約は、正しい手順を踏めば決して難しいものではありません。
今回お伝えした重要なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
解約前の準備
- 現在のデータ量を確認する
- 大切なファイルのバックアップを取る
- 連携サービスをチェックする
解約手順
- Microsoftアカウントから「サービスとサブスクリプション」で手続き
- アプリ経由で購入した場合は、それぞれのストアから解約
- 次回更新日に自動解約される
解約後の注意点
- データは4ヶ月間保持される
- 5GBを超える分は最終的に削除される
- Officeアプリの編集機能が使えなくなる
「解約したいけど、データが心配…」という方も、この記事の内容を参考にしていただければ安心して手続きを進められるはずです。
もし解約後に再度必要になった場合は、いつでも再契約できますので、まずは不要な月額料金の支払いを止めることを優先しましょう。あなたのデジタルライフがより快適になることを願っています。
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