【人を脅かす”吸血虫”妖怪】恙虫(つつがむし)とは?

神話・歴史・伝承

この記事では、人の生き血を吸う恐ろしい妖怪「恙虫」をご紹介します。

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恙虫ってどんな妖怪?

恙虫とは、山奥や人里の家に住み、人間の血を吸う妖怪です。

虫の姿をしており、人間に深刻な害をもたらす恐ろしい存在として語り継がれてきました。

  • 漢字の意味:「恙」は病気・災い・心配事を表す
  • 読み方:つつがむし
  • 危険度:非常に高い(命に関わる)

伝承

江戸時代前期の怪談集『絵本百物語』には、恙虫の恐ろしい話が記録されています。

毎夜、恙という虫が現れ、人の血を吸っていました。
血を吸われた者の中には死者も出ました。

村の者たちは祈祷師を呼び、これを封じてもらいました。

村人の憂いは無くなり、これで恙無しとなりました。

まとめ

恙虫は、小さな虫という姿でありながら、人の命を脅かす恐ろしい妖怪として語り継がれてきました。

重要なポイント

  • 人間の血を吸う恐ろしい虫の妖怪
  • 山奥や人里の家に潜んで被害をもたらす
  • 時には死者も出るほどの深刻な脅威
  • 祈祷師による封印で退治される

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