OneNoteで長いページを作っていると、「この部分にすぐジャンプできたらいいのに」と思うことありませんか?
実は、OneNoteには同じページ内の特定の場所にジャンプできる便利な機能があるんです。今回は、ページ内リンクの作り方から活用アイデアまで、わかりやすく解説していきます。
OneNoteのページ内リンクとは?

ページ内リンクとは、同じページの中で特定の段落や場所にワンクリックでジャンプできる機能のことです。
できること:
- 長いページの目次を作成
- 重要な部分への素早いアクセス
- 議事録の項目間移動
- 関連情報への案内
この機能を使うことで、情報の整理と閲覧がぐんと楽になります。
基本的なページ内リンクの作り方
段落へのリンクをコピーする方法
最も基本的で確実な方法です。
手順:
- ジャンプ先にしたい段落の先頭にカーソルを置く
- 右クリックして「段落へのリンクをコピー」を選択
- リンクを貼りたい場所に移動
- Ctrl + V でペースト
これで、クリックするとその段落にジャンプするリンクが完成します。
挿入タブからリンクを作る方法
より詳細な設定ができる方法です。
手順:
- リンクを貼りたい文字を選択
- 「挿入」タブ → 「リンク」をクリック(またはCtrl + K)
- 「表示するテキスト」に表示させたい文字を入力
- 「アドレス」欄に段落リンクをペースト
- 「挿入」をクリック
この方法なら、リンクの文字を自由に変更できます。
実用的な目次の作り方
長いページには目次があると便利ですよね。OneNoteで簡単に作れる方法をご紹介します。
ステップ1:見出しを設定する
- 各セクションのタイトルを入力
- 見出しにしたい文字を選択
- 「ホーム」タブ → 「スタイル」から見出しレベルを選択
見出しを設定すると、情報が整理されて見やすくなります。
ステップ2:目次エリアを作成
- ページの上部に「目次」と入力
- 各項目のタイトルを箇条書きで入力
- それぞれの項目で段落リンクを取得・設定
ステップ3:リンクを設定
- 実際の見出し部分で「段落へのリンクをコピー」
- 目次の該当項目を選択
- Ctrl + K でリンクダイアログを開く
- アドレス欄にペースト
- 「挿入」をクリック
これで、目次から各セクションにジャンプできるようになります。
議事録での活用テクニック
会議の議事録でページ内リンクを使うと、情報の整理と共有が格段に楽になります。
議事録目次の作り方
構成例:
- 会議概要
- 参加者
- 議題1:プロジェクト進捗
- 議題2:予算検討
- 今後のアクション
各項目にページ内リンクを設定することで、読み手が必要な情報にすぐアクセスできます。
アクションアイテムへのリンク
重要な決定事項やアクションアイテムには、「決定事項一覧」からリンクを張っておくと便利です。
知っておきたい注意点とコツ
注意点
- 段落リンクは文章に埋め込まない:独立したリンクとして貼り付ける
- リンク文字の変更:自動生成されたリンク文字は編集可能
- 同期の確認:他のデバイスでも正しく動作するか確認
便利なコツ
- 戻るボタンの活用:リンクをクリックした後は「戻る」ボタンで元の場所に戻れる
- ショートカットキー:Ctrl + K でリンク作成が素早くできる
- 見出し機能との組み合わせ:見出しレベルを設定するとより見やすくなる
他のページへのリンクも作れる
ページ内リンクだけでなく、他のページへのリンクも簡単に作れます。
他ページへのリンク方法
- リンク先のページタブを右クリック
- 「ページへのリンクをコピー」を選択
- リンクを貼りたい場所でペースト
これで、関連するページ同士を行き来できるようになります。
活用アイデア集
学習ノート
- 章ごとの目次
- 重要ポイントへのリンク
- 練習問題と解答への相互リンク
プロジェクト管理
- フェーズごとの進捗リンク
- 課題と解決策の相互参照
- 関連資料へのアクセス
研究ノート
- 実験データへのリンク
- 参考文献との関連付け
- 仮説と検証結果の照合
まとめ:ページ内リンクで情報整理を効率化
OneNoteのページ内リンク機能を使うことで:
- 情報アクセスが高速化される
- 長いページも見やすくなる
- 共有時の利便性が向上する
- 情報の関連性が明確になる
特に以下の場面で威力を発揮します:
- 長い議事録や報告書の整理
- 学習ノートの目次作成
- プロジェクト資料の構造化
- 研究データの相互参照
基本の操作は「段落へのリンクをコピー」→「ペースト」だけ。とても簡単なので、ぜひ今日から使ってみてください。
あなたのOneNoteライフがもっと便利になること間違いなしです!長いページも、これでスイスイ移動できるようになりますよ。
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