「あれ?文章をコピーしてGmailに貼り付けたら、なんか変な見た目になっちゃった…」
こんな経験、ありませんか?WordやWebサイトから文章をコピーして、Gmailに貼り付けると、フォントがバラバラになったり、色が変わったりして困ってしまいますよね。
でも大丈夫です!この記事を読めば、Gmailでのペースト時の書式問題を簡単に解決できるようになります。書式を整える方法から、そもそも書式を引き継がない貼り付け方まで、分かりやすく説明していきますね。
Gmailでペーストするときに起こる書式の問題とは?

よくある書式トラブル
Gmailでコピペをしたときに起こりがちな問題をチェックしてみましょう。
フォントサイズがバラバラになる 元の文書で使われていたフォントサイズがそのまま貼り付けられ、メール全体で文字の大きさが統一されません。
文字色が変わってしまう コピー元で使われていた文字色(赤や青など)がそのまま反映され、見づらいメールになってしまいます。
行間が変になる 段落の間隔や行間が元の文書のまま貼り付けられ、読みにくいレイアウトになることがあります。
これらの問題は、コピー元の「書式情報」が一緒に貼り付けられることで起こります。書式情報とは、文字の大きさや色、太字などの見た目に関する設定のことです。
書式なしでペーストする方法
最も簡単な解決法:プレーンテキスト貼り付け
書式の問題を一発で解決する方法があります。それは「プレーンテキスト貼り付け」です。
Windows の場合
- Ctrl + Shift + V を押す
Mac の場合
- Command + Shift + V を押す
この方法で貼り付けると、文字だけがコピーされ、書式情報は無視されます。結果として、Gmailの標準書式で文章が表示されるため、統一感のあるメールになります。
Gmailの書式設定を使った方法
もう一つの方法として、Gmail内で書式をリセットする機能を使うこともできます。
- 普通にコピー&ペーストする
- 貼り付けた文章を全選択する(Ctrl+A または Command+A)
- 書式メニューから「書式をクリア」を選択する
この方法なら、貼り付けた後でも簡単に書式を統一できますね。
部分的に書式を保持したい場合の対処法
必要な書式だけを残す技
「全部の書式を消すのはちょっと…太字だけは残したい」という場合もありますよね。そんなときは段階的にアプローチしましょう。
手順1:まずプレーンテキストで貼り付け 先ほど説明したプレーンテキスト貼り付けを使います。
手順2:必要な部分だけ手動で書式設定 貼り付けた文章の中で、太字にしたい部分を選択し、Gmail の書式ツールバーで設定し直します。
手順3:色やサイズも同様に調整 重要な部分に色を付けたい場合も、Gmail の標準機能を使って設定し直しましょう。
この方法なら、統一感を保ちながら必要な強調もできます。
Gmailの書式設定を理解しよう
基本的な書式ツールの使い方
Gmail には便利な書式設定ツールが用意されています。メール作成画面の下にあるツールバーを見てみましょう。
フォント変更 「A」のマークをクリックすると、フォントの種類を変更できます。ただし、受信者の環境で表示されない場合もあるため、標準フォントの使用をおすすめします。
文字サイズ調整 「T」の大小マークで文字サイズを変更できます。読みやすさを考えると、極端に大きすぎたり小さすぎたりしない方が良いでしょう。
色の設定 「A」に下線が付いたマークで文字色を変更できます。ビジネスメールでは、黒や濃いグレーなど読みやすい色を選びましょう。
おすすめの書式設定
ビジネスメール向け
- フォント:標準(Arial や游ゴシックなど)
- サイズ:普通〜やや大きめ
- 色:黒または濃いグレー
プライベートメール向け
- 少し個性を出しても OK
- ただし読みやすさは最優先
よくある質問と解決策
スマートフォンでの対処法
「スマホでGmailを使ってるんだけど、同じようにできる?」
スマートフォン版のGmailアプリでも、基本的な考え方は同じです。
iPhone の場合 長押しメニューから「ペーストしてスタイルに合わせる」を選択します。
Android の場合 貼り付け後に表示される書式調整オプションを使用しましょう。
相手に正しく表示されているか心配
「書式を整えたけど、相手にちゃんと表示されてるかな?」
この心配はもっともです。メールクライアント(メールを読むソフト)によって表示が変わることがあります。
確認方法
- 自分の別のメールアドレスに送ってテスト
- シンプルな書式を心がける
- 重要な情報は書式に頼らず文章で伝える
まとめ
Gmailでのペースト時の書式問題は、プレーンテキスト貼り付け(Ctrl+Shift+V または Command+Shift+V)で簡単に解決できます。
今回お伝えした内容をまとめると:
- 書式トラブルの原因は、コピー元の書式情報が一緒に貼り付けられること
- プレーンテキスト貼り付けが最も簡単な解決法
- 必要に応じてGmail内で書式を再設定する
- スマートフォンでも同様の対処が可能
これらの方法を覚えておけば、もう書式で悩むことはありません。きれいで読みやすいメールを送って、相手に好印象を与えましょう!
次回メールを作成するときは、ぜひこの記事で学んだテクニックを試してみてくださいね。きっと今までよりもスムーズにメール作成ができるはずです。


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