OneNoteで表を作成したけれど、「セルに色を付けて見やすくしたい」「重要な行だけ目立たせたい」と思ったことはありませんか?
実は、OneNoteの表の塗りつぶし機能はバージョンによって使えたり使えなかったりするため、多くの人が「どうやって色を付けるの?」「塗りつぶしボタンが見つからない!」と悩んでいます。
この記事では、OneNoteで表のセルを塗りつぶす方法を、バージョン別に分かりやすく解説します。塗りつぶしができない場合の対処法や、代替手段も詳しくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
OneNoteの表の塗りつぶし機能について知っておくべきこと
バージョンによって機能が異なる
OneNoteの表の塗りつぶし機能は、すべてのバージョンで利用できるわけではありません。
塗りつぶしが使えるバージョン:
- OneNote 2013以降(Windows デスクトップ版)
- OneNote 2016以降(Windows デスクトップ版)
- OneNote 2019(Windows デスクトップ版)
- Microsoft 365版のOneNote(Windows デスクトップ版)
- OneNote for Mac 2016以降
塗りつぶしが使えないバージョン:
- OneNote 2010(この機能は未実装)
- OneNote for Windows 10(ストアアプリ版)では制限あり
- OneNote Online(ブラウザ版)では制限あり
- OneNote for iPad/iPhone(モバイル版)では直接的な機能なし
お使いのOneNoteのバージョンによって、この記事で紹介する方法が使えるかどうかが変わります。まずは自分が使っているバージョンを確認しましょう。
OneNoteのバージョン確認方法
Windows版の場合:
- OneNoteを開きます
- 画面左上の「ファイル」をクリックします
- 「アカウント」または「情報」を選択します
- 「OneNoteのバージョン情報」または「バージョン情報」をクリックします
- バージョン番号が表示されます
Mac版の場合:
- OneNoteを開きます
- 画面上部のメニューバーから「OneNote」をクリックします
- 「OneNoteについて」を選択します
- バージョン番号が表示されます
【基本】OneNoteで表のセルを塗りつぶす方法
Windows デスクトップ版(2013以降)の手順
OneNote 2013以降のWindowsデスクトップ版では、専用の塗りつぶし機能が搭載されています。
ステップ1:塗りつぶしたいセルを選択する
塗りつぶしたいセルをクリックして選択します。
複数のセルを選択する方法:
- 隣接する複数のセル:最初のセルをクリックしてから、マウスをドラッグして範囲選択します
- 行全体:行内の任意のセルをクリックし、「表」タブの「行の選択」をクリックします
- 列全体:列内の任意のセルをクリックし、「表」タブの「列の選択」をクリックします
ステップ2:表ツールのタブを開く
表内にカーソルがある状態で、リボン(画面上部のメニュー)に「表」または「表ツール」というタブが自動的に表示されます。
このタブが表示されない場合は、表の中を一度クリックしてください。表を選択すると、自動的にタブが現れます。
ステップ3:「レイアウト」タブを確認する
「表」タブをクリックすると、表に関する様々な機能が表示されます。
OneNoteのバージョンによって表示が少し異なりますが、以下のいずれかの方法で塗りつぶしができます。
ステップ4:「塗りつぶし」ボタンをクリックする
リボンの右側に「塗りつぶし」または「Shading」というボタンがあります。
このボタンの右側にある小さな下向き矢印(▼)をクリックしてください。カラーパレット(色の一覧)が表示されます。
ステップ5:色を選択する
表示されたカラーパレットから、塗りつぶしたい色をクリックします。
色の種類:
- テーマの色:OneNoteのテーマに合わせた色
- 標準の色:基本的な色(赤、青、緑など)
- その他の色:「その他の色」をクリックすると、さらに詳細な色を選択できます
色を選択すると、選択していたセルが即座に塗りつぶされます。
ステップ6:塗りつぶしを確認する
表の外をクリックして選択を解除し、塗りつぶしが適用されているか確認しましょう。
Mac版(2016以降)の手順
Mac版のOneNoteでも、Windows版とほぼ同じ手順で塗りつぶしができます。
基本手順:
- 塗りつぶしたいセルまたはセル範囲を選択します
- リボンの「表」タブをクリックします
- 「塗りつぶし」ボタンの横にある▼をクリックします
- カラーパレットから好きな色を選択します
Mac版でも、行全体や列全体を選択して一度に塗りつぶすことができます。
塗りつぶしを解除する方法
セルの塗りつぶしを削除して、元の透明な背景に戻したい場合の手順です。
手順:
- 塗りつぶしを解除したいセルを選択します
- 「表」タブの「塗りつぶし」ボタンをクリックします
- カラーパレットの一番上または左上にある「塗りつぶしなし」や「透明」を選択します
これでセルの背景色が削除され、元の状態に戻ります。
【応用】効果的な表の塗りつぶしテクニック
テクニック1:見出し行に色を付ける
表の一番上の行(見出し行)に色を付けると、どの列が何を表しているのか一目で分かりやすくなります。
おすすめの方法:
- 表の最初の行全体を選択します
- 落ち着いた色(薄いグレー、薄い青など)で塗りつぶします
- 文字を太字にすると、さらに見やすくなります
見出し行には、あまり濃い色を使わないのがポイントです。濃すぎると文字が読みにくくなってしまいます。
テクニック2:交互に行を塗りつぶす(縞模様)
1行おきに色を付けることで、データが多い表でも行を見失わずに済みます。
手順:
- 2行目を選択して薄い色で塗りつぶします
- 4行目を選択して同じ色で塗りつぶします
- 6行目、8行目…と続けて、偶数行だけ塗りつぶします
この方法は、スケジュール表やデータの一覧表に特に効果的です。
色選びのコツ:
交互塗りつぶしには、薄いグレー(#F2F2F2)や薄い青(#E6F2FF)など、目立ちすぎない色がおすすめです。
テクニック3:重要なセルを強調する
特定の情報だけを目立たせたいときは、そのセルだけ目立つ色で塗りつぶします。
用途別のおすすめ色:
- 注意や警告:薄い赤またはオレンジ
- 完了や成功:薄い緑
- 情報や補足:薄い黄色
- 重要:薄い紫
ただし、色を使いすぎると逆に見にくくなるので、本当に強調したい部分にだけ使いましょう。
テクニック4:列ごとに色を分ける
横に長い表の場合、列ごとに異なる色を付けると、どの情報がどの列に属しているか分かりやすくなります。
手順:
- 最初の列を選択して薄い青で塗りつぶします
- 2番目の列を選択して薄い緑で塗りつぶします
- 3番目の列を選択して薄いオレンジで塗りつぶします
この方法は、プロジェクトの進捗管理表や比較表に向いています。
塗りつぶしができない場合の原因と対処法
原因1:OneNoteのバージョンが古い
OneNote 2010以前のバージョンでは、表の塗りつぶし機能がそもそも実装されていません。
対処法:
OneNote 2013以降にアップグレードする必要があります。
アップグレード方法:
- Microsoft 365のサブスクリプションに加入している場合:最新版のOneNoteを無料でダウンロードできます
- 単体購入の場合:Microsoft公式サイトから新しいバージョンを購入してインストールします
原因2:表ではなくTabキーで作った疑似表を使っている
OneNoteでは、Tabキーを押すと自動的に表のような見た目になりますが、これは本当の表ではありません。
確認方法:
表の中をクリックしたとき、リボンに「表」タブが表示されるかどうかを確認してください。
「表」タブが表示されない場合は、疑似表(Tabキーで作った表)である可能性が高いです。
対処法:
正式な表に変換する必要があります。
- 疑似表の内容をすべてコピーします
- 内容を削除します
- 「挿入」タブから「表」を選択して、正式な表を作成します
- コピーしておいた内容を新しい表に貼り付けます
これで塗りつぶし機能が使えるようになります。
原因3:「表」タブが表示されない
表の中にカーソルがあるのに「表」タブが表示されない場合があります。
対処法:
方法1:表を再度クリックする
一度表の外をクリックしてから、もう一度表の中をクリックしてみてください。
方法2:OneNoteを再起動する
OneNoteを完全に終了してから、もう一度開いて試してみます。
方法3:リボンの表示設定を確認する
リボンが折りたたまれている場合は、展開して表示させます。
原因4:Web版やモバイル版を使っている
OneNote Online(ブラウザ版)やモバイルアプリでは、デスクトップ版と比べて機能が制限されています。
対処法:
可能であれば、Windows版またはMac版のデスクトップアプリを使用してください。
どうしてもWeb版やモバイル版を使う必要がある場合は、この記事の後半で紹介する「代替方法」を試してみましょう。
原因5:OneNoteのアップデートが必要
OneNoteのバージョンは合っているのに塗りつぶし機能が使えない場合、アプリが最新版でない可能性があります。
対処法:
Windows版のアップデート方法:
- OneNoteを開きます
- 「ファイル」→「アカウント」または「Office アカウント」をクリックします
- 「更新オプション」→「今すぐ更新」をクリックします
- アップデートが完了したら、OneNoteを再起動します
Mac版のアップデート方法:
- Mac App Storeを開きます
- 「アップデート」タブをクリックします
- OneNoteのアップデートがある場合は「アップデート」ボタンをクリックします
塗りつぶし機能が使えない場合の代替方法
代替方法1:蛍光ペン機能を使う
OneNoteには蛍光ペン機能があり、これを表の中で使うことで疑似的な塗りつぶし効果が得られます。
手順:
- 塗りつぶしたいセル内のテキストを選択します
- 「ホーム」タブの「テキストの蛍光ペン」ボタンをクリックします
- 好きな色を選択します
注意点:
この方法は文字の背景にのみ色が付くため、セル全体の塗りつぶしにはなりません。また、セル内に文字がない場合は使えません。
代替方法2:1×1の表を使って段落に色を付ける
既存のテキストに背景色を付けたい場合に使える裏技です。
手順:
- 色を付けたいテキストをコピーします
- 元のテキストを削除します
- 「挿入」タブから1行1列の表を作成します
- 作成した1×1の表にテキストを貼り付けます
- 表を選択して塗りつぶしを適用します
この方法を使えば、通常の段落でも背景色を付けたように見せることができます。
表の罫線を消す方法:
表タブの「罫線を表示しない」をクリックすると、枠線が消えて自然な見た目になります。
代替方法3:図形を背景に配置する
少し上級者向けですが、図形を表の背景に重ねる方法もあります。
手順:
- 「描画」タブから「図形」を選択します
- 四角形を選び、表のセルと同じサイズで描きます
- 図形を右クリックして「順序」→「背面へ移動」を選択します
- 図形を表のセルの位置に移動します
メリット:
この方法なら、塗りつぶし機能がないバージョンでもカラフルな表が作れます。
デメリット:
テキストを編集するたびに図形の位置やサイズを調整する必要があるため、手間がかかります。
代替方法4:Excelの表を貼り付ける
最も確実で見栄えの良い表を作る方法は、Excelで作成した表をOneNoteに貼り付けることです。
手順:
- Excelで表を作成し、セルの塗りつぶしや書式設定を行います
- 完成した表の範囲を選択してコピーします
- OneNoteを開いて、貼り付けたい位置をクリックします
- 「Ctrl + V」で貼り付けます
貼り付けの種類:
画像として貼り付け(デフォルト):
Excelの見た目がそのまま画像として貼り付けられます。見た目は完璧ですが、OneNote上では編集できません。
Excelスプレッドシートとして貼り付け:
貼り付け時に「貼り付けのオプション」から「スプレッドシート」を選択すると、埋め込まれたExcelファイルとして貼り付けられます。この場合、ダブルクリックするとExcelが開いて編集できます。
どちらを選ぶべきか:
- 表を変更する予定がない場合:画像として貼り付け
- 後で数値やテキストを変更する可能性がある場合:スプレッドシートとして貼り付け
代替方法5:Onetasticアドインを使う
Onetasticは、OneNoteの機能を拡張する無料のアドインツールです。
Onetasticでできること:
- 表の交互行に自動で色を付ける
- 複数のセルに一度に色を設定する
- カスタムカラーを使う
インストール方法:
- Onetastic公式サイト(getonetastic.com)にアクセスします
- 「Download」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードします
- ダウンロードしたファイルを実行してインストールします
- OneNoteを再起動します
インストール後、OneNoteのリボンに「Onetastic」タブが追加され、様々なマクロ機能が使えるようになります。
注意点:
Onetasticは非公式のサードパーティ製ツールです。使用は自己責任で行ってください。
見やすい表を作るための色使いのコツ
原則1:色は3色以内に抑える
表に使う色が多すぎると、逆に見にくくなってしまいます。
基本的には、メインカラー1色、サブカラー1〜2色程度に抑えましょう。
良い例:
- 見出し行:薄いグレー
- データ行:白と薄い青を交互に使用
- 重要なセル:薄い黄色
原則2:薄い色を使う
濃い色で塗りつぶすと、文字が読みにくくなります。
特に黒い文字を使う場合は、薄めの背景色を選びましょう。
おすすめの薄色:
- 薄いグレー:#F2F2F2
- 薄い青:#E6F2FF
- 薄い緑:#E6FFE6
- 薄い黄色:#FFFACD
- 薄いピンク:#FFE6F0
原則3:色に意味を持たせる
色を使うときは、それぞれの色に意味を持たせると分かりやすくなります。
色と意味の対応例:
- 赤系:注意、警告、未完了、重要度高
- 黄系:保留、確認中、注意喚起
- 緑系:完了、承認、良好
- 青系:情報、参考、中立
- グレー:通常、補助情報
同じノートブック内では、色の意味を統一することが大切です。
原則4:コントラストを意識する
背景色と文字色のコントラスト(明暗の差)が弱いと、文字が読みにくくなります。
良い組み合わせ:
- 薄い背景色 + 黒い文字
- 薄い背景色 + 濃いグレーの文字
避けるべき組み合わせ:
- 濃い背景色 + 黒い文字
- 薄い背景色 + 薄い文字
原則5:印刷を考慮する
OneNoteのノートを印刷する予定がある場合は、印刷時の見え方も考慮しましょう。
- モノクロ印刷の場合:グレーの濃淡で区別できるようにする
- カラー印刷の場合:印刷用紙に近い薄い色は避ける(見えにくくなる)
表作成の効率を上げるコツ
コツ1:よく使う配色をテンプレート化する
同じような表を何度も作る場合は、一度作った表をテンプレートとして保存しておきましょう。
手順:
- 理想的な配色の表を作成します
- その表を含むページ全体をコピーします
- 新しいページに貼り付けて、必要な部分だけ修正します
または、OneNoteのページテンプレート機能を使えば、いつでも同じデザインの表を呼び出せます。
コツ2:Excelのテンプレートを活用する
複雑な表や計算が必要な表は、最初からExcelで作ることを検討しましょう。
Excelテンプレートの作り方:
- Excelでよく使う表のフォーマットを作ります
- 塗りつぶしや罫線などの書式を設定します
- Excelファイルとして保存します
- 必要なときにExcelで開いて内容を入力し、OneNoteに貼り付けます
この方法なら、毎回同じ品質の表を素早く作成できます。
コツ3:キーボードショートカットを活用する
表の操作を速くするためのショートカットキーを覚えましょう。
便利なショートカット:
- 新しい行を追加:最後のセルで「Enter」
- 新しい列を追加:最後のセルで「Tab」
- 行を削除:行を選択して「Delete」
- 列を削除:列を選択して「Delete」
ただし、塗りつぶしについては専用のショートカットがないため、マウス操作が必要です。
トラブルシューティング
問題1:塗りつぶした色が印刷されない
OneNoteの表の塗りつぶしは画面上では表示されても、印刷時に色が出ないことがあります。
原因:
プリンターの設定で「白黒印刷」になっている可能性があります。
対処法:
- 印刷設定を開きます
- 「カラー」または「カラー印刷」を選択します
- 印刷プレビューで色が表示されることを確認します
問題2:塗りつぶしが他のデバイスで表示されない
デスクトップ版で塗りつぶした表が、モバイル版やWeb版で正しく表示されないことがあります。
原因:
異なるプラットフォーム間での同期に時間がかかっている、または一部の書式が対応していない可能性があります。
対処法:
- しばらく待ってから、もう一度確認します
- 手動で同期を実行します(「ファイル」→「情報」→「今すぐ同期」)
- どうしても表示されない場合は、Excelの表として貼り付けることを検討します
問題3:表の動作が遅くなる
大きな表や複雑な塗りつぶしを多用すると、OneNoteの動作が重くなることがあります。
対処法:
- 表を複数の小さな表に分割します
- 不要な色や書式を減らします
- OneNoteのキャッシュをクリアします
- パソコンのメモリやストレージに十分な空き容量があるか確認します
問題4:色がにじんで見える
一部のディスプレイ設定では、塗りつぶしの色がにじんだように見えることがあります。
対処法:
- より明確な色(純色に近い色)を使用します
- ディスプレイの解像度設定を確認します
- OneNoteの表示倍率(ズーム)を調整してみます
よくある質問(FAQ)
Q1:OneNote 2010でも表を塗りつぶせますか?
いいえ、OneNote 2010には表の塗りつぶし機能がありません。
この機能はOneNote 2013から追加されたため、2010以前のバージョンでは使えません。どうしても塗りつぶしが必要な場合は、この記事で紹介した代替方法(蛍光ペン、図形、Excelの活用など)を試してみてください。
Q2:OneNote Onlineでも塗りつぶしはできますか?
OneNote Online(ブラウザ版)でも、基本的な塗りつぶし機能は使えます。
ただし、デスクトップ版と比べて機能が制限されている場合があります。完全な機能を使いたい場合は、Windows版またはMac版のデスクトップアプリを使用することをおすすめします。
Q3:スマートフォンやタブレットでも塗りつぶしできますか?
OneNote for iPad/iPhoneには、直接的な塗りつぶし機能がありません。
モバイル版では、描画ツールを使って手動でセルを塗りつぶすことはできますが、デスクトップ版のような簡単な操作はできません。表の塗りつぶしが必要な場合は、パソコンで作業することをおすすめします。
Q4:塗りつぶしの色を後から一括で変更できますか?
残念ながら、OneNoteには塗りつぶしの色を一括変更する機能はありません。
色を変えたいセルを一つずつ選択して、新しい色を適用する必要があります。複数のセルを範囲選択してから色を変更することはできますが、表全体の色を一度に変える機能はないため、最初に色を決めてから塗りつぶすことをおすすめします。
Q5:グラデーションや模様は使えますか?
OneNoteの表の塗りつぶしは、単色のみ対応しています。
グラデーションや模様(パターン塗りつぶし)は使えません。ExcelやPowerPointのような高度な塗りつぶし機能が必要な場合は、それらのアプリで表を作成してからOneNoteに貼り付ける方法をおすすめします。
Q6:塗りつぶしの透明度は変更できますか?
OneNoteの標準機能では、塗りつぶしの透明度を調整することはできません。
選択できる色はすべて不透明です。半透明の効果が欲しい場合は、最初から薄い色を選ぶか、代替方法として図形の透明度を調整する方法を検討してください。
まとめ
OneNoteの表の塗りつぶし機能について、基本から応用まで詳しく解説してきました。
重要なポイントをおさらいします:
1. バージョンの確認が最優先
塗りつぶし機能はOneNote 2013以降で利用可能です。お使いのバージョンを確認して、2010以前の場合はアップグレードを検討しましょう。
2. 基本操作は簡単
表内のセルを選択 → 「表」タブを開く → 「塗りつぶし」ボタンから色を選ぶ。この3ステップで塗りつぶしができます。
3. 見やすい表を作る色使いのコツ
- 色は3色以内に抑える
- 薄めの色を使って文字を読みやすくする
- 色に意味を持たせて統一する
- 背景色と文字色のコントラストを意識する
4. 塗りつぶしができない場合の対処法
- バージョンが古い:アップグレードする
- 表タブが表示されない:正式な表として作り直す
- Web版やモバイル版:可能ならデスクトップ版を使う
- それでもダメなら:蛍光ペン、図形、Excelなどの代替方法を試す
5. Excelとの連携が最強
複雑な表や本格的な装飾が必要な場合は、Excelで作成してOneNoteに貼り付ける方法が最も確実で美しい仕上がりになります。
今日から実践してほしいこと:
まずは、シンプルな表を作って塗りつぶしを試してみましょう。見出し行だけ薄いグレーで塗りつぶすだけでも、表の見やすさが格段に向上します。
慣れてきたら、交互行の塗りつぶしや重要セルの強調など、この記事で紹介したテクニックを少しずつ取り入れてみてください。
OneNoteの表機能には制限もありますが、工夫次第で実用的で見やすい表を作ることができます。この記事が、あなたのOneNote活用をより便利にする手助けになれば幸いです。
ぜひ、今日から表の塗りつぶし機能を使って、見やすくて分かりやすいノートを作っていきましょう!


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