山道で赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたら、あなたはどうしますか?
「かわいそうに、どこかに迷子の赤ちゃんがいるのかな」と思って探しに行くでしょうか?
でも、ちょっと待ってください。もしかすると、それは「子泣き爺」という妖怪の仕業かもしれません。
この記事では、人の優しさにつけ込む恐ろしい妖怪「子泣き爺」についてわかりやすく解説していきます。
子泣き爺とは?

「子泣き爺(こなきじじい)」は、徳島県の山の中に現れる妖怪。
姿・見た目
子泣き爺の見た目には2パターンある。
- 老人の顔をした赤ん坊
- 赤ん坊の鳴き声をあげる老人
どちらにしろ老人の顔を持っていて、赤ん坊の泣き声をあげる。
特徴
子泣き爺は、一見無害な存在に見えるが、実はとても危険です。
特徴
- 山の中に現れ、ギャーギャーと泣く
- 人が抱き上げると、どんどん重くなっていく
- 子泣き爺が現れた次の日に地震が起こる
伝承
子泣き爺は、徳島県の山間部で語られてきた妖怪です。
基本的な昔話
- 山道を歩くと、どこからか泣き声が聞こえてくる
- 近づくと、赤ん坊が泣いていた
- あわれんで抱き上げると、赤ん坊がどんどん重くなる
- 赤ん坊を離そうとしても、全く引き剥がせずそのまま重さに押しつぶされて絶命
死にまではせずとも苦しめられるので、とても危険な存在。
まとめ
子泣き爺は、見た目と中身のギャップが最大の特徴の妖怪です。
重要なポイント
- 赤ん坊の姿と泣き声で人を油断させる
- 抱かれたら重くなり、人の命を奪う
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