Windows 11のPowerShellで文字サイズを変更する方法|大きく見やすくカスタマイズ!

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「Windows 11のPowerShellを使っているけど、文字が小さくて読みにくい…」
そんなふうに感じたことはありませんか?

PowerShellは標準だと文字が小さめで、長時間使うと目が疲れやすいです。

でも安心してください。
PowerShellにはウィンドウごとにフォントサイズを簡単に変えられる設定が用意されています。

この記事では、PowerShellの文字サイズを大きく(または小さく)変更する方法を、初心者にもわかるように丁寧に解説します。

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PowerShellの文字サイズを変えるメリット

PowerShellはコマンドを多用するツールです。

文字が小さいと入力ミスや読み間違いが起きやすく、作業効率が下がります。

文字サイズを調整するとこんなメリットが

  • 長時間作業しても目が疲れにくい
  • コードやエラーメッセージが読みやすくなる
  • プレゼンや説明時に画面を見せやすくなる
  • 入力ミスが減って作業効率がアップする

作業効率アップのためにも、最初に自分に合った文字サイズを設定しておくのがおすすめです。

PowerShellの文字サイズを変更する方法(基本編)

PowerShellは、ウィンドウ単位で文字サイズを変えられます。

この方法は従来のPowerShell(青い画面)で使える確実な方法です。

手順1:PowerShellを起動する

  1. Winキーを押す
  2. 「powershell」と入力
  3. 「Windows PowerShell」をクリック

手順2:プロパティを開く

PowerShellのウィンドウが開いたら、次のどちらかの方法でプロパティを開きます:

  • 方法A:ウィンドウの左上にあるPowerShellアイコンを右クリック
  • 方法B:ウィンドウの上部(タイトルバー)を右クリック

どちらの方法でも、メニューが表示されるので「プロパティ」を選択します。

手順3:フォント設定を変更する

  1. プロパティウィンドウが開いたら「フォント」タブをクリック
  2. ここで以下の設定を調整できます:
    • フォントの種類:Lucida Console、Consolas、MS ゴシックなど
    • サイズ:12、16、20、24など(数字が大きいほど文字も大きくなります)

手順4:設定を適用する

「OK」ボタンをクリックすると、設定がすぐに反映されます。文字が見やすいサイズになったか確認してみてください。

Windows Terminalでの文字サイズ変更

最近のWindows 11では、PowerShellが「Windows Terminal」という新しいアプリで起動する場合が増えています。この場合は設定方法が少し違います。

Windows Terminalかどうかの見分け方

  • 従来のPowerShell:青い背景で、ウィンドウのタイトルに「Windows PowerShell」と表示
  • Windows Terminal:黒い背景で、上部にタブがあり、モダンなデザイン

Windows Terminalでの設定手順

  1. Windows Terminalを開く(Win + X → 「ターミナル」)
  2. 上部の下向き三角マーク(▼)をクリック
  3. メニューから「設定」を選択
  4. 左側のメニューで「PowerShell」をクリック
  5. 「外観」または「フォント」の項目を探す
  6. フォントサイズの数値を変更(例:14 → 20)
  7. 「保存」ボタンをクリック

この設定は次回起動時も維持されます。

ショートカットでの一時的な拡大・縮小

Windows Terminalでは、もっと手軽な方法もあります:

  • 拡大Ctrl + マウスホイールを上に回す
  • 縮小Ctrl + マウスホイールを下に回す

この方法は一時的な変更なので、ターミナルを閉じると元に戻ります。

設定が保存されない場合の対処法

管理者権限のPowerShellで別途設定が必要

PowerShellを「管理者として実行」した場合、通常のPowerShellとは別の設定になります。

管理者権限でよく作業する場合は、そちらでも同じ設定をしておきましょう。

手順

  1. Winキーを押して「powershell」と入力
  2. 「Windows PowerShell」を右クリック
  3. 「管理者として実行」を選択
  4. 先ほどと同じ手順でフォント設定を変更

おすすめのフォント設定

初心者におすすめの設定をご紹介します:

フォントの種類

  • Consolas:プログラミング用に作られた見やすいフォント
  • Lucida Console:Windows標準で安定している
  • MS ゴシック:日本語が混じる場合に適している

フォントサイズ

  • デスクトップPC:16〜20
  • ノートPC:14〜18
  • プレゼン用:24以上

画面の大きさや解像度に合わせて調整してください。

トラブルシューティング

よくある問題と解決法

設定が反映されない

  • PowerShellを一度閉じて、再度開いてみる
  • 管理者権限の有無を確認する

フォントが小さすぎて設定画面が見えない

  • Ctrl + マウスホイールで一時的に拡大してから設定する(Windows Terminalの場合)
  • キーボードで操作:Tabキーで項目を移動、Enterで決定

設定画面が英語で表示される

  • 日本語版Windowsでも一部英語で表示される場合があります
  • 「Font」タブを探して、「Size」の数値を変更してください

まとめ

Windows 11でPowerShellの文字を見やすくしたいなら:

  • 従来のPowerShell(青い画面)→ プロパティのフォント設定で変更
  • Windows Terminal(黒い画面)→ 設定画面でフォントサイズを調整
  • 一時的な調整Ctrl + マウスホイールで拡大・縮小(Windows Terminalのみ)

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