【簡単解説】Microsoft Edge WebView2 Runtimeのバージョン確認方法|業務アプリや開発者必見!

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「WebView2 Runtimeのバージョンってどこで確認できるの?」
「業務アプリがWebView2対応だけど、環境に入っているかわからない…」
「開発しているアプリが正常に動作しないのは、WebView2のバージョンが古いから?」

このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

Microsoft Edge WebView2 Runtimeは、Windowsアプリの中でWeb技術(HTML、CSS、JavaScript)を表示できるようにする重要なコンポーネントです。
Microsoft Edge(Chromiumベース)の機能を内部的に使用するしくみで、多くの業務システムやElectronアプリが依存しています。

この記事では、WebView2 Runtimeのバージョンを確認する方法を、初心者から開発者まで、誰にでもわかりやすく詳しく解説します。

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  1. WebView2 Runtimeとは?基本をわかりやすく解説
    1. WebView2の基本的なしくみ
    2. なぜWebView2が必要なのか?
    3. WebView2を使用しているアプリの例
    4. WebView2のバージョンが重要な理由
  2. 方法1:Windowsの設定画面から確認(初心者向け)
    1. ステップ1:Windows設定を開く
    2. ステップ2:アプリ一覧にアクセス
    3. ステップ3:WebView2を検索
    4. ステップ4:バージョン情報の確認
    5. この方法のメリット・デメリット
  3. 方法2:PowerShellを使用した確認(中級者向け)
    1. PowerShellとは?
    2. ステップ1:PowerShellを起動
    3. ステップ2:バージョン確認コマンドの実行
    4. ステップ3:結果の確認
    5. より詳細な情報を取得する方法
    6. PowerShell使用時の注意点
  4. 方法3:コマンドプロンプトを使用した確認(中級者向け)
    1. コマンドプロンプトとは?
    2. ステップ1:コマンドプロンプトを起動
    3. ステップ2:レジストリ確認コマンドの実行
    4. ステップ3:結果の解釈
    5. レジストリとは?
    6. この方法のメリット・デメリット
  5. 方法4:ファイルシステムから確認(上級者向け)
    1. WebView2のインストール場所
    2. 確認手順
    3. この方法の利点
  6. バージョンが確認できない場合の対処法
    1. よくある原因と解決方法
    2. インストール方法の詳細
  7. WebView2バージョンの読み方と意味
    1. バージョン番号の構成
    2. バージョンの新旧判断
    3. アップデートのタイミング
  8. トラブルシューティング:よくある問題と解決法
    1. 問題1:アプリが「WebView2が必要」とエラーを表示
    2. 問題2:PowerShellコマンドが動作しない
    3. 問題3:レジストリアクセスエラー
    4. 問題4:複数バージョンが存在する
  9. 開発者向け:プログラムでのバージョン確認
    1. C# での確認方法
    2. JavaScript での確認方法
    3. バッチスクリプトでの確認
  10. セキュリティとアップデート管理
    1. セキュリティの重要性
    2. アップデート戦略
  11. よくある質問(FAQ)
    1. Q1: WebView2とEdgeブラウザのバージョンは同じ?
    2. Q2: WebView2を削除してもアプリは動作する?
    3. Q3: 古いWindowsでもWebView2は使える?
    4. Q4: WebView2の容量はどのくらい?
    5. Q5: 開発中のアプリで特定バージョンを指定できる?
  12. まとめ:WebView2バージョン管理のベストプラクティス
    1. 確認方法の選択指針
    2. 定期確認のおすすめ
    3. 管理のポイント

WebView2 Runtimeとは?基本をわかりやすく解説

WebView2の基本的なしくみ

Microsoft Edge WebView2 Runtimeは、Windowsアプリケーション内でWebコンテンツを表示するためのコンポーネントです。

簡単に言うと、アプリの開発者が「アプリの中にWebブラウザの機能を組み込みたい」と思ったときに使用するツールです。

なぜWebView2が必要なのか?

従来の問題点 昔のWindowsアプリでは、Webコンテンツを表示するために古いInternet Explorerの技術(WebBrowser コントロール)を使っていました。

しかし、この方法には以下のような問題がありました:

  • 表示できるWebサイトが限られる
  • 最新のWeb技術に対応していない
  • セキュリティの問題がある
  • 動作が遅くて不安定

WebView2による解決 WebView2では、最新のMicrosoft Edge(Chromiumベース)の技術を使用するため:

  • 最新のWebサイトが正しく表示される
  • 高速で安定した動作
  • 強固なセキュリティ
  • 豊富なWeb技術への対応

WebView2を使用しているアプリの例

Microsoft製品

  • Microsoft Teams(デスクトップ版)
  • Microsoft Office の一部機能
  • Visual Studio Code の一部機能

業務アプリケーション

  • 社内向けの業務システム
  • 各種ダッシュボードアプリ
  • データ分析ツール

開発ツール

  • Electronベースのアプリケーション
  • .NETアプリケーション
  • C++で開発されたアプリ

WebView2のバージョンが重要な理由

互換性の問題

  • 古いバージョンでは新しいWeb技術が使えない
  • アプリが要求するバージョンより古いと動作しない
  • セキュリティアップデートが適用されない

パフォーマンスの問題

  • 古いバージョンは動作が遅い
  • メモリ使用量が最適化されていない
  • 最新の高速化技術が使えない

方法1:Windowsの設定画面から確認(初心者向け)

最も簡単で確実な方法です。Windowsの基本操作ができれば誰でも実行できます。

ステップ1:Windows設定を開く

Windows 11の場合

  1. スタートボタン(画面左下のWindowsロゴ)をクリック
  2. 「設定」(歯車のアイコン)をクリック

Windows 10の場合

  1. スタートボタンをクリック
  2. 「設定」(歯車のアイコン)をクリック
  3. または、**「Windows + I」**キーを同時に押す

ステップ2:アプリ一覧にアクセス

Windows 11の場合

  1. 左側のメニューから**「アプリ」**をクリック
  2. **「インストール済みアプリ」**をクリック

Windows 10の場合

  1. **「アプリ」**をクリック
  2. **「アプリと機能」**を選択

ステップ3:WebView2を検索

  1. 画面上部の検索ボックスをクリック
  2. **「WebView2」**と入力
  3. 候補の中から**「Microsoft Edge WebView2 Runtime」**を探す

ステップ4:バージョン情報の確認

Windows 11の場合

  • アプリ名の下に直接バージョン番号が表示されます
  • 例:「Microsoft Edge WebView2 Runtime 118.0.2088.76」

Windows 10の場合

  • アプリ名をクリックすると詳細情報が表示されます
  • 「バージョン」の項目にバージョン番号が記載されています

この方法のメリット・デメリット

メリット

  • 特別な知識が不要
  • 視覚的にわかりやすい
  • 間違いが起こりにくい

デメリット

  • 検索に時間がかかる場合がある
  • 詳細な情報は表示されない

方法2:PowerShellを使用した確認(中級者向け)

PowerShellを使うことで、より詳細な情報を素早く取得できます。

PowerShellとは?

PowerShellは、Windowsに標準で付属しているコマンドライン ツールです。文字だけでコンピューターに指示を与えることができる高機能なツールです。

ステップ1:PowerShellを起動

Windows 11の場合

  1. スタートボタンを右クリック
  2. **「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」**を選択

Windows 10の場合

  1. スタートボタンを右クリック
  2. **「Windows PowerShell(管理者)」**を選択

別の起動方法

  1. **「Windows + R」**キーを押す
  2. **「powershell」**と入力してEnterキー

ステップ2:バージョン確認コマンドの実行

以下のコマンドを入力してEnterキーを押します:

Get-ItemProperty 'HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}' | Select-Object pv

64bit Windowsの場合(上記で結果が表示されない場合):

Get-ItemProperty 'HKLM:\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}' | Select-Object pv

ステップ3:結果の確認

実行結果として以下のような表示が出ます:

pv
--
118.0.2088.76

この**「pv」**の値がWebView2 Runtimeのバージョン番号です。

より詳細な情報を取得する方法

詳細な情報が知りたい場合は、以下のコマンドを使用します:

Get-ItemProperty 'HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}'

これにより、以下のような詳細情報が表示されます:

  • pv:現在のバージョン
  • name:製品名
  • lastupdate:最終更新日時
  • lastrollcall:最終確認日時

PowerShell使用時の注意点

管理者権限について

  • 一部の情報は管理者権限が必要な場合があります
  • 確実な結果を得るため、管理者として実行することをおすすめします

エラーが出る場合

  • WebView2がインストールされていない
  • レジストリのパスが異なる(稀なケース)
  • アクセス権限に問題がある

方法3:コマンドプロンプトを使用した確認(中級者向け)

コマンドプロンプトでも同様の確認が可能です。PowerShellよりもシンプルなコマンドです。

コマンドプロンプトとは?

コマンドプロンプトは、Windowsの従来型のコマンドライン インターフェースです。PowerShellよりもシンプルで、基本的なコマンドに特化しています。

ステップ1:コマンドプロンプトを起動

起動方法1

  1. **「Windows + R」**キーを押す
  2. **「cmd」**と入力してEnterキー

起動方法2

  1. スタートメニューを開く
  2. **「コマンドプロンプト」**を検索して起動

管理者として起動

  1. スタートメニューで**「コマンドプロンプト」**を検索
  2. 右クリックして**「管理者として実行」**を選択

ステップ2:レジストリ確認コマンドの実行

以下のコマンドを入力してEnterキーを押します:

reg query "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}" /v pv

64bit Windows環境の場合(上記で結果が出ない場合):

reg query "HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}" /v pv

ステップ3:結果の解釈

成功した場合、以下のような結果が表示されます:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}
    pv    REG_SZ    118.0.2088.76

この例では、**「118.0.2088.76」**がWebView2のバージョンです。

レジストリとは?

レジストリとは、Windowsがソフトウェアの設定情報を保存するデータベースのことです。WebView2のバージョン情報もここに記録されています。

この方法のメリット・デメリット

メリット

  • 高速で正確な結果
  • 自動化スクリプトに組み込める
  • 詳細な情報まで確認可能

デメリット

  • コマンドの入力が必要
  • エラーメッセージの解釈が必要
  • 初心者には難しい場合がある

方法4:ファイルシステムから確認(上級者向け)

WebView2の実際のファイルを確認する方法です。

WebView2のインストール場所

通常、WebView2は以下の場所にインストールされています:

C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeWebView\Application\

確認手順

  1. エクスプローラーを開く
  2. 上記のパスに移動
  3. フォルダー名がバージョン番号になっています
    • 例:「118.0.2088.76」

この方法の利点

  • ファイルの実在確認ができる
  • 複数バージョンがインストールされている場合の確認
  • ファイルサイズや更新日時も確認可能

バージョンが確認できない場合の対処法

よくある原因と解決方法

原因1:WebView2がインストールされていない

症状

  • アプリ一覧に表示されない
  • PowerShellやコマンドプロンプトでエラーが出る

解決方法

  1. Microsoft公式サイトからWebView2をダウンロード
  2. インストーラーを実行
  3. 再起動後に再確認

原因2:古いWindows バージョンを使用

症状

  • Windows 7や8.1で確認できない
  • レジストリパスが異なる

解決方法

  • Windows 10以降へのアップグレードを検討
  • 古いバージョン向けのWebView2をインストール

原因3:企業環境での制限

症状

  • 管理者権限が必要なコマンドが実行できない
  • レジストリアクセスが制限されている

解決方法

  • IT管理者に確認を依頼
  • 社内のソフトウェア管理システムで確認

インストール方法の詳細

公式ダウンロードサイト Microsoft公式の「Microsoft Edge WebView2」ページから最新版をダウンロードできます。

インストールの種類

Evergreen Bootstrapper

  • 最も一般的なインストール方法
  • 自動更新が有効
  • 個人用PCにおすすめ

Evergreen Standalone Installer

  • オフライン環境でのインストール用
  • 特定バージョンを固定したい場合

Fixed Version

  • 開発者向け
  • バージョンを固定したい企業環境

WebView2バージョンの読み方と意味

バージョン番号の構成

WebView2のバージョン番号は、通常「118.0.2088.76」のような形式です。

各部分の意味

  • 118:メジャーバージョン(大きな機能追加や変更)
  • 0:マイナーバージョン(小さな機能追加)
  • 2088:ビルド番号(バグ修正や細かい改善)
  • 76:リビジョン番号(緊急修正など)

バージョンの新旧判断

新しいバージョンの判断方法

  1. まず左端の数字(メジャーバージョン)を比較
  2. 同じ場合は次の数字(マイナーバージョン)を比較
  3. 以下同様に右へ進んで比較

  • 118.0.2088.76 と 117.0.2045.55 では、118の方が新しい
  • 118.0.2088.76 と 118.0.2090.30 では、2090の方が新しい

アップデートのタイミング

自動更新

  • WebView2は通常、自動的に更新されます
  • Microsoft Edgeと同じタイミングで更新

手動更新

  • 必要に応じて公式サイトから最新版をダウンロード
  • 企業環境では更新タイミングを制御することも可能

トラブルシューティング:よくある問題と解決法

問題1:アプリが「WebView2が必要」とエラーを表示

原因

  • WebView2がインストールされていない
  • 必要なバージョンより古い

解決方法

  1. この記事の方法でバージョンを確認
  2. 必要に応じて最新版をインストール
  3. アプリを再起動

問題2:PowerShellコマンドが動作しない

エラー例 「実行ポリシーによりスクリプトの実行が無効になっています」

解決方法

  1. PowerShellを管理者として起動
  2. 以下のコマンドを実行: Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
  3. 「Y」を入力して承認

問題3:レジストリアクセスエラー

症状

  • 「アクセスが拒否されました」
  • 「レジストリキーが見つかりません」

解決方法

  1. コマンドプロンプトまたはPowerShellを管理者として実行
  2. ユーザーアカウント制御(UAC)の設定を確認
  3. 企業環境の場合はIT管理者に相談

問題4:複数バージョンが存在する

症状

  • ファイルシステムに複数のバージョンフォルダがある
  • アプリによって使用バージョンが異なる

対処法

  1. 最新バージョンを確認
  2. 古いバージョンの削除を検討
  3. アプリケーション固有の設定を確認

開発者向け:プログラムでのバージョン確認

C# での確認方法

using Microsoft.Win32;

string GetWebView2Version()
{
    string keyPath = @"SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}";
    
    using (RegistryKey key = Registry.LocalMachine.OpenSubKey(keyPath))
    {
        if (key != null)
        {
            return key.GetValue("pv")?.ToString();
        }
    }
    
    // 64bit環境での確認
    keyPath = @"SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}";
    using (RegistryKey key = Registry.LocalMachine.OpenSubKey(keyPath))
    {
        return key?.GetValue("pv")?.ToString();
    }
}

JavaScript での確認方法

WebView2内で実行する場合:

// WebView2環境でのユーザーエージェント確認
const userAgent = navigator.userAgent;
const edgeVersion = userAgent.match(/Edg\/(\d+\.\d+\.\d+\.\d+)/);
if (edgeVersion) {
    console.log('WebView2 Version:', edgeVersion[1]);
}

バッチスクリプトでの確認

@echo off
reg query "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}" /v pv 2>nul
if %errorlevel% neq 0 (
    reg query "HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\EdgeUpdate\Clients\{F1E7D1FD-BCED-4F61-B4FF-3A09E56C3EBF}" /v pv 2>nul
)

セキュリティとアップデート管理

セキュリティの重要性

WebView2のセキュリティリスク

  • 古いバージョンには既知の脆弱性が存在
  • Webコンテンツを扱うため攻撃の対象になりやすい
  • 定期的なアップデートが必要

推奨されるセキュリティ対策

  • 最新バージョンの維持
  • セキュリティ情報の定期確認
  • 不要な機能の無効化

アップデート戦略

個人環境

  • 自動更新を有効にする
  • 月1回程度の手動確認
  • 重要なアプリ使用前の確認

企業環境

  • テスト環境での事前検証
  • 段階的な展開計画
  • ロールバック計画の準備

よくある質問(FAQ)

Q1: WebView2とEdgeブラウザのバージョンは同じ?

A: 基本的に同じですが、完全に一致しない場合もあります。

理由

  • WebView2は独立したコンポーネント
  • 更新タイミングが若干異なる場合がある
  • 企業環境では更新設定が異なる場合がある

Q2: WebView2を削除してもアプリは動作する?

A: WebView2に依存するアプリは動作しません。

影響を受けるアプリ

  • Microsoft Teams
  • 一部のOfficeアプリ
  • Electronベースのアプリ
  • .NETアプリ(WebView2使用)

Q3: 古いWindowsでもWebView2は使える?

A: はい、ただし制限があります。

対応OS

  • Windows 7 SP1 以降
  • Windows 8.1
  • Windows 10/11

制限事項

  • 一部の新機能は使用不可
  • パフォーマンスが劣る場合がある

Q4: WebView2の容量はどのくらい?

A: 約100-200MB程度です。

詳細

  • インストールサイズ:約100-150MB
  • ランタイム使用時:追加で50-100MB
  • キャッシュ:使用量に応じて増加

Q5: 開発中のアプリで特定バージョンを指定できる?

A: はい、可能です。

方法

  • Fixed Versionの使用
  • 最小必要バージョンの指定
  • 互換性チェックの実装

まとめ:WebView2バージョン管理のベストプラクティス

Microsoft Edge WebView2 Runtimeのバージョン確認方法をまとめると:

確認方法の選択指針

初心者の方

  • Windows設定画面からの確認がおすすめ
  • 視覚的でわかりやすく、間違いが少ない

中級者・管理者の方

  • PowerShellまたはコマンドプロンプトを活用
  • スクリプト化による自動確認も可能

開発者の方

  • プログラム内での動的確認
  • CI/CDパイプラインへの組み込み

定期確認のおすすめ

確認頻度

  • 個人使用:月1回程度
  • 業務環境:週1回程度
  • 重要システム:随時

確認タイミング

  • 新しいアプリのインストール前
  • システムアップデート後
  • 不具合が発生した際

管理のポイント

バージョン管理

  • 最新バージョンの維持
  • セキュリティアップデートの迅速な適用
  • 互換性の事前確認

トラブル予防

  • 定期的なバージョン確認
  • ログの監視と分析
  • バックアップ・ロールバック計画

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