Macを使っていて
「マウスでいちいちメニューを開くのが面倒」
「もっとサクサク作業できたらいいのに」
と思ったことはありませんか?
その悩み、ショートカットキーで解決できます!キーボードだけで操作できれば、作業スピードが驚くほど上がるんです。
今回は、初心者の方にもわかりやすく、そして上級者にも役立つ「Macショートカット一覧」を段階別に整理しました。
まずは「これだけ覚えればOK!」という厳選ショートカットから始めていきましょう。
まずはここから!基本ショートカット(初心者向け)

毎日使う基本の6つ
操作内容 | ショートカットキー | 使う場面 |
---|---|---|
コピー | ⌘ + C | 文章や画像をコピーしたいとき |
ペースト(貼り付け) | ⌘ + V | コピーしたものを貼り付けたいとき |
カット(切り取り) | ⌘ + X | 文章を移動させたいとき |
元に戻す | ⌘ + Z | 間違えて削除したときなど |
全選択 | ⌘ + A | 文章全体を選択したいとき |
検索 | ⌘ + F | ページ内で文字を探したいとき |
なぜこの6つから始めるのか
これらはどのアプリでも共通して使える基本操作です。
ブラウザでもメールでも文書作成でも、同じショートカットが使えます。
練習のコツ
- 今まで右クリック→コピーしていたところを
⌘ + C
に変える - 慣れるまでは「コマンド・シー」と心の中で言いながら押す
- 1週間続ければ自然に指が動くようになります
一度覚えれば、マウスに手を伸ばす回数がぐっと減って、作業がスムーズになります。次は、ファイルやウィンドウの操作について見ていきましょう。
ファイル・ウィンドウ操作編(中級者向け)
Finderやアプリの操作を効率化
操作内容 | ショートカットキー | 使う場面 |
---|---|---|
新規ウィンドウを開く | ⌘ + N | 新しいFinderウィンドウが欲しいとき |
タブを切り替える | ⌘ + Shift + ] または ⌘ + Shift + [ | ブラウザのタブを切り替えたいとき |
ファイル名変更 | Enter (ファイル選択中) | ファイル名を変えたいとき |
ファイルをゴミ箱へ | ⌘ + Delete | 不要なファイルを削除したいとき |
ウィンドウを閉じる | ⌘ + W | 今開いているウィンドウを閉じたいとき |
アプリを完全終了 | ⌘ + Q | アプリを完全に終了させたいとき |
Macならではの便利な操作
操作内容 | ショートカットキー | 使う場面 |
---|---|---|
フォルダを上に移動 | ⌘ + ↑ | 一つ上の階層に移動したいとき |
選択したフォルダに入る | ⌘ + ↓ | フォルダの中身を見たいとき |
複製を作成 | ⌘ + D | ファイルのコピーを作りたいとき |
新規フォルダ作成 | ⌘ + Shift + N | 新しいフォルダを作りたいとき |
実際の使用例
ファイル整理のとき
⌘ + N
で新しいFinderウィンドウを開く⌘ + Shift + N
で新しいフォルダを作成- ファイルを選択して
⌘ + X
で切り取り - フォルダに
⌘ + V
で貼り付け
これで、マウスを使わずにファイル整理ができます。
作業スピードが上がる時短ショートカット(上級者向け)
プロが使う効率化テクニック
操作内容 | ショートカットキー | 使う場面 |
---|---|---|
アプリ間切り替え | ⌘ + Tab | 複数のアプリを行き来したいとき |
スクリーンショット(全体) | ⌘ + Shift + 3 | 画面全体を画像にしたいとき |
スクリーンショット(範囲選択) | ⌘ + Shift + 4 | 画面の一部だけを画像にしたいとき |
Spotlight検索 | ⌘ + Space | アプリやファイルを素早く見つけたいとき |
デスクトップ表示 | F11 または fn + F11 | デスクトップを一瞬で表示したいとき |
ファイルのプレビュー | Space (ファイル選択中) | ファイルを開かずに中身を確認したいとき |
さらに上級者向けの操作
操作内容 | ショートカットキー | 使う場面 |
---|---|---|
アプリを強制終了 | ⌘ + Option + Esc | アプリが固まったとき |
隠しファイルの表示切替 | ⌘ + Shift + . | 隠しファイルを表示/非表示したいとき |
最近使った項目 | ⌘ + Shift + F | 最近使ったファイルを探したいとき |
Dock を隠す/表示 | ⌘ + Option + D | 画面を広く使いたいとき |
プロ向け活用術
⌘ + Tab
の効果的な使い方
- 指を離さずに Tab を複数回押すと、アプリを順番に選択できる
- よく使うアプリの順番を覚えておくと、瞬時に切り替え可能
⌘ + Space
(Spotlight)の活用法
- アプリ名の最初の数文字を入力するだけで起動
- 計算機能もあり「100+50」と入力すると計算結果が表示
- ファイル名で検索すると、場所がわからないファイルもすぐ発見
⌘ + Shift + 4
の応用テクニック
- 範囲選択後にスペースキーを押すと、特定のウィンドウだけをキャプチャ
- Control キーを同時に押すと、クリップボードに保存(ファイルは作らない)
これらを使いこなせば、Macの操作がまるで魔法のように軽快になります。
テキスト編集の便利ショートカット

文章作成がもっと楽になる
操作内容 | ショートカットキー | 使う場面 |
---|---|---|
行の最初に移動 | ⌘ + ← | 行の始まりにカーソルを移動 |
行の最後に移動 | ⌘ + → | 行の終わりにカーソルを移動 |
文書の最初に移動 | ⌘ + ↑ | 文書の一番上に移動 |
文書の最後に移動 | ⌘ + ↓ | 文書の一番下に移動 |
単語単位で移動 | Option + ←/→ | 単語ごとにカーソル移動 |
行を削除 | ⌘ + Delete | カーソルがある行を丸ごと削除 |
選択と削除のテクニック
操作内容 | ショートカットキー | 使う場面 |
---|---|---|
行の最初まで選択 | ⌘ + Shift + ← | 行の始まりまで一気に選択 |
行の最後まで選択 | ⌘ + Shift + → | 行の終わりまで一気に選択 |
単語を選択 | Option + Shift + ←/→ | 単語単位で選択 |
文書全体を選択 | ⌘ + A | 全ての文章を選択 |
これらのショートカットを覚えると、長い文章の編集が格段に楽になります。
トラブル時の対処法
よくある問題と解決方法
ショートカットが効かないとき
- アプリが対応していない可能性(アプリのヘルプメニューで確認)
- 他のアプリがショートカットを使用している
- システム環境設定でショートカットが無効になっている
間違ったショートカットを覚えてしまったとき
- 正しいショートカットを意識して3回連続で使う
- 間違ったものは一時的に使わないようにする
まとめ
Macを効率よく使うためには、ショートカットキーの活用が欠かせません。
今日から始める3ステップ
- 基本の6つから覚える(コピー、ペースト、カット、元に戻す、全選択、検索)
- ファイル操作をマスターする(新規作成、タブ切り替え、ウィンドウ操作)
- 時短テクニックで作業効率をアップ(アプリ切り替え、スクリーンショット、Spotlight)
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