【保存版】Excelショートカットキー 一覧|作業効率が爆上がりする厳選キーまとめ

Excel

「Excelの作業、もっと早く終わらせたい…」そう感じたことはありませんか?

実は、マウス操作を最小限にしてキーボードだけで操作する方法=ショートカットキーを覚えるだけで、作業時間を半分以下に短縮することも可能です!

本記事では、初心者から中級者まで使えるExcelの便利なショートカットキーをカテゴリ別に一覧で紹介します。

スポンサーリンク
  1. ショートカットキーとは?
    1. 基本概念
    2. ショートカットキーの表記について
  2. 基本操作系ショートカット【必須レベル】
    1. 最重要:必ず覚えたい5つ
    2. その他の基本操作
    3. 実際の使用例
  3. セル編集・入力系ショートカット【効率重視】
    1. セル編集の基本
    2. オートフィル機能
    3. 便利な入力ショートカット
    4. 実用例:データ入力作業
  4. 選択・移動系ショートカット【ナビゲーション】
    1. 基本移動
    2. 範囲選択
    3. シート間の移動
    4. 実用例:大きな表の確認作業
  5. 書式・整形系ショートカット【見た目向上】
    1. 基本的な文字書式
    2. セルの書式設定
    3. リボンを使った書式設定
    4. 実用例:レポートの体裁を整える
  6. 行列の挿入・削除ショートカット【構造変更】
    1. 行・列の挿入
    2. 行・列の削除
    3. 実用例:データの整理
  7. 数式・関数系ショートカット【計算処理】
    1. 関数の入力
    2. 数式編集のコツ
    3. 実用例:売上集計表の作成
  8. フィルター・並び替え系ショートカット【データ分析】
    1. フィルター機能
    2. 並び替え
    3. 実用例:売上データの分析
  9. その他・便利系ショートカット【作業効率化】
    1. 特殊な機能
    2. 表示・画面操作
    3. 実用例:ファイル管理
  10. 覚え方のコツとトレーニング方法
    1. 段階的な習得方法
    2. 効果的な練習方法
    3. 覚えやすくするコツ
  11. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. ショートカットキーが効かない時は?
    2. Q2. WindowsとMacで違いはありますか?
    3. Q3. 覚えるのに時間がかかりそう…
    4. Q4. どのショートカットから覚えるべき?
  12. まとめ:ショートカットを使えば、Excelはもっと時短できる!
    1. 重要ポイント

ショートカットキーとは?

基本概念

ショートカットキーとは、キーボードの複数のキーを同時に押すことで、マウスでクリックする操作を省略できる機能です。

身近な例で考えてみよう:

  • コピー:右クリック → コピー → Ctrl + C(2秒短縮)
  • 貼り付け:右クリック → 貼り付け → Ctrl + V(2秒短縮)
  • 1日100回使えば、200秒 = 3分20秒の短縮

ショートカットキーの表記について

表記意味
+同時に押すCtrl + C = CtrlキーとCキーを同時押し
順番に押すAlt → H → M = Altを押してから、H、Mの順に押す
/どちらでもOKPageUp/Down = PageUpまたはPageDown

基本操作系ショートカット【必須レベル】

最重要:必ず覚えたい5つ

操作内容ショートカットキー使用頻度コツ
新しいブックを作成Ctrl + N⭐⭐⭐New(新しい)で覚える
保存するCtrl + S⭐⭐⭐⭐⭐Save(保存)で覚える
元に戻すCtrl + Z⭐⭐⭐⭐⭐最後のアルファベットZ
やり直すCtrl + Y⭐⭐⭐Zの次の文字Y
コピーCtrl + C⭐⭐⭐⭐⭐Copy(コピー)で覚える

その他の基本操作

操作内容ショートカットキー説明
ファイルを開くCtrl + OOpen(開く)
印刷するCtrl + PPrint(印刷)
ファイルを閉じるCtrl + WWindow(ウィンドウ)
貼り付けCtrl + VVの形が矢印っぽい
切り取りCtrl + XX(バツ)で切り取り
すべて選択Ctrl + AAll(すべて)
検索・置換Ctrl + FFind(見つける)
ヘルプを開くF1困った時のF1

実際の使用例

例:毎朝の売上データ入力作業
1. Ctrl + N (新しいファイルを作成)
2. データを入力
3. Ctrl + S (保存)
4. Ctrl + P (印刷)

従来:マウスで4回クリック(約20秒)
ショートカット:キーボードのみ(約5秒)
→ 15秒短縮!

セル編集・入力系ショートカット【効率重視】

セル編集の基本

操作内容ショートカットキー使う場面
セル編集モードにするF2セル内の文字を部分的に修正したい時
編集をキャンセルEsc間違えて編集を始めた時
編集を確定Enter入力完了時
改行を入力Alt + Enterセル内で改行したい時

オートフィル機能

操作内容ショートカットキー説明
上のセルをコピーCtrl + DDown(下向き)にコピー
左のセルをコピーCtrl + RRight(右向き)にコピー
連続データの入力Ctrl + Shift + End範囲選択してからCtrl+D

便利な入力ショートカット

操作内容ショートカットキー入力される内容
今日の日付を入力Ctrl + ;2024/1/15(実行日の日付)
現在の時刻を入力Ctrl + :14:30(実行時の時刻)
数式を開始=計算式の入力開始

実用例:データ入力作業

例:月次売上表の作成
1. A1に「日付」と入力
2. B1に「売上」と入力
3. A2に「2024/1/1」と入力
4. A2を選択してCtrl + D(下のセルにコピー)
5. B2に数式「=...」を入力
6. B2を選択してCtrl + D(下のセルにコピー)

→ 30日分のデータも数秒で準備完了!

選択・移動系ショートカット【ナビゲーション】

基本移動

操作内容ショートカットキー動き
セル移動矢印キー上下左右に1セルずつ移動
高速移動Ctrl + 矢印キーデータの端まで一気に移動
画面の移動Page Up/Down画面1つ分上下に移動
ファイルの先頭Ctrl + HomeA1セルに移動
データの末尾Ctrl + End最後のデータがあるセルに移動

範囲選択

操作内容ショートカットキー選択される範囲
行全体を選択Shift + Spaceカーソルがある行全体
列全体を選択Ctrl + Spaceカーソルがある列全体
データ範囲選択Ctrl + Shift + End現在地からデータ末尾まで
連続範囲選択Shift + 矢印キー矢印の方向に範囲を拡大

シート間の移動

操作内容ショートカットキー説明
次のシートへCtrl + Page Down右のシートタブに移動
前のシートへCtrl + Page Up左のシートタブに移動
新しいシート作成Shift + F11新しいワークシートを追加

実用例:大きな表の確認作業

例:1000行の売上データの確認
1. Ctrl + Home(表の先頭A1に移動)
2. Ctrl + End(データの末尾に移動)
3. Ctrl + Home(再び先頭に戻る)
4. Ctrl + →(行の最後の列に移動)
5. Ctrl + ↓(列の最後の行に移動)

→ マウスのスクロールなしで表全体を把握!

書式・整形系ショートカット【見た目向上】

基本的な文字書式

操作内容ショートカットキー効果
太字にするCtrl + BBold(太字)
斜体にするCtrl + IItalic(斜体)
下線を引くCtrl + UUnderline(下線)
取り消し線Ctrl + 5~~取り消し線~~

セルの書式設定

操作内容ショートカットキー開くダイアログ
セルの書式設定Ctrl + 1フォント、配置、罫線などの設定画面
数値の書式Ctrl + Shift + $通貨(円)形式
パーセント書式Ctrl + Shift + %パーセント形式
日付書式Ctrl + Shift + #日付形式

リボンを使った書式設定

操作内容ショートカットキー説明
中央揃えAlt → H → A → Cホーム→配置→中央揃え
セルの結合Alt → H → M → Cホーム→結合と中央揃え
罫線を引くAlt → H → Bホーム→罫線メニュー
背景色Alt → H → Hホーム→塗りつぶし

実用例:レポートの体裁を整える

例:月次レポートの見栄えを良くする
1. タイトル行を選択
2. Ctrl + B(太字にする)
3. Alt → H → A → C(中央揃え)
4. Alt → H → H(背景色を設定)
5. 数値部分を選択
6. Ctrl + Shift + $(通貨形式にする)

→ 5分でプロ仕様のレポートが完成!

行列の挿入・削除ショートカット【構造変更】

行・列の挿入

操作内容ショートカットキー実行前の準備
行を挿入Ctrl + Shift + +挿入したい位置の行を選択
列を挿入Ctrl + Shift + +挿入したい位置の列を選択
セルを挿入Ctrl + Shift + +挿入したい位置のセルを選択

行・列の削除

操作内容ショートカットキー実行前の準備
行を削除Ctrl + -削除したい行を選択
列を削除Ctrl + -削除したい列を選択
セルを削除Ctrl + -削除したいセルを選択
セルの内容をクリアDeleteクリアしたいセルを選択

実用例:データの整理

例:不要な行を削除してデータを整理
1. 削除したい行番号をクリック(行全体を選択)
2. Ctrl + -(行を削除)
3. 必要に応じて複数行を選択して一括削除
4. Delete(セルの内容のみクリア)

→ 大量データの整理も素早く完了!

数式・関数系ショートカット【計算処理】

関数の入力

操作内容ショートカットキー機能
関数の挿入Shift + F3関数ウィザードを開く
オートSUMAlt + =自動でSUM関数を挿入
数式の再計算F9すべての数式を再計算
参照形式の切り替えF4相対参照⇔絶対参照の切り替え

数式編集のコツ

操作内容ショートカットキー使う場面
数式バーにカーソル移動F2長い数式を編集したい時
数式の一部を選択Shift + 矢印キー数式の一部分だけ修正したい時
数式をコピーCtrl + D上のセルの数式をコピー

実用例:売上集計表の作成

例:各月の売上合計を計算
1. B13セルを選択(合計を表示したいセル)
2. Alt + =(オートSUMを起動)
3. Excel が自動でSUM(B2:B12)を提案
4. Enter(数式を確定)
5. B13を選択してCtrl + C(コピー)
6. C13:M13を選択してCtrl + V(貼り付け)

→ 12ヶ月分の合計が一瞬で完成!

フィルター・並び替え系ショートカット【データ分析】

フィルター機能

操作内容ショートカットキー機能
オートフィルターのON/OFFCtrl + Shift + Lフィルター機能の切り替え
フィルタードロップダウンAlt + ↓選択セルのフィルターメニューを開く

並び替え

操作内容ショートカットキー説明
昇順で並び替えAlt → H → S → Aホーム→並び替え→昇順
降順で並び替えAlt → H → S → Dホーム→並び替え→降順
カスタム並び替えAlt → H → S → Uホーム→並び替え→ユーザー設定

実用例:売上データの分析

例:顧客別売上の分析
1. データ範囲を選択
2. Ctrl + Shift + L(フィルターを有効化)
3. 顧客名の列でAlt + ↓(フィルターメニューを開く)
4. 特定の顧客のチェックを外す(その顧客のデータを非表示)
5. 売上列でAlt → H → S → D(降順で並び替え)

→ 高額顧客のデータだけを素早く抽出!

その他・便利系ショートカット【作業効率化】

特殊な機能

操作内容ショートカットキー使う場面
コメントの挿入Shift + F2セルに注釈を付けたい時
名前を付けて保存F12別名でファイルを保存したい時
印刷プレビューCtrl + F2印刷前の確認
ワークブックを閉じるCtrl + Wファイルを閉じる(アプリは開いたまま)
Excelを終了Alt + F4Excel自体を終了

表示・画面操作

操作内容ショートカットキー効果
ズームインCtrl + マウスホイール上画面を拡大
ズームアウトCtrl + マウスホイール下画面を縮小
100%表示Ctrl + 1 → Alt + V → Z → 1等倍表示に戻す
全画面表示Ctrl + Shift + F1リボンを非表示

実用例:ファイル管理

例:複数ファイルの効率的な管理
1. Ctrl + N(新しいファイルを作成)
2. データを入力
3. F12(名前を付けて保存)
4. Ctrl + N(また新しいファイルを作成)
5. Alt + Tab(Windowsのファイル切り替え)
6. Ctrl + W(不要なファイルを閉じる)

→ 複数ファイルの並行作業がスムーズ!

覚え方のコツとトレーニング方法

段階的な習得方法

レベル1:絶対に覚えたい基本5つ

  1. Ctrl + S(保存)
  2. Ctrl + C(コピー)
  3. Ctrl + V(貼り付け)
  4. Ctrl + Z(元に戻す)
  5. Ctrl + A(すべて選択)

レベル2:作業効率を上げる10個

  1. Ctrl + F(検索)
  2. F2(セル編集)
  3. Ctrl + D(上からコピー)
  4. Ctrl + 矢印キー(高速移動)
  5. Shift + Space(行選択)
  6. Ctrl + Space(列選択)
  7. Ctrl + 1(セル書式設定)
  8. Alt + =(オートSUM)
  9. Ctrl + Shift + L(フィルター)
  10. F12(名前を付けて保存)

レベル3:プロレベルの20個

  • 各カテゴリから重要なものを追加選択

効果的な練習方法

1. 毎日5個ずつ練習

月曜日:基本操作5個
火曜日:移動・選択5個
水曜日:書式設定5個
木曜日:数式・関数5個
金曜日:その他便利機能5個

2. チートシートの活用

  • デスクの見えるところにショートカット一覧を貼る
  • 最初は見ながらでOK
  • 1週間で自然に手が動くようになる

3. 実際の業務で使う

  • 普段の作業でマウスを使いそうになったら、ショートカットを思い出す
  • 「今回はショートカットで!」を意識する

覚えやすくするコツ

語呂合わせで覚える

  • Ctrl + S = Save(セーブ)
  • Ctrl + C = Copy(コピー)
  • Ctrl + V = Vの形が下向き矢印(貼り付け)
  • Ctrl + Z = アルファベットの最後Z(最後の操作を戻す)

指の位置で覚える

  • 左手はCtrl、右手はアルファベット
  • よく使うC、V、Zは右手の人差し指の近く
  • Alt系は左手親指でAltを押しながら右手で文字

よくある質問(FAQ)

Q1. ショートカットキーが効かない時は?

A: 以下を確認してください:

  1. NumLockの状態:数字キーが有効になっているか
  2. 日本語入力モード:英数字モードに切り替える
  3. セルの選択状態:正しいセルが選択されているか
  4. Excelのバージョン:古いバージョンでは対応していない場合がある

Q2. WindowsとMacで違いはありますか?

A: 主な違いは以下の通りです:

WindowsMac機能
CtrlCmdメインの修飾キー
AltOptionサブの修飾キー
F1fn + F1ファンクションキー

Q3. 覚えるのに時間がかかりそう…

A: 心配いりません!以下のステップで進めてください:

  1. 毎日3個だけ新しいショートカットを試す
  2. 1週間同じショートカットを使い続ける
  3. 慣れたら次の3個に進む
  4. 1ヶ月で約12個習得できます

Q4. どのショートカットから覚えるべき?

A: 使用頻度の高い順番で覚えることをおすすめします:

優先度S(毎日使う):

  • Ctrl + S, Ctrl + C, Ctrl + V, Ctrl + Z

優先度A(よく使う):

  • Ctrl + A, Ctrl + F, F2, Ctrl + D

優先度B(週数回):

  • Alt + =, Ctrl + 1, Ctrl + Shift + L

まとめ:ショートカットを使えば、Excelはもっと時短できる!

重要ポイント

  • Excel作業はショートカットで劇的に効率アップできる
  • よく使うキーから少しずつ覚えるのがコツ
  • 特に「移動」「コピー」「書式」系は日常作業に直結
  • 一覧表を手元に置いて、都度確認してみよう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました