【完全保存版】Pythonの演算子一覧まとめ|種類・記号・使い方を表でサクッと解説!

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Pythonでプログラミングを始めたばかりの方にとって、「演算子(オペレーター)」の種類と意味が分かりづらいと感じる人は多いです。

たとえば、こんな疑問はありませんか?

  • ===の違いって?
  • is==は同じじゃないの?
  • andorの使い方って?

今回は、Pythonでよく使う演算子を種類別に一覧表で整理し、それぞれの使い方や違いをわかりやすく解説します。


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演算子とは?

演算子(オペレーター)は、変数や値に対して計算や比較などの処理を行う記号やキーワードのことです。

プログラミングでは必須の知識なので、まずは基本的なものから覚えていきましょう。


算術演算子(数値計算に使用)

数値の計算に使う演算子です。数学でおなじみのものが多いですね。

演算子意味結果
+加算3 + 25
-減算5 - 32
*乗算4 * 28
/除算(浮動小数)5 / 22.5
//切り捨て除算5 // 22
%剰余(あまり)5 % 21
**べき乗2 ** 38

//%は少し特殊ですが、プログラミングではよく使うので覚えておいてくださいね。


代入演算子(値の代入・更新)

変数に値を入れたり、更新したりするときに使います。

演算子意味
=値を代入x = 5
+=加算して代入x += 2(xに2を足す)
-=減算して代入x -= 1
*=乗算して代入x *= 3
/=除算して代入x /= 2
//=切り捨て除算代入x //= 2
%=剰余代入x %= 3
**=累乗代入x **= 2

+=などの複合代入演算子は、コードを短く書けるのでとても便利です。


比較(関係)演算子(条件分岐に使う)

値を比較するときに使います。if文などでよく使いますね。

演算子意味結果
==等しい3 == 3True
!=等しくない3 != 4True
>より大きい5 > 2True
<より小さい3 < 1False
>=以上5 >= 5True
<=以下2 <= 3True

===の違いに注意してください。=は代入、==は比較です。


論理演算子(複数の条件を組み合わせる)

複数の条件を組み合わせるときに使います。

演算子意味結果
and両方がTrueならTrueTrue and FalseFalse
orどちらかがTrueならTrueFalse or TrueTrue
not真偽を反転not TrueFalse

これらは日常的な論理と同じ感覚で使えるので、比較的覚えやすいと思います。


ビット演算子(ビット単位の操作)

ビット単位での操作に使います。少し高度ですが、知っておくと役立ちます。

演算子意味結果
&AND(かつ)5 & 31
|OR(または)5 | 37
^XOR(排他的)5 ^ 36
~NOT(反転)~5-6
<<左シフト2 << 14
>>右シフト4 >> 12

最初のうちは使う機会が少ないかもしれませんが、システム開発では重要になってきます。


メンバーシップ演算子(要素の存在確認)

リストや文字列に特定の要素が含まれているかを確認するときに使います。

演算子意味結果
in含まれているか'a' in 'apple'True
not in含まれていないか'x' not in 'dog'True

これは直感的で使いやすいので、すぐに覚えられると思います。


同一性演算子(オブジェクト比較)

オブジェクトが同じかどうかを確認するときに使います。

演算子意味結果
is同じオブジェクトかどうかa is bTrue/False
is not同じでないオブジェクトかa is not bTrue/False

重要なポイント

**==は「値が等しいか」、isは「メモリ上で同一か」**の違いがあります。これは少し複雑ですが、慣れてくると使い分けられるようになります。


まとめ|Python演算子 早見表

最後に、覚えやすいように種類別にまとめました。

種類主な演算子
算術+ - * / // % **
代入= += -= *= /=
比較== != > < >= <=
論理and or not
ビット& | ^ ~ << >>
メンバーシップin, not in
同一性is, is not

Pythonの演算子を理解することで、if文・ループ・データ操作のすべてがもっとスムーズになります。

何度も使うものだからこそ、早めに「手になじませる」のがおすすめです。

最初は全部を覚える必要はないので、よく使うものから少しずつ慣れていってくださいね。

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