「録画開始のショートカットが押しにくい…」
「スクリーンショットを取りたいけど、他のアプリとショートカットが被って困る」
そんなときに便利なのが、Windowsゲームバー(Game Bar)のショートカットカスタマイズ機能です。
この記事では、Windowsゲームバーで使うショートカットキーの編集方法と、おすすめ設定例、注意点をわかりやすくご紹介します。
ゲームバーとは?ショートカット機能の概要

Windowsゲームバー(Win + Gで起動)は、Windows 10/11に標準搭載されているゲーマー向け機能です。
ゲームプレイの録画、スクリーンショットの撮影、音量調整、パフォーマンス監視など、様々な機能を提供するオーバーレイツールです。
ゲームバーの主な機能は、キーボードショートカットで素早く呼び出すことができます。
これらのショートカットは、自分の好みや使いやすさに合わせてカスタマイズできるようになっています。
デフォルトの主要ショートカット
- Win + G: ゲームバーを開く
- Win + Alt + R: 録画開始/停止
- Win + Alt + G: 過去30秒の映像を保存(クリップ録画)
- Win + Alt + PrtScn: スクリーンショットを撮影
- Win + Alt + M: マイクのミュート/ミュート解除
ショートカットキーを編集(変更)する手順

ゲームバーのショートカットキーを自分好みに変更するには、以下の手順で操作します:
手順
- Windowsキー + Gで、ゲームバーを開く
- ゲームバーの設定を開く
- 左側のメニューから「ショートカットキー」を選択
- 変更したいショートカットの欄をクリックして、新しいキーの組み合わせを入力
変更できる主な項目
機能 | デフォルトキー |
---|---|
ゲームバーを開く | Win + G |
録画を開始/停止 | Win + Alt + R |
過去30秒の映像を保存(クリップ録画) | Win + Alt + G |
スクリーンショットを撮る | Win + Alt + PrtScn |
マイクオン/オフ切替 | Win + Alt + M |
HDRのオン/オフ | Win + Alt + B |
よく使うショートカットと変更例

多くのユーザーが頻繁に使うのは、録画開始/停止とスクリーンショットの撮影です。
これらは、より押しやすいキーに変更すると便利です。
片手で操作しやすくする例
機能 | 新しいショートカット例 | メリット |
---|---|---|
録画開始/停止 | Ctrl + Shift + R | 左手だけで押せる |
スクリーンショット | Ctrl + Shift + S | 覚えやすく押しやすい |
マイク切り替え | F10 | ワンタッチで操作可能 |
ゲームバー表示 | Ctrl + Space | 押しやすい組み合わせ |
他のアプリとショートカットが被るときの対処法
よくある衝突例とその解決法
アプリ | 衝突するショートカット | 対処法 |
---|---|---|
OBS Studio | 録画開始/停止のCtrl+R | Game BarをCtrl+Shift+R に変更 |
Adobe Photoshop | スクリーンショットのCtrl+Shift+S | Game BarをCtrl+Alt+S に変更 |
Discord | オーバーレイのShift+~ | どちらか一方を別キーに変更 |
衝突を解決するためのヒント
- アプリ優先度を決める: どちらのショートカットをより頻繁に使うか考慮し、使用頻度の高い方を押しやすいキーに設定
- ゲームバーを全体的に別体系に: 例えば、ゲームバーのショートカットをすべて
Ctrl+Alt+[キー]
の組み合わせに統一 - コントローラー操作の活用: Xboxコントローラーを使用している場合、コントローラーのボタン組み合わせでゲームバー操作が可能
- 例: Xboxボタン + Yボタンでスクリーンショット撮影
- アプリごとに切り替える: 特定のアプリを使うときだけ設定を変更する習慣をつける
編集内容のリセット方法
カスタマイズしたショートカットを元に戻したい場合は、以下の方法で簡単にリセットできます:
先ほどのショートカットキーの設定画面に行き、下の「リセット」を押す。
まとめ
Windowsゲームバーのショートカットキーは、自分の使いやすいように編集可能です。
うまくカスタマイズすれば、録画・スクショの作業効率が格段にアップします。
ポイント:
- 「設定 → ゲーム → Xbox Game Bar」でショートカットを編集可能
- よく使う機能は片手で押しやすいキーに変更がおすすめ
- 他アプリとの衝突がある場合は柔軟に見直そう
- 使いやすさを優先し、自分の手の大きさやキーボードレイアウトに合わせて設定する
- いつでも「リセット」ボタンで元の設定に戻せる
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