神話ランキングとかイメージとか好き嫌いとか

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

このブログでは、さまざまな神話のあれこれについて書いてきました。

それで色んな神話のイメージや好き嫌いがある程度定まってきました。

そこで、この記事では、個人的な神話ランキングや、神話ごとのイメージとか好き嫌いとかを雑にまとめます。

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個人的な神話ランキング

ちょー個人的な好き嫌いに基づく神話のランキングを紹介しする

  1. 日本神話
  2. インド神話
  3. ギリシャ神話
  4. ケルト神話
  5. メソポタミア(シュメール・アッカド)神話
  6. エジプト神話
  7. 北欧神話

イメージと好き嫌い

それぞれについてイメージや好き嫌いを話していきます。

日本神話

なんだかんだ日本神話が一番好き。

私が日本人で、身近な文化につながっているというのが大きい。

日本神話を学んでいくと、ちょっとした日本文化が面白くなってくる。

また、歴史的な建物や近くにある神社にも興味が出てくる。

あと、日本神話は、古事記と日本書紀の2つで綺麗にまとまってるのも良いですね。

他の神話みたいにたくさんの文献や説が出てきてややこしくなったりしない。


インド神話

インド神話は、世界観とぶっとんだ神様がいい。

世界は創造・維持・破壊を循環しているという考え方、それに基づく世界観がとても面白い。

また、神様のやることがいちいちぶっ飛んでて、これぞ神様って感じなのも良い。

ヒンドゥー教、バラモン教、仏教とのつながりなんかも面白かったですね。

日本文化への影響なんかも興味深かった。
七福神の神とかインド神話由来ですからね。


ギリシャ神話

神話といったらギリシャ神話というぐらい一番メジャーだと思ってる。

とにかくボリュームが凄い神話が出てくるので、どこまで学んでも調べきれない。

それで、調べていくほど、どんどん面白い話が出てきて飽きないし、色んな文化や創作物の元ネタになっている。

ある程度、神話を調べたら、今度は芸術や歴史的建造物なんかにも興味が出てくる。

どっかで見たことある絵画だなと思ったら、ギリシャ神話のやつだ!ってことが増えてきたりもしちゃう。

結構調べたつもりですが、いまだに知らない話ばっかりだし、興味がつきない凄い神話。

ただ、神々がやたらと人間に厳しすぎる点は気になる。
神が失恋で呪いをかけたり、思いあがったら化け物に変身させたり、侮辱されたら一族郎党皆殺しだったり。

そういった面を踏まえても、面白く飽きない神話。

ギリシャ神話のボリュームが凄いのは、ギリシャ・ローマの多様な文化との強いつながりと、
キリスト教の影響を受けていないのがでかいと私は思ってる。
(専門家じゃない一個人の意見)


ケルト神話

神話では、ダーナ親族やクー・フーリンの話が面白い。

しかし、神話自身よりも神話の背景や派生を調べていくのが楽しかった。

ヨーロッパでのケルト民族が勢力拡大してから衰退し、神話も次第に消えていったんです。

けれど、アイルランドにケルトの生き残りがいて、キリスト宣教師が他宗教に寛容だったことで、
奇跡的にケルト神話が残されたんです。

また、ケルト神話からアーサー王伝説が生まれたというのも面白い。

ケルト神話を調べていくと、アーサー王伝説にちゃんとつながってるって分かるんですよね。

ケルト神話は、ケルト人に文字がなかったこともあり、欠損の多い神話。

話が断片的だったり、文献が少なかったりします。


メソポタミア神話

英雄ギルガメッシュを中心に調べてみたが、結構楽しめました。

ギルガメッシュという最強の暴君が「エンキドゥ」という唯一無二の親友と出会い、
彼の存在によって死と向き合うというテーマの話だったのは意外でした。

『ギルガメッシュ叙事詩』は現代人にも通じる深い教えがあった。


エジプト神話

王権争いと昼ドラみたいな人間関係のイメージが強い。

セトのオシリス殺し、そこからのホルスとセトの王権争いがメイン。

この王権争いが当時のエジプトの状況を反映しているという話は面白かったですね。

ただ、オシリス周りの関係が昼ドラみたいにドロドロ。
やれ夫の兄が好きだの、やれ兄の妻が好きだの、夫の兄を眠らせて浮気しただの。

一部分だけ見ると人間関係が悲惨すぎる。

しかし、そういった神々の関係も含めて面白い神話と言える。


北欧神話

話としての完成度に定評がある神話、

個人的には話よりも、ファンタジーの金字塔『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』の元ネタで、
現代のエルフやドワーフなどのファンタジー種族の元ネタになっているのが面白い。

登場する神、人物、モンスター、地名などがファンタジーの名前によく使われている。

現在ファンタジーの源流ともいえますね。

『進◯の巨人』の元ネタにもなっていますね。

ただ、神話そのものは好みではない。

というのも、話の中心となる主神オーディンがあまり好きになれない。

そもそも巨人ユミルを突然殺害して、彼の体をバラバラにして世界を創造するというのが頭イカれてるんですよね。
そこから、巨人を東のヨトゥンヘイムに追いやり、これがラグナロクの原因の一つにもなる。
(あと、一応オーディンと巨人には血のつながりがあります)

さらに、ラグナロクに備えて、英雄をヴァルハラに連れてくるために、選んだ人間に強大な力を与えるんですけど・・・
これが人間の命を戦いの道具のように弄んでるとも見えるし、そういった行為の影響がラグナロクに繋がったという話もあるわけで。

北欧神話の一番面白いところであるラグナロクってオーディンが1人で好き放題した結果じゃん!と思ってしまう。
まあ、彼がいないと世界や人間が生まれないので、ある程度は仕方ないとも言えますが。

オーディンは好きになれないが、他の神々や世界観などはとても好き。

北欧神話を調べるときは、文献の違いに注意。

文化圏やキリスト教の影響により、文献による差異が大きくなっている。

最後に

個人的な神話ランキングと、それぞれの神話のイメージと好き嫌いについて話しました。

ちょっとした批判も交えました、基本的にはどの神話も面白くて好きです。

他の神話についても、逐次ランキングに追加していこうと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

この記事で、神話に興味を持ってくれたら嬉しいです。

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