ラクシュミーとヴィシュヌの関係

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

ラクシュミーとヴィシュヌは、インド神話の神です。

ラクシュミーとヴィシュヌには、どのような関連があるのでしょうか?

この記事では、ラクシュミーとヴィシュヌの関係について解説します。

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関係

ヒンドゥー教には多くの神々が存在し、それぞれが特定の役割や象徴を持っています。

特に重要な神々の中には、幸運と富を象徴する女神ラクシュミと宇宙の維持を司る神ヴィシュヌがいます。

ここでは、ラクシュミとヴィシュヌ、彼らの関係について詳しく見ていきます

ラクシュミ

  • 富と幸運の女神:ラクシュミはヒンドゥー教における豊穣、富、幸運、美、愛の女神です。
  • 外見:ラクシュミーは、蓮と深い関連があり、両手に蓮を持ち、蓮の上に座っている姿で描かれます。(蓮の上に立っている姿で描かれることもあります。)
  • 吉祥天:ラクシュミは、仏教や日本では吉祥天と呼ばれています。

ヴィシュヌ

  • 世界の維持の神:ヴィシュヌはヒンドゥー教の三大神(トリムールティ)の一柱であり、宇宙の維持を司る神です。
  • 化身と物語:ヴィシュヌは必要に応じて地上に降臨し、様々な形で悪を滅ぼし、宇宙の秩序を回復するために活動します。彼の化身を「アヴァターラ」と呼び、ラーマやクリシュナなどがその代表例です。
  • 外見:ヴィシュヌは青い肌を持つ四本の腕の姿で描かれることが多いです。彼の手には、シンボルである円盤(スダルシャナ・チャクラ)、貝殻(シャンク)、棍棒(ガダ)、蓮(パドマ)が持たれています。また、竜王アナンタや原初の海と共に描かれることがあります。
  • 梵天:ヴィシュヌは、仏教や日本において梵天と呼ばれています。

インド神話において、ヴィシュヌ、ブラフマー、シヴァの三大神(トリムールティ)はとても重要な神です。

ブラフマーが世界を創造し、ヴィシュヌが世界を維持し、シヴァが世界を破壊する役割を持っています。

インド神話では、世界の創造、維持、破壊がなん度も繰り返されています。

ラクシュミとヴィシュヌの関係

  • 夫婦関係:ラクシュミとヴィシュヌは夫婦として知られています。
  • 化身(アヴァターラ):ヴィシュヌが地上に化身(アヴァターラ)として降臨する際、ラクシュミも共に化身します。例えば、ヴィシュヌがラーマとして現れるとき、ラクシュミはシータとして現れます。ヴィシュヌがクリシュナとして現れるときは、ラクシュミはルクミニとして現れます。

ラクシュミとヴィシュヌは、夫婦で、彼らの結婚は神話として残されています。

ラクシュミは、生まれてすぐに、多くのアスラたちから求婚されました。

ラクシュミは、アスラたちから逃げて、ヴィシュヌの左の膝の上に座ったとされています。
(左の膝の上は妃が座る場所)

まとめ

ラクシュミとヴィシュヌは、どちらもインド神話の重要な神です。

ラクシュミは、多くのアスラたちの求婚を断り、ヴィシュヌと結婚しました。

ヴィシュヌが化身(アヴァターラ)として地上に降臨する際、彼の化身は、ラクシュミの化身と結ばれます。

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