マルコシアスとバルバトスの関係

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

マルコシアスとバルバトスは、悪魔です。

マルコシアスとバルバトスには、どのような関連があるのでしょうか?

この記事では、マルコシアスとバルバトスの関係をざっくり解説します。

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関係

マルコシアスとバルバトスは、ソロモン王の『ゴエティア』に登場する72柱の悪魔の一柱として知られています。

両者はそれぞれ異なる能力や特徴を持っています。

ゴエティアとは

ゴエティア(Goetia)は、中世ヨーロッパの魔術書『ソロモンの小さな鍵(The Lesser Key of Solomon)』の一部で、悪魔召喚に関する魔術の教本です。

この書物はソロモン王が72体の悪魔を召喚し、その力を利用したとされる伝説に基づいています。

マルコシアス

マルコシアスは、72柱の悪魔の中で序列35位に位置しています。

彼は30の軍団を指揮する侯爵です。

マルコシアスは、以下の特徴を持っています。

  • : マルコシアスは、狼の姿で描かれます。
  • 有翼: マルコシアスは大きな翼を持っています。彼の翼は、グリフォンや鷲の翼だとされています。
  • 蛇の尾: 彼の尾は蛇です。
  • 召喚者の疑問:マルコシアスは、召喚者の疑問に誠実に答えます。
  • 戦闘: マルコシアスは戦闘を助けます。
  • 火を吐く: マルコシアスは口から火を吐く能力を持ちます。
  • 天使:元は主天使だったとされています。

バルバトス

バルバトス(Barbatos)は、72柱の悪魔の中で序列8位に位置しています。

彼は30の軍団を指揮する公爵あるいは伯爵です。

バルバトスは以下の特徴を持っています。

  • 狩人の姿: バルバトスは狩人の姿で描かれることが多いです。
  • トランペット: 彼はしばしばトランペットを持ち、それを吹く姿で描かれます。
  • 過去と未来の知識: バルバトスは過去と未来に精通し、召喚者に対してそれらの情報を提供することができます。
  • 隠された宝物の発見: 彼は隠された宝物を見つける能力があります。
  • 動物との会話: バルバトスは動物の言葉を理解できます。
  • 天使:元は主天使あるいは力天使だったとされています。

マルコシアスとバルバトス

マルコシアスとバルバトスは、どちらもゴエティアに登場します。

両者は、出典が同じだけで、異なる特徴を持ち、ほとんど無関係です。

出典以外の共通点は、元が主天使という点ぐらいです。

まとめ

マルコシアスとバルバトスは、『ゴエティア』に登場する72柱の悪魔です。

マルコシアスは狼の姿と戦闘技術、炎を吐く能力を持ちます。

バルバトスは狩人の姿と過去未来の知識、隠された宝物を発見する能力を持っています。

どちらも『ゴエティア』に登場しますが、特筆するような関連はありません。

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