[ギリシャ神話]アンドロメダとは?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

「アンドロメダはどんな人物?」
「アンドロメダには、どんな神話があるの?」
という人に向けて、この記事では、アンドロメダについて解説します。

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アンドロメダとは

アンドロメダ(Andromeda、アンドロメデー)は、エチオピア王ケーぺウスとカッシオペイアの子です。

アンドロメダの夫は、英雄ペルセウスです。

アンドロメダは、ペルセウスとの間に7人の子を産みます。

  • ペルセース
  • アルカイオス
  • ステネロス
  • へレイオス
  • メーストール
  • エレクトリュオーン
  • ゴルゴポネー

2人の息子ペルセースは、ペルシア王家の祖です。

また、2人の娘ゴルゴポネーは、アイオロスの子ペリエーレースに嫁いでいます。

ペルセウスとアンドロメダの子孫には、英雄ヘラクレスがいます。

人種

アンドロメダは、エチオピアの王女であったことから黒人だと考えられています。

アンドロメダは、絵画では白人として描かれることが多く、彼女は白人だと考える説もあります。

星座

アンドロメダは、星座「アンドロメダ座」の由来になった人物です。

物語

ペルセウスは、ゴルゴンを退治し、母の元に帰る。

ペルセウスは、帰る途中、エチオピアの上空で、アンドロメダを発見する。

アンドロメダは、縛り付けられ、海の怪獣の餌食になるところだった。

生贄になった経緯

ペルセウスは、エチオピアに降り立ち、事の経緯を聞く。

アンドロメダの母カッシオペイアは、自身の美貌を誇り、「ネーレイデスの誰1人として自分にはは敵わない」と広言した。

ネーレイデスは、カッシオペイアに激怒し、海神ポセイドンに訴えた。

ネーレイデスの訴えにより、ポセイドンは、洪水を起こし、エチオピアに海の怪獣を放った。

ポセイドンの神罰によって、エチオピアは、危機に陥った。

神から「王女を怪獣に捧げよ」という神託があり、エチオピア王は、アンドロメダを岩に縛り付けて人身御供にした。

救出

ペルセウスは、アンドロメダに恋し、妻にしたいと考えていた。

事の経緯を聞いたペルセウスは、海の怪獣を退治し、その褒美としてアンドロメダを妻にもらう約束を王とした。

そして、ペルセウスは、見事に怪獣を退治し、アンドロメダを救出した。

ピーネウス

アンドロメダには、ピーネウスという婚約者がいた。

ピーネウスは、アンドロメダがペルセウスと結婚するの邪魔しようと考え、仲間を集めた。

そして、ピーネウスは、仲間と共にペルセウスに襲いかかった。

ペルセウスは、退治したメデューサの首を袋から出して、ピーネウスたちに向けて掲げ、彼らを石に変えた。

その後

ペルセウスは、妻アンドロメダと共にセリポス島に行き、母ダナエをポリュデクスから救出する。

ペルセウスは、妻と母と共にアルゴスに帰り、紆余曲折を経て、ティリンスの王となる。

その後、ペルセウスとアンドロメダは、平穏に暮らします。

まとめ

アンドロメダは、エチオピア王ケーペウスの子で、ペルセウスの妻です。

また、アンドロメダは、アンドロメダ座の由来となった人物です。

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