[ケルト神話]ブレスとは?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

この記事では、ケルト神話のブレスを紹介します。

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ブレスとは

ブレスは、ダーナ親族の王で、ダグザの娘ブリギッドの夫です。

また、ブレスは、ダーナ親族とフォモール族の両方の血を引く神です。

名前の意味と由来

ブレスの名前の意味は、「美しい(もの)」です。

ブレスの名前の由来は、彼の父エラッハの予言です。

ブレスの本名は、「エオフ」です。

エオフの父エラッハは、「この世の美しいものが全て『ブレスのように』と比べられるだろう」と予言します。

このエラッハの予言からエオフは、「ブレス(美しいもの)」と呼ばれるようになります。

圧政と退位

ブレスは、片腕を失ったヌァザの代わりに王となります。

王となったブレスは、民に重税を課し、さらにダーナ親族で重要な役割を持つダグザと大熊に重労働をさせます。

このようなブレスの圧政は、民に不満を抱かせます。

ヌァザがディアン・ケヒトの力で回復した後、不満がたまっていた民たちは、ブレスを退位させ、ヌァザを再び王にします。

第2次マー・トゥーレスの戦い

王座を奪われたブレスは、再び王になろうと考え、父エラッハに助けを求めますい。

エラッハは、ブレスの圧政を非難しながらも、息子に手を貸します。

そして、ブレスは、エラッハとフォモール族の力を得て、ダーナ親族と戦います。

しかし、ブレスとフォモール族は、激闘の末、ダーナ親族に敗北します。

ダーナ親族の勝利後、戦いの原因となったブレスは、太陽神ルーに命乞いし、農法、種まき、収穫の知識と引き換えに生き延びます。

まとめ

ブレスは、ダーナ親族の王で、ダグザの娘ブリギッドの夫です。

ブレスは、ダーナ親族の王となり、民に圧政を敷いたことで、不満を抱いた民に退位させられます。

そして、ブレスは、王位を奪うために、父エラッハとフォモール族の力を得て、ダーナ親族に戦いを挑みます。

しかし、ブレスは、ダーナ親族に敗れ、太陽神ルーに命乞いし、知識と引き換えに生き延びます。

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