[ギリシャ神話]ゼピュロスとは?どんな神?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

この記事では、ギリシャ神話のゼピュロスを紹介します。

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ゼピュロス

ギリシャ神話のゼピュロスは、西風の神です。

星神アストライオスと暁の女神エオースは、風と星の神々を生みました。

2人が生んだ風の神の1人がゼピュロスです。

星神アストライオスと暁の女神エオースが生んだ風の神は、各々が方角の風の神となっています。

以下は、アストライオスとエオースが生んだ風の神とその方角です。

  • ボレアス(北風)
  • ゼピュロス(西風)
  • ノトス(南風)
  • エウロス(東風)

ゼピュロスは、優しい性格で、微風(そよかぜ)とされています。

また、微風は、春の訪れを告げる風です。

女神フローラ

ギリシャ神話のゼピュロスの妻は、クローリス(フローラ)です。

ギリシャにクローリスというニンフ(ニュムペー)がいました。

ある日、クローリスは、西風の神ゼピュロスにイタリアに連れ去られ、ゼピュロスと結婚することになりました。

ゼピュロスは、クローリスに花を支配する力を与え、クローリスは花の女神となりました。

その後、クローリスは、ローマ神話の花の女神フローラと同一視されるようになりました。

一説では、ゼピュロスは、虹の女神イリスの夫ともされます。

ヒュアキントス

ゼピュロスは、ヒュアキントスとアポロンの神話に登場します。

ヒュアキントスは、アポロンに愛されていました。

ある日、ヒュアキントスとアポロンは、円盤投げをしていました。

西風の神ゼピュロスは、ヒュアキントスに想いを寄せており、アポロンとヒュアキントスの仲に嫉妬していました。

アポロンが投げた円盤を投げた時、嫉妬に狂ったゼピュロスは円盤に風を吹きました。

風に吹かれた円盤は軌道を変え、ヒュアキントスの額に当たりました。

ヒュアキントスはそのまま死んでしまい、彼の血からヒアシンスが咲き出でました。

まとめ

ギリシャ神話のゼピュロスは、西風の神です。

ゼピュロスは、クローリス(フローラ)を妻としています。

ゼピュロスは、アポロンとヒュアキントスの神話に登場します。

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