[ギリシャ神話]ケルベロスとは?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

この記事では、ギリシャ神話のケルベロスを紹介します。

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ケルベロスとは

ケルベロスは、冥界(冥府、地獄)の番犬です。

ケルベロスは、テュポーンとエキドナの子で、「オルトロス」「ヒュドラ」「キマイラ」の兄弟です。

ケルベロスは、3つの頭、蛇の尾、頸(あるいは背筋)から無数の蛇が生えた姿を持っています。

ケルベロスは、冥界の入り口におり、訪れた死者はすんなり冥界に入れますが、死者が外に出ることは許しません。

また、ケルベロスは、生者を冥界に入れませんが、パンやお菓子をケルベロスに渡すことで生者が冥界へ入れるという話があります。

プシュケーは、ケルベロスに甘いお菓子を与え、生者でありながら冥界を出入りしました。

ケルベロスの頭は、元々100や50だと言われていました。

時代が進むにつれて、ケルベロスの頭が少なくなり、3つになりました。

ヘラクレスの12の試練

エウリュステウス王は、ヘラクレスに「冥界の番犬をここに連れて来い」と命じました。

死ななければ冥界へ行けないので、流石のヘラクレスも絶望しました。

ですが、女神「アテナ」が天から降りてきて、ヘラクレスに冥界へ行く方法を教えました。

ヘラクレスはアテナの言う通りにし、死なずに冥界へ辿り着きました。

ヘラクレスは、冥界の王「ハデス」に「ケルベロスを地上に連れて行かせてください」と頼みました。

ハデスは、ヘラクレスの頼みを断らず、何の武器も使わず連れ行くことを条件に頼みを承諾しました。

ケルベロスを連れて行くために、ヘラクレスはケルベロスの首を両腕で締め付けました。

ケルベロスはヘラクレスに無数の蛇で抵抗するのですが、ヘラクレスに通用しませず、ケルベロスはヘラクレスに降参し、地上へ着いていきました。

ヘラクレスは無事に帰還し、エウリュステウス王にケルベロスを見せました。

その後、連れてこられたケルベロスは、エウリュステウス王の命により、冥界に帰されました。

まとめ

ケルベロスは、冥界(冥府、地獄)の番犬です。

ケルベロスは、冥界の入り口におり、死者が逃げ出さないように見張っています。

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