[ギリシャ神話]ヘラクレスの12の試練

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

「ヘラクレスの試練って何?」
「ヘラクレスは、なぜ試練を受けるの?」
「試練にはどんなものがあるの?」
という人に向けて、この記事では、「ヘラクレスの12の試練」について解説します。

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12の試練とは?

「12の試練」とは、ヘラクレスの子殺しの罪を償うための試練です。

女神「ヘラ」の策略によって、ヘラクレスは自分の子供を皆殺しにしてしまいます。

彼は、子殺しに罪に苦しみ、その罪を償うために信託を受けます。

信託には、「エウリュステス王に仕え、彼が命じる10の試練を果たしない」とありました。

ヘラクレスは信託に従って試練に挑み、最終点に12の試練を果たします。

信託で受けるべき試練は10個しかないのに、12の試練となっているのは、2つの試練が無効となったからです。

12の試練の一覧

以下は、12の試練の一覧です。

  1. ネメアのライオン退治
  2. ヒュドラ退治(無効)
  3. 黄金のツノを持つ大鹿を捕らえる
  4. エリュマントス山の大猪を生捕りにする
  5. アウゲイアス王の畜舎の掃除(無効)
  6. ステュンパロス湖の周囲の鳥の皆殺し
  7. ミノス王の雄牛を連れてくる
  8. ディオメディスのメスの人喰い馬たちを連れてくる
  9. アマゾネスの女王「ヒッポリテ」の宝の帯を取ってくる
  10. ゲリュオンが飼っている牛を連れてくる
  11. ヘスペリデスの園から黄金のリンゴを取ってくる
  12. 冥府の番犬「ケルベロス」を連れてくる

ヒュドラ退治は助けを借りたこと、畜舎の掃除は報酬を求めたことを理由に無効となります。
(どちらもエウリュステウス王の判断)

まとめ

ヘラクレスは、子殺しの罪を償うために信託を受け12の試練を受けます。

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