【保存版】Windowsでユーザー一覧を確認する方法|家庭用から業務用PCまで対応!

Windows

「このパソコンに誰のアカウントがあるのか確認したい」
「不要なユーザーを整理したい」

そんな時に知っておきたいのが、Windowsに登録されているユーザーアカウントの一覧を確認する方法です。

家庭での共有PC管理や、社内パソコンのメンテナンス時など、ユーザー情報を確認することはセキュリティやトラブル防止の基本

この記事では、Windowsのユーザー一覧を確認する方法を、初心者向けにわかりやすくご紹介します!

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方法①:コマンドプロンプトでユーザー一覧を確認する

もっとも簡単で素早く確認できるのが net user コマンドです。

手順:

  1. Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. cmd と入力してEnter
  3. 次のコマンドを入力:
net user

出力例:

ユーザー アカウント
---------------
Administrator
Guest
User01
User02
コマンドは正常に終了しました。

これで、PCに登録されているすべてのローカルユーザーアカウントが一覧表示されます。

特定ユーザーの詳細情報を確認

特定のユーザーについて詳しい情報を見たい場合は:

net user ユーザー名

例えば:

net user User01

このコマンドを実行すると、そのユーザーの最終ログイン日時、パスワードの状態、所属グループなどの詳細情報が表示されます。

方法②:PowerShellで確認(より詳細な情報も取得可能)

PowerShellを使うと、ユーザーの有効・無効状態なども確認できます。

基本的なユーザー一覧の表示:

Get-LocalUser

出力例:

Name        Enabled Description
----        ------- -----------
Administrator False   管理者アカウント
User01       True    通常ユーザー
User02       True    サブユーザー

このように、無効化されているユーザーや管理者アカウントの状態も一目でわかります。

より詳細な情報を表示する:

Get-LocalUser | Select-Object Name, Enabled, Description, LastLogon, PasswordRequired, PasswordLastSet

この拡張コマンドを使えば、最終ログイン日時やパスワードの状態なども確認できます。

管理者権限を持つユーザーのみを表示:

Get-LocalGroupMember -Group "Administrators" | Select-Object Name, ObjectClass

このコマンドで、管理者グループに所属しているユーザーやグループの一覧が表示されます。

方法③:GUI(画面操作)で確認する方法

コマンドに慣れていない方は、GUIでの確認も可能です。

手順(Windows 10 / 11 共通):

  1. 「スタートメニュー」 → 「設定(⚙)」
  2. 「アカウント」 → 「家族とその他のユーザー」(Windows 10)または「その他(のユーザー)」(Windows 11)
  3. このセクションで、現在のユーザー一覧が表示されます

ここでは「ローカルアカウント」「Microsoftアカウント」などの種類も確認できます。また、新しいユーザーの追加も簡単に行えます。

Windows 11での確認方法の注意点

Windows 11では、設定アプリのレイアウトが若干変更されています:

  1. 「スタートメニュー」 → 「設定(⚙)」
  2. 左側のメニューから「アカウント」を選択
  3. 「その他のユーザー」をクリック

PCによっては表示が違ったり、そもそも表示されなかったりするかも。
私の場合、メインで使ってる WindowsPCには「その他のユーザー」が表示されなかった。

注意すべきポイント

ビルトインアカウントについて

Windowsには標準で以下のビルトインアカウントがあります:

  • Administrator: システム管理者アカウント(通常は無効化されている)
  • Guest: ゲストアカウント(通常は無効化されている)
  • DefaultAccount: システム内部で使用される特殊アカウント

これらのアカウントは、特別な理由がない限り有効化しないことをお勧めします。

Microsoftアカウントとローカルアカウントの違い

  • Microsoftアカウント: オンラインサービスと連携、設定の同期が可能
  • ローカルアカウント: そのPCでのみ使用可能、オンライン連携機能は限定的

コマンドで表示されるのは主にローカルアカウントですが、Microsoftアカウントでログインしている場合も表示されます。

ドメイン環境での注意点

会社のドメイン参加PCなどでは、ローカルユーザーとドメインユーザーが混在している場合があります。ドメインユーザーの管理は通常IT部門の管轄なので、変更には注意が必要です。

ドメインユーザーの一覧を確認するには:

net user /domain

まとめ|ユーザー一覧の確認はPC管理の第一歩!

Windowsに登録されているユーザー一覧を確認することで、不要なアカウントの整理・セキュリティの見直し・ユーザー権限の把握など、幅広い対策が可能になります。

本記事のおさらい:

  • net user:素早くユーザー一覧を確認
  • Get-LocalUser:有効/無効状態もチェック
  • GUIやコンピューター管理ツールで視覚的に確認・管理もOK
  • 特定ユーザーの詳細情報は net user ユーザー名 で確認
  • 管理者権限を持つユーザーは特に注意して管理する

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