バレンタインデーのお返しに何を贈るか、もう決まっていますか?
実は、ホワイトデーに渡すお菓子には、それぞれ「隠された意味」があるんです。知らずに選ぶと、思わぬメッセージを送ってしまうかもしれません。
「えっ、マシュマロってダメなの?」「キャンディーは本命向きって本当?」
この記事では、ホワイトデーのお返しに込められた意味を一覧でわかりやすく解説します。本命・義理・友達、それぞれの相手に合ったお返しを選ぶ参考にしてくださいね。
ホワイトデーのお返しに「意味」がある理由

そもそも、なぜお菓子に意味がついたのでしょうか?
ホワイトデーは1978年に日本で誕生した、実は日本発祥のイベントです。福岡の老舗菓子店「石村萬盛堂」が「マシュマロデー」として始めたのがきっかけとされています。
同じ年、全国飴菓子工業協同組合も「キャンディーを贈る日」として推進を始めました。
バレンタインデーが定着するにつれ、「お返しには何を贈ればいいの?」という声が増えていきます。
そこで、義理と本命を区別するため、お菓子ごとに意味を持たせる文化が自然と生まれたんですね。
口下手な日本人らしい、言葉にしなくても気持ちを伝える工夫といえるかもしれません。
【本命向き】好意を伝えるお菓子
まずは、恋人や気になる相手に贈りたい「本命向き」のお菓子から見ていきましょう。
キャンディー(飴):「あなたが好き」
ホワイトデーの王道、キャンディーには「あなたが好き」という意味があります。
理由は、キャンディーの「溶けにくさ」にあります。口の中でゆっくり甘さを楽しめることから、「あなたとの甘い関係を長く続けたい」という気持ちを表しているんですね。固くて割れにくい性質も「固い絆」をイメージさせます。
ホワイトデーの名付け親ともいえる全国飴菓子工業協同組合が推奨しているだけあって、まさに「ザ・本命」のお返しです。
金平糖:「永遠の愛」
キャンディーよりもさらに強い意味を持つのが金平糖です。
小さくてかわいらしい見た目ですが、金平糖は製造に2週間もかかるお菓子。その手間暇と、口の中で長く楽しめる特性から「永遠の愛」「あなたが大好き」という意味が込められています。結婚式の引き出物にも使われる縁起の良いお菓子なので、本命の相手にぴったりです。
マカロン:「あなたは特別な存在」
カラフルで高級感のあるマカロンには「あなたは特別な存在」という意味があります。
かつてマカロンは高級なお菓子の代名詞でした。その特別感から、「あなたは私にとって特別な人」というメッセージが込められるようになったんですね。見た目も華やかなので、大切な人への贈り物にはうってつけです。
バームクーヘン:「幸せが続く」
何層にも重ねて焼き上げるバームクーヘンには「幸せが続く」「幸せを重ねる」という意味があります。
年輪のような断面が「末永く一緒に」という願いを象徴しているんですね。彼女や奥さんなど、長く一緒にいたい相手へのホワイトデーギフトにおすすめです。
ミルフィーユ:「幸せを積み重ねる」
パイ生地とクリームが何層にも重なったミルフィーユにも、バームクーヘンと似た意味があります。「幸せを積み重ねる」「好きな思いが幾重にも重なる」というロマンチックなメッセージです。
付き合い始めたばかりのカップルや、これからもっと仲良くなりたい相手にいかがでしょうか。
【義理・友達向き】気軽に渡せるお菓子
次は、職場の同僚や友人に渡しやすい「義理向き」のお菓子です。変に誤解されたくない相手には、こちらを選びましょう。
クッキー:「友達でいよう」
サクサクと軽い食感のクッキーには「友達でいよう」という意味があります。
その軽さが「ライトな関係」を連想させることから、義理チョコのお返しにぴったりのお菓子として定番になりました。逆に言えば、本命の相手に贈ると「友達としか見ていない」と誤解される可能性があるので注意が必要です。
チョコレート:特別な意味なし
バレンタインの定番であるチョコレートですが、ホワイトデーのお返しとしては特別な意味を持ちません。生チョコでもホワイトチョコでも同様です。
ただし、バレンタインにチョコをもらった相手に同じチョコレートを返すと「もらった気持ちをお返しします」「その気持ちは受け取れません」という意味になるという説も。本命の相手には別のお菓子を選んだほうが無難かもしれませんね。
プリン・ケーキ・カステラ・フィナンシェなど:特別な意味なし
これらの定番スイーツには、特にホワイトデーとしての意味は込められていません。だからこそ、誰に渡しても誤解を招きにくいお菓子といえます。
特にフィナンシェは「金塊」をモチーフにした縁起の良い焼き菓子。意味を気にせず、純粋に美味しいものを贈りたいときにおすすめです。
【要注意】ネガティブな意味を持つお菓子
ここからは、うっかり選ぶと大変なことになるかもしれないお菓子です。見た目がかわいくても、意味を知ると贈りにくくなるかも…。
マシュマロ:「嫌い」「お断りします」
ホワイトデーの始まりが「マシュマロデー」だったのに、現代ではマシュマロは「嫌い」「その気持ちはお断りします」という意味になってしまいました。
理由は、マシュマロの「儚さ」にあります。口に入れるとすぐに溶けてしまうことから「長続きしない関係」「すぐに忘れたい」というイメージがついたんですね。本来は「チョコをやさしさで包んでお返しする」という素敵なコンセプトだったのですが…時代とともに意味が変わってしまった不運なお菓子です。
グミ:「嫌い」
グミにも「あなたが嫌い」という意味があります。
噛むとすぐになくなってしまう特性と、比較的安価で手に入りやすいことが理由とされています。キャラクターの形をしたかわいいグミも多いですが、ホワイトデーのお返しとしては避けておくのが無難です。
お菓子以外のプレゼントにも意味がある

実は、お菓子以外のアイテムにもホワイトデー特有の意味があります。甘いものが苦手な相手に贈るときは、こちらもチェックしておきましょう。
ハンカチ:「別れたい」
実用的で贈りやすいハンカチですが、ホワイトデーでは要注意アイテム。涙を拭くものというイメージから「別れ」を連想させます。また、漢字で「手巾(てぎれ)」と書くことから「手切れ」につながるという説も。
最近ではあまり気にしない人も増えていますが、念のため避けたほうが安心です。
香水:「親密になりたい」
香水には「あなたと親密な関係になりたい」という意味があります。体に直接つけるものであることから、セクシャルなニュアンスを含むんですね。フランスでは「あなたを独占したい」という意味もあるとか。
本命の相手にはアリですが、義理チョコのお返しにはNGです。
アクセサリー類:「束縛」「独占」のニュアンス
ネックレスには「あなたを独占したい」、ブレスレットには「あなたを束縛したい」という意味があるとされています。首輪や手錠を連想させるからですね。
相手との信頼関係ができていれば素敵なプレゼントになりますが、まだ付き合いの浅い相手には重く感じられる可能性も。贈るタイミングは慎重に選びましょう。
マグカップ:「一緒に過ごしたい」
マグカップには「家で一緒にゆっくり過ごしたい」「あなたの家に行きたい」という意味があります。家でくつろぐときに使うものだからですね。
恋人同士なら嬉しいメッセージですが、まだ付き合っていない相手には誤解を招くかもしれません。
ホワイトデーのお返しの意味【一覧表】
ここまで紹介した内容を一覧表にまとめました。お返しを選ぶときの参考にしてください。
お菓子の意味一覧
| お菓子 | 意味 | おすすめの相手 |
|---|---|---|
| キャンディー(飴) | あなたが好き・長く続けたい | 本命 |
| 金平糖 | 永遠の愛・大好き | 本命 |
| マカロン | あなたは特別な存在 | 本命 |
| カップケーキ | あなたは特別な人 | 本命 |
| バームクーヘン | 幸せが続く・幸せを重ねる | 本命・恋人 |
| ミルフィーユ | 幸せを積み重ねる | 本命・恋人 |
| キャラメル | 一緒にいると安心できる | 本命・親しい人 |
| マドレーヌ | もっと仲良くなりたい | 気になる人 |
| クッキー | 友達でいよう | 義理・友人 |
| チョコレート | 特別な意味なし | 誰でもOK |
| プリン | 特別な意味なし | 誰でもOK |
| ケーキ | 特別な意味なし | 誰でもOK |
| カステラ | 特別な意味なし | 誰でもOK |
| フィナンシェ | 特別な意味なし | 誰でもOK |
| マシュマロ | 嫌い・お断り | 避けたほうが無難 |
| グミ | 嫌い | 避けたほうが無難 |
お菓子以外のアイテムの意味一覧
| アイテム | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| ハンカチ | 別れたい | 本命・義理ともに避ける |
| 香水 | 親密になりたい・独占したい | 本命向き/義理はNG |
| 靴下 | 心を許している | 親しい友人・恋人向き |
| 指輪 | 結婚・永遠 | 恋人・プロポーズ向き |
| ネックレス | 独占したい | 信頼関係のある相手に |
| ブレスレット | 束縛したい | 信頼関係のある相手に |
| テディベア | 大切にしてほしい | 本命向き |
| マグカップ | 一緒に過ごしたい | 恋人向き |
| 花 | 花言葉による | 花の種類で意味が変わる |
まとめ
ホワイトデーのお返しには、それぞれ意味が込められています。
- 本命には:キャンディー、金平糖、マカロン、バームクーヘンなど
- 義理・友達には:クッキー、チョコレート、プリンなど意味のないお菓子
- 避けたほうがいいもの:マシュマロ、グミ、ハンカチ
とはいえ、これらの意味は「絶対に守らなければいけないマナー」ではありません。知っている人も知らない人もいますし、地域や世代によっても認識は異なります。
大切なのは、相手のことを考えて選ぶ気持ち。意味を知ったうえで「美味しいから」「喜んでもらえそうだから」と選ぶのであれば、それが一番のプレゼントになるはずです。


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