メール sageとは?5ちゃんねるや掲示板での意味と使い方を解説

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)や類似の掲示板を見ていると、メール欄に「sage」と書かれた投稿を目にすることがあります。

初めて掲示板を利用する方にとっては、「メール欄に何か入力する必要があるの?」「sageって何?」と疑問に思うのではないでしょうか。

この記事では、掲示板におけるメール欄の「sage」の意味、使い方、由来、マナーについて詳しく解説します。

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メール欄とは

5ちゃんねるなどの掲示板には、書き込み画面に「メール欄」という項目があります。

この欄は「省略可」と表示されていますが、実際にはメールアドレスを入力する必要はありません。
5ちゃんねるは匿名掲示板なので、個人情報であるメールアドレスを入力する意味がないのです。

では、なぜメール欄が存在するのでしょうか。
答えは「sage」というコマンドを入力するためです。

sageとは

「sage」(読み方:サゲ)とは、掲示板のスレッドを上位表示させないための機能です。

sageの語源

「sage」は日本語の「下げる」という動詞に由来します。

もともと2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で1999年12月2日に「油抜き」(aburanuki)として導入された機能で、その後「sage」に名称変更されました。

英語圏の掲示板(4chanなど)にも広がり、現在では国際的なインターネットスラングとして認識されています。

sageの機能

通常、掲示板ではスレッドに書き込みが行われると、そのスレッドが一覧画面の最上位(一番上)に表示される仕様になっています。
これを「スレッドが上がる」または「age」(アゲ)と呼びます。

しかし、メール欄に半角小文字で「sage」と入力して書き込むと、スレッドの位置が変わらず、上位表示されなくなります。

重要なポイント:

  • sageは「スレッドを下げる」機能ではなく、「スレッドを上げない」機能です
  • 実際に順位が下がるわけではなく、現状維持されます
  • 他のスレッドが書き込みによって上がっていくため、相対的に下がっていくことになります

sageの対義語

「sage」の対義語は「age」(アゲ)です。

「age」は、スレッドを上位表示させることを意味します。
メール欄を空白にして書き込むと、自動的にスレッドが上がります。

sageの使い方

sageの使い方は非常に簡単です。

基本的な入力方法

  1. 5ちゃんねるの書き込み画面を開く
  2. メール欄に「sage」と半角小文字で入力
  3. 本文に書き込みたい内容を入力
  4. 投稿ボタンをクリック

注意点:

  • 必ず半角小文字で「sage」と入力してください
  • 全角で「sage」と入力しても機能しません
  • 名前欄に入力しても意味がありません
  • メール欄以外に入力しても効果はありません

専用ブラウザでの使い方

5ちゃんねる専用ブラウザ(JaneStyle、ChMate、BB2Cなど)を使用している場合、多くのソフトで「sage」のチェックボックスが用意されています。

チェックボックスにチェックを入れるだけで、自動的にメール欄に「sage」が入力されます。
一部のブラウザでは、デフォルトでsageが有効になっていることもあります。

sageの見分け方

5ちゃんねるでは、sage設定の有無によってユーザー名の色が変わります。

  • 青文字: メール欄に「sage」などの文字列を入力したユーザー
  • 緑文字: メール欄を空白にしたまま投稿したユーザー

ブラウザで表示した場合、sage設定されている書き込みは名前の部分がリンクになっており、クリックすると「sage」と入力されているのが確認できます。

sageを使う理由

sageが使われる理由は、主に以下の通りです。

スレッドを目立たせたくない

長く続いているスレッドの常連メンバーで、ひっそりと雑談を楽しみたい場合に使用します。

新規ユーザーの流入を避けたい、身内だけで静かに進行したいといった目的があります。

荒らし対策

スレッドが上位表示されると、荒らしやスクリプト荒らしの標的になりやすくなります。

特に2ちゃんねるの黎明期には、上位にあるスレッドに無差別に荒らしが行われることが多く、自衛策としてsageが広まりました。

礼儀・マナーとして

重要でない内容や、スレッドを上げるほどの価値がない書き込みをする際に、礼儀としてsageを使用します。

「この投稿はスレッドを上位に移動させるほどの内容ではない」という意思表示になります。

スレッドへの不満を示す

本文に「sage」と書くことで、「このスレッドはつまらない」「内容が低質」という不満の意思表示として使われることもあります。

この場合、メール欄への入力とは別に、本文にも「sage」と書き込みます。

sage進行とは

「sage進行」とは、スレッド全体でsageを使って進行させることを指します。

スレッドのルールや慣習として「sage推奨」「sage進行推奨」と明記されている場合、参加者全員がメール欄に「sage」と入力して書き込むことが求められます。

sage進行が推奨されるスレッド

以下のようなスレッドでは、sage進行が推奨されることが多いです。

  • アングラな話題を扱うスレッド
  • 荒らされやすい話題のスレッド
  • 過去ログの長い、古参向けのスレッド
  • マイナーな趣味や話題のスレッド
  • 特定のコミュニティで進行するスレッド

sage進行のマナー

旧2ちゃんねる時代には、sage推奨スレッドでsageを忘れると、他のユーザーから以下のような厳しい指摘を受けることがありました。

  • 「あげるなよ」(スレッドを上にあげるな)
  • 「ageんなカス」
  • 「半年ROMれ」(半年間、書き込まずに読むだけにしろ)

現在の5ちゃんねるでは、こうした厳しい罵声が飛び交うことは少なくなりましたが、スレッドのルールが「sage推奨」の場合は、それに従うのがマナーです。

sageの文化的背景

sageが広まった背景には、インターネット黎明期の2ちゃんねるとオタク文化が関係しています。

アングラサイトとしての2ちゃんねる

2ちゃんねるはアングラサイトであり、オタクも世間に認められていない時代だったため、掲示板での話し合いは身内同士で外部に出さないという文化がありました。

マイナーな話題が尊重される文化があり、スレッドが上位に表示されて新参者の目につくことを良しとしませんでした。

スクリプト荒らしへの対策

2ちゃんねるの初期には、スクリプト荒らしが猛威を振るっていました。

一度スクリプト荒らしに襲われると、不快なAAや言葉が何百回と連続して書き込まれ、スレッドがほぼ機能不全になります。

荒らしは掲示板の上位にあるスレッドを無作為に攻撃する特徴があったため、自衛手段としてsageが使われるようになりました。

sageの派生用語

sageに関連する派生用語がいくつか存在します。

保守age・定期age

スレッドに書き込みがないと、一定期間後に「DAT落ち」(過去ログ送り)になってしまいます。

スレッドを維持するために、本文に「age」「保守」「保守age」「定期age」と書き込んで、意図的にスレッドを上げることがあります。

supersage

一部の掲示板では、「supersage」という機能が実装されています。

通常のsageはスレッドの位置を維持するだけですが、supersageはスレッドを強制的に2ページ目に移動させる機能です。

Sage goes in every field

英語圏の掲示板で使われる表現で、「すべてのフィールドにsageを入力する」という意味です。

非常にひどいスレッドに対して極度の嫌悪感を示すため、名前欄、件名欄、本文、メール欄すべてに「sage」と入力することを指します。

実際には追加効果はありませんが、強い不快感の表明として使われます。

他の掲示板でのsage

sageは2ちゃんねる発祥の機能ですが、他の掲示板にも広がっています。

したらば掲示板(JBBS)

したらば掲示板でも、メール欄に「sage」「down」「↓」のいずれかを入力することで、スレッドの順位を変更しない機能が使えます。

4chan

英語圏の画像掲示板4chanでは、当初メール欄に「sage」と入力する仕様でしたが、2014年8月12日にメール欄が廃止され、「Options」欄に変更されました。

現在は「Options」欄に「sage」と入力することで、スレッドをバンプ(上位表示)させずに返信できます。

4chanでは、sage設定のユーザーIDが「ID: Heaven」と表示される仕様でした(一部の板のみ)。

その他の掲示板

日本の多くの掲示板システム(Rara掲示板など)でも、sage機能が実装されています。

ただし、掲示板によってはsage機能が存在しない、または設定で無効化されている場合もあります。

sageに関する注意点

sageを使用する際の注意点をまとめます。

メールアドレスを入力する必要はない

メール欄という名前ですが、実際のメールアドレスを入力する必要はありません。

「sage」以外の文字列を入力しても、メール欄に何か入力されていれば同様にsage扱いになることが多いです。

ただし、間違って自分のメールアドレスを入力してしまうと、個人情報が公開されてしまうので注意してください。

全角入力は無効

「sage」は必ず半角小文字で入力してください。

全角で「sage」と入力しても、sage機能は働きません。

名前欄に入力しても無効

sage機能が有効なのはメール欄(またはOptions欄)だけです。

名前欄や本文に「sage」と書いても、スレッドを上げない効果はありません。

他のユーザーがageれば上がる

自分がsageで書き込んでも、他のユーザーがメール欄を空白にして書き込めば、スレッドは上位に移動してしまいます。

sage進行を徹底したい場合は、スレッド参加者全員の協力が必要です。

sageを強要しない

sage進行が明記されていないスレッドで、他のユーザーにsageを強要するのはマナー違反です。

スレッドのルールに従い、sage推奨の記載がある場合のみ、それに従うようにしましょう。

まとめ

「sage」は、5ちゃんねるなどのスレッドフロート型掲示板において、スレッドを上位表示させないための機能です。

日本語の「下げる」に由来し、メール欄に半角小文字で「sage」と入力することで使用できます。

sage進行が推奨されるスレッドでは、参加者全員がsageを使って書き込みを行います。
これは荒らし対策、身内での進行、礼儀としての配慮など、さまざまな理由で使われています。

掲示板を利用する際は、スレッドごとのルールや慣習を確認し、適切にsageを使い分けることが大切です。

参考情報

  1. 5chのメール欄は何のためにある?「sage」とは? – バルス東京
  2. sageとは – ニコニコ大百科
  3. sage – 通信用語の基礎知識
  4. Sage | Know Your Meme
  5. Urban Dictionary: sage
  6. 2channel – Wikipedia

※この記事は2026年2月4日時点の情報に基づいています

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