PCのストレージ容量を定期的に確認することは、ディスクの空き容量を管理し、パフォーマンスを最適化するために重要です。
特に、容量不足は動作の遅延やエラーの原因となることがあります。
本記事では、Windowsでストレージの総容量や空き容量を簡単に確認する方法を解説します。
エクスプローラーで確認する

以下は、エクスプローラーで確認する手順です。
- エクスプローラーを開く
- ショートカットキー
Windowsキー + E
を押してエクスプローラーを開きます。
- ショートカットキー
- PCアイコンをクリック
左側のメニューから「PC」または「このPC」を選択します。 - ストレージデバイスを確認
各ストレージ(CドライブやDドライブなど)が表示され、以下の情報が確認できます:- 使用済み容量(青いバー)
- 空き容量(灰色のバー)
- 総容量(「プロパティ」でも確認可能)
Windows設定から確認する
以下は、設定から確認する手順です。
- 設定を開く
Windowsキー + I
を押して「設定」を開きます。
- 「システム」を選択
左側のメニューから「システム」を選択します。 - 「ストレージ」をクリック
「システム」セクション内にある「ストレージ」を選択します。 - ストレージの詳細を確認
- ストレージ使用量がカテゴリ別(アプリ、画像、動画など)に表示されます。
- さらに詳細を確認したい場合は、対象の項目もしくは「ストレージの詳細設定」をクリックします。
ディスクのプロパティから確認する

以下は、ディスクのプロパティから確認する手順です。
- エクスプローラーを開く
Windowsキー + E
を押して「エクスプローラー」を開きます。
- 確認したいドライブを右クリック
例:Cドライブを右クリックします。 - 「プロパティ」を選択
ドライブのプロパティウィンドウが開きます。 - 容量情報を確認
- 総容量、使用済み容量、空き容量が円グラフで表示されます。
CLI(コマンドライン)で確認する(上級者向け)
以下は、CLI(コマンドライン)で確認する方法です。
- ターミナルを開く
- スタートメニューで「terminal(もしくはターミナル)」と検索し、「ターミナル」を開きます。
- コマンドを入力
以下のコマンドを入力して、Enterを押します
Get-PSDrive
- 結果を確認
各ドライブの使用容量と空き容量(FreeSpace)、総容量(Size)がバイト単位で表示されます。
Name Used (GB) Free (GB) Provider
---- --------- --------- --------
C 50.0 450.0 FileSystem
D 20.0 100.0 FileSystem
- Name: ドライブ名(例: C, D)。
- Used: 使用済み容量。
- Free: 空き容量。
- Provider: ドライブの種類(通常は FileSystem)。
ディスク管理ツールで確認する
ディスク管理ツールで確認する方法です。
- ディスク管理を開く
- スタートメニューで「ディスク管理」と検索し、「ハードディスク パーティションの作成と〜〜〜」を選択します。
- ドライブ情報を確認
- 各ドライブの容量、使用状況、パーティション構成が表示されます。
注意点とヒント
- 容量不足の対処法
- 不要なファイルやアプリを削除する。
- クラウドストレージ(One Drive, Google Drive)や外部ストレージ(SSD, HDD)を利用する。
- ディスククリーンアップツールを使用する。
- ストレージに余裕を持たせる
ストレージの空き容量が常に少ない状態では、デバイスのパフォーマンスや寿命に影響を与える可能性があります。
まとめ
Windowsでストレージ容量を確認する方法は複数ありますが、初心者から上級者まで利用できる簡単な手順を紹介しました。
エクスプローラーや設定画面での確認が基本ですが、コマンドプロンプトやディスク管理ツールを活用すれば、
さらに詳細な情報を得ることが可能です。
定期的に確認し、ストレージを適切に管理してPCを快適に使い続けましょう。
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