ターミナル(Terminal)では、デフォルトのプロファイルを自由に変更できます。
デフォルトではPowerShellが選ばれていることが多いですが、コマンドプロンプト(cmd.exe)をデフォルトとして設定することも可能です。
以下にその手順を詳しく解説します。
デフォルトをコマンドプロンプトに設定

ターミナル(Terminal)を起動する
スタートメニューから「ターミナル(Windows Terminal)」を検索し、起動します。
設定を開く
タブバーの「▼」ボタンをクリックし、「設定」を選択します。
デフォルトプロファイルを変更する
- 左側メニューの「スタートアップ」を選択します。
- 「既定のプロファイル」のプルダウンメニューから、「コマンドプロンプト」を選択します。
設定を保存
設定画面右下の「保存」をクリックして、変更を適用します。
設定内容をJSONで確認する方法(オプション)
Windows Terminalの設定をJSONファイルで直接編集することも可能です。
手順:
- JSONファイルを開く
- 設定画面の左下にある「JSONファイルを開く」をクリックします。
- デフォルトプロファイルのUUIDを設定
- JSONファイル内の
"defaultProfile"
に、コマンドプロンプトのUUIDを設定します。コマンドプロンプトのUUIDは、"profiles"
の"list"
セクション内の"guid"
に記載されています。
{ "defaultProfile": "{コマンドプロンプトのUUID}" }
- JSONファイル内の
- 保存して閉じる
- JSONファイルを保存すると、設定が反映されます。
設定後の確認
ターミナルを再起動すると、デフォルトでコマンドプロンプトが起動します。
確認のために、再度ターミナルを開いて動作をチェックしてください。
注意点
- プロファイルの確認
- 「コマンドプロンプト」がプロファイルに存在しない場合は、カスタムでプロファイルを作成する必要があります。
- 設定ミスに注意
- JSONファイルを直接編集する際、構文エラーがあるとTerminalが起動しなくなることがあります。編集前にバックアップを取ることをおすすめします。
まとめ
Windows Terminalのデフォルトプロファイルをコマンドプロンプトに設定することで、より使い慣れた環境で作業を進めることができます。
設定画面を使った簡単な変更や、JSONファイルを利用した詳細なカスタマイズに挑戦して、自分好みのターミナル環境を整えましょう。
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