環境変数はシステムの動作やアプリケーションの実行に影響を与える重要な設定です。
この記事では、Windows 11で環境変数を確認する方法をいくつか紹介します。
方法
ここからはGUIを使った方法とコマンドプロンプトおよびPowerShellを使った方法を説明します。
方法1: GUIを使用する方法

以下は、GUIを使用する方法です。
ステップ1: 設定を開く
- Windowsキー + I を押して「設定」を開きます。
- 左側のメニューから「システム」を選択します。
- 画面の下部にスクロールして「バージョン情報」をクリックします。
ステップ2: 環境変数の設定を開く

- 「デバイスの仕様」セクションの下にある「システムの詳細設定」をクリックします。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、「詳細設定」タブを選択します。
- 「環境変数」ボタンをクリックします。
ステップ3: 環境変数を確認する
- 「環境変数」ウィンドウが開きます。
- ユーザー環境変数とシステム環境変数が表示されます。
- 各変数をクリックして「編集」ボタンを押すと、詳細を確認できます。
方法2: コマンドプロンプトを使用する方法
以下は、コマンドプロンプトを使用する方法です。
ステップ1: コマンドプロンプトを開く
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「cmd」と入力し、Enterキーを押してコマンドプロンプトを開きます。
ステップ2: 環境変数を確認する
コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
set
これで、すべての環境変数とその値が一覧表示されます。
特定の環境変数を確認する
特定の環境変数の値を確認するには、以下のコマンドを入力します:
echo %変数名%
例:
echo %PATH%
方法3: PowerShellを使用する方法
以下は、PowerShellを使用する方法です。
ステップ1: PowerShellを開く
- Windowsキー + X を押して、メニューから「ターミナル」を選択します。
ステップ2: 環境変数を確認する
以下のコマンドを入力してEnterキーを押します:
Get-ChildItem Env:
これで、すべての環境変数とその値が一覧表示されます。
特定の環境変数を確認する
- 特定の環境変数の値を確認するには、以下のコマンドを入力します:
$Env:変数名
例:
$Env:PATH
注意点
- 環境変数の変更は、システムの動作に影響を与える可能性があるため、慎重に行ってください。
- 特にシステム環境変数の変更は、管理者権限が必要です。
終わりに
Windows 11で環境変数を確認する方法を理解することで、システムの設定やアプリケーションのトラブルシューティングがより効率的に行えるようになります。
GUI、コマンドプロンプト、およびPowerShellのいずれかの方法を使用して、環境変数を簡単に確認できます。
ぜひ、試してみてください。
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