Surface Proの電源ボタンを押しても何も反応しない、ロゴ画面で止まってしまう、画面が真っ暗なまま…。
突然起動しなくなると、大切なデータが心配になったり、故障したのではないかと不安になりますよね。
しかし、Surface Proが起動しない原因の多くは、簡単な操作で解決できるケースが少なくありません。
この記事では、Surface Proが起動しない症状を3つのパターンに分類し、それぞれの対処法を段階的に解説します。
自分で試せる方法から、専門家に相談すべきケースまで、網羅的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- Surface Proが起動しない3つの症状パターン
- 対処前の基本確認事項
- 対処法1: 強制再起動(全モデル共通)
- 対処法2: ツーボタンシャットダウン(完全放電)
- 対処法3: 充電器の確認と交換
- 対処法4: キーボードショートカット(ディスプレイドライバーのリセット)
- 対処法5: 外部モニターでの確認
- 対処法6: セーフモードでの起動
- 対処法7: 回復ドライブを使用したリセット
- 対処法8: UEFI(BIOS)設定の確認
- データを守りたい場合の対処法
- 修理が必要な場合の選択肢
- よくある質問(FAQ)
- Q1: 強制再起動を何度も繰り返しても大丈夫ですか?
- Q2: 充電器のランプは点灯しているのに起動しません。
- Q3: データを失わずに修理できますか?
- Q4: 保証期間内なら無料で修理してもらえますか?
- Q5: Surface Proの寿命はどのくらいですか?
- Q6: 回復ドライブを使うとデータは消えますか?
- Q7: 本体が熱いまま起動を試みても大丈夫ですか?
- Q8: 互換品の充電器を使っても問題ありませんか?
- Q9: Surfaceロゴが一瞬表示されてすぐ消える症状はどうすればいいですか?
- Q10: 電源ボタンが物理的に壊れている場合はどうすればいいですか?
- Q11: Surfaceが水濡れした後に起動しなくなりました。
- Q12: 自分で分解して修理できますか?
- まとめ
Surface Proが起動しない3つの症状パターン
まず、Surface Proが起動しない症状を大きく3つのパターンに分類しましょう。
症状によって原因と対処法が異なるため、現在の状態を正確に把握することが重要です。
パターン1: 完全に電源が入らない(画面真っ暗)
電源ボタンを押しても、画面が真っ暗なまま何も表示されない状態です。
症状の特徴
- 電源ボタンを押しても無反応
- 画面が完全に真っ暗
- LEDランプも点灯しない
- ファンの音も聞こえない
主な原因
- バッテリー切れ
- 充電器の故障
- 電源系統の故障
- 周辺機器の干渉
パターン2: Surface/Microsoftロゴで止まる
電源は入るものの、Surface または Microsoft のロゴが表示されたまま先に進まない状態です。
症状の特徴
- Surfaceロゴが表示される
- ロゴ画面から進まない
- ロゴが点滅することもある
- 読み込みマークがずっと回っている
主な原因
- システムファイルの破損
- Windows Updateの失敗
- ストレージの問題
- ファームウェアの不具合
パターン3: Windowsロゴで止まる
Windowsロゴまでは表示されるものの、そこから先に進まない状態です。
症状の特徴
- Windowsロゴが表示される
- ロゴ画面で固まる
- 再起動を繰り返す
- エラーメッセージが表示される
主な原因
- Windowsシステムの破損
- ドライバーの不具合
- 最近インストールしたソフトの影響
- ストレージの故障
対処前の基本確認事項
本格的な対処に入る前に、以下の基本事項を確認しましょう。
これだけで問題が解決する可能性もあります。
1. 充電状況の確認
確認すべきポイント
- ACアダプターがコンセントにしっかり差し込まれているか
- Surface本体に充電ケーブルがしっかり接続されているか
- 充電器のLEDランプが点灯しているか
- 電源タップを使用している場合、スイッチがONになっているか
充電器のLEDランプの意味
- 白色点灯:正常に充電中
- 消灯:充電されていない(接続不良またはバッテリー完全放電)
- 点滅:充電器またはバッテリーの故障の可能性
注意点
- タコ足配線していると電圧が不安定になることがあります
- 一度ACアダプターを直接コンセントに挿して試してみましょう
2. 充電時間の確保
バッテリーが完全に空になっている場合、充電に時間がかかります。
充電の目安
- 最低15分以上充電してから電源を入れる
- 完全放電していた場合、30分~数時間かかることもある
- 充電中はLEDランプの点灯を確認する
ポイント
- Surface Proは充電中でも起動可能です
- 満充電を待つ必要はありません
3. 周辺機器の確認
接続している周辺機器が起動を妨げている可能性があります。
取り外すべきもの
- USBメモリ・外付けHDD/SSD
- SDカード
- USBハブ
- マウス・キーボード(Type Cover以外)
- 外部モニター
- プリンター
- Surface Dock
手順
- すべての周辺機器を取り外す
- 電源を入れてみる
- 起動したら、周辺機器を1つずつ接続して原因を特定
4. 本体の温度確認
Surface Proが異常に熱い場合、保護機能が働いて起動しないことがあります。
対処法
- 本体を触って熱くないか確認
- 熱い場合は、電源を切って30分以上冷ます
- 風通しの良い場所に置く
- 注意:急激に冷やすのは厳禁(結露の原因)
5. 充電器の確認
充電器自体が故障している可能性もあります。
確認方法
- 別のSurface用充電器があれば試す
- Surface Pro 7以降はUSB-C充電にも対応
- USB-C Power Delivery対応の充電器でも充電可能
注意点
- 純正充電器を使用することを強く推奨します
- 互換品の充電器はSurface本体を破壊する可能性があります
- 充電器の故障が疑われる場合、まず正規品で試してください
対処法1: 強制再起動(全モデル共通)
最も基本的かつ効果的な対処法が「強制再起動」です。
多くの起動トラブルはこの方法で解決します。
強制再起動の手順(Surface Pro 5以降)
対象モデル
- Surface Pro 5(2017)
- Surface Pro 6
- Surface Pro 7
- Surface Pro 7+
- Surface Pro 8
- Surface Pro 9
- Surface Pro 10
- Surface Pro 11
- Surface Pro X
手順
- 電源ボタンを約20秒間長押しする
- Surfaceロゴが表示されても押し続ける
- 画面が消えたら、電源ボタンを離す
- 10秒間待つ
- 電源ボタンを押して起動する
ポイント
- 必ず20秒間押し続けることが重要
- 途中でロゴが表示されても離さない
旧モデル(Surface Pro 2/3/4)の強制再起動
対象モデル
- Surface Pro
- Surface Pro 2
- Surface Pro 3
- Surface Pro 4
手順(ツーボタンシャットダウン)
- 音量を上げるボタン(+)と電源ボタンを同時に押す
- 約15秒間押し続ける
- 画面が消えても15秒間は押し続ける
- 両方のボタンを離す
- 10秒間待つ
- 電源ボタンを押して起動する
強制再起動の注意点
やってはいけないこと
- 何度も繰り返さない(1~2回まで)
- 本体を乱暴に扱わない
- 無理に分解しようとしない
繰り返しについて
- 強制再起動を何度も繰り返すとデータ破損のリスクがあります
- 2回試して効果がない場合は次の対処法に進みましょう
対処法2: ツーボタンシャットダウン(完全放電)
強制再起動でも起動しない場合、ツーボタンシャットダウンを試しましょう。
この方法は、Surface内部に溜まった電気を放電し、システムをリセットする効果があります。
ツーボタンシャットダウンの手順
Surface Pro 5以降のモデル
- 電源ボタンを30秒間長押しして離す
- 10秒間待つ
- 音量を上げるボタン(+)と電源ボタンを同時に押す
- 15秒間押し続ける
- 両方のボタンを離す
- 10秒間待つ
- 電源ボタンを押して起動する
Surface Pro 2/3/4のモデル
- 電源ボタンを30秒間長押しして離す
- 音量を上げるボタン(+)と電源ボタンを同時に押す
- 15秒間押し続ける
- 両方のボタンを離す
- 10秒間待つ
- 電源ボタンを押して起動する
ツーボタンシャットダウンの効果
この方法で解決できる症状
- スリープモードからのフリーズ
- 一時的なシステムの不具合
- 内部回路の帯電による起動不良
メカニズム
- Surface内部の電気を完全に放電
- ハードウェアレベルでリセット
- 揮発性メモリをクリア
対処法3: 充電器の確認と交換
充電器が原因で起動しないケースもあります。
充電器の診断
LEDランプが点灯しない場合
- コンセントを確認(他の機器を挿して通電確認)
- ACアダプターの接続部を確認
- 充電コネクタの清掃(ティッシュで優しく拭く)
- 別のコンセントで試す
LEDランプが点灯するが充電されない場合
- 充電器の内部故障の可能性
- 本体側の充電ポートの故障の可能性
Surface充電器の互換性
Surface Connect充電器の互換性
- Surface Go、Book、Laptop、Pro(3以降)は相互互換性あり
- ただしSurface RTとSurface Pro 1/2は別規格
USB-C充電対応モデル
- Surface Pro 7
- Surface Pro 8
- Surface Pro 9
- Surface Pro 10
- Surface Pro X
これらのモデルは、USB-C Power Delivery対応の充電器でも充電可能です。
充電器交換時の注意
必ず純正または認定品を使用
- 互換品の充電器はSurface本体を破壊する可能性があります
- 電圧や電流が合わないと基板が損傷します
- Microsoft純正品の使用を強く推奨します
対処法4: キーボードショートカット(ディスプレイドライバーのリセット)
画面が真っ暗でも、内部では動作している可能性があります。
キーボードショートカットでディスプレイドライバーをリセットしてみましょう。
手順
- Type Coverを接続する(またはBluetoothキーボード)
- 充電器を接続する
- 以下のキーを同時に押す
Windows + Ctrl + Shift + B
- 画面が一瞬点滅する
- 画面が表示されるか確認
このショートカットの効果
解決できる症状
- ディスプレイドライバーのクラッシュ
- 画面出力の不具合
- 外部モニター接続後の画面表示トラブル
メカニズム
- グラフィックドライバーを強制的に再起動
- 画面出力をリセット
- ディスプレイとの通信を再確立
対処法5: 外部モニターでの確認
Surface本体の液晶に問題がある可能性があります。
外部モニターに接続して、内部では動作しているか確認しましょう。
外部モニター接続の手順
必要なもの
- 外部モニター(テレビでも可)
- 適切な接続ケーブル
- Surface Pro 4以降:Mini DisplayPort to HDMI
- Surface Pro 7以降:USB-C to HDMI(またはUSB-C to DisplayPort)
手順
- Surface Proを外部モニターに接続
- 電源ボタンを押して起動
- 外部モニターに画面が表示されるか確認
結果の判断
外部モニターに画面が表示される場合
- Surface本体の液晶または液晶ケーブルの故障
- タッチパネルの故障
- 修理が必要
外部モニターにも表示されない場合
- システムまたはハードウェアの問題
- 次の対処法に進む
対処法6: セーフモードでの起動
Windowsは起動するものの正常に動作しない場合、セーフモードで起動してみましょう。
セーフモードとは
最小限のドライバーとサービスだけでWindowsを起動するモードです。
セーフモードでできること
- 問題の原因を特定
- 最近インストールしたソフトのアンインストール
- ドライバーの更新または削除
- システムの復元
セーフモードへの入り方
方法1: 強制終了を3回繰り返す
- Windowsロゴが表示されたら電源ボタンを10秒間長押し
- 強制終了する
- この操作を3回繰り返す
- 4回目の起動で「自動修復」画面が表示される
- 「詳細オプション」を選択
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」
- 「F4」キーを押してセーフモードで起動(Type Coverが必要)
方法2: 回復ドライブから起動
- あらかじめ作成した回復ドライブがある場合のみ
- 回復ドライブから起動して「トラブルシューティング」を選択
セーフモードでの対処
チェックすべきポイント
- 最近インストールしたソフトをアンインストール
- デバイスマネージャーで不具合のあるドライバーを確認
- Windows Updateを確認
- ウイルススキャンを実行
対処法7: 回復ドライブを使用したリセット
上記の方法で解決しない場合、回復ドライブを使用してSurface Proをリセットします。
回復ドライブとは
Windowsを初期状態に戻すためのUSBメモリです。
注意
- この方法はデータを失う可能性があります
- 実行前に必ずデータ復旧業者に相談することを推奨
- バックアップがある場合のみ実行してください
回復ドライブの作成方法(正常に動作する別のPCで)
必要なもの
- USBメモリ(16GB以上推奨)
- 正常に動作するWindows PC
手順
- Windows PCで「回復ドライブの作成」を検索
- 「回復ドライブの作成」を開く
- USBメモリを挿入
- 「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」のチェックを外す
- 「次へ」をクリック
- 作成完了を待つ(30分~1時間程度)
回復ドライブからの起動
手順
- 回復ドライブをSurface Proに挿入
- 音量を下げるボタン(-)を押しながら電源ボタンを押す
- Surfaceロゴが表示されたら音量ボタンを離す
- 回復メニューが表示される
リセット手順
- 「トラブルシューティング」を選択
- 「ドライブから回復する」を選択
- 「ファイルの削除のみ行う」または「ドライブを完全にクリーンアップする」を選択
- 「回復」をクリック
- リセット完了を待つ(1~2時間程度)
対処法8: UEFI(BIOS)設定の確認
Surface ProのUEFI設定に問題がある可能性があります。
UEFIへの入り方
手順
- Surface Proの電源を完全にオフにする
- 音量を上げるボタン(+)を押し続ける
- 電源ボタンを押して離す
- Surfaceロゴが表示されても音量ボタンを押し続ける
- UEFI画面が表示されたら音量ボタンを離す
UEFI設定の確認ポイント
ブートオプションの確認
- 「Boot configuration」を選択
- 以下がすべて有効になっているか確認
- Windows Boot Manager
- Internal Storage
- USB Storage
- PXE Network
すべて無効になっている場合
- すべてを有効(Enabled)に設定
- 「Exit」→「Save and Exit」で保存して再起動
Secure Bootの確認
- 「Security」→「Secure Boot」
- 有効(Enabled)になっているか確認
- 無効の場合は有効にする
データを守りたい場合の対処法
Surface Proが起動しなくても、データは無事な可能性があります。
データ復旧業者への相談
いつ相談すべきか
- 重要なデータが保存されている
- バックアップを取っていない
- 自分で対処して症状が悪化するのが怖い
- 初期化する前にデータを取り出したい
データ復旧業者ができること
- Surface本体を分解してSSDを取り出し
- 別の機器でデータを読み取り
- 論理障害(ソフトウェア問題)のデータ復旧
- 物理障害(ハードウェア故障)のデータ復旧
注意点
- 修理業者とデータ復旧業者は別物
- 修理業者に出すとデータが失われる可能性が高い
- データ優先なら必ずデータ復旧業者に先に相談
データ復旧業者の選び方
チェックポイント
- Surface Proの復旧実績があるか
- SSDオンボード(直付け)のSurfaceに対応しているか
- 無料診断があるか
- 料金体系が明確か
- 成功報酬型か
Surface Pro特有の問題
- Surface Pro 3以降はSSDがマザーボードに直付け
- 一般的なデータ復旧より高度な技術が必要
- 対応できる業者が限られる
修理が必要な場合の選択肢
自分で対処しても起動しない場合、修理を検討する必要があります。
選択肢1: Microsoft公式修理サービス
メリット
- 純正パーツでの修理
- 正規の技術で対応
- 保証期間内なら無料(症状による)
デメリット
- データは確実に消去される
- 本体交換(リファビッシュ品)になることが多い
- 修理費用が高額(保証外の場合)
料金の目安
- 保証期間内:無料~有料(症状による)
- 保証期間外:30,000円~80,000円程度
修理依頼の流れ
- Microsoft公式サイトから「デバイスサービス」にアクセス
- サインイン
- 「デバイスの修理」を選択
- Surface Proのシリアル番号を入力
- 症状を選択
- 配送または持ち込みを選択
選択肢2: 民間の修理業者
メリット
- Microsoft公式より安価な場合がある
- 即日修理に対応している店舗もある
- データ保持を優先してくれる場合がある
デメリット
- 非純正パーツを使用する可能性
- 技術力にばらつきがある
- 保証がなくなる可能性
注意点
- Surfaceの分解は非常に困難
- 両面テープで固定されている
- 液晶を破損するリスクが高い
- 実績のある業者を選ぶことが重要
選択肢3: 買い替え
買い替えを検討すべきケース
- 修理費用が新品の半額以上
- 使用年数が5年以上
- 他にも不具合が多発している
- データのバックアップがある
Surface Pro最新モデル(2024年時点)
- Surface Pro 10(法人向け)
- Surface Pro 9(個人・法人向け)
- Surface Pro 11(AI搭載モデル)
よくある質問(FAQ)
Q1: 強制再起動を何度も繰り返しても大丈夫ですか?
A: いいえ、推奨しません。
強制再起動を何度も繰り返すと、ストレージやシステムファイルにダメージを与える可能性があります。
2回試して効果がない場合は、次の対処法に進むか、専門家に相談してください。
Q2: 充電器のランプは点灯しているのに起動しません。
A: 充電器のランプが点灯していても、以下の可能性があります。
充電器の内部故障で実際には給電されていない
Surface本体の充電回路の故障
バッテリーの完全劣化
まず別の純正充電器で試し、それでも起動しない場合は修理が必要です。
Q3: データを失わずに修理できますか?
A: Microsoft公式修理では、データは確実に消去されます。
データを残したい場合は、まずデータ復旧業者に相談してデータを救出してから修理に出すことをおすすめします。
民間修理業者の中には、データを保持したまま修理してくれるところもありますが、確実ではありません。
Q4: 保証期間内なら無料で修理してもらえますか?
A: 症状と原因によります。
バッテリーの自然劣化や製造上の欠陥であれば無料の可能性が高いです。
しかし、落下や水濡れなどの過失による故障は有料になります。
保証書と購入証明書を用意して、Microsoft公式サポートに問い合わせてください。
Q5: Surface Proの寿命はどのくらいですか?
A: 一般的に3~5年程度です。
バッテリーは2~3年で劣化が始まります。
使用頻度や環境によって大きく変わりますが、5年以上使用している場合は買い替えも検討すべきタイミングです。
Q6: 回復ドライブを使うとデータは消えますか?
A: はい、回復ドライブからのリセットを実行すると、基本的にすべてのデータが消去されます。
「ドライブから回復する」オプションでは完全に初期化されます。
データを残したい場合は、実行前に必ずデータ復旧業者に相談してください。
Q7: 本体が熱いまま起動を試みても大丈夫ですか?
A: いいえ、危険です。
Surface Proが異常に熱い状態で無理に起動させようとすると、内部部品にダメージを与える可能性があります。
まず30分以上本体を冷ましてから、再度起動を試みてください。
ただし、急激に冷やす(冷蔵庫に入れるなど)のは絶対にやめてください。結露が発生して故障の原因になります。
Q8: 互換品の充電器を使っても問題ありませんか?
A: 強く非推奨です。
互換品の充電器は電圧や電流が適切でない場合があり、Surface本体の充電回路やマザーボードを破壊する可能性があります。
実際に互換充電器が原因で故障した事例が多数報告されています。
必ずMicrosoft純正の充電器を使用してください。
Q9: Surfaceロゴが一瞬表示されてすぐ消える症状はどうすればいいですか?
A: この症状は、起動プロセスの初期段階で何らかのエラーが発生していることを示しています。
まずツーボタンシャットダウンを試してください。
それでも改善しない場合は、UEFIのブート設定を確認するか、回復ドライブからの起動を試みてください。
自力での解決が難しい場合は、データ復旧業者または修理業者に相談することをおすすめします。
Q10: 電源ボタンが物理的に壊れている場合はどうすればいいですか?
A: 電源ボタン自体が破損している場合、自分で修理することは困難です。
Surfaceは分解が非常に難しく、液晶を破損するリスクが高いためです。
Microsoft公式修理サービスまたは実績のある民間修理業者に依頼してください。
電源ボタンの交換は部品レベルの修理になるため、専門技術が必要です。
Q11: Surfaceが水濡れした後に起動しなくなりました。
A: 水濡れ後は、すぐに電源を入れようとしないでください。
まず以下の手順を実行してください。
すぐに電源を切る(すでにオフの場合はそのまま)
充電器を外す
できるだけ水分を拭き取る
風通しの良い場所で最低48時間乾燥させる
乾燥後も起動しない場合、内部に水が入っている可能性が高く、修理が必要です。
水濡れは保証対象外なので、修理費用は有料になります。
Q12: 自分で分解して修理できますか?
A: 強く非推奨です。
Surface Proは両面テープで固定されており、一般的なノートPCと比べて分解が非常に困難です。
液晶パネルを割ってしまうリスクが非常に高く、修理コストがさらに高くなる可能性があります。
また、分解すると保証が無効になります。
どうしても自分で修理したい場合は、iFixitなどの修理ガイドを参照し、必要な工具を揃え、十分なリスクを理解した上で行ってください。
まとめ
Surface Proが起動しない原因は多岐にわたりますが、多くの場合は自分で対処できる問題です。
まず試すべき基本対処
- 充電状況の確認(最低15分充電)
- 周辺機器をすべて取り外す
- 強制再起動を実行
- ツーボタンシャットダウンを実行
症状別の対処
- 完全に電源が入らない → 充電器確認、強制再起動
- ロゴで止まる → ツーボタンシャットダウン、UEFI確認
- Windowsロゴで止まる → セーフモード起動、システムの復元
重要なポイント
- 強制再起動は2回まで
- 純正充電器を使用する
- データが大切なら先にデータ復旧業者に相談
- 保証期間内ならMicrosoft公式修理を利用
専門家に相談すべきケース
- 充電器のLEDランプが全く点灯しない
- すべての対処法を試しても起動しない
- 重要なデータがあり、バックアップがない
- 物理的な破損(落下、水濡れなど)がある
Surface Proは精密機器なので、無理な対処は症状を悪化させる可能性があります。
自分で対処する場合は、この記事の手順を慎重に実行してください。
データが重要な場合や、自信がない場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
適切な対処で、Surface Proが再び使えるようになることを願っています。

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