Safariの通常モードを使いこなそう!プライベートモードとの違いと便利な活用法

iPhoneやiPadでインターネットを見るとき、ほとんどの人が使っているのがSafariの「通常モード」です。

実は、Safariには2つのブラウジングモードがあることをご存じでしょうか。それが「通常モード」と「プライベートブラウズモード」なんです。

通常モードは、Safariを開いたときに自動的に使われているデフォルトのブラウジング方法です。アドレスバーが白色(またはダークモード時はグレー)で表示されているのが通常モードの目印ですよ。

この記事では、通常モードの特徴や便利な使い方、プライベートモードとの違いについて、わかりやすく解説していきますね。

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通常モードの基本的な特徴

通常モードでブラウジングすると、Safariはあなたの活動に関するさまざまな情報を保存します。

保存される主な情報

通常モードでは、以下のような情報がiPhoneやiPadに記録されます。

  • 閲覧履歴:訪問したWebサイトの記録
  • 検索履歴:検索バーに入力したキーワード
  • Cookie:Webサイトがあなたの設定や状態を記憶するための小さなデータ
  • 自動入力情報:ログインIDやパスワード、住所、クレジットカード情報など
  • Webサイトデータ:キャッシュやローカルストレージのデータ

これらの情報が保存されることで、次回以降のブラウジングがより便利になるんです。

iCloudとの同期

同じApple IDでログインしている他のAppleデバイス(別のiPhoneやiPad、Mac)とも、閲覧履歴やブックマーク、開いているタブなどが自動的に同期されます。

例えば、iPhoneで見ていたWebページの続きを、自宅のMacで開いて見る、なんてことが簡単にできちゃうんですね。

通常モードのメリット

通常モードには、日常使いにとても便利なメリットがたくさんあります。

1. 過去に訪問したページに簡単にアクセスできる

「あのサイト、どこだったっけ?」となっても大丈夫。履歴から簡単に探せます。Safariの下部にある本のアイコンをタップして「履歴」を選べば、過去に訪れたWebページがリストアップされますよ。

2. ログイン情報が保存される

よく使うWebサイトなら、一度ログインすればIDとパスワードを自動的に記憶してくれます。次回からは自動入力されるので、毎回入力する手間が省けるんです。

iCloudキーチェーン機能を使えば、パスワードも安全に管理できるので安心ですね。

3. Webサイトの読み込みが速い

一度訪問したサイトのデータ(キャッシュ)が保存されているため、再訪問時の表示が速くなります。画像やスタイルシートなどを毎回ダウンロードする必要がないからです。

4. カスタマイズした設定が維持される

お気に入りのニュースサイトで言語設定を日本語にしたり、フォントサイズを大きくしたりといった設定が、次回訪問時にも維持されます。

5. ショッピングカートの内容が保存される

オンラインショッピング中にアプリを閉じても、カートに入れた商品はそのまま残っています。後でゆっくり買い物を続けられるので便利でしょう。

6. デバイス間でシームレスに作業できる

先ほど触れたように、iCloudを通じて複数のデバイス間で開いているタブや履歴が同期されるので、どのデバイスからでもスムーズに作業を続けられます。

通常モードの注意点

便利な通常モードですが、いくつか注意すべき点もあります。

プライバシー情報が残る

通常モードで閲覧した内容は、すべてデバイスに記録されます。つまり、同じデバイスを使う家族や友人がいる場合、あなたの閲覧履歴を見られる可能性があるんです。

トラッキングのリスク

CookieやWebサイトデータによって、広告会社やWebサイトがあなたのオンライン行動を追跡できる可能性があります。ただし、Safariには「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能がデフォルトで有効になっているため、ある程度は保護されていますよ。

ストレージの使用

履歴やキャッシュが蓄積されると、iPhoneやiPadのストレージ容量を圧迫することがあります。定期的に不要なデータを削除することをおすすめします。

意図しない情報の残存

プライベートな調べ物をした後、履歴を消し忘れると後でバレてしまう可能性があります。サプライズプレゼントを探している時などは要注意ですね。

プライベートモードとの違い

ここで、通常モードとプライベートブラウズモードの違いを比較してみましょう。

通常モード

  • アドレスバーが白色(またはライトグレー)
  • 閲覧履歴が保存される
  • Cookieとキャッシュが保存される
  • 自動入力が利用できる
  • iCloud経由で他のデバイスと同期される
  • ログイン状態が維持される
  • 利便性が高い

プライベートモード

  • アドレスバーが暗い色(ダークグレーまたは黒)
  • 閲覧履歴が保存されない
  • Cookieとキャッシュがセッション終了時に削除される
  • 自動入力が無効になる
  • iCloudと同期されない
  • タブを閉じるとログアウトされる
  • プライバシー保護が優先される

どちらのモードも用途に応じて使い分けることで、より快適なブラウジング体験が得られますよ。

プライベートモードから通常モードに切り替える方法

プライベートブラウズモードを使っていて、通常モードに戻りたい時の手順を説明しますね。

iOS 15以降のiPhoneの場合

  1. Safariを開きます
  2. 画面右下の「タブボタン」(四角が2つ重なったアイコン)をタップ
  3. 画面下部中央の「プライベート」と表示されているボタンをタップ(またはスワイプ)
  4. 「○個のタブ」(例:「5個のタブ」)を選択
  5. 通常モードに切り替わります

アドレスバーの色が白色(またはライトグレー)に戻っていれば、通常モードに切り替わった証拠です。

別の簡単な方法

  1. Safariを開きます
  2. タブボタンを長押し
  3. 表示されるメニューから「○個のタブ」を選択

これでプライベートモードから通常モードに素早く切り替えられますよ。

通常モードで履歴を管理する方法

通常モードを使っていると、履歴やキャッシュが溜まってきます。適切に管理する方法を見ていきましょう。

閲覧履歴を確認する

  1. Safariを開きます
  2. 画面下部の本のアイコンをタップ
  3. 時計のアイコン(履歴)を選択
  4. 日付ごとに訪問したWebサイトが表示されます

閲覧履歴を削除する

履歴全体を削除したい場合は、iPhoneの設定から行います。

  1. 「設定」アプリを開きます
  2. 下にスクロールして「App」をタップ(iOS 18以降)
  3. 「Safari」を選択
  4. 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
  5. 時間範囲を選択(直近1時間、今日、今日と昨日、すべての履歴)
  6. 「履歴を消去」をタップして確定

これでSafariの閲覧履歴とCookie、キャッシュが削除されます。

特定のWebサイトだけを履歴から削除する

全部消さずに、特定のサイトだけを履歴から削除することもできます。

  1. Safariで履歴を開きます
  2. 削除したいWebサイトを左にスワイプ
  3. 「削除」をタップ

Webサイトデータを削除する

キャッシュや保存されたWebサイトデータだけを削除したい場合は、こちらの方法を試してください。

  1. 「設定」→「App」→「Safari」を開きます
  2. 「詳細」をタップ
  3. 「Webサイトデータ」を選択
  4. 「全Webサイトデータを削除」をタップ

これでストレージの空き容量も増えるでしょう。

通常モードのセキュリティとプライバシー設定

通常モードを使いながらも、プライバシーをできるだけ守る方法があります。

サイト越えトラッキングを防ぐ

この機能はデフォルトでオンになっていますが、念のため確認しておきましょう。

  1. 「設定」→「App」→「Safari」を開きます
  2. 「プライバシーとセキュリティ」セクションを確認
  3. 「サイト越えトラッキングを防ぐ」がオンになっていることを確認

詐欺Webサイトの警告

詐欺サイトにアクセスしようとすると、Safariが警告してくれます。

  1. 「設定」→「App」→「Safari」を開きます
  2. 「詐欺Webサイトの警告」がオンになっていることを確認

カメラとマイクへのアクセス管理

Webサイトがカメラやマイクにアクセスしようとしたとき、許可を求められるように設定できます。

  1. 「設定」→「Safari」を開きます
  2. 「カメラ」や「マイクロフォン」の項目で「確認」または「拒否」を選択

自動入力設定の管理

自動入力は便利ですが、セキュリティ上の懸念がある場合はオフにすることもできます。

  1. 「設定」→「App」→「Safari」を開きます
  2. 「自動入力」セクションで各項目を管理
  • 連絡先の情報を使用
  • ユーザ名とパスワード
  • クレジットカード
  • その他のフォーム

必要に応じてオン・オフを切り替えましょう。

通常モードとプライベートモードの賢い使い分け

両方のモードを状況に応じて使い分けることで、利便性とプライバシーの両方を確保できます。

通常モードがおすすめの場合

  • いつも使うニュースサイトやSNSを見るとき
  • オンラインバンキングなど、ログイン状態を保ちたいサイト
  • オンラインショッピングで複数の商品を比較しているとき
  • 後で見返したいWebページを閲覧するとき
  • 仕事や勉強で調べ物をして、履歴を残したいとき

プライベートモードがおすすめの場合

  • 誰かにプレゼントを探しているとき(サプライズがバレないように)
  • 公共のWi-Fiや共有デバイスを使っているとき
  • 医療情報や個人的な悩みについて調べるとき
  • 複数のアカウントに同時にログインしたいとき
  • 一時的に広告トラッキングを避けたいとき

切り替えるタイミング

タブボタンから簡単に切り替えられるので、その場の状況に応じてモードを変更するのがおすすめです。日常的には通常モードを使い、プライベートな調べ物をする際だけプライベートモードに切り替える、という使い方が理想的でしょう。

よくある質問Q&A

Q: 通常モードとプライベートモードを同時に使えますか?

A: はい、使えます。通常モードでタブを開いておきながら、プライベートモードでも別のタブを開くことができます。タブボタンから簡単に切り替えられますよ。

Q: 通常モードの履歴はどのくらいの期間保存されますか?

A: 特に上限はありませんが、iOSのバージョンやデバイスのストレージ容量によって、古い履歴から自動的に削除されることがあります。定期的に手動で整理することをおすすめします。

Q: 通常モードで保存されたパスワードは安全ですか?

A: はい、iCloudキーチェーンを使えば、パスワードは暗号化されて保存されます。また、デバイスのパスコードやFace ID、Touch IDで保護されているので安全です。

Q: 通常モードで閲覧している内容は、家族にバレますか?

A: 同じデバイスを共有している場合、履歴から閲覧内容を見られる可能性があります。ファミリー共有機能を使っていても、通常の閲覧履歴は他の家族のデバイスには同期されません。ただし、同じApple IDを使っている場合は同期されてしまうので注意が必要です。

Q: 通常モードで溜まったキャッシュは、どのくらいストレージを使いますか?

A: 使用状況によりますが、数百MBから数GBになることもあります。「設定」→「App」→「Safari」→「詳細」→「Webサイトデータ」で確認できます。定期的に削除すると良いでしょう。

Q: 通常モードでも完全に追跡されないようにできますか?

A: Safariの「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能である程度は保護されますが、完全ではありません。より強力な保護が必要な場合は、VPNサービスの利用や、プライバシー重視のブラウザ(DuckDuckGo、Braveなど)を検討すると良いでしょう。

まとめ

Safariの通常モードについて、特徴から活用法まで詳しく解説してきました。

通常モードは、閲覧履歴やCookie、自動入力情報などを保存することで、日常的なブラウジングを便利にしてくれるデフォルトのモードです。ログイン状態が維持されたり、過去に訪問したページに簡単にアクセスできたりと、利便性の高さが最大の魅力ですね。

一方で、プライバシー情報がデバイスに残るという側面もあるため、状況に応じてプライベートモードと使い分けることが大切です。

日常的には通常モードを使い、プレゼント探しや個人的な調べ物をする際はプライベートモードに切り替える、というのが理想的な使い方でしょう。

また、通常モードを使う場合でも、定期的に履歴やキャッシュを削除したり、Safariのプライバシー設定を確認したりすることで、セキュリティを高めることができます。

自分の使い方に合わせて両方のモードを活用して、快適で安全なブラウジングライフを楽しんでくださいね!

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