Windows10およびWindows11では、Windows Terminalを使用することで、PowerShellのウィンドウ背景の透明度を簡単に設定できます。
以下では、透明設定の手順を解説します。
Windows Terminalを使用して透明度を設定する

Windows Terminalは、Windows 11の標準ツールとして提供されており、PowerShellの透明度を設定する機能が含まれています。
手順:
- Windows Terminalを起動
スタートメニューで「Windows Terminal(ターミナル)」を検索し、起動します。 - 設定を開く
タブバーの「▼」アイコンをクリックし、「設定」を選択します。 - PowerShellの外観をカスタマイズ
左側のメニューから「PowerShell」を選択し、下にスクロールして「外観」タブを開きます。 - 透明度を調整
「不透明度スライダー」を使って、ウィンドウ背景の透明度を調整します。
数値を小さくすると透明度が高くなります。 - 設定を保存
右下の「保存」をクリックして変更を反映します。
ショートカットキーで透明度を調整する
Windows Terminalでは、ショートカットキーを使って透明度をリアルタイムで調整できます。
ショートカットキー
Ctrl + Shift + マウスホイール
- 上方向にホイールを回すと透明度を下げられます。
- 下方向にホイールを回すと透明度を上げられます。
古いPowerShellウィンドウでは透明度設定はできない
従来のPowerShellコンソール(cmd.exeのような外観)では、直接透明度を設定することはできません。
透明度設定を使用したい場合は、Windows Terminal(ターミナル)の使用をおすすめします。
まとめ
Windows Terminalを使えば、PowerShellウィンドウに透明度を設定することで、モダンで快適な作業環境を作れます。
アクリル効果を活用することで、背景のデスクトップがうっすら見える透明なウィンドウを実現できます。
これにより、デザイン性や作業の効率が向上することでしょう。
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