MacでSafariのフルスクリーンショットを撮影する方法：簡単ステップガイド

Macを使っていると、Safariで表示されているウェブページのフルスクリーンショットを撮りたいシーンが出てくることがあります。

たとえば、ウェブページ全体のデザインを保存したり、スクロールが必要な長いページのスクリーンショットを取得したい場合です。

しかし、通常のスクリーンショット機能では、画面に表示されている部分しかキャプチャできません。

この記事では、Safariを使ってウェブページ全体のフルスクリーンショットを撮る方法をわかりやすく解説します。

Macの通常のスクリーンショット機能の使い方

まず、Macの基本的なスクリーンショット機能について簡単におさらいしましょう。

通常のスクリーンショットでは、キーボードショートカットを使用して、画面に表示されている部分のみを撮影できます。

しかし、これらの方法では、Safariで表示されている長いウェブページ全体をキャプチャすることはできません。

そこで次のステップでは、Safariでウェブページ全体のフルスクリーンショットを撮る方法を紹介します。

Safariでは、デフォルトのスクリーンショット機能でウェブページ全体を撮影することはできませんが、いくつかの便利な方法があります。

Safariには、サードパーティの拡張機能をインストールすることで、ウェブページ全体のスクリーンショットを撮影することができます。

以下の手順で簡単に設定できます。

Safari拡張機能をインストールする
Safariのメニューから「Safari」 > 「Safari拡張機能」をクリックします。拡張機能の検索欄に「Full Page Screenshot」や「Awesome Screenshot」と入力し、拡張機能を見つけます。
拡張機能を追加する
気に入ったスクリーンショット拡張機能を選び、「インストール」ボタンをクリックしてSafariに追加します。
ウェブページ全体をキャプチャする
拡張機能がインストールされたら、Safariのツールバーに新しいアイコンが追加されます。そのアイコンをクリックし、「Full Page Screenshot」などのオプションを選択すると、ページ全体のスクリーンショットが撮影されます。

もしサードパーティのツールを使いたくない場合は、Safariの開発者ツールを使ってフルスクリーンショットを撮ることもできます。

この方法は少し高度な操作ですが、追加のソフトウェアをインストールする必要がありません。

開発者モードを有効にする
Safariのメニューから「Safari」 > 「設定」 > 「詳細」を選びます。「Webデベロッパ機能表示」のチェックボックスをオンにします。
開発者ツールを開く
表示された「開発」メニューから「ウェブインスペクタを表示（Command + Shift + I）」をクリックします。ウェブインスペクタが表示されるので、その中で「要素」タブを選択します。
スクリーンショットを撮影する
要素の「body」を右クリックし、メニューから「スクリーンショットを取り込む」をクリックします。これで、ページ全体のスクリーンショットが保存されます。