MacのSafariブラウザでウェブサイトを閲覧していると、時にはフォントが読みにくいと感じることがあるかもしれません。
特に長時間の作業や読書をする際、フォントのスタイルやサイズが自分に合っていないと疲れやすくなります。
この記事では、Safariで表示されるフォントをカスタマイズする方法について、わかりやすく解説します。
Safariでフォントが表示される仕組み

Safariは、ウェブページごとに指定されたフォントを表示します。
ウェブデザイナーが特定のフォントファミリーやスタイルを指定することで、ページ全体のデザインが統一されるようになっています。
しかし、ユーザーが自分の好みに合ったフォントで表示させたい場合もあります。
その際、ブラウザの設定やサードパーティツールを使ってフォントを変更することが可能です。
Safariでフォントを変更する方法
ここからSafariでフォントを変更する方法を3つ紹介します。
Safari標準機能でフォントサイズを調整する
Safariには直接的にフォントを変更する設定はありませんが、macOS全体のフォントや表示サイズを調整することで、Safariでも表示を変更することができます。
方法1:設定を使う

Safariの「設定」を開きます。

「詳細」タブを選択し、「これより小さいフォントサイズを使わない」 にチェックを入れ、最低フォントサイズを指定します。
方法2:拡大・縮小機能を使う
Safariのメニューから「表示」 > 「拡大」または「縮小」を選ぶことで、ページ全体のフォントサイズを調整できます。
これにより、一時的にフォントを見やすくすることが可能です。
ユーザーCSSを使ってフォントを変更する

もう少し高度な方法として、CSS(カスケーディングスタイルシート)を使用してフォントをカスタマイズすることも可能です。
Step 1: カスタムCSSファイルを作成する
テキストエディタ(例: TextEdit)を使用して、新しいCSSファイルを作成します。例えば、以下のように書きます:
body {
font-family: 'Helvetica', sans-serif;
font-size: 18px;
}
Step 2: SafariにCSSファイルを適用する

Safariのメニューから「Safari」 > 「設定」 > 「詳細」タブに進み、「スタイルシート」を選択します。
作成したカスタムCSSファイルをここで指定します。
これにより、Safari内のウェブページに自分好みのフォントスタイルが適用されます。
2.3 サードパーティの拡張機能を使う
Safariには、フォントをカスタマイズするためのサードパーティの拡張機能もあります。
例えば、「Stylish」や「Font Changer」という拡張機能を使えば、ウェブページごとに異なるフォントを指定することができます。
Step 1: 拡張機能をインストールする
Safariのメニューから「Safari」 > 「Safari拡張機能」にアクセスし、フォントを変更できる拡張機能を探します。選んだ拡張機能をインストールします。
Step 2: 拡張機能を設定する
インストールした拡張機能のアイコンをクリックし、ウェブページごとにカスタムフォントを指定します。これにより、サイトごとに最適なフォントスタイルが適用されます。
一般的ではない方法

プライベートブラウジングでフォントの一時変更
一部のユーザーは、プライベートブラウジングモードで異なるフォント設定を試すこともできます。
これは、サイトデザインに影響を与えずにフォント表示をテストする際に便利です。
プライベートウィンドウでカスタムフォントの拡張機能やCSSを適用しても、通常のセッションに影響を与えません。
開発者ツールを使って一時的にフォントを変更
Safariの開発者ツールを使って、ウェブページ上のフォントを一時的に変更することができます。
「開発」メニューから「ウェブインスペクタを表示」を選択し、CSSの「font-family」プロパティを編集することで、リアルタイムでフォントを変更できます。
まとめ
MacのSafariでフォントをカスタマイズする方法は、多くの選択肢があります。
簡単なシステム設定や拡大・縮小機能から、ユーザーCSSやサードパーティ拡張機能を使った高度なカスタマイズまで、自分のスタイルに合わせてブラウジング体験を向上させることができます。
ぜひこれらの方法を試して、ウェブ閲覧をより快適に楽しんでください。
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