「あれ?LINE WORKSにログインできない…」そんな経験はありませんか?
仕事で使っているLINE WORKSに突然ログインできなくなると、とても困りますよね。メッセージの確認ができない、会議に参加できない、業務が止まってしまう。そんな焦りを感じている方も多いでしょう。
でも大丈夫です。LINE WORKSのログイントラブルは、ほとんどの場合で解決できます。この記事では、ログインできない原因を一つずつ確認しながら、確実に解決する方法をお伝えします。
よくある原因から珍しいケースまで、幅広くカバーしているので、きっとあなたの問題も解決できるはずです。
LINE WORKSログイン障害の主な原因

パスワード関連の問題
最も多いのが、パスワードに関するトラブルです。
よくあるパスワード問題
- パスワードを忘れてしまった
- 大文字と小文字を間違えている
- 全角文字で入力している
- 数字の「0」と英字の「O」を混同している
パスワードは大文字・小文字・数字・記号を正確に入力する必要があります。特に、見た目が似ている文字には注意が必要です。
アカウント情報の入力ミス
ログインIDやメールアドレスの入力間違いも頻繁に起こります。
入力ミスの例
- メールアドレスの「@」マークが全角になっている
- ドメイン名のスペルミス
- ログインIDの一部が抜けている
コピー&ペーストを使う際も、余分なスペースが入ってしまうことがあるので注意しましょう。
ネットワーク接続の問題
インターネット接続が不安定だと、ログインできない場合があります。
ネットワーク関連のチェックポイント
- Wi-Fi接続が切れていないか
- モバイルデータ通信の制限にかかっていないか
- 社内ネットワークのファイアウォール設定
- プロキシサーバーの設定
会社のネットワークを使っている場合、セキュリティ設定がログインを妨げている可能性もあります。
デバイス別の対処法
スマートフォンアプリでのトラブル
スマホアプリ特有の問題と解決方法をご紹介します。
アプリの再起動方法
- LINE WORKSアプリを完全に終了する
- 端末を再起動する
- アプリを再度起動してログインを試す
アプリのキャッシュが原因の場合、この方法で解決することが多いです。
アプリの更新確認
- App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)で最新版をチェック
- 古いバージョンを使っているとログインできない場合がある
- 自動更新をオンにしておくと安心
パソコン(ブラウザ)でのトラブル
パソコンでブラウザを使ってアクセスする場合の対処法です。
ブラウザのキャッシュクリア方法
- ブラウザの設定メニューを開く
- 「閲覧データを削除」または「履歴とデータを消去」を選択
- キャッシュとCookieにチェックを入れて削除
- ブラウザを再起動してログインを試す
対応ブラウザの確認 LINE WORKSは以下のブラウザに対応しています:
- Google Chrome(推奨)
- Microsoft Edge
- Safari
- Firefox
古いバージョンのブラウザでは正常に動作しない場合があります。
パスワードリセットの手順
パスワードを忘れてしまった場合の復旧方法を詳しく説明します。
セルフリセットの方法
手順1:ログイン画面でパスワードリセットを選択
- LINE WORKSのログイン画面を開く
- 「パスワードを忘れた方はこちら」をクリック
- 登録済みのメールアドレスまたは電話番号を入力
手順2:認証コードの確認
- 入力したメールアドレスまたはSMSに認証コードが送信される
- 認証コードを入力して本人確認を完了
- 新しいパスワードを設定
認証コードは通常5〜10分以内に届きます。迷惑メールフォルダもチェックしてみてください。
管理者への問い合わせが必要なケース
以下の場合は、会社のLINE WORKS管理者に連絡する必要があります:
管理者への連絡が必要な状況
- 登録メールアドレスが使えなくなった
- 電話番号が変わった
- アカウントがロックされている
- 組織から削除されている可能性がある
管理者は従業員のアカウント状態を確認し、必要に応じてパスワードリセットやアカウント復旧ができます。
よくあるエラーメッセージと解決策
「アカウントまたはパスワードが正しくありません」
このエラーが表示される場合の対処法:
確認すべきポイント
- ログインIDとパスワードの再確認
- 全角・半角の入力間違い
- Caps Lockキーがオンになっていないか
- 数字の「1」と英字の「l」の混同
何度も間違えるとアカウントがロックされる場合があるので、慎重に入力しましょう。
「ネットワークエラー」
ネットワーク関連のエラーが出る場合:
対処方法
- インターネット接続を確認
- 他のWebサイトにアクセスできるかテスト
- Wi-Fiを一度切って再接続
- モバイルデータとWi-Fiを切り替えて試す
会社のネットワークを使っている場合は、IT部門に相談することも検討してください。
「サーバーエラー」
LINE WORKS側のサーバーに問題がある場合:
確認方法
- LINE WORKS公式サイトの障害情報をチェック
- SNSで他のユーザーも同じ問題を報告していないか確認
- しばらく時間をおいてから再度ログインを試す
サーバーメンテナンス中の場合は、終了まで待つしかありません。
アカウントロック時の対応
ロックされる原因
アカウントがロックされる主な原因:
セキュリティ上の理由
- 短時間に何度もログインに失敗した
- 不正アクセスの疑いがある
- 長期間ログインしていない
- パスワード有効期限が切れている
企業のセキュリティポリシーによって、ロック条件は異なります。
ロック解除の方法
自動解除を待つ場合
- 一定時間(通常30分〜1時間)経過後に自動解除
- 解除時間は組織の設定による
- 急ぎの場合は管理者に連絡
管理者による手動解除
- 会社のLINE WORKS管理者に連絡
- 本人確認後、アカウントロックを解除
- 新しいパスワード設定が必要な場合もある
組織管理者向けの確認事項
管理者の方は、以下の点もチェックしてみてください。
ユーザーアカウントの状態確認
管理者コンソールでの確認項目
- ユーザーが組織に所属しているか
- アカウントが有効になっているか
- パスワード有効期限の確認
- ライセンス状況の確認
組織設定の見直し
セキュリティ設定の確認
- ログイン試行回数の制限
- パスワードポリシーの設定
- IPアドレス制限の有無
- 二段階認証の設定状況
設定が厳しすぎると、正当なユーザーもログインできなくなる場合があります。
予防策とセキュリティ対策
パスワード管理のベストプラクティス
安全なパスワードの作り方
- 8文字以上の長さ
- 大文字・小文字・数字・記号を組み合わせ
- 推測されやすい情報(誕生日など)は避ける
- 定期的な変更(3〜6ヶ月に1回)
パスワードマネージャーを使うと、複雑なパスワードを安全に管理できます。
二段階認証の設定
二段階認証のメリット
- パスワードが漏れても不正ログインを防げる
- セキュリティレベルが大幅に向上
- 多くの企業で導入が進んでいる
設定方法は組織の管理者に確認してください。
定期的なアカウント情報の更新
更新すべき情報
- メールアドレスの変更
- 電話番号の変更
- 部署異動や役職変更
- 退職予定の連絡
情報が古いままだと、パスワードリセット時に困ることがあります。
まとめ
LINE WORKSにログインできない問題は、多くの場合で自分で解決できます。
解決の基本ステップ
- パスワードとログインIDの再確認
- ネットワーク接続の確認
- アプリやブラウザの再起動
- 必要に応じてパスワードリセット
- 解決しない場合は管理者に相談
大切なのは、慌てずに一つずつ原因を確認していくことです。この記事で紹介した方法を試せば、ほとんどの問題は解決できるでしょう。
それでも解決しない場合は、会社のIT部門やLINE WORKSの管理者に相談することをおすすめします。業務に支障が出る前に、早めの対応を心がけましょう。
普段からパスワード管理や二段階認証などのセキュリティ対策をしっかりと行い、トラブルを未然に防ぐことも大切ですね。
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