iPhoneの画面がずっとついてる!消えない原因と今すぐできる解決法

ライフハック

「iPhoneの画面が全然消えない…」
「ロック画面が薄暗く表示されたままなんだけど、これって壊れてる?」
「バッテリーがすぐ減るようになったのは画面のせい?」

こんな悩みを抱えていませんか?

実は、iPhoneの画面がずっとついている状態は、多くの場合「故障」ではありません。iPhone 14 Pro以降の機種に搭載された「常時表示ディスプレイ」という機能か、設定の問題が原因なんです。

この記事では、iPhoneの画面が消えない原因と、今すぐ試せる解決方法を分かりやすく解説します。バッテリー消費が気になる方や、完全に画面を消したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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iPhoneの画面がずっとついている主な原因

まずは、なぜ画面が消えないのか原因を確認していきましょう。

1. 常時表示ディスプレイ機能がオンになっている

iPhone 14 Pro、14 Pro Max、15 Pro、15 Pro Max、16 Pro、16 Pro Max、そしてiPhone 17シリーズでは、「常時表示ディスプレイ」という機能が搭載されています。

この機能がオンになっていると、ロック画面が薄暗く表示され続けるんです。時刻や通知、ウィジェットを画面を触らずに確認できる便利な機能ですが、完全に画面を消したい人には不便に感じるかもしれません。

常時表示ディスプレイは、画面の書き換え回数を1秒間に1回まで下げることで、バッテリー消費を最小限に抑えています。通常のスリープ状態と比べると電力は消費しますが、過度に心配する必要はありません。

2. 自動ロック設定が「なし」になっている

設定で自動ロックが「なし」に設定されていると、電源ボタンを押さない限り画面が消えません。

これは、マップアプリなどを長時間見ているときには便利ですが、常にこの設定にしておくとバッテリーが急速に減ってしまいます。

3. 注視認識機能が働いている

Face ID搭載のiPhoneには「注視認識機能」というものがあります。

これは、あなたが画面を見ている間は自動的に画面を暗くしないという機能です。便利な反面、ずっと画面を見ていると永遠に消えないという状態になってしまうんですね。

4. 低電力モードが有効になっている

意外と知られていませんが、低電力モードをオンにしていると、自動ロックの設定が変更できなくなることがあります。

設定画面で自動ロックの項目がグレーアウトして選択できない場合は、低電力モードを確認してみましょう。

5. 通知が来た後に画面が消えない

iPhone 16 ProやiPhone 17シリーズで報告されている問題として、通知が来た後に画面が消えなくなるケースがあります。

これは設定の問題というより、一時的な不具合の可能性が高いです。

常時表示ディスプレイをオフにする方法

それでは、実際の解決方法を見ていきましょう。まずは常時表示ディスプレイをオフにする手順です。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「画面表示と明るさ」をタップ
  3. 下にスクロールして「常に画面オン」を探す
  4. 「常に画面オン」のスイッチをオフにする

これで、スリープモードに入ったときに画面が完全に消えるようになります。

ちなみに、常時表示ディスプレイをオンのままにして、表示内容だけ調整することもできます。壁紙や通知だけを非表示にしたい場合は、同じ設定画面で「壁紙を表示」や「通知を表示」のスイッチをオフにしてください。

自動ロック設定を確認する

常時表示ディスプレイ機能がない機種でも、画面が消えない場合は自動ロックの設定を確認しましょう。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「画面表示と明るさ」をタップ
  3. 「自動ロック」を選択
  4. 30秒、1分、2分、3分、4分、5分のいずれかを選択

「なし」に設定されている場合は、必ず時間を選択してください。30秒から1分程度に設定するのがおすすめです。

注意点として、自動ロックの項目がグレーアウトして選択できない場合があります。これは低電力モードがオンになっているためです。「設定」→「バッテリー」から低電力モードをオフにすれば、自動ロックの設定が変更できるようになります。

注視認識機能をオフにする

Face ID搭載機種で画面がなかなか消えない場合は、注視認識機能を確認しましょう。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「Face IDとパスコード」をタップ
  3. パスコードを入力
  4. 「注視認識機能」のスイッチをオフにする

この設定をオフにしても、Face IDによるロック解除は問題なく使えます。ただし、画面を見ている間も設定した時間が経過すると自動的に暗くなるようになります。

通知による画面点灯の問題を解決する

通知が来た後に画面が消えない問題は、いくつかの設定を組み合わせることで改善できる場合があります。

試してみる設定:

  1. 「手前に傾けてスリープ解除」をオフにする
  • 「設定」→「画面表示と明るさ」→「手前に傾けてスリープ解除」をオフ
  1. iPhoneを再起動する
  • 音量を上げるボタンを押してすぐ離す
  • 音量を下げるボタンを押してすぐ離す
  • 電源ボタンを長押しして、Appleロゴが表示されたら離す
  1. 常時表示ディスプレイを一度オフにしてから再起動し、再度オンにする

これらの方法で改善しない場合は、一時的なソフトウェアの不具合の可能性があるため、iOSのアップデートを確認してください。

常時表示ディスプレイが自動でオフになる条件

常時表示ディスプレイをオンにしていても、以下の条件では自動的に画面が消灯します。

  • iPhoneを画面を下にして机などに置いたとき
  • ポケットやカバンに入れたとき
  • ペアリングしたApple Watchを装着してiPhoneから離れたとき
  • CarPlayセッションが開始されたとき
  • 低電力モードがオンのとき
  • 睡眠モードがオンのとき
  • 設定した就寝時刻になったとき
  • 継続カメラを使用しているとき

iPhoneは使用パターンを学習して、必要のないときは自動で画面を消してくれるんです。夜間に画面の明るさが気になる場合は、画面を伏せておくか、集中モードを「睡眠」に切り替えるといいでしょう。

バッテリー消費を抑えるコツ

画面がずっとついていると、どうしてもバッテリーの減りが早くなります。常時表示ディスプレイを使いながらバッテリー消費を抑えたい場合は、以下の方法を試してみてください。

壁紙の表示をオフにする

「設定」→「画面表示と明るさ」→「常に画面オン」→「壁紙を表示」をオフにすると、黒い背景に時計とウィジェットだけが表示されます。これでバッテリー消費を抑えられます。

通知の表示をオフにする

常時表示ディスプレイで通知を表示しないようにすれば、プライバシーも守れますし、バッテリーの節約にもなります。

「設定」→「画面表示と明るさ」→「常に画面オン」→「通知を表示」をオフにしましょう。

低電力モードを活用する

バッテリーが少なくなってきたら、低電力モードをオンにしてください。常時表示ディスプレイが自動的にオフになり、バッテリーを節約できます。

どうしても改善しない場合の対処法

ここまでの方法を試しても改善しない場合は、以下の手順を試してみてください。

すべての設定をリセットする

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「転送またはiPhoneをリセット」を選択
  4. 「リセット」をタップ
  5. 「すべての設定をリセット」を選択

この操作では、データは消えませんが、Wi-Fiパスワードなどの設定がリセットされます。

iOSのアップデートを確認する

古いバージョンのiOSでは、画面表示に関する不具合がある場合があります。

「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から、最新バージョンが利用可能か確認しましょう。アップデート前には必ずバックアップを取っておいてください。

Appleサポートに連絡する

それでも問題が解決しない場合は、ハードウェアの問題かもしれません。Appleサポートにチャットで相談するか、Apple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込んで診断してもらいましょう。

まとめ

iPhoneの画面がずっとついている問題は、ほとんどの場合設定で解決できます。

主な解決方法:

  • 常時表示ディスプレイをオフにする(設定→画面表示と明るさ→常に画面オン)
  • 自動ロックの時間を設定する(設定→画面表示と明るさ→自動ロック)
  • 注視認識機能をオフにする(設定→Face IDとパスコード→注視認識機能)
  • 低電力モードを確認する

iPhone 14 Pro以降の機種では、常時表示ディスプレイがデフォルトでオンになっています。この機能が不要な場合は、遠慮なくオフにしてしまいましょう。

画面が消えないことでバッテリー消費が気になる方も、壁紙や通知の表示をオフにすることである程度抑えられます。自分の使い方に合わせて、最適な設定を見つけてくださいね。

それでも解決しない場合は、iOSのアップデートを試すか、Appleサポートに相談することをおすすめします。

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