iPhoneの動画を圧縮する方法完全ガイド!容量を減らして快適に使おう

ライフハック

「動画を撮りすぎてiPhoneの容量がいっぱい」「LINEで動画を送ろうとしたら容量オーバー」…こんな経験はありませんか?

最近のiPhoneは4K動画が撮れるようになり、画質は素晴らしいのですが、その分ファイルサイズも巨大になってしまいます。10分の動画で数GBなんてこともザラです。

この記事では、iPhoneの動画を圧縮する方法を、初心者の方でも分かるように詳しく解説していきます。アプリを使う方法、アプリなしでできる方法、それぞれ順番に見ていきましょう。


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  1. 動画圧縮って何?
    1. どうやって小さくするの?
    2. 圧縮すると画質は落ちる?
  2. なぜ動画を圧縮する必要があるの?
    1. 1. iPhoneの容量を節約できる
    2. 2. LINEやメールで送れるようになる
    3. 3. SNSへのアップロードが速くなる
    4. 4. バックアップが楽になる
    5. 5. 複数の動画をまとめて送れる
  3. アプリなしで圧縮する方法
    1. 方法1:共有アルバム機能を使う(おすすめ!)
    2. 方法2:iMovieを使う
    3. 方法3:メールのリサイズ機能
  4. おすすめの動画圧縮アプリ
    1. アプリ1:かんたん動画圧縮(おすすめ度★★★★★)
    2. アプリ2:CapCut(おすすめ度★★★★☆)
    3. アプリ3:Video Compress(おすすめ度★★★★☆)
  5. LINEを使った簡易圧縮
    1. 手順
    2. 注意点
  6. 動画の長さを短くする(トリミング)
    1. iPhoneの標準機能でトリミング
  7. 圧縮する際の設定の目安
    1. 解像度の選び方
    2. ビットレートの目安
    3. フレームレートの目安
  8. 圧縮の注意点
    1. 1. 元に戻せない
    2. 2. 画質は多少落ちる
    3. 3. 元動画と両方残る
    4. 4. 時間がかかることがある
    5. 5. 圧縮しすぎに注意
    6. 6. 十分な空き容量が必要
  9. 目的別おすすめ設定
    1. LINEで送る場合
    2. SNSに投稿する場合
    3. 長期保存用
    4. とにかく容量を減らしたい
  10. よくある質問
    1. Q1. 圧縮と変換の違いは?
    2. Q2. どのくらいのサイズまで圧縮できる?
    3. Q3. 圧縮を繰り返すとどうなる?
    4. Q4. iPhoneの容量が少なすぎて圧縮できない
    5. Q5. どのアプリが一番おすすめ?
    6. Q6. 4K動画も圧縮できる?
    7. Q7. Androidでも同じ方法で圧縮できる?
  11. オンラインサービスを使う方法
    1. FreeConvert(おすすめ)
    2. 注意点
  12. iPhoneの撮影設定を変更して容量を抑える
    1. カメラ設定の変更
    2. HEVC形式で撮影
  13. まとめ

動画圧縮って何?

動画圧縮とは、動画のファイルサイズを小さくすることです。

簡単に言えば、「同じ動画をもっと軽くする」という作業ですね。

どうやって小さくするの?

動画の容量は、いくつかの要素で決まります:

  • 解像度(画面の細かさ)
  • ビットレート(1秒あたりのデータ量)
  • フレームレート(1秒間の画像枚数)
  • 長さ(再生時間)

これらを調整することで、ファイルサイズを小さくできるのです。

圧縮すると画質は落ちる?

はい、多少は落ちます。

ただし、適切に圧縮すれば、スマホの画面で見る分にはほとんど違いが分からないレベルに抑えられます。


なぜ動画を圧縮する必要があるの?

動画圧縮のメリットを見ていきましょう。

1. iPhoneの容量を節約できる

iPhoneは外部メモリを追加できません。

64GBや128GBモデルだと、高画質な動画を数本撮っただけで容量がいっぱいになってしまいます。

圧縮すれば、同じ動画を残したまま、容量を1/3〜1/4まで減らせることもあるんです。

2. LINEやメールで送れるようになる

LINEには動画の容量制限があります。

大きすぎる動画は送れないか、自動的に画質が落ちてしまいます。

圧縮しておけば、自分で画質を調整しながらサイズを抑えられるでしょう。

3. SNSへのアップロードが速くなる

InstagramやX(旧Twitter)、TikTokなどに動画を投稿する時、容量が小さいほどアップロードが早く完了します。

通信量の節約にもなりますね。

4. バックアップが楽になる

iCloudやGoogleドライブにバックアップを取る際、容量が小さければ短時間で完了します。

無料プランの容量制限内に収めやすくなるのもメリットです。

5. 複数の動画をまとめて送れる

圧縮していれば、一度に複数の動画を共有できます。

旅行の思い出をまとめて送るときなどに便利でしょう。


アプリなしで圧縮する方法

まずは、追加アプリをインストールせずにできる方法を紹介します。

方法1:共有アルバム機能を使う(おすすめ!)

iPhoneの標準機能だけで圧縮できる、最も簡単な方法です。

手順

1. 写真アプリを開く

ホーム画面から「写真」アプリをタップします。

2. 圧縮したい動画を選択

圧縮したい動画を探して選びましょう。

3. 共有ボタンをタップ

画面左下の「共有」マーク(□に↑)をタップしてください。

4. 共有アルバムに追加

「共有アルバムに追加」を選択します。

※表示されない場合は、設定→iCloud→写真→「共有アルバム」をオンにしてください。

5. 新規アルバムを作成

新しい共有アルバムを作成し、動画を追加します。

6. アルバムから動画を保存

「アルバム」タブを開き、作成した共有アルバムから動画を選択します。

再度「共有」ボタン→「ビデオを保存」をタップしてください。

完了!

これで圧縮された動画がカメラロールに保存されます。

元の動画は削除してOKです。

圧縮効果:
例:183.8MB → 44MB(約1/4に圧縮)

方法2:iMovieを使う

iPhoneに最初から入っている動画編集アプリ「iMovie」でも圧縮できます。

手順

1. iMovieを起動

ホーム画面から「iMovie」アプリを開きます。

2. 新規プロジェクトを作成

「+」マークをタップ→「ムービー」を選択します。

3. 圧縮したい動画を追加

カメラロールから動画を選んで「ムービーを作成」をタップしてください。

4. 編集は不要

特に編集する必要はありません。そのまま次へ進みましょう。

5. 共有ボタンをタップ

画面下部の「共有」マーク(□に↑)をタップします。

6. ビデオを保存

「ビデオを保存」を選択してください。

7. 解像度を選ぶ

元の動画より低い解像度を選びます:

  • 540p
  • 720p
  • 1080p

低い解像度ほど、ファイルサイズは小さくなります。

完了!

圧縮された動画がカメラロールに保存されます。

方法3:メールのリサイズ機能

メールに動画を添付する時の機能を利用する方法です。

手順

1. メールアプリを開く

標準の「メール」アプリを起動します。

2. 新規メールを作成

新しいメールを作成してください。

3. 動画を添付

本文をタップ→写真アイコンから動画を選択して添付します。

4. サイズを選択

「小」「中」「大」などのサイズが選べるので、希望のサイズを選びましょう。

5. 自分宛に送信

宛先に自分のメールアドレスを入力して送信します。

6. 動画を保存

受信したメールから動画を長押し→「ビデオを保存」でカメラロールに保存できます。


おすすめの動画圧縮アプリ

より細かい設定で圧縮したい場合は、専用アプリが便利です。

アプリ1:かんたん動画圧縮(おすすめ度★★★★★)

特徴

  • 無料で基本機能が使える
  • 解像度とビットレートを調整可能
  • 圧縮前後の比較ができる
  • 日本語対応で使いやすい
  • 撮影日時を保持できる

使い方

  1. App Storeから「かんたん動画圧縮」をダウンロード
  2. アプリを開いて「フルアクセスを許可」
  3. 圧縮したい動画を選択
  4. 解像度とビットレートを調整
  5. 「圧縮」ボタンをタップ
  6. 完了後、カメラロールに保存

こんな人におすすめ:

  • 手軽に圧縮したい
  • 細かい設定も自分で調整したい
  • 日本語アプリが良い

アプリ2:CapCut(おすすめ度★★★★☆)

特徴

  • 編集機能も充実
  • 無料で使える
  • 解像度、フレームレート、ビットレートを調整可能
  • 多機能だけど操作は簡単

使い方

  1. App Storeから「CapCut」をダウンロード
  2. 「新しいプロジェクト」をタップ
  3. 圧縮したい動画を選択
  4. 画面上部の解像度アイコンをタップ
  5. 解像度、フレームレート、ビットレートを調整
  6. 「エクスポート」をタップ

こんな人におすすめ:

  • 圧縮だけでなく編集もしたい
  • 高機能なアプリを使いたい
  • TikTokやInstagram用の動画を作る

アプリ3:Video Compress(おすすめ度★★★★☆)

特徴

  • シンプルで使いやすい
  • スライダーで圧縮率を調整
  • 圧縮後のファイルサイズが事前に分かる

使い方

  1. App Storeから「Video Compress」をダウンロード
  2. アプリを開いて動画を選択
  3. スライダーで圧縮レベルを調整
  4. 圧縮ボタンをタップ
  5. 「Save」で保存

こんな人におすすめ:

  • とにかくシンプルに使いたい
  • 細かい設定は不要

LINEを使った簡易圧縮

LINEの機能を利用して、簡単に圧縮する方法もあります。

手順

1. Keepメモに動画を送る

LINEを開いて「Keepメモ」に圧縮したい動画を送信します。

2. 動画をタップ

送信した動画をタップして再生画面を開きましょう。

3. ダウンロード

画面右下のダウンロードボタン(↓)をタップします。

4. 保存完了

自動的に圧縮されてカメラロールに保存されます。

注意点

  • 圧縮後のサイズは指定できない
  • 720×1280程度まで解像度が下がる
  • 元の動画も残るので、後で削除が必要

圧縮効果:
例:750.5MB → 78.2MB(約1/10に圧縮)


動画の長さを短くする(トリミング)

動画の不要な部分をカットすることでも、容量を減らせます。

iPhoneの標準機能でトリミング

1. 写真アプリを開く

トリミングしたい動画を選択します。

2. 編集をタップ

画面右上の「編集」をタップしてください。

3. トリミングバーを調整

画面下部のタイムラインで、黄色い枠を動かして残したい部分を指定します。

4. チェックマークをタップ

右下のチェックマークで確定しましょう。

5. 保存方法を選択

  • 「ビデオを保存」:元の動画に上書き
  • 「ビデオを新規クリップとして保存」:別の動画として保存

圧縮する際の設定の目安

どのくらいの設定で圧縮すれば良いか、目安を紹介します。

解像度の選び方

4K(3840×2160)

  • 最高画質
  • ファイルサイズ:非常に大きい
  • 用途:テレビで見る、保存用

1080p(1920×1080)

  • 高画質
  • ファイルサイズ:大きめ
  • 用途:パソコンで見る、YouTube投稿

720p(1280×720)

  • 標準画質
  • ファイルサイズ:中程度
  • 用途:スマホで見る、SNS投稿

540p(960×540)

  • 低画質
  • ファイルサイズ:小さい
  • 用途:LINEで送る、とにかく容量を減らしたい

ビットレートの目安

ビットレートは「1秒あたりのデータ量」のことです。

高ビットレート(8Mbps以上)

  • 画質が良い
  • ファイルサイズが大きい

中ビットレート(4〜8Mbps)

  • バランスが良い
  • おすすめの設定

低ビットレート(2〜4Mbps)

  • ファイルサイズが小さい
  • 動きの少ない動画向け

フレームレートの目安

60fps

  • 非常に滑らか
  • ファイルサイズが大きい
  • スポーツなど動きの速い動画向け

30fps

  • 標準的な滑らかさ
  • バランスが良い
  • 通常はこれで十分

24fps

  • 映画のような雰囲気
  • ファイルサイズが小さめ

圧縮の注意点

動画を圧縮する前に知っておきたいポイントです。

1. 元に戻せない

一度圧縮した動画を、元の画質に戻すことはできません。

対策: 大切な動画は、圧縮前にバックアップを取っておきましょう。

2. 画質は多少落ちる

圧縮すると、必ず画質は低下します。

対策: 圧縮前後を比較して、納得できる設定を見つけましょう。

3. 元動画と両方残る

多くのアプリでは、圧縮後も元動画が残ります。

対策: 圧縮後、元動画を手動で削除する必要があります。

4. 時間がかかることがある

長い動画や高画質な動画は、圧縮に時間がかかります。

対策: Wi-Fi環境で、時間に余裕があるときに作業しましょう。

5. 圧縮しすぎに注意

解像度を下げすぎると、見るに耐えない画質になってしまいます。

対策: 少しずつ圧縮して、ちょうど良いバランスを見つけてください。

6. 十分な空き容量が必要

圧縮した動画を保存するための空き容量が必要です。

対策: 不要な写真やアプリを削除して、空き容量を確保しましょう。


目的別おすすめ設定

用途に応じた圧縮設定の例を紹介します。

LINEで送る場合

  • 解像度:720p以下
  • ビットレート:3〜5Mbps
  • 目標サイズ:50MB以下

SNSに投稿する場合

  • 解像度:1080p
  • ビットレート:5〜8Mbps
  • フレームレート:30fps

長期保存用

  • 解像度:1080p
  • ビットレート:6〜10Mbps
  • フレームレート:30fps

とにかく容量を減らしたい

  • 解像度:540p
  • ビットレート:2〜3Mbps
  • フレームレート:24fps

よくある質問

Q1. 圧縮と変換の違いは?

A. 圧縮はサイズを小さくすること、変換は形式を変えることです。

ただし、変換することで結果的に圧縮効果が得られることもあります。

Q2. どのくらいのサイズまで圧縮できる?

A. 元動画の1/3〜1/10程度が目安です。

設定次第ではもっと小さくできますが、画質とのバランスが大切です。

Q3. 圧縮を繰り返すとどうなる?

A. 画質がどんどん劣化します。

圧縮は一度だけにして、元動画から圧縮し直すようにしましょう。

Q4. iPhoneの容量が少なすぎて圧縮できない

A. 一度パソコンやクラウドに移してから圧縮しましょう。

または、不要なアプリや写真を削除して空き容量を確保してください。

Q5. どのアプリが一番おすすめ?

A. 初心者には「かんたん動画圧縮」がおすすめです。

日本語で分かりやすく、無料版でも十分な機能があります。

Q6. 4K動画も圧縮できる?

A. はい、できます。

ただし、4K動画は元のサイズが大きいため、圧縮に時間がかかります。

Q7. Androidでも同じ方法で圧縮できる?

A. Androidでは標準機能での圧縮は難しいです。

専用アプリ(パンダ動画コンプレッサーなど)を使いましょう。


オンラインサービスを使う方法

パソコンからもアクセスできるオンラインサービスもあります。

FreeConvert(おすすめ)

  • ブラウザで使える
  • アプリ不要
  • 品質と解像度を選べる

使い方:

  1. SafariでFreeConvertにアクセス
  2. 「Upload a File」をタップ
  3. 圧縮したい動画を選択
  4. 品質と解像度を設定
  5. 「Compress Video」をタップ
  6. 完了後、ダウンロード

注意点

  • インターネット接続が必要
  • アップロードとダウンロードに時間がかかる
  • プライバシーに配慮が必要(信頼できるサービスを選ぶ)

iPhoneの撮影設定を変更して容量を抑える

そもそも撮影時から容量を抑える方法もあります。

カメラ設定の変更

設定 → カメラ → ビデオ撮影

ここで解像度とフレームレートを変更できます:

  • 1080p/30fps:標準的な設定(おすすめ)
  • 720p/30fps:容量を抑えたい場合
  • 4K/60fps:最高画質(容量大)

HEVC形式で撮影

設定 → カメラ → フォーマット → 「高効率」を選択

HEVC(H.265)形式で撮影すると、同じ画質でも容量が約半分になります。

注意: 古いデバイスでは再生できない場合があります。


まとめ

iPhoneの動画圧縮について解説してきました。

この記事のポイント:

  • 動画圧縮はファイルサイズを小さくすること
  • 容量節約、共有、アップロードの速度向上などのメリットがある
  • アプリなしでも共有アルバムやiMovieで圧縮可能
  • 専用アプリを使えばより細かく設定できる
  • 「かんたん動画圧縮」が初心者におすすめ
  • LINEでも簡易的に圧縮できる
  • 解像度、ビットレート、フレームレートで調整
  • 一度圧縮した動画は元に戻せない
  • 用途に応じて適切な設定を選ぶ

動画圧縮は、iPhoneを快適に使うための重要なテクニックです。

容量不足に悩んでいる方は、ぜひ今日から試してみてくださいね!

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