iPhoneを使っていると、ふとした瞬間に「残高いくらだっけ?」って気になりますよね。アプリを買いたいときや、電車に乗るときなど、残高確認が必要な場面は意外と多いんです。
実はiPhoneで確認できる残高には、主に2種類あります。App Storeなどで使えるApple ID残高と、電車やバスで使えるSuica残高です。この記事では、それぞれの確認方法を画像を見るようにわかりやすく説明していきますね。
「設定アプリから?それともウォレットから?」と迷っている方も、この記事を読めばすぐに残高を確認できるようになります!
Apple ID残高って何?どこで使えるの?

まず「Apple ID残高」について簡単に説明しましょう。
Apple ID残高とは、App Storeやその他のAppleサービスで使えるお金のことです。Apple Gift Cardをもらってチャージしたり、クレジットカードから直接入金したりできます。
Apple ID残高で買えるもの
- アプリやゲーム(App Store)
- 音楽や映画(iTunes Store)
- Apple MusicやiCloud+などのサブスクリプション
- Apple製品やアクセサリ(Apple Store)
つまり、Appleが提供しているサービスなら、ほぼ何でも購入できるということですね。コンビニや通販サイトでの買い物には使えないので注意が必要です。
【方法1】App Storeから残高を確認する
一番簡単なのが、App Storeアプリから確認する方法です。多くの方がアプリをダウンロードするときに使うので、馴染みがあるはず。
確認手順
- iPhoneのホーム画面から「App Store」アプリを開く
- 画面右上にある自分のアイコン(プロフィール画像)をタップ
- アカウント画面が表示される
- 名前の下に「クレジット:¥○○○」と表示されているのが現在の残高
残高がゼロの場合は何も表示されないこともあります。その場合は残高がないということなので、必要に応じてチャージしましょう。
【方法2】設定アプリから残高を確認する
もう一つの方法が、iPhoneの「設定」アプリを使う方法です。こちらもよく使うアプリなので覚えておくと便利ですよ。
確認手順
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「メディアと購入」を選択
- 「アカウントを表示」をタップ
- Face IDやパスワードで認証
- 「残高:¥○○○」または「アカウント残高」と表示される
この方法なら、購入履歴も一緒に確認できるので、「何に使ったっけ?」というときにも役立ちます。
【方法3】ウォレットアプリから残高を確認する
iOS 18以降を使っている方は、ウォレットアプリからも確認できるようになりました。これは比較的新しい機能です。
確認手順
- ホーム画面から「ウォレット」アプリを開く
- 画面右上の「+」ボタンをタップ
- 「Apple Accountを追加」を選択(初回のみ)
- カードが追加されたら、タップして残高と取引履歴を確認
ウォレットアプリなら、直近の購入履歴も見られるので、お金の管理がしやすくなります。最大90日間の履歴が表示されるんですよ。
残高が表示されない?そんなときの対処法
「あれ?残高が表示されない…」そんなときは、以下を試してみてください。
サインイン状態を確認
Apple IDからサインアウトして、もう一度サインインし直してみましょう。これで残高が正しく表示されることがあります。
アプリを再起動
App Storeや設定アプリを完全に終了してから、もう一度開いてみてください。
Apple側の問題かも
Apple Gift Cardをチャージした直後は、まれに反映に時間がかかることがあります。数分から数時間待ってから再度確認してみてください。
どうしても解決しない場合は、Appleサポートに問い合わせることをおすすめします。
Suica残高の確認方法|交通系ICカードはウォレットで!
次は、電車やバスで使うSuicaの残高確認方法です。物理カードをiPhoneに取り込んだ方や、iPhone内でSuicaを新規作成した方向けの説明になります。
ウォレットアプリでSuica残高を確認
確認手順
- ホーム画面から「ウォレット」アプリを開く
- 自分のSuicaカードをタップ
- カードの画面に現在の残高が表示される
とてもシンプルですよね。Apple Watchを使っている方も、同じようにウォレットアプリから確認できます。
Apple Watchでの確認方法
- ウォレットアプリを開く
- Suicaカードをタップ
- Digital Crown(デジタルクラウン)を回してスクロール
- 残高が表示される
Suicaの利用履歴も確認できる
残高だけでなく、「いつどこで使ったか」という利用履歴もチェックできます。
履歴の確認方法
- ウォレットアプリでSuicaカードをタップ
- 画面を下にスクロール
- 「最近のご利用」セクションに取引履歴が表示される
改札を通った駅名や金額が記録されているので、交通費の管理に便利です。会社の経費精算にも使えますね。
PASMOやICOCAも同じ方法で確認できる
Suicaと同じように、PASMOやICOCAもウォレットアプリから残高確認ができます。手順はSuicaとまったく同じです。
これらのカードは「Express Mode(エクスプレスモード)」という機能がオンになっていると、iPhoneをかざすだけで改札を通れるので、とても便利なんですよ。Face IDなどの認証も不要です。
物理カードの残高はアプリで読み取れる
「まだiPhoneにカードを登録していない」という方は、IC-Readerなどの専用アプリを使えば、物理カードの残高を読み取ることができます。
ただし、この方法はカードをiPhoneに近づける必要があるので、頻繁に確認するなら、やっぱりウォレットに登録してしまうのがおすすめです。
残高が更新されない?Suicaのトラブル対処法
Suicaの残高が正しく表示されないときは、以下を試してみてください。
改札で「処理中」のままになっている
電車を降りるときにタッチし忘れると、「処理中(In Progress)」という状態になります。この場合は駅の窓口で精算してもらう必要があります。
サービスモードをオン
- ウォレットアプリでSuicaカードをタップ
- 右上の「…」ボタンをタップ
- 「カード詳細」を選択
- 「サービスモード」をオンにする
- Face IDなどで認証
これで駅員さんがカードの状態を確認できるようになります。
機種変更したら残高はどうなる?
「新しいiPhoneに変えたら、Suicaの残高って消えちゃうの?」と心配する方も多いですが、安心してください。
Apple IDに紐づいているので消えません
SuicaもApple ID残高も、すべてApple IDに紐づけられています。新しいiPhoneで同じApple IDにサインインすれば、残高も履歴もそのまま使えます。
ただし、新しいApple IDを作ってしまうと、古いApple IDの残高は使えなくなるので注意が必要です。機種変更の際は必ず同じApple IDでサインインしましょう。
まとめ|iPhoneで残高確認は簡単!
iPhoneで確認できる主な残高は、Apple ID残高とSuica残高の2種類です。
Apple ID残高の確認方法
- App Storeから:アイコンタップ→残高表示
- 設定アプリから:Apple ID→メディアと購入→アカウント表示
- ウォレットアプリから:Apple Accountカードを追加して確認
Suica残高の確認方法
- ウォレットアプリでカードをタップするだけ
- 利用履歴も一緒に確認可能
- PASMOやICOCAも同様
どちらもiPhoneがあれば、いつでもどこでもサクッと確認できます。残高不足で困る前に、定期的にチェックする習慣をつけておくと安心ですね。
「App Storeで欲しいアプリがあるのに残高が足りない!」「改札で止められて恥ずかしい思いをした…」なんてことがないよう、この記事を参考にして、スマートに残高管理をしていきましょう!

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