「自分の電話番号って何番だっけ?」
新しいサービスに登録するときや、友達に番号を教えるとき、意外と自分の電話番号を覚えていないことってありますよね。
特に機種変更したばかりだったり、普段LINEばかり使っていたりすると、電話番号を思い出せないことも多いはずです。
この記事では、iPhoneで自分の電話番号を確認する方法を、6つのパターンに分けて詳しく解説していきます。どの方法も簡単なので、すぐに確認できますよ!
なぜ電話番号を確認する必要があるの?
よくある確認が必要な場面
自分の電話番号を確認したい場面は、意外とたくさんあります。
主な確認シーン
- オンラインサービスの会員登録
- 宅配便の再配達依頼
- お店のポイントカード作成
- 病院やレストランの予約
- 履歴書や申込書の記入
- 友達や仕事仲間に番号を教える
- 機種変更やSIM交換後の確認
普段は覚えていなくても、必要なときにすぐ調べられれば問題ありませんね。
電話番号を覚えるのが難しい理由
昔と比べて、電話番号を覚えにくくなっています。
覚えにくい理由
- LINEやメッセージアプリが主流になった
- 電話をかける機会が減った
- 番号が11桁と長い
- 機種変更で番号が変わることもある
- 仕事用とプライベート用で複数持つ人も
確認方法さえ知っていれば、無理に暗記する必要はありませんよ。
【方法1】設定アプリで確認する(最も確実)
基本的な確認手順
これが最も確実で一般的な方法です。
確認手順
- 「設定」アプリを開く(歯車マークのアイコン)
- 一番上の自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「名前、電話番号、メール」をタップ
- 「連絡先」の下に電話番号が表示される
この方法なら、確実に自分の電話番号が確認できます。
iOS 12以前のバージョンの場合
古いiOSでは、表示場所が少し異なります。
iOS 12以前の手順
- 設定アプリを開く
- 「電話」をタップ
- 一番上の「自分の番号」に表示される
または
- 設定アプリを開く
- 下にスクロールして「電話」をタップ
- 「自分の番号」を確認
バージョンによって多少違いますが、設定内に必ずありますよ。
電話番号をコピーする方法
番号をコピーして、他のアプリに貼り付けることもできます。
コピー手順
- 設定 > Apple ID > 名前、電話番号、メールを開く
- 電話番号を長押し
- 「コピー」をタップ
- 必要な場所に貼り付け(ペースト)
フォームに入力する際に便利な方法ですね。
【方法2】電話アプリで確認する
連絡先から確認
電話アプリからも簡単に確認できます。
確認手順
- 「電話」アプリを開く(緑のアイコン)
- 画面下部の「連絡先」をタブをタップ
- 一番上に「自分の連絡先」または自分の名前が表示される
- タップすると電話番号が確認できる
連絡先リストの一番上にあることが多いです。
自分のカードが表示されない場合
連絡先に自分の情報が登録されていない場合もあります。
自分のカードを設定する方法
- 連絡先アプリを開く
- 右上の「+」ボタンをタップ
- 自分の名前と電話番号を入力
- 「完了」をタップ
- 設定 > 連絡先から「自分の情報」を設定
一度設定しておけば、今後も簡単に確認できますよ。
【方法3】Siriに聞く
音声で簡単確認
Siriを使えば、話しかけるだけで確認できます。
Siriへの質問例
- 「Hey Siri、私の電話番号は?」
- 「自分の電話番号を教えて」
- 「マイナンバー教えて」(電話番号を教えてくれます)
Siriが音声で番号を読み上げ、画面にも表示してくれます。
Siriが使えない場合
Siriがオフになっている場合は、設定が必要です。
Siriの有効化
- 設定 > Siriと検索を開く
- 「”Hey Siri”を聞き取る」をオンにする
- または「サイドボタンを押してSiriを使用」をオンにする
設定さえすれば、ハンズフリーで確認できて便利ですよ。
Siriを使うメリット
声だけで確認できるのは、こんな場面で役立ちます。
便利な場面
- 運転中や料理中など手が離せないとき
- 電話しながら番号を確認したいとき
- 急いでいるとき
- 画面を見るのが難しい状況
ただし、周りに人がいる場合は注意が必要ですね。
【方法4】連絡先アプリで確認する
連絡先アプリから直接確認
電話アプリとは別の「連絡先」アプリからも確認できます。
確認手順
- 「連絡先」アプリを開く
- 一番上に表示される自分の名前をタップ
- 電話番号を確認
シンプルで分かりやすい方法です。
連絡先アプリが見つからない場合
連絡先アプリがホーム画面にない場合の探し方です。
探す方法
- ホーム画面を下にスワイプして検索画面を表示
- 「連絡先」と入力
- 連絡先アプリをタップ
または
- 「電話」アプリを開く
- 下部の「連絡先」タブをタップ
- 同じ内容が確認できる
電話アプリと連絡先アプリは、同じ情報を表示していますよ。
【方法5】メッセージアプリで確認する
iMessageの設定から確認
メッセージアプリの設定からも確認できます。
確認手順
- 設定アプリを開く
- 下にスクロールして「メッセージ」をタップ
- 「送受信」をタップ
- 「iMessageにApple IDを使用」の下に電話番号が表示される
メッセージの設定を確認するついでに、電話番号も分かりますね。
iMessageに登録されている番号
この画面では、iMessageで使用している電話番号やメールアドレスが確認できます。
表示される情報
- 電話番号
- メールアドレス
- iMessage送受信用のアドレス
複数の連絡先を設定している場合は、全て表示されますよ。
【方法6】契約キャリアで確認する
キャリアのマイページで確認
各携帯会社のマイページからも確認できます。
ドコモの場合
- My docomoにアクセス
- ログイン
- 「契約内容の確認・変更」から電話番号を確認
auの場合
- My auにアクセス
- ログイン
- トップページに電話番号が表示される
ソフトバンクの場合
- My SoftBankにアクセス
- ログイン
- 「契約・オプション管理」から確認
楽天モバイルの場合
- my 楽天モバイルアプリを開く
- ログイン
- トップ画面に電話番号が表示される
キャリア確認のメリット
マイページから確認すると、追加情報も分かります。
確認できる情報
- 電話番号
- 契約プラン
- データ使用量
- 料金明細
- 契約内容の詳細
総合的な情報を確認したいときに便利ですね。
デュアルSIM使用時の確認方法
2つの電話番号がある場合
デュアルSIMで2つの番号を使っている場合の確認方法です。
確認手順
- 設定アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 「主回線」と「副回線」それぞれの番号が表示される
詳細確認
- 「主回線」または「副回線」をタップ
- 「この回線を選択」画面に電話番号が表示される
両方の番号を一度に確認できますよ。
どちらの番号で発信するか設定
通話やデータ通信でどちらの回線を使うか設定できます。
設定方法
- 設定 > モバイル通信を開く
- 「デフォルトの音声回線」で通話用の回線を選択
- 「モバイルデータ通信」でデータ用の回線を選択
仕事用とプライベート用で使い分けている方は、しっかり確認しておきましょう。
電話番号が表示されない場合の対処法
SIMカードの問題
電話番号が表示されない原因のほとんどは、SIMカードの問題です。
考えられる原因
- SIMカードが正しく挿入されていない
- 一度取り出して入れ直す
- 金属部分を柔らかい布で拭く
- SIMカードが認識されていない
- 設定 > モバイル通信で「SIMなし」と表示
- キャリアのロゴが表示されない
- 機内モードがオンになっている
- コントロールセンターで確認
- 飛行機マークが光っていたらオフに
iPhoneの再起動
一時的な不具合の場合、再起動で解決することがあります。
再起動方法(機種により異なる)
Face ID搭載機種
- 音量アップボタンを押してすぐ離す
- 音量ダウンボタンを押してすぐ離す
- サイドボタンを長押し
- Appleロゴが表示されるまで押し続ける
ホームボタン搭載機種
- 電源ボタンを長押し
- スライダーで電源オフ
- 30秒待つ
- 再度電源ボタンを長押しして起動
再起動後、電話番号が表示されるか確認しましょう。
ネットワーク設定のリセット
それでも解決しない場合は、ネットワーク設定をリセットします。
リセット手順
- 設定 > 一般 > 転送またはiPhoneをリセット
- 「リセット」をタップ
- 「ネットワーク設定をリセット」を選択
- パスコードを入力
- 確認画面で「ネットワーク設定をリセット」をタップ
注意点
- Wi-Fiのパスワードが削除される
- 再度Wi-Fiに接続する必要がある
- モバイルデータ設定も初期化される
リセット後、改めて電話番号を確認してください。
キャリアに問い合わせ
上記の方法で解決しない場合は、キャリアに連絡しましょう。
問い合わせ先
- ドコモ:151(ドコモ携帯から)、0120-800-000
- au:157(au携帯から)、0077-7-111
- ソフトバンク:157(ソフトバンク携帯から)、0800-919-0157
- 楽天モバイル:0800-600-0700
SIMカードの不良や契約の問題かもしれません。
電話番号を相手に教える便利な方法
QRコードで共有
電話番号をQRコードにして共有できます。
QRコード作成方法
- 連絡先アプリで自分の情報を開く
- 画面下部の「連絡先を共有」をタップ
- 「QRコード」を選択
- QRコードが表示される
- 相手に読み取ってもらう
対面で番号を教えるときに便利ですね。
AirDropで送信
近くにいる人へ、AirDropで一瞬で送れます。
送信手順
- 連絡先アプリで自分の情報を開く
- 「連絡先を共有」をタップ
- AirDropで相手を選択
- 相手のiPhoneに連絡先が送信される
入力ミスがなく、確実に伝わりますよ。
メッセージやメールで送信
テキストで送ることもできます。
送信方法
- 設定から電話番号をコピー(長押し → コピー)
- メッセージやメールアプリを開く
- ペーストして送信
遠くにいる人に伝えるときはこの方法が便利です。
よくある質問
電話番号を変更できる?
基本的に、電話番号は自分で変更できません。
変更方法
- キャリアショップで手続き
- 手数料がかかる(3,000円程度)
- 番号を選べる場合もある(追加料金)
迷惑電話が多い場合など、やむを得ない理由があれば変更を検討しましょう。
機種変更したら番号は変わる?
通常は変わりません。
変わらないケース
- 同じキャリアで機種変更
- SIMカードをそのまま移す
- eSIMの場合も引き継げる
変わるケース
- 他社に乗り換え(MNPしない場合)
- 新規契約として手続きした場合
番号を引き継ぎたい場合は、必ず「MNP(番号ポータビリティ)」を利用しましょう。
050から始まる番号も確認できる?
IP電話の050番号は別途確認が必要です。
確認方法
- 契約しているIP電話アプリで確認
- 楽天でんわ、LaLa Callなど
- アプリの設定画面に番号が表示される
通常の携帯番号とは別の管理になりますよ。
電話番号を非通知にする方法は?
発信時に番号を通知しない設定ができます。
非通知設定
- 設定 > 電話をタップ
- 「発信者番号通知」をオフにする
または
- 電話番号の前に「184」を付けて発信
- その1回だけ非通知になる
常に非通知にしたい場合は設定、一時的な場合は184が便利ですね。
まとめ
iPhoneで自分の電話番号を確認する方法は、いくつもあります。
この記事のポイント
- 設定アプリ:Apple ID > 名前、電話番号、メール(最も確実)
- 電話アプリ:連絡先タブから自分の情報を確認
- Siri:「私の電話番号は?」と聞くだけ
- 連絡先アプリ:一番上に自分の情報が表示
- メッセージ設定:送受信設定から確認
- キャリアのマイページ:契約情報と一緒に確認
- デュアルSIM:モバイル通信設定で両方確認
- 表示されない場合:SIMカード確認、再起動、リセット
電話番号は、いざというときに必要になる大切な情報です。
覚えていなくても、確認方法さえ知っていれば困りません。この記事でご紹介した方法を使って、いつでもサッと確認できるようにしておきましょう。自分に合った簡単な方法を1つ覚えておけば、もう慌てることはありませんよ!

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