「キーボードを切り替えたいんだけど、やり方がわからない…」
Google Pixelを使っていると、こんな場面に遭遇することがありますよね。実は「キーボードの切り替え」には、いくつかの異なる意味があるんです。
- 使うキーボードアプリ自体を変える(Gboard → ATOK など)
- キーボードの配列を変える(12キー ⇔ QWERTY配列)
- 入力する言語を変える(日本語 ⇔ 英語)
- 入力モードを変える(ひらがな ⇔ アルファベット ⇔ 数字)
- キーボードのサイズや表示を変える(片手モードなど)
この記事では、これら5つの「切り替え」について、それぞれ詳しく解説していきます。あなたが探している切り替え方法が、きっと見つかるはずです!
まず確認!Pixelの標準キーボードは「Gboard」

Google Pixelには、最初から「Gboard(ジーボード)」というGoogleが開発したキーボードアプリが入っています。
Gboardは多機能で使いやすく、ほとんどの人にとって十分な性能を持っています。音声入力、絵文字、翻訳機能なども備えていて、しかも無料です。
この記事では、基本的にGboardを使っていることを前提に説明していきます。もし他のキーボードアプリを使いたい場合は、次の「1. キーボードアプリ自体を切り替える」のセクションを参考にしてください。
1. キーボードアプリ自体を切り替える方法
「Gboard以外のキーボードを使いたい」という場合の切り替え方法です。
他のキーボードアプリをインストールする
まずは、使いたいキーボードアプリをGoogle Playストアからインストールしましょう。
人気のキーボードアプリ
- ATOK(エイトック):高精度な日本語変換が特徴。有料ですが、ビジネス文書などをよく書く人に人気
- Simeji(シメジ):顔文字やアスキーアートが豊富。若い世代に人気
- Microsoft SwiftKey:AIによる予測変換が優れている
- flick(フリック):シンプルで使いやすい日本語入力
これらのアプリは、Google Playストアで名前を検索すれば見つかります。
キーボードアプリを有効化する
アプリをインストールしただけでは使えません。有効化する必要があります。
- Pixelの設定アプリを開く
- 「システム」をタップ
- 「言語と入力」をタップ
- 「画面キーボード」をタップ
- 「画面キーボードを管理」または「+画面キーボードを管理」をタップ
- 使いたいキーボードの横にあるスイッチをオンにする
これで、新しいキーボードアプリが使える状態になりました。
実際にキーボードを切り替える
文字入力画面で、以下の手順でキーボードを切り替えられます。
方法1:キーボード上のアイコンから切り替え
- メモアプリやLINEなど、文字入力ができる場所をタップしてキーボードを表示
- キーボードの右下にあるキーボードアイコンをタップ
- 使いたいキーボードを選択
方法2:ナビゲーションバーから切り替え
機種によっては、画面下部のナビゲーションバーにキーボード切り替えアイコンが表示される場合があります。このアイコンをタップしても切り替えられます。
デフォルトのキーボードを変更する
毎回切り替えるのが面倒なら、デフォルト(標準)のキーボードを変更しましょう。
- 設定アプリを開く
- 「システム」→「言語と入力」→「画面キーボード」と進む
- 使わないキーボードのスイッチをオフにする
こうすることで、オンにしたキーボードだけが自動的に使われるようになります。
2. キーボードレイアウト(配列)を切り替える方法
「12キーとQWERTY配列を切り替えたい」という場合の方法です。
キーボードレイアウトとは?
スマホのキーボードには、主に2つの配列があります。
12キー(テンキー)
ガラケーのような配置で、「あ」「か」「さ」などのボタンを何度かタップ、またはフリック入力で文字を入力します。スマホに慣れている人はこちらが使いやすいでしょう。
QWERTY配列(クアーティ配列)
パソコンのキーボードと同じ配置。「Q」「W」「E」「R」「T」「Y」の順に並んでいます。パソコン作業に慣れている人はこちらが入力しやすいかもしれません。
パターン別の設定方法
ニーズに応じて、3つのパターンを紹介します。
パターン1:日本語は12キー、英字はQWERTY(おすすめ)
日本語入力は使い慣れた12キーで、パスワードなどの英字入力はQWERTYで入力したい人向け。
- 文字入力できる場所をタップして、キーボードを表示
- キーボード上部の歯車アイコン⚙️をタップ(表示されていない場合は、左上の「機能を開く」メニューから「設定」をタップ)
- 「言語」をタップ
- 「日本語」をタップ
- 「12キー」にチェックが入っていることを確認
- 「英字入力はQWERTY」のスイッチをオンにする
- 「完了」をタップ
これで、日本語入力時は12キー、英字入力時はQWERTY配列になります。
パターン2:すべてQWERTY配列にする
日本語も英語も、すべてQWERTY配列で入力したい人向け。パソコンに慣れている人におすすめです。
- キーボード上部の歯車アイコン⚙️をタップ
- 「言語」→「日本語」と進む
- 「QWERTY」にチェックを入れる
- 「12キー」のチェックを外す
- 「完了」をタップ
これで、日本語も英語もQWERTY配列で入力できます。日本語はローマ字入力になります。
パターン3:すべて12キーにする
日本語も英語も、すべて12キーで入力したい人向け。
- キーボード上部の歯車アイコン⚙️をタップ
- 「言語」→「日本語」と進む
- 「12キー」にチェックが入っていることを確認
- 「英字入力はQWERTY」のスイッチをオフにする
- 「完了」をタップ
レイアウトを一時的に切り替える
複数のレイアウトを設定している場合、キーボード上で簡単に切り替えられます。
キーボード左下にある地球儀アイコン🌐(言語切り替えキー)を何度かタップすると、設定しているレイアウトが順番に切り替わります。
3. 入力言語を切り替える方法
「日本語と英語のキーボードを切り替えたい」という場合の方法です。
新しい言語のキーボードを追加する
デフォルトでは日本語キーボードが設定されていますが、英語や他の言語も追加できます。
- キーボード上部の歯車アイコン⚙️をタップ
- 「言語」をタップ
- 「キーボードを追加」をタップ
- 追加したい言語を選択(例:「English(US)」)
- 使いたいキーボードレイアウトを選択
- 「完了」をタップ
これで、新しい言語のキーボードが追加されました。
言語を切り替える
複数の言語を設定している場合は、以下の方法で切り替えられます。
キーボード左下の地球儀アイコン🌐をタップすると、設定している言語が順番に切り替わります。
例えば、日本語と英語を設定している場合、地球儀アイコンをタップするたびに「日本語」→「English」→「日本語」…と切り替わります。
言語を削除する
不要になった言語のキーボードは削除できます。
- キーボード設定で「言語」を開く
- 右上の編集アイコン✏️をタップ
- 削除したい言語を選択
- 削除アイコン🗑️をタップ
4. 入力モード(ひらがな・英字・数字)を切り替える方法

「ひらがなと英字を切り替えたい」という場合の方法です。
12キーでの切り替え
12キーを使っている場合、キーボード左下にある[あA1]ボタンをタップすると、入力モードが切り替わります。
- [あ]:ひらがな入力モード
- [A]:英字入力モード(大文字)
- [a]:英字入力モード(小文字)
- [1]:数字入力モード
何度かタップすると、これらのモードが順番に切り替わります。
QWERTY配列での切り替え
QWERTY配列を使っている場合、キーボード左下にある[あA]ボタンをタップすると、以下のように切り替わります。
- [あ]:日本語入力モード(ローマ字でひらがなを入力)
- [A]:英字入力モード(大文字)
- [a]:英字入力モード(小文字)
数字を入力したいときは、キーボード上部に数字キーが表示されていればそれを使います。表示されていない場合は、キーボードの設定で「数字行」を有効にしましょう。
数字行を表示する方法
- キーボードの歯車アイコン⚙️から設定を開く
- 「表示」または「設定」をタップ
- 「数字行」のスイッチをオンにする
これで、QWERTY配列の上部に常に数字キーが表示されるようになります。
5. その他の便利な切り替え機能
キーボードには、他にも便利な切り替え機能があります。
片手モードに切り替え
スマホを片手で操作しているとき、キーボードを小さくして左右に寄せられます。
- キーボードを表示した状態で、上部の「機能を開く」メニュー(3点アイコンなど)をタップ
- 「片手モード」のアイコンをタップ
- キーボードが縮小され、左右どちらかに寄ります
- 矢印ボタンで左右を切り替えられます
通常モードに戻したいときは、キーボード横の展開アイコンをタップしましょう。
フローティングキーボードに切り替え
キーボードを画面上で自由に動かせる「フローティングモード」もあります。
- 「機能を開く」メニューをタップ
- 「フローティング」を選択
- キーボードが小さくなり、自由に移動できるようになります
- キーボードをドラッグして好きな位置に配置できます
元に戻すには、もう一度「フローティング」をタップします。
音声入力に切り替え
文字を打つのが面倒なときは、音声入力が便利です。
キーボード上部のマイクアイコン🎤をタップすると、音声入力モードに切り替わります。話した内容が自動的にテキストに変換されます。
絵文字キーボードに切り替え
絵文字を入力したいときは、キーボード左下の笑顔アイコン😀をタップします。絵文字の一覧が表示され、好きなものを選んで入力できます。
キーボード切り替えがうまくいかないときの対処法
「切り替えボタンが見つからない」「思ったように動かない」という場合の対処法です。
キーボードアイコンが表示されない
複数のキーボードアプリを有効にしていないと、切り替えアイコンが表示されません。
対処法
設定アプリから「システム」→「言語と入力」→「画面キーボード」→「画面キーボードを管理」と進み、少なくとも2つ以上のキーボードをオンにしてください。
地球儀アイコンが表示されない
複数の言語やレイアウトを設定していないと、地球儀アイコンは表示されません。
対処法
Gboardの設定から「言語」を開き、複数の言語を追加するか、日本語キーボードに複数のレイアウト(12キーとQWERTYなど)を設定してください。
キーボードが表示されない
文字入力欄をタップしてもキーボードが出てこない場合があります。
対処法1:別のアプリで試す
メモアプリやLINEなど、別のアプリのテキスト入力欄をタップしてみてください。
対処法2:キーボードを手動で表示
- 通知バーを2本指で下にスワイプ
- 画面右下のキーボードアイコンをタップ
- 使いたいキーボードを選択
対処法3:端末を再起動
一時的な不具合の場合、Pixelを再起動すると直ることがあります。
対処法4:Gboardが有効か確認
設定アプリから「システム」→「言語と入力」→「仮想キーボード」と進み、Gboardが有効になっているか確認してください。
切り替えた設定が反映されない
設定を変更したのに、キーボードの動作が変わらない場合があります。
対処法
- 設定変更後、必ず「完了」や「OK」をタップして設定を保存する
- 一度キーボードを閉じて、もう一度開き直す
- アプリを完全に終了させて、再起動する
よくある質問Q&A
Q1. キーボードの背景や色を変えることはできますか?
はい、Gboardではキーボードのテーマを変更できます。
- キーボードの歯車アイコン⚙️から設定を開く
- 「テーマ」をタップ
- 好きなデザインを選択
自分の写真を背景にすることも可能です。
Q2. フリック入力とトグル入力を切り替えられますか?
できます。フリック入力とは、キーを上下左右にスライドして文字を入力する方法。トグル入力は、同じキーを何度かタップして文字を選ぶ方法です。
- Gboard設定を開く
- 「言語」→「日本語」→「12キー」と進む
- 「フリック入力」のスイッチをオフにすると、トグル入力になります
- 「フリックのみ」をオンにすると、完全にフリック入力だけになります
Q3. キーボードの高さやサイズを変更できますか?
はい、調整できます。
- Gboard設定を開く
- 「設定」または「表示」をタップ
- 「キーボードの高さ」のスライダーを調整
片手モードやフローティングモードも、サイズ調整の選択肢として有効です。
Q4. 他の人におすすめのキーボードアプリはありますか?
用途によって異なりますが、以下が人気です。
- 文章をよく書く人:ATOK(高精度な変換)
- 顔文字をよく使う人:Simeji
- 多言語入力をする人:Microsoft SwiftKey
- シンプルが好きな人:flick
ただし、Gboardも非常に優秀なので、まずはGboardを使いこなすことをおすすめします。
Q5. キーボード入力時の音や振動を消せますか?
できます。
- Gboard設定を開く
- 「設定」をタップ
- 「キー操作音」のスイッチをオフにすると、音が消えます
- 「触覚フィードバック」のスイッチをオフにすると、振動が消えます
静かな場所で使うときに便利です。
Q6. 予測変換や自動修正をオフにできますか?
はい、設定で変更できます。
- Gboard設定を開く
- 「テキスト修正」をタップ
- 「次の単語の候補を表示」や「自動修正」などのスイッチをオフにする
ただし、予測変換は入力効率を上げてくれるので、オンのままがおすすめです。
Q7. QWERTYと12キーを素早く切り替える方法はありますか?
両方のレイアウトを有効にしておけば、地球儀アイコン🌐をタップするだけで切り替えられます。
設定で両方にチェックを入れておきましょう。
Q8. キーボードの設定をリセットしたいです
おかしくなってしまった設定を初期化したい場合は、以下の手順で行えます。
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」→「アプリをすべて表示」と進む
- 「Gboard」を探してタップ
- 「ストレージとキャッシュ」をタップ
- 「ストレージを消去」をタップ
これで、Gboardが初期状態に戻ります。ただし、保存した単語やカスタマイズした設定もすべて消えるので注意してください。
まとめ:目的に合った切り替え方法を使いこなそう
Google Pixelのキーボード切り替えには、5つの主な方法があります。
- キーボードアプリ自体の切り替え:Gboard → ATOK などの切り替え
- キーボードレイアウトの切り替え:12キー ⇔ QWERTY配列
- 入力言語の切り替え:日本語 ⇔ 英語など
- 入力モードの切り替え:ひらがな ⇔ 英字 ⇔ 数字
- その他の機能切り替え:片手モード、音声入力、絵文字など
自分の使い方に合った設定を見つけることで、文字入力がずっと快適になります。
最初は複雑に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば、毎日の入力作業がスムーズに。特に仕事でメールをよく書く人や、SNSをたくさん使う人にとっては、大きな時短になるはずです。
「こんな機能があったんだ!」という発見があったら、ぜひ試してみてください。自分だけの使いやすいキーボード設定を作っていきましょう!

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