スマホを使っていると、突然画面がフリーズして動かなくなってしまうことってありますよね。Google Pixelも例外ではありません。
そんなとき、「電源ボタンを押しても反応しない…」「何をしても画面が変わらない…」と焦ってしまう方も多いはず。でも安心してください。実は、Google Pixelには強制再起動という最終手段が用意されています。
この記事では、機種ごとの正しい強制再起動の方法から、失敗したときの対処法まで、わかりやすく解説していきます。
強制再起動とは?普通の再起動との違い

まず、「強制再起動」が何なのかを簡単に説明しましょう。
強制再起動とは、スマホのシステムを強制的に終了させて、もう一度立ち上げ直す機能のこと。「強制終了」「ハードリセット」などと呼ばれることもあります。
普通の再起動は、画面の操作メニューから「再起動」を選んで実行しますよね。でも、スマホがフリーズして操作を一切受け付けなくなったときは、この方法が使えません。
そこで登場するのが強制再起動です。ボタン操作だけで実行できるので、画面がタッチできない状態でも再起動できるんです。
どんなときに強制再起動を使うの?
強制再起動は、以下のような状況で役立ちます。
画面がフリーズして動かない
アプリを使っている最中に画面が固まって、何をタッチしても反応しなくなることがあります。このような状態では、通常の方法では再起動できません。
画面が真っ暗なまま反応しない
電源は入っているはずなのに、画面が真っ暗で何も表示されないケースです。電話をかけると着信音は鳴るのに、ディスプレイに何も映らないといった症状が該当します。
アプリが応答しなくなった
特定のアプリが完全に停止してしまい、ホーム画面にも戻れなくなったとき。このような場合も強制再起動が効果的です。
ただし、強制再起動には注意点もあります。保存していない作業中のデータやファイルが失われる可能性があるんです。そのため、本当にどうしようもないときの最終手段として使うことをおすすめします。
【重要】機種によって方法が違う!
Google Pixelの強制再起動方法は、機種によって異なります。これがとても重要なポイントです。
大きく分けると、以下の2つのパターンがあります。
- Pixel 6以降の新しいモデル:電源ボタン + 音量アップボタンを同時押し
- Pixel 5a以前の古いモデル:電源ボタンのみを長押し
なぜこんな違いがあるのでしょうか?
実は、Pixel 6シリーズから電源ボタンの役割が変わったんです。それまでは電源ボタンを長押しすると電源メニューが表示されていましたが、Pixel 6以降ではGoogleアシスタントが起動するように変更されました。
そのため、電源を切ったり再起動したりする操作も「電源ボタン + 音量アップボタン」の組み合わせに変更されたというわけです。
Pixel 6 / 6 Pro以降の強制再起動方法
それでは、具体的な手順を見ていきましょう。まずは新しい機種から。
対象機種
- Google Pixel 6
- Google Pixel 6 Pro
- Google Pixel 6a
- Google Pixel 7
- Google Pixel 7 Pro
- Google Pixel 7a
- Google Pixel 8
- Google Pixel 8 Pro
- Google Pixel 8a
- Google Pixel 9
- Google Pixel 9 Pro
- Google Pixel 9 Pro XL
- Google Pixel Fold
- Google Pixel Tablet
手順
- スマホの右側面にある電源ボタンと音量アップボタンを見つけます
- この2つのボタンを同時に約30秒間押し続けてください
- 途中で画面が暗くなることがありますが、そのまま押し続けましょう
- 画面が真っ暗になった後、白い背景にGoogleロゴが表示されたら成功です
- ロゴが表示されたら、ボタンから手を離してOKです
押す時間の目安は30秒ですが、機種によっては15秒程度でも再起動できることがあります。画面にGoogleロゴが現れるまで、しっかりとボタンを押し続けることがポイントです。
うまくいかないときは
もし30秒押しても反応がない場合は、以下を試してみてください。
- ボタンの同時押しができているか確認:片方のボタンだけ押していないか、もう一度確認しましょう
- さらに長く押し続ける:機種や状態によっては、30秒以上必要な場合もあります
- 充電してから試す:バッテリーが完全に切れている可能性があるため、15〜25分充電してから再度試してみましょう
Pixel 5a以前の強制再起動方法
次に、古いモデルの手順を説明します。
対象機種
- Google Pixel 3
- Google Pixel 3 XL
- Google Pixel 3a
- Google Pixel 3a XL
- Google Pixel 4
- Google Pixel 4 XL
- Google Pixel 4a
- Google Pixel 4a (5G)
- Google Pixel 5
- Google Pixel 5a
手順
- スマホの右側面にある電源ボタンを見つけます
- 電源ボタンを約30秒間押し続けてください
- 途中で画面が暗くなりますが、それでも離さず押し続けましょう
- 画面が真っ暗になった後、Googleロゴが表示されたら成功です
- ロゴが表示されたら、ボタンから手を離してOKです
こちらも、ポイントは「途中で諦めずに押し続けること」です。画面が消えると「もう壊れたのかな?」と不安になりますが、30秒はしっかり押し続けてください。
正直なところ、30秒というのはかなり長く感じます。でも、この時間が必要なんです。
うまくいかないときは
反応がない場合の対処法は、新しい機種と同様です。
- もっと長く押し続ける:40秒、50秒と、少し長めに試してみましょう
- 充電してから再チャレンジ:バッテリー切れの可能性を考えて、充電器につないでから試してください
強制再起動してもダメだった場合の対処法
強制再起動を試してもスマホが復活しない…そんなときは、他の方法を試してみましょう。
1. 充電してから再度試す
バッテリーが完全に空になっている可能性があります。充電器につないで15〜25分待ってから、もう一度強制再起動を試してみてください。
充電ポートにホコリやゴミが詰まっていないかも確認しましょう。綿棒などで優しく掃除すると、充電できるようになることがあります。
2. セーフモードで起動してみる
セーフモードとは、ダウンロードしたアプリをすべて無効化した状態でスマホを起動するモードのこと。アプリが原因でフリーズしている場合に有効です。
セーフモードの起動方法
- 電源ボタンを10秒ほど長押し
- Googleロゴが表示されたらそのまま待つ
- ロゴが出ている間に音量ダウンボタンを押し続ける
- 画面の下部に「セーフモード」と表示されれば成功
セーフモードで正常に動く場合は、最近インストールしたアプリが原因の可能性が高いです。問題のアプリを一つずつアンインストールして、原因を特定しましょう。
3. リカバリーモードを試す
リカバリーモードは、Android本体のトラブルシューティング機能です。
リカバリーモードの起動方法
- 電源ボタンと音量ダウンボタンを同時に長押し
- 起動画面が表示されたら手を離す
- 音量ボタンで「Recovery Mode」を選択
- 電源ボタンで決定
リカバリーモードに入ると、キャッシュのクリアなどの詳細な操作が可能になります。
4. 修理に出すことを検討する
ここまで試してもダメな場合、ハードウェアの故障が考えられます。
修理先の選択肢は以下の通りです。
Google正規サービスプロバイダ
日本国内では限られた店舗のみが正規サービスを提供しています。正規修理なら保証が適用される可能性もあるので、まずは確認してみましょう。
メーカー郵送修理
Googleの公式サポートに連絡して、郵送修理を依頼する方法もあります。ただし、7〜10日程度かかることが多いです。
非正規修理店
修理期間を短くしたい場合は、非正規の修理店という選択肢もあります。ただし、非正規修理を利用するとメーカー保証が受けられなくなる可能性があるので注意してください。
よくある疑問Q&A

Q1. 強制再起動でデータは消えますか?
基本的に、強制再起動では保存済みのデータは消えません。ただし、作業中で保存していなかったファイルやメモなどは失われる可能性があります。
また、システムに深刻な問題が起きている場合は、データが破損することも稀にあります。日頃からGoogle Driveなどでバックアップを取っておくと安心です。
Q2. 何度も強制再起動していいの?
頻繁に強制再起動を繰り返すのは、あまりおすすめできません。通常の再起動と違って、システムに負担がかかるためです。
もし週に何度も強制再起動が必要になるようなら、以下の原因が考えられます。
- ストレージの空き容量が不足している
- 特定のアプリに問題がある
- Androidのバージョンが古い
- ハードウェアの故障
原因を突き止めて、根本的に解決する方が良いでしょう。
Q3. 強制再起動と初期化(リセット)は違うの?
全く別の操作です。混同しないように注意してください。
- 強制再起動:スマホを強制的に再起動するだけ。データは基本的に残る
- 初期化(ファクトリーリセット):すべてのデータを消去して、購入時の状態に戻す
初期化を実行すると、写真やアプリなどすべてのデータが消えてしまいます。バックアップを取らずに初期化してしまうと、データは二度と戻りません。
Q4. 強制再起動の最中に指を離してしまったら?
途中でボタンから手を離してしまっても、スマホが壊れることはないので安心してください。
ただし、再起動のプロセスは完了しないので、もう一度最初からやり直す必要があります。今度は30秒しっかりと押し続けましょう。
フリーズを予防するためのヒント
強制再起動を使わなくて済むよう、日頃から以下の点に気をつけましょう。
ストレージの空き容量を確保する
ストレージの空き容量が10%未満になると、スマホの動作が不安定になりやすいです。定期的に不要な写真や動画、アプリを削除しましょう。
「設定」→「ストレージ」から、現在の使用状況が確認できます。
アプリを最新版にアップデートする
古いバージョンのアプリには不具合が含まれていることがあります。Google Playストアで定期的にアップデートをチェックしてください。
Androidのシステムアップデートを実行する
Googleは定期的にAndroidのアップデートを配信しています。これにはバグ修正やセキュリティの強化が含まれているので、必ず適用しましょう。
「設定」→「システム」→「システムアップデート」から確認できます。
怪しいアプリはインストールしない
信頼できない開発元のアプリや、レビューが極端に少ないアプリは避けた方が無難です。インストール後にフリーズが頻発するようなら、そのアプリをアンインストールしてください。
定期的に通常の再起動をする
1週間に1回程度、通常の方法で再起動するのも効果的です。メモリがリフレッシュされて、動作が軽くなることがあります。
スマホケースを確認する
意外かもしれませんが、スマホケースがボタンを圧迫していることが原因でトラブルが起きるケースもあります。ケースを外して使ってみて、改善するか確認してみましょう。
まとめ:焦らず正しい方法で対処しよう
Google Pixelがフリーズしてしまったときは、機種に合った方法で強制再起動を試してみてください。
おさらい
- Pixel 6以降:電源ボタン + 音量アップボタンを30秒長押し
- Pixel 5a以前:電源ボタンを30秒長押し
途中で画面が暗くなっても、諦めずにボタンを押し続けることがポイントです。
それでも解決しない場合は、充電してから再度試したり、セーフモードやリカバリーモードを利用したりしてみましょう。最終的には修理も視野に入れてください。
普段からストレージの管理やアップデートを心がけることで、フリーズのリスクを減らすこともできます。
スマホのトラブルは突然やってきますが、正しい知識があれば落ち着いて対処できるはずです。この記事が、あなたのPixelライフに役立てば嬉しいです!

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