「ステータスバーの時計に秒を表示したい」「正確な時刻を確認したい…」
Google Pixelでは、標準では時計に秒が表示されません。しかし、いくつかの方法で秒表示を有効にできます。
株取引やタイムトライアル、料理のタイマーなど、秒単位で時間を確認したい場面は意外と多いもの。
この記事では、Pixelの時計に秒を表示する方法を、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。ステータスバー、時計アプリ、ロック画面など、それぞれの表示方法をご紹介します。
Pixelの時計表示について

まず、Pixelの時計表示の基本を理解しましょう。
時計が表示される場所
Pixelには、いくつかの場所に時計が表示されます。
主な表示場所
- ステータスバー(画面上部)
- ロック画面
- Always On Display(AOD)
- 時計アプリ
- ホーム画面ウィジェット
それぞれで設定方法が異なります。
標準では秒は表示されない
重要
- Pixelの標準設定では、ステータスバーに秒は表示されない
- ロック画面にも秒は表示されない
- 時計アプリ内でのみ秒表示が可能
秒を表示するには、追加の設定や方法が必要です。
ステータスバーに秒を表示する方法
画面上部のステータスバーに秒を表示する方法を3つご紹介します。
方法1:Pixel Tunerアプリを使う(おすすめ)
最も簡単で安全な方法です。
必要なもの
- Pixel Tunerアプリ(無料)
手順
- Google PlayストアでPixel Tunerを検索
- アプリをダウンロード&インストール
- Pixel Tunerを開く
- 「Open tuner」をタップ
- 注意メッセージを確認して「OK」をタップ
- 「ステータスバー」をタップ
- 「時計」をタップ
- 「秒を表示」をオンにする
確認
- ステータスバーの時計に秒が表示される
- 「12:34:56」のように表示
これだけで、常に秒が確認できるようになります。
方法2:ADBコマンドを使う(上級者向け)
パソコンを使ってADBコマンドで設定する方法です。
必要なもの
- パソコン(WindowsまたはMac)
- USBケーブル
- Android Debug Bridge(ADB)ツール
事前準備
- Pixelの設定→デバイス情報
- 「ビルド番号」を7回タップ
- 開発者向けオプションが有効化される
- 設定→システム→開発者向けオプション
- 「USBデバッグ」をオンにする
手順
- パソコンにADBツールをインストール
- PixelをUSBケーブルでパソコンに接続
- Pixelに「USBデバッグを許可しますか?」と表示される
- 「許可」をタップ
- パソコンでコマンドプロンプト(またはターミナル)を開く
- 以下のコマンドを入力して実行
adb shell "settings put secure clock_seconds 1"
- 完了
確認
- ステータスバーの時計に秒が表示される
元に戻す方法
秒表示を無効にしたい場合は、以下のコマンドを実行します。
adb shell "settings put secure clock_seconds 0"
方法3:サードパーティアプリを使う
Play Storeにあるアプリを使う方法です。
おすすめアプリ
- Seconds Clock on Status Bar
手順
- Google Playストアで「Seconds Clock on Status Bar」を検索
- アプリをインストール
- アプリを開く
- 権限を許可
- 「Start」をタップ
特徴
- 秒の色を変更できる
- ウィジェットでオン/オフ切り替え可能
- デバイスを振ってオン/オフできる
注意
- 通知領域にアプリのアイコンが表示される
- 広告が表示される(無料版)
それぞれの方法の比較
Pixel Tuner
- メリット:簡単、安全、アンインストール可能
- デメリット:アプリが必要
ADBコマンド
- メリット:追加アプリ不要、システムレベルで設定
- デメリット:パソコンとADB知識が必要
サードパーティアプリ
- メリット:簡単、カスタマイズ可能
- デメリット:通知アイコンが表示される、広告あり
用途に応じて選びましょう。
時計アプリで秒を表示する方法
時計アプリ内で秒を表示する方法です。
設定手順
手順
- 時計アプリを開く
- 右上の「︙」(メニュー)をタップ
- 「設定」をタップ
- 「秒を表示」をオンにする
表示場所
- 時計アプリのメイン画面
- アナログ時計の場合は秒針が表示される
- デジタル時計の場合は秒の数字が表示される
アナログとデジタルを切り替え
時計アプリでは、表示スタイルも変更できます。
手順
- 時計アプリを開く
- 右上の「︙」をタップ
- 「設定」をタップ
- 「スタイル」をタップ
- 「アナログ」または「デジタル」を選択
アナログ表示
- 秒針が表示される
- 従来の時計のような見た目
デジタル表示
- 「12:34:56」のように数字で表示
- 見やすく正確
24時間表示に変更
ついでに、24時間表示の設定もご紹介します。
手順
- 時計アプリ→設定
- 「日付と時刻を変更」をタップ
- 「24時間表示を使用」をオンにする
午後(PM)の表示がなくなり、13:00のように表示されます。
ロック画面の時計について
ロック画面の時計に関する情報です。
ロック画面に秒は表示できない
重要
- Pixelのロック画面には、標準機能で秒を表示できない
- これはAndroidの仕様
- サードパーティアプリでも実現困難
ロック画面で秒を確認したい場合は、時計ウィジェットアプリなどの代替手段が必要です。
ロック画面の時計をカスタマイズ
秒は表示できませんが、デザインは変更できます。
Android 14以降
- ホーム画面の空いている場所を長押し
- 「壁紙とスタイル」をタップ
- 「ロック画面」をタップ
- 時計のデザインを左右にスワイプして選択
- 「色」をタップして色を変更
- 「サイズ」をタップしてサイズを変更
利用可能なスタイル
- デフォルト(大きく太字)
- クラシック(小さめ、日付と横並び)
- その他複数のデザイン
好みに合わせてカスタマイズできます。
ダイナミッククロック機能
通知の有無で時計のサイズが自動的に変わります。
仕組み
- 通知がない時:時計が中央に大きく表示
- 通知がある時:時計が上部に小さく移動
設定方法
- 設定→ディスプレイ→ロック画面
- 「ダイナミッククロック」をオン/オフ
オフにすると、常に左上に小さく表示されます。
Always On Display(AOD)の時計

スリープ中でも時計を表示する機能です。
AODとは
Always On Display(常時表示)
- 画面オフ状態でも時計を表示
- バッテリーを消費する
- Pixel全機種で利用可能(Pixel 4以降推奨)
表示内容
- 時刻
- 日付
- 通知アイコン
- バッテリー残量
AODを有効化する
手順
- 設定→ディスプレイ
- 「時間と情報を常に表示」をオンにする
または
- 設定→ディスプレイとタップ
- 「常に表示状態のディスプレイ」をタップ
- オンに切り替える
AODの注意点
デメリット
- バッテリー消費が増加
- 1日で約5〜10%の追加消費
対策
- 夜間は自動オフ設定
- 充電中のみオンにする
- ポケットに入れると自動でオフ
便利ですが、バッテリーへの影響を考慮しましょう。
AODに秒は表示されない
重要
- AODにも秒は表示されない
- 時と分のみ表示
- これはバッテリー節約のため
秒が頻繁に更新されると、バッテリー消費が大幅に増えるためです。
ホーム画面に時計ウィジェットを追加
ホーム画面に時計ウィジェットを配置する方法です。
標準の時計ウィジェット
手順
- ホーム画面の空いている場所を長押し
- 「ウィジェット」をタップ
- 「時計」を探してタップ
- 好きなデザインのウィジェットを選択
- ホーム画面にドラッグ&ドロップ
利用可能なスタイル
- アナログ時計(大・小)
- デジタル時計
- デジタル+天気
ただし、標準ウィジェットも秒は表示されません。
秒を表示できるウィジェット
秒を表示したい場合は、サードパーティアプリが必要です。
おすすめアプリ
- デジタル時計ウィジェット
- シンプル時計ウィジェット
Play Storeで「時計 ウィジェット 秒」と検索すると、様々なアプリが見つかります。
秒表示のメリットとデメリット
秒を表示することの利点と欠点を理解しましょう。
メリット
秒表示が役立つ場面
- 株取引やFX取引(タイミングが重要)
- 料理のタイマー確認
- 運動のインターバルトレーニング
- 写真撮影のタイミング調整
- ビデオ会議の開始時刻確認
- 公共交通機関の乗り継ぎ
正確な時刻管理が必要な時に便利です。
デメリット
注意すべき点
- バッテリー消費がわずかに増加
- ステータスバーのスペースを占有
- 秒の更新で画面が常に変化
- 一部の人には気が散る要素になる
バッテリーへの影響
- 1日で約1〜3%の追加消費(軽微)
- 画面の更新頻度が増えるため
大きな影響はありませんが、意識しておきましょう。
トラブルシューティング
秒表示がうまくいかない時の対処法です。
問題1:Pixel Tunerで設定できない
原因と対処法
- アプリが最新版でない
- Google Playストアでアップデート
- 権限が不足
- アプリの権限設定を確認
- Androidバージョンが古い
- システムアップデートを実行
問題2:ADBコマンドが失敗する
確認すべきこと
- USBデバッグが有効か確認
- PixelがPCに正しく接続されているか確認
- ADBドライバがインストールされているか確認
- コマンドのスペルミスがないか確認
接続確認コマンド
adb devices
Pixelのシリアル番号が表示されればOKです。
問題3:秒が表示されてもすぐ消える
原因
- システムUI調整ツールの設定がリセットされた可能性
対処法
- もう一度設定をやり直す
- 端末を再起動してから再設定
問題4:バッテリー消費が激しい
改善方法
- 秒表示をオフにする
- Always On Displayをオフにする
- 画面の明るさを下げる
- バッテリーセーバーモードを使用
よくある質問
Q: 秒を表示するとバッテリーが大幅に減りますか?
いいえ、影響は軽微です。
1日で約1〜3%程度の追加消費です。気になる場合は、必要な時だけ有効にすることもできます。
Q: ロック画面に秒を表示できませんか?
標準機能では不可能です。
Androidのロック画面仕様上、秒の表示はサポートされていません。どうしても必要な場合は、ホーム画面のウィジェットを活用しましょう。
Q: Pixel Tunerは安全ですか?
安全です。
Pixel Tunerは、Androidの隠し設定(System UI Tuner)にアクセスするためのアプリで、システムを改変するものではありません。アンインストールすれば設定も元に戻ります。
Q: ADBコマンドで設定した秒表示は再起動後も残りますか?
残ります。
一度設定すれば、再起動後も秒表示は継続されます。ただし、OSのアップデート後にリセットされることがあります。
Q: 時計の色は変更できますか?
ステータスバーの時計の色は、テーマに連動します。
設定→壁紙とスタイルから、テーマカラーを変更することで、時計の色も変わります。ただし、時計だけの色を個別に変更することはできません。
Q: 12時間表示と24時間表示を切り替えられますか?
できます。
設定→システム→日付と時刻→「24時間表示を使用」のオン/オフで切り替えられます。
Q: サードパーティアプリでおすすめは?
「Seconds Clock on Status Bar」が定番です。
無料で使え、カスタマイズ性も高いです。ただし、広告が表示される点に注意してください。
Q: 秒表示を一時的にオフにできますか?
できます。
Pixel Tunerの場合は、アプリから「秒を表示」をオフにするだけです。ADBコマンドの場合は、0を設定するコマンドを実行します。
まとめ:Pixelの時計に秒を表示しよう
Google Pixelの時計に秒を表示する方法について解説しました。
ステータスバーに秒を表示する方法
- Pixel Tunerアプリを使う(おすすめ・簡単)
- ADBコマンドを使う(上級者向け)
- サードパーティアプリを使う(カスタマイズ可)
Pixel Tunerでの設定手順
- Pixel Tunerをダウンロード
- 「Open tuner」をタップ
- ステータスバー→時計→秒を表示
ADBコマンド
adb shell "settings put secure clock_seconds 1"
時計アプリで秒を表示
- 時計アプリ→設定→秒を表示
ロック画面とAOD
- 標準機能では秒を表示できない
- デザイン、色、サイズのカスタマイズは可能(Android 14以降)
メリット
- 正確な時刻管理
- タイミングが重要な作業に便利
- カスタマイズ性の向上
デメリット
- わずかなバッテリー消費
- ステータスバーのスペース占有
トラブル対処
- アプリを最新版にアップデート
- USBデバッグを確認
- 端末を再起動
秒表示は、株取引や料理、運動など、正確な時刻管理が必要な場面で非常に役立ちます。
バッテリーへの影響も軽微なので、必要に応じて気軽に有効化してみましょう。
ぜひ、この記事を参考に、Pixelの時計をカスタマイズしてみてください!

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