YouTubeやNetflixで動画を見ていると、突然画面が止まってイライラ…。そんな経験、ありますよね?
「回線速度は十分なはずなのに、なぜか動画が止まる」「読み込み中のマークがくるくる回って進まない」こんな悩みを抱えている方は多いはずです。
この記事では、ブラウザで動画が止まる原因を詳しく解説し、すぐに試せる効果的な対処法をご紹介します。ストレスなく動画を楽しみましょう!
ブラウザで動画が止まる主な原因

動画が止まる原因は1つではありません。まずは、考えられる原因を整理してみましょう。
1. インターネット回線の速度不足
最も一般的な原因がこれです。
動画をスムーズに再生するには、一定以上の通信速度が必要です。とくに高画質の動画になるほど、より速い回線が求められます。
必要な通信速度の目安:
- 標準画質(SD・480p): 3Mbps以上
- 高画質(HD・720p): 5Mbps以上
- フルHD(1080p): 8〜10Mbps以上
- 4K画質: 25Mbps以上
スマホのモバイル回線や、混雑している公共Wi-Fiでは、この速度が出ないことがあります。
2. ブラウザのキャッシュが溜まっている
ブラウザは閲覧したウェブページのデータを「キャッシュ」として保存します。
これ自体は便利な機能ですが、キャッシュが溜まりすぎると、逆にブラウザの動作が重くなってしまいます。その結果、動画の読み込みが遅くなったり、再生が止まったりします。
3. ブラウザやOSが古いバージョン
古いバージョンのブラウザやOSを使っていると、最新の動画再生技術に対応していないことがあります。
とくにYouTubeやNetflixなどの動画サイトは、常に新しい技術を導入しているため、古いブラウザでは正常に再生できないケースがあります。
4. ハードウェアアクセラレーションの問題
ハードウェアアクセラレーションとは、ブラウザの映像処理をCPUではなく、GPUで行う機能です。
通常は動画再生を高速化してくれますが、グラフィックドライバーとの相性が悪いと、逆に動画が止まったりフリーズしたりすることがあります。
5. パソコンやスマホのスペック不足
デバイスのメモリ(RAM)不足や、CPUのスペックが低いと、動画の処理が追いつかず止まってしまいます。
とくに複数のタブやアプリを同時に開いていると、メモリが不足しやすくなります。
6. ブラウザの拡張機能(アドオン)の干渉
広告ブロッカーやセキュリティ拡張機能が、動画の再生を妨げていることがあります。
また、たくさんの拡張機能を入れていると、それぞれが競合してブラウザの動作が不安定になります。
7. デバイスのストレージ容量不足
ハードディスクやSSDの空き容量が少ないと、動画の一時ファイルを保存できず、再生が止まることがあります。
8. 動画サービス側の問題
YouTubeやNetflixなどのサービス側でサーバー障害やメンテナンスが行われていることがあります。
この場合、あなたのデバイスやブラウザには問題がなく、サービス提供側の問題なので、ユーザー側では対処できません。
確認方法:
- サービスの公式Twitter(X)アカウントをチェック
- Downdetectorなどの障害情報サイトで確認
- 他のユーザーも同じ問題を報告しているか検索
9. 回線の混雑時間帯
インターネット回線は、多くの人が使う時間帯に混雑して速度が低下します。
混雑しやすい時間帯:
- 平日の昼休み(12〜13時)
- 平日の夜間(19〜23時)
- 休日の日中から夜
とくにマンションなどの共用回線を使っている場合、同じ建物内の多くの人がネットを使うと、速度が大幅に低下します。
対策:
- 混雑時間帯を避けて視聴する
- 有線LAN接続に切り替える
- 光回線の「IPv6(IPoE)接続」に切り替える(混雑を回避できる)
すぐに試せる!動画が止まるときの基本対処法
原因が分かったところで、すぐに試せる対処法を見ていきましょう。
対処法1:ページを再読み込み・ブラウザを再起動
手順:
- まず、ページをリロード(更新)してみる
- それでもダメなら、ブラウザを一度完全に閉じて開き直す
一時的な不具合なら、これだけで解決することが多いです。
対処法2:動画の画質を下げる
高画質で見ようとすると、回線速度が足りずに止まることがあります。
YouTubeの場合:
- 動画プレイヤーの右下にある歯車アイコンをクリック
- 「画質」を選択
- 「自動」または「480p」「360p」など、低い画質に変更
画質を下げれば、必要な通信速度も下がるので、スムーズに再生されやすくなります。
対処法3:他のタブやアプリを閉じる
ブラウザで複数のタブを開いていたり、バックグラウンドで他のアプリが動いていたりすると、メモリやCPUを圧迫します。
やること:
- 使っていないブラウザのタブを閉じる
- 動画視聴中は他のアプリを閉じる
- パソコンなら、タスクマネージャー(Windows)やアクティビティモニタ(Mac)で、不要なプロセスを終了する
対処法4:デバイスを再起動する
「再起動」は最もシンプルで効果的な対処法です。
パソコンやスマホ、タブレットを一度再起動すると、メモリがクリアされ、動作が軽くなります。
対処法5:ルーターを再起動する
インターネット回線の問題なら、ルーター(Wi-Fiの機器)を再起動してみましょう。
手順:
- ルーターの電源を切る
- 10秒ほど待つ
- 電源を入れ直す
- ランプが全部点灯するまで待つ(1〜2分)
これで回線が安定することがあります。
対処法6:有線LANに切り替える
Wi-Fiを使っている場合、有線LAN(LANケーブル)に切り替えると、接続が安定して動画が止まりにくくなります。
Wi-Fiは電波干渉や距離の影響を受けやすいため、動画視聴には有線接続がおすすめです。
ブラウザの設定を見直す対処法

基本対処法で解決しない場合は、ブラウザの設定を見直してみましょう。
対処法7:ブラウザのキャッシュとCookieを削除する
溜まったキャッシュを削除すると、ブラウザの動作が軽くなります。
Google Chromeの場合
- 画面右上の「︙」(3つの点)をクリック
- 「設定」を選択
- 左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「閲覧履歴データの削除」をクリック
- 「期間」を「全期間」に設定
- 「Cookieと他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 「データを削除」をクリック
Microsoft Edgeの場合
- 画面右上の「…」(3つの点)をクリック
- 「設定」を選択
- 「プライバシー、検索、サービス」をクリック
- 「閲覧データをクリア」の下にある「クリアするデータの選択」をクリック
- 「時間の範囲」を「すべての期間」に設定
- 「Cookieおよびその他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 「今すぐクリア」をクリック
Safari(iPhone)の場合
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「Safari」をタップ
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 確認画面で「履歴とデータを消去」をタップ
対処法8:ブラウザを最新版にアップデートする
古いブラウザは最新の動画再生技術に対応していないことがあります。
Chromeのアップデート方法
- 画面右上の「︙」をクリック
- 「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択
- 自動的にアップデートが確認され、必要ならダウンロードが始まります
- 「再起動」ボタンをクリック
Edgeのアップデート方法
- 画面右上の「…」をクリック
- 「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」を選択
- 自動的にアップデートが確認されます
対処法9:ハードウェアアクセラレーションを無効にする
ハードウェアアクセラレーションが原因で動画が止まる場合は、これをオフにしてみましょう。
Chromeの場合
- 「︙」→「設定」を開く
- 左側のメニューから「システム」をクリック
- 「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフにする
- 「再起動」ボタンをクリック
Edgeの場合
- 「…」→「設定」を開く
- 「システムとパフォーマンス」をクリック
- 「使用可能な場合はハードウェアアクセラレータを使用する」をオフにする
- ブラウザを再起動
対処法10:ブラウザの拡張機能を無効にする
拡張機能が動画再生を妨げている可能性があります。とくに広告ブロッカーは要注意です。
Chromeの場合
- アドレスバーに「chrome://extensions」と入力してEnter
- すべての拡張機能をオフにする
- 動画を再生してみる
- 問題が解決したら、拡張機能を1つずつオンにして、どれが原因か特定する
Edgeの場合
- 「…」→「拡張機能」→「拡張機能の管理」を開く
- すべての拡張機能をオフにする
- 動画を再生してテスト
パソコン・スマホ本体の設定を見直す対処法
ブラウザの設定を変えてもダメなら、デバイス本体の設定も確認しましょう。
対処法11:デバイスのストレージを整理する
空き容量が少ないと、動画再生に支障が出ます。
Windowsの場合
- 「スタート」→「設定」→「システム」→「記憶域」を開く
- 不要なファイルを削除
- 「一時ファイル」をクリックして削除
iPhoneの場合
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開く
- 使っていないアプリや、大きなファイルを削除
対処法12:グラフィックドライバーを更新する(パソコン)
古いグラフィックドライバーが原因で動画が止まることがあります。
Windowsの場合
- 「スタート」を右クリック→「デバイスマネージャー」を開く
- 「ディスプレイアダプター」を展開
- グラフィックカードを右クリック→「ドライバーの更新」をクリック
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択
対処法13:電源プランを変更する(Windows)
省電力モードになっていると、パフォーマンスが制限されて動画が止まることがあります。
- 「コントロールパネル」→「電源オプション」を開く
- 「高パフォーマンス」または「バランス」を選択
対処法14:別のブラウザを試す
使っているブラウザとの相性が悪い可能性もあります。
おすすめの代替ブラウザ:
- Vivaldi: 軽量で動作が速い
- Opera: 広告ブロック機能が標準搭載
- Firefox: プライバシー保護が強い
- Brave: 広告を自動ブロック
別のブラウザで動画が正常に再生されるなら、元のブラウザに問題がある証拠です。
動画サービス別の対処法

特定の動画サービスで止まる場合の対処法です。
YouTube動画が止まる場合
- 画質を「自動」にする: 歯車アイコン→「画質」→「自動」
- YouTubeアプリを最新版にアップデート(スマホの場合)
- ブラウザでYouTubeヘルプを確認: YouTubeの公式ヘルプページで障害情報をチェック
Netflix動画が止まる場合
- 画質設定を変更: アカウント設定→「再生設定」→データ使用量を「低」または「中」に
- 対応ブラウザを使う: ChromeまたはEdgeの最新版を使用
- Netflixアプリを再インストール(スマホの場合)
Amazon Prime Video動画が止まる場合
- ストリーミング品質を下げる: アカウント設定→「ストリーミングの質」を変更
- ブラウザのキャッシュを削除
- Prime Videoアプリを再起動(スマホの場合)
回線速度をチェックする方法
動画が止まる原因が回線速度かどうかを確認しましょう。
回線速度の測定方法
- 「速度測定」や「スピードテスト」で検索
- Google検索なら「インターネット速度テスト」と検索すると、すぐに測定できる
- 「Fast.com」(Netflixが提供)も簡単で正確
結果の見方:
- ダウンロード速度(下り)が重要
- 10Mbps以下だと、HD画質の動画は厳しい
- 25Mbps以上あれば、ほとんどの動画が快適に見られる
回線速度が遅い場合の対策
時間帯を変える:
夜間(19〜23時)や休日は多くの人がネットを使うため回線が混雑します。可能であれば、深夜や早朝、平日の昼間など、空いている時間帯に視聴しましょう。
Wi-Fiの位置を見直す:
ルーターとデバイスの距離を近づける、ルーターを部屋の中央に置く、障害物を減らすなどの工夫で改善することがあります。
IPv6(IPoE)接続に切り替える:
従来のIPv4(PPPoE)接続は混雑しやすいですが、IPv6(IPoE)接続なら混雑を回避できます。契約しているプロバイダーに確認して、対応していれば切り替えましょう。
回線の乗り換えを検討:
ADSL回線やモバイル回線を使っている場合、光回線への切り替えがおすすめです。
よくある質問:動画が止まる悩み
ここまでの内容で疑問に思いそうなポイントをまとめました。
Q: 回線速度は十分なのに動画が止まる。なぜ?
A: 回線速度以外にも、ブラウザのキャッシュ、拡張機能、ハードウェアアクセラレーションなど、多くの原因が考えられます。
この記事で紹介した対処法を順番に試してみてください。
Q: 特定のサイトだけ動画が止まる。他は問題ない
A: そのサイト側で障害が起きているか、ブラウザとの相性が悪い可能性があります。
別のブラウザで試してみるか、サイトの公式TwitterなどでRecommendation障害情報をチェックしましょう。
Q: スマホで動画が止まる。パソコンは大丈夫
A: スマホのモバイル回線が遅いか、速度制限がかかっている可能性があります。
Wi-Fiに切り替えるか、通信量をチェックしてみてください。
Q: Wi-Fiは繋がっているのに動画が止まる
A: Wi-Fiに接続していても、実際の通信速度が遅いことがあります。スピードテストで実測値を確認しましょう。また、ルーターの再起動も試してください。
Q: 動画の音声は流れるのに映像が止まる
A: グラフィックドライバーの問題か、ハードウェアアクセラレーションが原因の可能性が高いです。ハードウェアアクセラレーションをオフにしてみてください。
Q: 昨日までは問題なかったのに、今日から急に止まる
A: ブラウザやOSの自動アップデートが原因かもしれません。または、動画サービス側で仕様変更があった可能性も。ブラウザのキャッシュを削除して、再起動してみましょう。
Q: 自分だけ?みんな動画が止まっているの?
A: サービス側の障害かどうかを確認するには、以下をチェックしてください:
- その動画サービスの公式Twitter(X)で障害情報を確認
- 「YouTube 障害」「Netflix 止まる」などで検索
- Downdetectorなどの障害情報サイトを見る
- 他のデバイスや回線でも同じ問題が起きるか試す
他の人も同じ問題を報告していれば、サービス側の問題なので、復旧を待つしかありません。
Q: 夜だけ動画が止まる。昼間は大丈夫
A: 典型的な「回線混雑」の症状です。夜間(19〜23時)は多くの人がネットを使うため、回線が混雑して速度が低下します。
対策:
- 時間帯をずらして視聴する
- 光回線の「IPv6(IPoE)接続」に切り替える
- 動画の画質を下げる
- より高速な回線プランに変更する
それでも解決しない場合は?
この記事で紹介したすべての対処法を試しても改善しない場合、以下の可能性があります。
1. サービス側の障害やメンテナンス
YouTubeやNetflixなど、動画配信サービス側で障害が発生していることがあります。
確認方法:
- サービスの公式Twitter(X)で障害情報をチェック
- Downdetectorなどの障害監視サイトで確認
- 「YouTube 障害」「Netflix 繋がらない」などで検索
対処法:
サービス側の問題なので、ユーザーにはどうすることもできません。復旧を待つか、別の動画サービスを利用しましょう。
2. 回線の混雑時間帯
夜間(19〜23時)や休日など、多くの人がネットを使う時間帯は回線が混雑します。
対処法:
- 混雑時間帯を避けて視聴する
- IPv6(IPoE)接続に対応した光回線に切り替える
- より高速な回線プランに変更する
3. デバイスのスペック不足
パソコンやスマホが古すぎる場合、買い替えを検討しましょう。
動画視聴に推奨されるスペック(パソコン):
- メモリ(RAM): 4GB以上(8GB推奨)
- CPU: Intel Core i3以上
- ストレージ空き容量: 10GB以上
4. インターネット回線の根本的な遅さ
古いADSL回線や、速度が遅いモバイル回線を使っている場合、光回線への乗り換えがおすすめです。
光回線なら、安定して高速通信ができ、動画視聴が快適になります。
5. 動画ファイル自体の問題
ダウンロードした動画ファイルが壊れている場合、修復ソフトを使うか、再ダウンロードしてください。
まとめ:動画が止まる問題を解決して快適視聴!
今回は、ブラウザで動画が止まる原因と対処法を詳しく解説しました。最後にポイントをおさらいしましょう。
動画が止まる主な原因:
- インターネット回線の速度不足
- ブラウザのキャッシュが溜まっている
- ブラウザやOSが古いバージョン
- ハードウェアアクセラレーションの問題
- デバイスのスペック不足やメモリ不足
- ブラウザ拡張機能の干渉
- サービス側の障害やメンテナンス
- 回線の混雑時間帯(夜間19〜23時など)
すぐに試せる基本対処法:
- ページを再読み込み・ブラウザを再起動
- 動画の画質を下げる
- 他のタブやアプリを閉じる
- デバイスとルーターを再起動
- 有線LANに切り替える
ブラウザの設定見直し:
- キャッシュとCookieを削除
- ブラウザを最新版にアップデート
- ハードウェアアクセラレーションを無効化
- 拡張機能を無効化
デバイス本体の設定:
- ストレージの空き容量を確保
- グラフィックドライバーを更新
- 電源プランを高パフォーマンスに変更
- 別のブラウザを試す
動画が止まる原因は多岐にわたりますが、この記事で紹介した対処法を順番に試していけば、ほとんどの場合は解決できるはずです。
ただし、動画サービス側の障害や、夜間の回線混雑など、ユーザー側では対処できない問題もあります。その場合は、時間を置いてから再度試すか、混雑時間帯を避けて視聴しましょう。
まずは簡単な方法(再起動、画質を下げる)から試して、それでもダメなら本格的な設定変更に進むのがおすすめです。
快適な動画ライフを楽しんでくださいね!

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