AQUOSスマホを使っていて、非通知電話(番号非通知)にお困りではありませんか?
セールス電話やいたずら電話など、番号を隠した不要な電話を受けたくない場面が増えています。
この記事では、AQUOSスマホで非通知電話を拒否する方法を複数のアプローチで詳しく解説します。
方法1:AQUOS標準機能での非通知拒否設定

基本的な設定手順
AQUOSスマホには、機種によって非通知電話を拒否する標準機能が搭載されています。
ステップ1:電話アプリを開く
- ホーム画面から**「電話」アプリ**をタップ
- 緑色の受話器アイコンが目印
ステップ2:設定メニューにアクセス
- 電話アプリ内で右上のメニューボタン(3つの点のアイコン)をタップ
- メニューから**「設定」**を選択
ステップ3:着信拒否設定を探す 以下のいずれかの項目を探します(機種により表記が異なります):
- 「着信拒否設定」
- 「通話設定」
- 「ブロック設定」
- 「迷惑電話対策」
ステップ4:非通知拒否を有効化
- 該当設定項目をタップ
- 以下のような項目を探してオンにします:
- 「非通知着信拒否」
- 「番号非通知の着信拒否」
- 「非通知ブロック」
- 「Unknown caller block」
機種別の設定場所
AQUOS R シリーズ(R6、R7、R8など):
電話アプリ → メニュー → 設定 → 着信拒否 → 非通知着信拒否
AQUOS sense シリーズ(sense4、sense5G、sense6、sense7など):
電話アプリ → メニュー → 設定 → 通話設定 → 着信拒否設定 → 非通知拒否
AQUOS zero シリーズ:
電話アプリ → メニュー → ブロックと迷惑電話対策 → 非通知をブロック
Androidバージョン別の違い
Android 11以降:
- 設定項目が整理され、「着信拒否」として統合されることが多い
- より直感的なインターフェース
Android 10以前:
- 「通話設定」内に非通知拒否項目が配置されることが多い
- 項目名が機種により大きく異なる
設定確認と動作テスト
設定完了後の確認項目:
- 設定画面で非通知拒否が**「オン」**になっているか確認
- 可能であれば非通知電話でテスト発信して動作確認
- 拒否された電話の履歴が残るか確認
方法2:迷惑電話対策アプリの活用

標準機能がない場合のアプリ利用
機種によっては標準で非通知拒否機能がない場合があります。そんな時は専用アプリが効果的です。
おすすめ迷惑電話対策アプリ
1. Truecaller
特徴:
- 全世界で利用される迷惑電話対策アプリ
- 非通知電話の自動ブロック
- スパム電話のデータベース活用
- 発信者情報の表示
料金:基本機能無料(プレミアム機能は有料)
2. Whoscall
特徴:
- アジア圏で人気の迷惑電話対策アプリ
- リアルタイム迷惑電話判定
- 非通知・不明番号のブロック
- 着信時の警告表示
料金:基本機能無料(広告除去は有料)
3. Call Blocker
特徴:
- シンプルで使いやすいインターフェース
- 非通知電話の完全ブロック
- カスタマイズ可能なブロック設定
- 軽量でバッテリー消費少
料金:完全無料
アプリのインストールと設定
ステップ1:アプリのダウンロード
- Google Play ストアを開く
- 「迷惑電話 ブロック」または「非通知 拒否」で検索
- 選択したアプリをインストール
ステップ2:アプリの初期設定
- アプリを起動
- 必要な権限を許可(電話、連絡先など)
- 非通知ブロック機能を有効化
ステップ3:詳細設定
- ブロック条件の設定
- 通知方法の選択
- ホワイトリスト(許可リスト)の設定
アプリ使用時の注意点
権限の管理
- 電話アプリは多くの権限を要求するため、信頼できるアプリを選択
- 不要な権限は拒否し、必要最小限の権限のみ許可
バッテリー最適化の設定
- アプリが常駐できるよう、バッテリー最適化から除外
- 設定 → アプリ → 特別なアクセス → バッテリー最適化
方法3:キャリア提供の迷惑電話対策サービス

主要キャリアのサービス概要
各通信キャリアは、非通知電話を含む迷惑電話対策サービスを提供しています。
ドコモの場合
迷惑電話ストップサービス
サービス内容:
- 非通知電話の着信拒否
- 迷惑電話番号の自動判定・拒否
- 最大30件の拒否設定登録
設定方法:
1. My docomo にログイン
2. 契約内容・手続き → オプションサービス
3. 迷惑電話ストップサービス → 申込み
料金:月額無料
auの場合
迷惑電話撃退サービス
サービス内容:
- 非通知電話の着信拒否
- 迷惑電話の自動応答・切断
- 着信履歴からの一括拒否設定
設定方法:
1. My au にログイン
2. スマートフォン・携帯電話 → ご契約内容
3. オプションサービス → 迷惑電話撃退サービス
料金:月額110円(税込)
ソフトバンクの場合
ナンバーブロック
サービス内容:
- 非通知電話の着信拒否
- 迷惑電話番号の登録・拒否
- 着信時の自動応答メッセージ
設定方法:
1. My SoftBank にログイン
2. 契約・オプション管理 → オプションサービス
3. ナンバーブロック → 申込み
料金:月額110円(税込)
楽天モバイルの場合
標準機能として提供
サービス内容:
- Rakuten Link アプリ内での迷惑電話フィルタ
- 非通知電話の着信拒否
- スパム判定機能
設定方法:
1. Rakuten Link アプリを開く
2. 設定 → 通話 → 迷惑電話対策
3. 非通知着信拒否を有効化
料金:無料
キャリアサービスの設定手順
共通の設定フロー:
- 各キャリアの公式アプリまたはWebサイトにログイン
- 契約内容・オプションサービスメニューを開く
- 迷惑電話対策サービスを探して申込み
- 非通知電話拒否機能を有効化
- 設定完了の確認とテスト
設定時の重要な注意点

非通知拒否設定の影響範囲
拒否される電話の種類
- 意図的に番号を非通知にした電話
- システム的に番号表示できない電話
- 一部の海外からの国際電話
- 緊急時の公的機関からの連絡(一部)
受けられなくなる可能性がある重要な電話
- 病院・医療機関からの緊急連絡
- 学校・保育園からの急な連絡
- 宅配業者の不在連絡
- 公的機関からの重要な通知
柔軟な設定のコツ
時間帯による設定
- 夜間や休日のみ非通知拒否を有効化
- 仕事時間中は設定を無効にする
一時的な設定変更
- 重要な連絡を待っている期間は設定を無効化
- 緊急時に備えて設定変更手順を把握
ホワイトリストの活用
- 重要な連絡先は事前に登録して常に受信可能にする
- 家族や職場の番号は非通知でも受信できるよう設定
トラブルシューティング
よくある問題と解決策
問題1:設定したのに非通知電話が着信してしまう
考えられる原因と対策:
原因1:設定が正しく適用されていない
→ 設定を再確認し、必要に応じて端末を再起動
原因2:アプリの権限が不足している
→ 電話アプリの権限を確認し、必要な権限を許可
原因3:キャリアサービスが有効になっていない
→ キャリアの設定サイトで状況を確認
問題2:重要な電話も拒否されてしまう
対策方法:
対策1:一時的に設定を無効化
→ 緊急時や重要な連絡を待つ際は拒否設定をオフ
対策2:時間指定での設定
→ 深夜早朝など迷惑電話が多い時間帯のみ有効化
対策3:代替連絡手段の確保
→ SMS、メール、SNSでの連絡手段を周知
問題3:設定メニューが見つからない
機種別の対応:
新しい機種:
→ 設定 → アプリ → 電話 → 着信拒否
古い機種:
→ 電話アプリ → 通話設定 → その他の設定
カスタマイズ機種:
→ メーカーの公式サポートサイトで確認
サポートリソースの活用
AQUOS公式サポート:
- シャープの公式サポートサイト
- 機種別の詳細な設定手順
- よくある質問と回答
キャリアサポート:
- 各キャリアのカスタマーサポート
- チャットボットでの24時間対応
- 店舗での対面サポート
まとめ:効果的な非通知電話対策
対策方法の選択指針
対策方法 | 適用場面 | おすすめ度 | コスト |
---|---|---|---|
AQUOS標準機能 | 基本的な拒否で十分 | ⭐⭐⭐ | 無料 |
迷惑電話対策アプリ | 高度なフィルタリングが必要 | ⭐⭐ | 無料〜有料 |
キャリアサービス | 確実性を重視 | ⭐⭐⭐ | 無料〜月額110円 |
段階的な導入アプローチ
ステップ1:標準機能の確認
- まずはAQUOS本体の設定を確認
- 機能があれば有効化してテスト
ステップ2:アプリ補完
- 標準機能が不十分な場合はアプリを検討
- 無料アプリから始めて効果を確認
ステップ3:キャリアサービス
- より確実な対策が必要な場合はキャリアサービスを利用
- 有料サービスは効果を確認してから継続
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