アップルウォッチが起動しない・充電マークが消えないときの解決方法

ライフハック

アップルウォッチを充電器に置いたのに稲妻マークが消えない、またはそもそも電源が入らない……そんな経験をして焦っている方も多いのではないでしょうか。
実はほとんどのケースは、正しい手順を踏めば自力で解決できます。
この記事では、充電マークの種類と意味を整理したうえで、原因別の解決方法を順番に解説します。


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充電マークの種類と意味

アップルウォッチの画面に表示されるマークは複数あり、それぞれ状態が異なります。
まずどのマークが表示されているかを確認しましょう。

表示マーク意味
赤い稲妻(⚡️赤)バッテリー残量が不足していて起動できない状態
赤い稲妻+リング充電ケーブルに接続中だがまだ起動できるほど充電されていない状態
緑の稲妻(⚡️緑)充電中・正常に充電されている状態
充電ケーブルアイコンバッテリーが空で、充電を促している状態
温度計マーク本体が高温または低温になっていて充電できない状態

(出典:Apple「Apple Watchの電源が入らない場合や充電されない場合」

赤い稲妻が表示されているなら、バッテリー残量ゼロが原因です。
充電ケーブルアイコンや赤い稲妻+リングも同様で、まだ充電が足りていないことを示しています。


起動しない原因と症状の切り分け

アップルウォッチが起動しない主な原因は、大きく4つに分けられます。

原因主な症状
バッテリー残量が0%になっている赤い稲妻・充電ケーブルアイコンが表示される
充電できていない(ケーブル・アダプタの問題)充電器に置いても稲妻マークすら出ない
ソフトウェアの不具合Appleロゴで止まる・リンゴループになる
ハードウェアの故障・バッテリー劣化どの方法を試しても改善しない

まず「充電マークが出ているかどうか」で判断するのがポイントです。
充電マークが出ていれば充電中なので、あとはひたすら待つことが基本対処になります。


解決方法【優先順位順に試す】

方法1:そのまま30分以上充電し続ける

バッテリーが完全に空になっている場合、充電を開始しても稲妻マークが表示されるまで最大30分かかることがあります

画面が真っ暗なままでも、充電器に正しく置かれていれば充電は進んでいます。
焦らず30分ほどそのまま放置し、その後サイドボタンを押して反応を確認してください。

(出典:Apple「Apple Watchの電源が入らない場合や充電されない場合」

方法2:充電器・ケーブルの状態を確認する

稲妻マークがまったく表示されない場合、充電器やケーブルに問題がある可能性があります。
以下の点を順番に確認してください。

  1. アップルウォッチに付属の純正磁気充電ケーブルまたはUSB-C磁気高速充電ケーブルを使っているか確認する
  2. ケーブルとUSB電源アダプタがしっかり差し込まれているか確認する
  3. アップルウォッチの背面と充電器の充電面を乾いた布で清掃する(汚れや異物が接触を妨げる場合がある)
  4. 充電器に貼ってあるプラスチックフィルムを完全にはがす(見落としがちなポイント)
  5. 磁石がしっかり吸着しているか確認する(44mm・45mm・49mmモデルは充電器の角度調整が必要な場合がある)
  6. 別の充電ケーブルや電源アダプタで試す

サードパーティ製の非純正ケーブル(MFi認証なし)は正常に充電されないことがあります。
純正品またはApple認定アクセサリ(MFi認証済み)を使うことを推奨します。

方法3:強制再起動を試す

充電中でも電源が入らない・画面が反応しない場合は、強制再起動が有効です。

強制再起動の手順:

  1. サイドボタンとデジタルクラウン(丸いリュウズ)の両方を同時に長押しする
  2. Appleロゴが表示されたら、両方のボタンを離す
  3. 起動するまでそのまま待つ

ボタンを押し続ける時間は10秒以上が目安です。
なお、充電中は通常の再起動ができません。強制再起動は充電中でも実行可能です。

(出典:Apple「Apple Watchを再起動する」

方法4:バッテリーを完全放電してから充電する

強制再起動でも改善しない場合、バッテリーを意図的に完全放電させてから充電し直す方法が有効なケースがあります。

  1. アップルウォッチを充電器から外し、電源が完全に落ちるまで放置する
  2. 電源が完全に落ちたことを確認してから、充電器に置く
  3. 緑の稲妻マークや充電中のサインが出るまでそのまま待つ

充電が完全にゼロの状態から再充電することで、ソフトウェアの異常状態がリセットされることがあります。

方法5:watchOSをアップデートする

ソフトウェアの不具合が原因でアップルウォッチが起動しないこともあります。
iPhoneのWatchアプリからwatchOSのアップデートを確認してください。

watchOSアップデートの手順(iPhone経由):

  1. iPhoneで「Watch」アプリを開く
  2. 「マイウォッチ」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップする
  3. アップデートが表示されたら「ダウンロードとインストール」をタップする
  4. アップルウォッチは充電器に置いた状態で実行する

アップデート中はバッテリーが50%以上ある状態にしておく必要があります。

方法6:ペアリング解除→再ペアリング

Appleロゴが表示されたまま起動しない(リンゴループ)場合、ペアリングを解除して再設定することで改善するケースがあります。

iPhoneのWatchアプリからペアリングを解除する手順:

  1. iPhoneで「Watch」アプリを開く
  2. 「マイウォッチ」タブ上部の「すべてのWatch」をタップする
  3. 解除したいApple Watchの横の情報ボタンをタップする
  4. 「ペアリングを解除」をタップする(この操作でiPhoneにバックアップが作成される)
  5. 解除後、「Watchを追加」または「ペアリングを開始」をタップして再ペアリングする
  6. バックアップから復元する場合は「バックアップから復元」を選ぶ

(出典:Apple「Apple WatchがAppleロゴを表示したまま動かない場合」

方法7:Apple Storeまたは正規サービスプロバイダへ

上記の手順をすべて試しても解決しない場合は、本体のハードウェア故障やバッテリーの著しい劣化が考えられます。
Appleサポートのサービス申し込みページから修理を申し込むか、近くのApple Store・ビックカメラなどのApple正規サービスプロバイダに相談してください。

アップルウォッチのバッテリーはフル充電を1000回繰り返した時点で、本来の充電容量の約80%を維持できるように設計されています。
長期間使用しているモデルでバッテリーの減りが著しく早い場合は、バッテリー交換も検討してください。


モデル・シリーズ別の注意点

Series 7以降・Ultra/Ultra 2の高速充電について

Apple Watch Series 7以降のモデルと、Apple Watch Ultra / Ultra 2は高速充電に対応しています。
高速充電を利用するには、対応したUSB-C磁気高速充電ケーブルと20W以上のUSB-C電源アダプタが必要です。

以前のシリーズ用の古い磁気充電ケーブルを流用すると、高速充電が機能しない場合があります。
Series 7以降に買い替えた場合は、充電ケーブルも付属品を使うように注意してください。

低温環境での注意

アップルウォッチに使われているリチウムイオンバッテリーは、0℃以下では動作できません。
0〜10℃の環境でも充電が極端に遅くなったり、充電されなかったりすることがあります。

冬場の屋外や車内など、寒い場所で充電しようとしている場合は、まず室温の環境に持ち込んでから充電してください。

温度計マークが表示されたとき

本体が高温または低温になると、温度計マークが表示されて充電が停止します。
この場合は無理に充電を続けず、本体を適温(0〜35℃)に戻してから再試行してください。


まとめ

アップルウォッチが起動しない・充電マークが消えないときは、まず赤い稲妻や充電ケーブルアイコンが何を意味するかを確認することが大切です。
ほとんどの場合は「バッテリーが空」が原因なので、純正ケーブルで30分以上そのまま充電し続けるだけで解決します。
充電しても改善しない場合は、強制再起動(サイドボタン+デジタルクラウンを10秒以上同時長押し)を試してみてください。
それでも起動しない場合は、watchOSのアップデートやペアリング解除→再ペアリングへ進み、最終手段としてAppleの修理サービスを利用しましょう。


参考情報

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