Androidで非通知着信を拒否する方法!設定手順をわかりやすく解説

ライフハック

知らない番号からの電話、特に「非通知設定」での着信に困っていませんか?

営業電話やいたずら電話など、非通知からの迷惑な着信を受けたくない…そう思う方は多いでしょう。

この記事では、Androidスマートフォンで非通知着信を拒否する方法を、わかりやすく解説します。機種やキャリアによって設定方法が異なるので、複数のパターンを紹介しますね。


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非通知設定とは?

まずは、「非通知設定」について簡単に説明します。

非通知設定の仕組み

非通知設定とは、電話をかける側が自分の電話番号を相手に表示させない機能のことです。

電話をかける前に「184」をダイヤルするか、あらかじめ非通知設定にしておくことで、相手の画面には「非通知設定」「通知不可能」「Unknown」などと表示されます。

なぜ非通知で電話をかけるのか

非通知設定を使う理由はさまざまです。

プライバシーを守りたい正当な理由がある場合もあれば、営業電話や迷惑電話で悪用されるケースもあります。そのため、非通知からの着信をすべて拒否したいと考える人も多いのです。


非通知着信を拒否するメリット

非通知着信を拒否設定にすると、どんなメリットがあるのでしょうか。

迷惑電話を減らせる

営業電話や勧誘電話の多くは、非通知設定でかけてきます。

拒否設定にしておけば、こうした迷惑な着信に悩まされることが減るでしょう。

精神的なストレスが軽減される

知らない番号からの着信は、出るべきか迷ってしまい、ストレスになります。

非通知を拒否しておけば、そもそも着信が来ないので、安心して過ごせます。

作業や睡眠の邪魔にならない

大事な作業中や休んでいる時に、迷惑電話で邪魔されることがなくなります。

集中力を保ちやすく、生活の質が向上するでしょう。


非通知着信を拒否するデメリット

一方で、デメリットも理解しておく必要があります。

大切な電話を逃す可能性がある

病院や公共機関など、正当な理由で非通知設定を使っている場合もあります。

拒否設定にすると、こうした重要な電話も受けられなくなる可能性があるのです。

緊急の連絡に気づけないことも

友人や家族が公衆電話から緊急で連絡してくることもあるかもしれません。

公衆電話は非通知として表示されるため、拒否設定だと受けられなくなります。

設定が面倒な場合もある

Android端末の機種やキャリアによっては、設定方法が複雑だったり、標準機能では対応していない場合があります。


Androidで非通知を拒否する方法

ここからは、具体的な設定方法を紹介します。機種やキャリアによって方法が異なるので、自分の環境に合った方法を試してください。

方法1:Android標準の電話アプリで設定する

一部のAndroid端末では、標準の電話アプリに非通知拒否機能が搭載されています。

設定手順:

  1. 電話アプリを開く
  2. 右上のメニューアイコン(3つの点)をタップ
  3. 「設定」を選択
  4. 「ブロック中の番号」または「着信拒否設定」を選択
  5. 「不明な発信者」「非通知設定」などの項目を探してオンにする

機種によって表示される項目名が異なります。「不明な発信者をブロック」「非通知電話を拒否」などの表記があれば、それをオンにしてください。

方法2:キャリアの着信拒否サービスを利用する

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど、大手キャリアでは非通知拒否サービスを提供しています。

ドコモの場合

迷惑電話ストップサービス(無料):

  1. 電話アプリで「148」にダイヤル
  2. 音声ガイダンスに従って設定
  3. 「1」→「2」を押すと、非通知設定の着信を拒否できる

または、My docomoから設定することも可能です。

auの場合

迷惑電話撃退サービス(月額110円、初回31日間無料):

  1. 電話アプリで「1481」にダイヤル
  2. 音声ガイダンスに従って操作
  3. 非通知番号からの着信を拒否する設定を選択

My auからも設定できます。

ソフトバンクの場合

ナンバーブロック(月額110円、初回1ヶ月無料):

  1. 電話アプリで「144」にダイヤル
  2. 音声ガイダンスに従って操作
  3. 非通知着信の拒否設定を行う

My SoftBankからも設定可能です。

楽天モバイルの場合

着信拒否設定:

楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを使用している場合、アプリ内で非通知拒否の設定ができます。

  1. Rakuten Linkアプリを開く
  2. 右上のメニューから「設定」を選択
  3. 「着信拒否設定」をタップ
  4. 「非通知」の項目をオンにする

方法3:着信拒否アプリを使う

Android端末の標準機能やキャリアサービスで対応できない場合は、専用アプリを使う方法があります。

おすすめアプリ

Whoscall(フーズコール):

  • 発信者番号を識別してくれるアプリ
  • 非通知や迷惑電話を自動でブロックできる
  • 無料版でも基本機能が使える

Google電話アプリ:

  • Googleが提供する電話アプリ
  • 迷惑電話フィルタ機能がある
  • 一部の機種では標準でインストールされている

着信拒否アプリ:

  • Google Playストアで「着信拒否」「非通知ブロック」などで検索
  • 評価の高いアプリを選んでインストール
  • アプリ内で非通知拒否の設定を行う

アプリを使う際の注意点

アプリによっては、以下の点に注意が必要です。

  • 電話やSMSへのアクセス権限を求められる
  • 有料版でないと非通知拒否機能が使えないものもある
  • バッテリー消費が増える可能性がある

信頼できる開発元のアプリを選び、レビューを確認してからインストールしましょう。

方法4:機種独自の設定を確認する

Samsung、SHARP、SONYなど、メーカー独自の電話アプリを搭載している機種もあります。

Samsungの場合

標準電話アプリの設定:

  1. 電話アプリを開く
  2. 右上のメニュー(3つの点)をタップ
  3. 「設定」→「番号のブロック」を選択
  4. 「不明な発信者をブロック」をオンにする

SHARPの場合

電話帳・電話アプリ:

  1. 電話アプリを開く
  2. メニューから「設定」を選択
  3. 「着信拒否」または「ブロック設定」を探す
  4. 非通知拒否の項目をオンにする

Xperia(Sony)の場合

通話設定:

  1. 電話アプリを開く
  2. 設定メニューを開く
  3. 「通話アカウント」または「着信拒否」を選択
  4. 非通知設定からの着信を拒否する

機種によって表示が異なるので、取扱説明書やメーカーのサポートページも確認してみてください。


非通知拒否の設定ができない場合

機種や環境によっては、標準機能で非通知拒否ができないこともあります。

格安SIMやMVNOの場合

格安SIM(MVNO)を使っている場合、キャリアの着信拒否サービスが使えないことがあります。

その場合は、Android標準の電話アプリ設定か、専用アプリを使う方法を試してみましょう。

古いAndroidバージョンの場合

古いバージョンのAndroidでは、非通知拒否機能が搭載されていないことがあります。

アプリを使うか、可能であればシステムアップデートを検討してください。

電話アプリがカスタマイズされている場合

一部のメーカーは独自の電話アプリを使用しており、設定項目の場所や名称が異なります。

メーカーのサポートページで「非通知拒否」「着信ブロック」などのキーワードで検索してみましょう。


その他の迷惑電話対策

非通知拒否以外にも、迷惑電話を減らす方法があります。

知らない番号には出ない

非通知だけでなく、知らない番号からの着信にも出ないという方法です。

本当に必要な電話なら、留守番電話にメッセージを残してくれるでしょう。

留守番電話サービスを活用する

キャリアの留守番電話サービスを設定しておけば、大切な電話を逃す心配が減ります。

メッセージを確認してから、折り返し電話をかければ安心です。

迷惑電話番号を個別にブロックする

繰り返しかかってくる迷惑電話の番号は、個別にブロックリストに追加しましょう。

電話アプリの着信履歴から、該当する番号をタップして「ブロック」を選択できます。

電話番号を変更する

迷惑電話があまりにも多い場合は、最終手段として電話番号を変更するという方法もあります。

ただし、登録している各種サービスの変更手続きが必要なので、慎重に検討してください。


非通知拒否を解除する方法

状況が変わって、非通知拒否を解除したくなった場合の手順も紹介します。

Android標準アプリの場合

  1. 電話アプリの設定を開く
  2. 「ブロック中の番号」「着信拒否設定」を選択
  3. 「不明な発信者」「非通知設定」の項目をオフにする

キャリアサービスの場合

各キャリアの設定ダイヤルに電話して、音声ガイダンスに従って解除操作を行います。

または、各キャリアのマイページから設定変更できます。

アプリの場合

アプリの設定画面を開いて、非通知ブロック機能をオフにするか、アプリ自体をアンインストールします。


よくある質問

非通知拒否に関して、よくある疑問にお答えします。

Q. 非通知拒否をしたことは相手にわかる?

A. 設定方法によって異なります。

キャリアの着信拒否サービスを使った場合、相手には「お客様のご都合により…」などのガイダンスが流れるため、拒否されていることがわかります。

Android標準機能やアプリでブロックした場合は、単に着信しないだけなので、相手にはわかりません。

Q. 非通知拒否は無料で使える?

A. Android標準機能や一部のキャリアサービスは無料です。

ただし、auやソフトバンクの着信拒否サービスは有料(月額110円程度)になります。

Q. 公衆電話からの着信も拒否される?

A. はい、公衆電話は非通知として表示されるため、拒否設定にしていると受けられません。

公衆電話からの着信も受けたい場合は、一時的に拒否設定を解除する必要があります。

Q. LINEやその他の通話アプリは影響を受ける?

A. いいえ、電話回線を使わない通話アプリ(LINE、Skypeなど)は影響を受けません。

非通知拒否設定は、通常の電話回線にのみ適用されます。


まとめ

Androidで非通知着信を拒否する方法は、機種やキャリアによっていくつかのパターンがあります。

Android標準の電話アプリ、キャリアの着信拒否サービス、専用アプリなど、自分の環境に合った方法を選んでください。

非通知拒否は迷惑電話対策として有効ですが、大切な電話を逃す可能性もあるため、デメリットも理解した上で設定しましょう。

必要に応じて留守番電話サービスを併用すれば、重要な連絡を逃す心配も減らせます。

快適な電話環境を整えて、安心してスマートフォンを使ってくださいね!

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