ゆうパックプリントR(ゆうプリR)とは?機能・使い方・申し込み方法をわかりやすく解説

ゆうパックを毎回手書きで発送しているけど、もっと効率よくできないか——そう感じている方に知ってほしいのが「ゆうパックプリントR(ゆうプリR)」だ。
日本郵便が無料で提供している送り状印字ソフトで、ECサイト運営者から個人事業主まで幅広く利用されている。
この記事では、ゆうプリRの基本情報・主な機能・申し込み方法・注意点をわかりやすく解説する。


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ゆうパックプリントR(ゆうプリR)とは

ゆうパックプリントR(略称:ゆうプリR)は、日本郵便株式会社が無料で提供している送り状印字ソフトウェアだ。
自分のパソコンとプリンターを使って、ゆうパックやゆうパケットなどの送り状・宛名ラベルを印刷できる。

もともと「ゆうパックプリント」という名称のソフトウェアが存在しており、2014年にリニューアルして現在の「ゆうパックプリントR」になった。
Rは「Renewal(リニューアル)」を意味している。


ゆうプリRでできること

送り状・宛名ラベルの作成・印刷

ゆうプリRで印刷できる主な送り状・ラベルは以下の通りだ(2026年3月時点)。

  • ゆうパック(着払い・元払い・代金引換・後納など)
  • ゆうパケット
  • ゆうメール
  • 普通郵便
  • ダイレクトメールなどの宛名ラベル

手書き不要でパソコンから印字できるため、大量発送の際に作業時間を大幅に短縮できる。

CSVファイル・Excelデータの一括取り込み

お手持ちのCSV形式やExcel形式の住所データをそのまま取り込んで、送り状を一括作成できる。
楽天市場・Amazonマーケットプレイス・Yahoo!ショッピングなどのECモールの受注データにも対応しているため、ネットショップ運営者の発送業務を大幅に効率化できる。

配送状況の追跡・確認

出荷管理画面から、発送したゆうパックなどの配達状況をリアルタイムで確認できる。
送り状番号を別途入力する手間なく、発送履歴から直接追跡できる点が便利だ。

お届け予定日のメール通知

受取人のメールアドレスを登録しておくと、お届け予定日をLINEやメールで自動通知できる。
受取人が不在だった場合のメール通知や、受取日時の変更対応にも使える。

その他の機能

  • バックアップ・リストア(データのバックアップと復元)
  • 代金引換まとめ送金(別途申し込みが必要)
  • 郵便局留の連携
  • 後納郵便(別途申し込みが必要)
  • データのCSV・Excelエクスポート

ゆうプリRの動作環境

ゆうプリRはWindowsのみ対応で、Macintosh OSには対応していない(2026年3月時点)。

項目内容
対応OSWindows 10 Home / Pro / Enterprise
Windows 11 Home / Pro / Enterprise
ビット数Windows 10:32bit または 64bit
Windows 11:64bitのみ
必要アプリMicrosoft .NET Framework 3.5 SP1
Access Database Engine 2010(32bit または 64bit)
Windows Installer 4.5

Macintosh PC内にWindowsをインストールした環境でも、動作対象外となる点に注意しよう。

インターネット接続が必須で、起動時に日本郵便のサーバーに接続して住所情報や会員情報などのマスタデータを更新する仕組みになっている。


ゆうプリRの申し込み方法

ゆうプリRはインターネットからダウンロードするだけでは使えない。
最初に郵便局での申し込み手続きが必要になる。

申し込みの手順

  1. 最寄りの郵便局に申込書を提出する(電話での申し込みも可能な場合がある)
  2. 申し込み完了後、日本郵便から会員番号・パソコンID・初回認証用パスワード・ダウンロードページのURLがメールで届く
  3. 案内されたページからゆうプリRのインストーラーをダウンロードする
  4. インストール後に「ゆうプリR会員認証処理」画面でメールに記載された3点(会員番号・パソコンID・パスワード)を入力して認証を完了する

認証処理中に「×」で閉じたり「キャンセル」で終了したりすると再インストールが必要になるため、認証は最後まで完了させよう。

1台1アカウントの仕組み

ゆうプリRは1台のパソコンに対して1セットのアカウント(会員番号・パソコンID・パスワード)が紐づく仕組みになっている。
複数台のパソコンで使いたい場合は、台数分のアカウントを申し込む必要がある。
追加台数の申し込みはサポートセンターでは対応していないため、申し込みをした郵便局に直接依頼しよう。


インストール時の注意点

bit数の確認が重要

ゆうプリRはMicrosoft OfficeソフトのAccess Database Engineを使って動作している。
そのため、インストールするゆうプリRのbit数は「パソコンのOS」ではなく「Microsoft Officeのbit数」に合わせる必要がある

たとえば、Windows 10の64bit版を使っていても、Officeが32bit版であればゆうプリRも32bit版をインストールしなければならない。
Officeのbit数はExcelを起動して「ファイル」→「アカウント」→「Excelのバージョン情報」で確認できる。

インストール場所はローカルドライブ直下に限定される

ゆうプリRはCドライブやDドライブなどのローカルドライブ直下にインストールする必要がある。
ネットワークドライブや深い階層のフォルダへのインストールは動作しない。

標準のインストール場所は C:\ゆうプリR となっている。


他サービスとの違い

クロネコヤマト(ヤマト運輸)の「B2クラウド」や佐川急便の「e飛伝III」は、Webブラウザ上で動くクラウド型サービスだ。
一方、ゆうプリRはパソコンにソフトをインストールして使うクライアント型のため、インターネット環境が一時的に不安定でもオフラインモードで動作できるという特徴がある。

ただし、初期設定の複雑さやエラーの多さという面では、クラウド型サービスに比べてハードルが高めとも言われている。

日本郵便自身もブラウザ上から使える「Webゆうパックプリント」というサービスも提供しており、インストール不要でより手軽に利用できる選択肢もある。


よくある質問

Q:ゆうプリRは無料で使えますか?
A:ソフトウェア自体は無料だ。ただしパソコン・プリンター・インターネット接続環境は自分で用意する必要がある。

Q:個人でも使えますか?
A:利用できる。ただし申し込み時に郵便局での手続きが必要なため、ゆうパックを頻繁に利用する方に特に向いている。

Q:パソコンを買い替えたらどうなりますか?
A:アカウントは1台のパソコンに紐づいているため、サポートセンターまたは申し込み郵便局に連絡して旧PCのアカウント紐づけを解除してもらう必要がある。事前にバックアップを取得しておくことを推奨する。

Q:起動や印刷でエラーが出た場合はどうすればいいですか?
A:日本郵便のエラー等発生時の対応方法ページにリカバリーツールが用意されている。エラーメッセージを確認して該当するツールを使おう。


まとめ

ゆうパックプリントR(ゆうプリR)は、日本郵便が無料で提供する送り状印字ソフトだ。
手書きの手間を省けるだけでなく、CSVデータの一括取り込みや配送追跡など業務効率化に役立つ機能が揃っている。

まず日本郵便 ゆうパックプリントR公式ページで詳細を確認し、最寄りの郵便局に申し込んでみよう。


参考情報源:

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