パソコンの再起動に関するトラブルには、いくつかのパターンがあります。
主な症状
- 再起動を繰り返して起動しない(無限ループ)
- 再起動が終わらない
- 勝手に再起動する
- 再起動中にフリーズする
- 「コンピューターを再起動してください」と表示される
この記事では、それぞれの症状の原因と具体的な対処法を解説します。
再起動と再起動の違い

まず、シャットダウンと再起動の違いを理解しましょう。
シャットダウン
電源を完全に切る操作です。
Windows 10/11では「高速スタートアップ」が有効になっており、システム情報をファイルに保存します。
次回起動時にこのファイルを読み込むため、起動が速くなります。
再起動
電源を切って、すぐに起動する操作です。
システム情報の保存は行われないため、シャットダウンより早く起動します。
また、システムファイルの影響を受けずに起動できます。
重要なポイント
トラブルが発生した場合は、シャットダウンではなく「再起動」を試すことが推奨されます。
症状別:トラブルの種類
再起動トラブルの主な種類を理解しましょう。
症状1:再起動を繰り返す(無限ループ)
特徴
電源を入れると、以下のような流れを延々と繰り返します:
- メーカーロゴが表示される
- Windowsロゴが表示される
- 突然再起動する
- また1に戻る
この状態では、デスクトップにたどり着けません。
選択肢やメッセージも表示されず、自分ではコントロールできません。
症状2:再起動が終わらない
特徴
再起動を開始しても、いつまで経っても完了しません。
- シャットダウンの画面で止まる
- 「再起動しています」の画面で止まる
- Windowsロゴでくるくる回り続ける
通常なら1〜2分で終わるはずが、30分以上経っても進みません。
症状3:勝手に再起動する
特徴
作業中に突然、何の警告もなく再起動が始まります。
- 定期的に再起動する
- 特定の操作をすると再起動する
- ランダムに再起動する
症状4:ログイン画面で再起動を繰り返す
特徴
Windowsのログイン画面までは表示されますが、パスワードを入力すると再起動します。
または、ログイン画面が表示される直前に再起動します。
症状5:エラーメッセージ後に再起動
特徴
青い画面(ブルースクリーン)にエラーメッセージが表示され、その後再起動します。
エラーコードが表示される場合もあります。
再起動を繰り返す原因
再起動トラブルの原因は、大きく2つに分類されます。
原因グループ1:システムの問題
システムファイルの破損
Windows起動に必要なファイルが破損しています。
主な原因:
- Windows Update中の強制終了
- アップデートの失敗
- 不適切なシャットダウン
- 突然の電源断
レジストリの破損
Windowsの設定情報が格納されているレジストリが壊れています。
正常に起動できないため、自動的に再起動を試みます。
Windows Updateの失敗
更新プログラムのインストールが正常に完了していません。
特に、大型アップデート後によく発生します。
ドライバの問題
デバイスドライバが破損、または互換性がありません。
特にグラフィックドライバの問題が多いです。
ウイルス・マルウェア感染
悪意のあるソフトウェアがシステムファイルを改ざんしています。
意図的に再起動を引き起こす場合もあります。
BIOSの設定エラー
BIOSの設定が誤っています。
または、BIOS自体が破損しています。
原因グループ2:ハードウェアの故障
ハードディスク/SSDの故障
記憶装置が物理的に故障しています。
症状:
- 異音(カチカチ、カタカタ)
- 読み込みエラー
- S.M.A.R.T.エラーの表示
メモリ(RAM)の故障
メモリが正常に動作していません。
パソコンがデータを一時保存できず、エラーで再起動します。
電源ユニットの問題
電源ユニット(PSU)が安定した電力を供給できていません。
特にデスクトップパソコンで多い問題です。
マザーボードの故障
マザーボードに物理的な問題があります。
重症の場合、修理または交換が必要です。
CPU・グラフィックカードの問題
CPUやグラフィックカードが過熱、または故障しています。
オーバーヒート(過熱)
パソコン内部の温度が異常に高くなっています。
保護機能が働き、自動的に再起動します。
原因:
- 冷却ファンの故障
- 埃の蓄積
- 通気口の閉塞
- 高温環境での使用
基本的な対処法

症状に関わらず、まず以下を試してください。
対処法1:数回再起動を待つ
手順
2〜3回の再起動を待ちます。
Windowsの自動修復機能が働き、3回目の起動時に「自動修復」画面が表示されることがあります。
理由
Windowsは、2回連続で起動に失敗すると、3回目に自動修復を試みます。
軽度の問題なら、これで解決することがあります。
対処法2:周辺機器をすべて取り外す
手順
- パソコンの電源を切る
- 以下をすべて取り外す:
- USBメモリ
- 外付けハードディスク
- プリンター
- マウス
- キーボード(1つは残す)
- SDカード
- LANケーブル
- HDMIケーブル(外部モニターがある場合)
- DVDドライブのディスク
- 最小構成で起動を試す
理由
USB機器や周辺機器が起動を妨げている可能性があります。
対処法3:放電処理
パソコン内部の不要な電気を放出します。
ノートパソコンの手順
- 電源を切る
- 電源ケーブルを抜く
- バッテリーを取り外す(可能な場合)
- 電源ボタンを30秒間押し続ける
- 1〜2分放置
- バッテリーを戻す
- 電源ケーブルを接続
- 起動を試す
デスクトップパソコンの手順
- 電源を切る
- 電源ケーブルを抜く
- すべての周辺機器を取り外す
- 電源ボタンを30秒間押し続ける
- 1〜2分放置
- 電源ケーブルのみ接続
- 起動を試す
対処法4:自動再起動を無効化
Windows設定で自動再起動を無効にします。
これにより、エラー画面が表示され、原因を特定しやすくなります。
手順(セーフモードで起動後)
Windows + Pause/Breakキーを同時に押す- 「システムの詳細設定」をクリック
- 「詳細設定」タブを選択
- 「起動と回復」の「設定」をクリック
- 「自動的に再起動する」のチェックを外す
- 「OK」をクリック
これで、エラー発生時にブルースクリーンが表示されます。
エラーコードから原因を特定できます。
セーフモードで起動する
セーフモードは、問題解決の重要な手段です。
セーフモードとは
最小限の機能でWindowsを起動するモードです。
特徴
- 基本的なドライバのみ読み込む
- スタートアッププログラムを実行しない
- システムの自己修復機能が働く
セーフモードで起動できれば、ソフトウェアの問題の可能性が高いです。
セーフモードの起動方法(方法1:自動修復から)
手順
- 電源を入れる
- メーカーロゴまたはWindowsロゴが表示されたら、電源ボタンを10秒長押し
- これを2〜3回繰り返す
- 3回目に「自動修復」または「自動修復を準備しています」と表示される
- 「詳細オプション」をクリック
- 「トラブルシューティング」を選択
- 「詳細オプション」を選択
- 「スタートアップ設定」を選択
- 「再起動」をクリック
- 再起動後、キーボードの「4」または「F4」を押す
- セーフモードで起動
ネットワーク機能付きセーフモード
「5」または「F5」を押すと、ネットワーク機能が使えます。
ドライバの更新やウイルススキャンに便利です。
セーフモードの起動方法(方法2:F8キー)
手順
- パソコンの電源を入れる
- すぐにF8キーを連打する
- 詳細ブートオプションが表示される
- 「セーフモード」を選択
- Enterキーを押す
注意点
Windows 10/11では、この方法が使えない機種もあります。
セーフモードで起動したら
セーフモードで起動できたら、以下を試してください。
1. そのまま再起動
セーフモードを起動するだけで、自動修復が働き、問題が解決することがあります。
通常モードで再起動を試してください。
2. スタートアッププログラムの無効化
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く- 「スタートアップ」タブを選択
- すべてのプログラムを「無効化」
- 再起動
問題が解決したら、1つずつ有効にして原因を特定します。
3. 最近のソフトをアンインストール
- 「コントロールパネル」→「プログラムのアンインストール」
- 最近インストールしたソフトをアンインストール
- 再起動
4. ウイルススキャン
ウイルス対策ソフトでフルスキャンを実行します。
5. Windows Updateの確認
「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」
未完了の更新を完了させます。
スタートアップ修復
Windowsの自動修復機能です。
スタートアップ修復とは
起動に関する問題を自動で診断・修復します。
以下の問題を修復できます:
- MBR(マスターブートレコード)の破損
- パーティションテーブルの問題
- ブートセクターの破損
- 最近の更新プログラムの問題
スタートアップ修復の実行方法
方法1:自動修復画面から
- 上記の方法で「自動修復」画面を表示
- 「詳細オプション」をクリック
- 「トラブルシューティング」を選択
- 「詳細オプション」を選択
- 「スタートアップ修復」をクリック
- Windowsアカウントを選択
- パスワードを入力(設定している場合)
- 修復が開始される
- 10分〜1時間待つ
- 完了したら再起動
方法2:回復ドライブから
- 回復ドライブ(USBメモリ)を接続
- ブートメニューからUSBを選択
- 「キーボードレイアウトの選択」で「Microsoft IME」
- 「トラブルシューティング」を選択
- 「詳細オプション」→「スタートアップ修復」
注意点
スタートアップ修復が失敗する場合もあります。
その場合は、他の対処法を試してください。
システムの復元
問題発生前の状態に戻します。
システムの復元とは
Windowsには、定期的にシステムの状態を保存する「復元ポイント」機能があります。
システムの復元を使うと、この復元ポイントの時点に戻せます。
復元されるもの
- システムファイル
- レジストリ
- インストール済みプログラム
- システム設定
復元されないもの
- 個人ファイル(文書、写真など)
- メール
システムの復元の実行方法
手順
- 「自動修復」画面を表示(上記参照)
- 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」
- 「詳細オプション」を選択
- 「システムの復元」をクリック
- Windowsアカウントとパスワードを入力
- 復元ポイントの一覧が表示される
- 問題発生前の日付を選択
- 「次へ」→「完了」
- 復元が開始される(20分〜1時間)
- 完了後、自動的に再起動
注意点
復元ポイントが作成されていない場合は、この方法は使えません。
復元ポイント以降にインストールしたソフトは削除されます。
Windows Updateの問題を解決
アップデートが原因の場合の対処法です。
更新プログラムのアンインストール
手順
- 「自動修復」画面を表示
- 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」
- 「詳細オプション」を選択
- 「更新プログラムのアンインストール」を選択
- 2つの選択肢が表示される:
- 最新の品質更新プログラムをアンインストールする
- 最新の機能更新プログラムをアンインストールする
- 通常は「品質更新プログラム」を選択
- アンインストールが実行される
- 完了後、再起動
Windows Updateの手動完了
セーフモードで実行
- セーフモードで起動
- 「設定」→「更新とセキュリティ」
- 「Windows Update」
- 「更新プログラムのチェック」
- すべての更新を完了させる
- 再起動
ドライバの問題を解決
デバイスドライバが原因の場合の対処法です。
グラフィックドライバの更新/ロールバック
セーフモードで実行
- セーフモードで起動
Windows + X→「デバイスマネージャー」- 「ディスプレイアダプター」を展開
- グラフィックカードを右クリック
- 以下のいずれかを選択:
- 「ドライバーの更新」
- 「ドライバーのロールバック」(利用可能な場合)
- 「デバイスのアンインストール」
- 再起動
ドライバーのロールバック
最近ドライバを更新した後に問題が発生した場合に有効です。
以前のバージョンに戻します。
ドライバーのアンインストール
完全に削除して、Windows標準ドライバで動作させます。
問題が解決したら、メーカーサイトから最新ドライバをダウンロードします。
すべてのドライバをチェック
手順
- セーフモードで起動
- デバイスマネージャーを開く
- 黄色の「!」マークがあるデバイスを探す
- 該当するデバイスのドライバを更新
コマンドプロンプトから修復
高度な対処法です。
システムファイルチェッカー(SFC)
手順
- 「自動修復」画面から「詳細オプション」
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」
- 「コマンドプロンプト」を選択
- 以下のコマンドを入力:
sfc /scannow
- Enterキーを押す
- スキャン完了まで待つ(10〜30分)
- 完了したら
exitと入力 - 再起動
SFCの機能
破損したシステムファイルを検出して修復します。
DISM(展開イメージのサービスと管理)
手順
コマンドプロンプトで以下を実行:
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
DISMの機能
Windowsイメージ自体を修復します。
SFCで修復できない問題に有効です。
ブート構成データ(BCD)の修復
手順
コマンドプロンプトで以下を順番に実行:
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /rebuildbcd
BCDの機能
起動に必要な設定情報を修復・再構築します。
BIOS設定の確認と初期化

BIOSレベルの問題の対処法です。
BIOS設定の確認
手順
- パソコンの電源を入れる
- メーカーロゴが表示されたら特定のキーを連打:
- Dell:F2
- HP:F10またはEsc
- Lenovo:F2またはF1
- ASUS:F2またはDelete
- Acer:F2またはDelete
- BIOS画面が開く
- 起動順序(Boot Order)を確認
- ハードディスク/SSDが1番目になっているか確認
BIOSを初期化
手順
- BIOS画面を開く
- 「Load Default Settings」または「Load Optimized Defaults」を選択
- 「Yes」を選択
- F10キーを押して保存
- 終了して再起動
CMOSクリア(物理的な方法)
デスクトップPCの場合:
- 電源を切り、電源ケーブルを抜く
- ケースを開ける
- マザーボード上のボタン電池(CR2032)を取り外す
- 5〜10分待つ
- ボタン電池を戻す
- 起動を試す
ウイルス・マルウェアのチェック
感染が疑われる場合の対処法です。
ウイルススキャン
セーフモードで実行
- セーフモード(ネットワーク機能付き)で起動
- ウイルス対策ソフトを起動
- フルスキャンを実行
- 検出された脅威を削除
- 再起動
セカンドオピニオンスキャン
メインのウイルス対策ソフトに加えて、別のスキャンツールも使用します。
- Malwarebytes
- Windows Defender Offline
- その他のオンラインスキャンツール
Windows Defender Offline
手順
- 別の正常なパソコンでマイクロソフト公式サイトにアクセス
- Windows Defender Offlineをダウンロード
- USBメモリに保存
- 問題のパソコンで起動
- スキャンを実行
オフライン環境でスキャンするため、より徹底的にウイルスを検出できます。
ハードウェアの診断
物理的な故障が疑われる場合の対処法です。
メモリテスト
Windows標準ツールを使用
- セーフモードで起動
- スタートメニューで「メモリ」と検索
- 「Windowsメモリ診断」を開く
- 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選択
- 自動的に再起動し、テストが開始される
- 完了まで待つ(10〜30分)
- 結果が表示される
Memtest86+を使用
より詳細なテストができます。
- 別のパソコンでMemtest86+をダウンロード
- USBメモリに書き込む
- 問題のパソコンで起動
- 自動的にテストが開始される
- 最低1回(Pass 1)完了まで待つ
- エラーが表示されたら、メモリ交換が必要
ハードディスク/SSDの診断
CrystalDiskInfoを使用
- セーフモードで起動
- CrystalDiskInfoをダウンロード・インストール
- 起動すると、自動的に診断結果が表示される
- 「健康状態」を確認:
- 正常:問題なし
- 注意:早めにバックアップ
- 異常:すぐに交換が必要
メーカー診断ツール
多くのPCメーカーは、起動時に診断ツールを提供しています。
- Dell:F12→Diagnostics
- HP:F2→Component Tests
- Lenovo:F10→Diagnostics
温度チェック
HWMonitorを使用
- セーフモードで起動
- HWMonitorをダウンロード・インストール
- 起動して温度を確認
- CPUやGPUが80℃以上なら、冷却に問題あり
対処法
- 通気口の清掃
- 冷却ファンの確認
- 冷却パッドの使用(ノートPC)
最終手段:初期化とクリーンインストール
他の方法で解決しない場合の対処法です。
PCを初期状態に戻す(リセット)
手順
- 「自動修復」画面を表示
- 「詳細オプション」→「トラブルシューティング」
- 「このPCを初期状態に戻す」を選択
- 2つの選択肢:
- 「個人用ファイルを保持する」:写真や文書は残る、アプリは削除
- 「すべて削除する」:完全に初期化
- 画面の指示に従う
- 完了まで待つ(1〜3時間)
注意点
データのバックアップを取ってから実行してください。
「個人用ファイルを保持する」でも、念のためバックアップ推奨です。
クリーンインストール
手順
- 別のパソコンでWindowsインストールメディアを作成
- マイクロソフト公式サイトからツールをダウンロード
- USBメモリ(8GB以上)に作成
- 問題のパソコンに接続
- ブートメニューからUSBを選択
- 「今すぐインストール」を選択
- ライセンスキーを入力(スキップ可能)
- 「カスタム:Windowsのみをインストールする」を選択
- インストール先を選択
- 画面の指示に従う
- 完了まで待つ(1〜2時間)
注意点
すべてのデータが削除されます。
必ずバックアップを取ってください。
予防策
再起動トラブルを未然に防ぐ方法です。
予防策1:正しいシャットダウン
やってはいけないこと
- 電源ボタン長押しでの強制終了
- 電源ケーブルを抜く
- 更新中の強制終了
正しい方法
スタートメニュー→電源→シャットダウン
予防策2:Windows Updateの管理
推奨設定
自動更新は有効にしておきます。
ただし、アクティブ時間を設定して、作業中の更新を避けます。
「設定」→「更新とセキュリティ」→「アクティブ時間の変更」
予防策3:定期的なメンテナンス
月1回のメンテナンス
- ディスククリーンアップ
- デフラグ(HDD使用時のみ)
- ウイルススキャン
- 不要ファイルの削除
- Windows Updateの確認
予防策4:温度管理
チェック項目
- 通気口が塞がれていないか
- 埃が溜まっていないか
- 冷却ファンが正常に動作しているか
- 高温環境で使用していないか
対策
- 定期的な清掃(年1〜2回)
- 冷却パッドの使用(ノートPC)
- 適切な設置場所の確保
予防策5:バックアップ
定期的なバックアップ
- 外付けHDDへの自動バックアップ
- クラウドストレージの利用
- システムイメージの作成
回復ドライブの作成
USBメモリ(8GB以上)に回復ドライブを作成しておきます。
トラブル時に修復ツールとして使えます。
予防策6:ソフトウェアの管理
注意点
- 信頼できるソースからのみソフトをインストール
- 不要なソフトは削除
- スタートアッププログラムを最小限に
- セキュリティソフトは最新に保つ
よくある質問
Q1. 何回再起動を待てばいいですか?
2〜3回待って、自動修復画面が表示されなければ、手動で対処してください。
10回以上繰り返しても変化がない場合は、重症です。
Q2. セーフモードでも再起動を繰り返します
ハードウェアの故障の可能性が高いです。
メモリ、ハードディスク、マザーボードなどの診断が必要です。
専門業者に相談してください。
Q3. エラーコードが表示されます
エラーコードをメモして、インターネットで検索してください。
具体的な原因と対処法が見つかります。
Q4. ブルースクリーンが一瞬表示されてすぐ再起動します
「自動再起動を無効化」の設定を行ってください。
エラーコードを確認できるようになります。
Q5. Windows Updateの途中で再起動を繰り返します
最低30分〜1時間待ってください。
大型アップデートは時間がかかります。
それでも進まない場合は、「更新プログラムのアンインストール」を試してください。
Q6. データを救出できますか?
ハードディスク/SSDが物理的に故障していなければ、データ救出は可能です。
方法:
- 別のパソコンに接続
- LinuxのLive USBから起動
- データ復旧業者に依頼
Q7. 修理に出すべきですか?
以下の場合は専門家に相談してください:
- セーフモードでも起動しない
- ハードウェアの故障が疑われる
- 重要なデータがあり、自分で対処できない
- 保証期間内
Q8. 修理費用はどれくらいですか?
症状により異なります:
- ソフトウェア修復:5,000〜20,000円
- パーツ交換:10,000〜50,000円
- データ復旧:30,000〜200,000円以上
Q9. Windows 7/8でも同じ方法ですか?
基本的な考え方は同じですが、セーフモードの起動方法などが異なります。
Windows 7/8では、F8キーでのセーフモード起動が確実に使えます。
Q10. 勝手に再起動するのを止めたい
Windows Updateの自動再起動を無効化できます:
「設定」→「更新とセキュリティ」→「詳細オプション」→「アクティブ時間」を設定
また、「自動再起動を無効化」の設定も有効です。
まとめ
パソコンの再起動トラブルの原因と対処法をおさらいします。
主な症状
- 再起動を繰り返す(無限ループ)
- 再起動が終わらない
- 勝手に再起動する
- ログイン画面で再起動
- エラー後に再起動
主な原因
システムの問題:
- システムファイルの破損
- レジストリの破損
- Windows Updateの失敗
- ドライバの問題
- ウイルス感染
- BIOS設定エラー
ハードウェアの問題:
- ハードディスク/SSDの故障
- メモリの故障
- 電源ユニットの問題
- マザーボードの故障
- オーバーヒート
基本対処法
- 2〜3回再起動を待つ
- 周辺機器をすべて取り外す
- 放電処理
- 自動再起動を無効化
主な解決方法
- セーフモードで起動
- スタートアップ修復
- システムの復元
- 更新プログラムのアンインストール
- ドライバの更新/ロールバック
- コマンドプロンプトから修復
- BIOS設定の初期化
- ウイルススキャン
- ハードウェア診断
最終手段
- PCを初期状態に戻す
- クリーンインストール
予防策
- 正しいシャットダウン
- Windows Updateの管理
- 定期的なメンテナンス
- 温度管理
- 定期的なバックアップ
- ソフトウェアの適切な管理
重要なポイント
再起動トラブルは、ソフトウェアとハードウェアの両方が原因となり得ます。
セーフモードで起動できるかどうかが、原因特定の重要な分岐点です。
セーフモードで起動できる場合:
→ ソフトウェアの問題の可能性が高い
→ 自分で対処できる可能性あり
セーフモードでも起動しない場合:
→ ハードウェアの問題の可能性が高い
→ 専門家への相談を推奨
無理な操作は状況を悪化させる恐れがあります。
重要なデータがある場合は、修復作業の前にデータ救出を優先してください。
日頃から定期的なバックアップと、回復ドライブの作成を行っておくことで、トラブル時の被害を最小限に抑えることができます。
問題が解決しない場合や、自分で対処できないと感じた場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。

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