「お気に入りのウェブサイトにすぐアクセスしたい!」
「アプリライブラリから毎回探すのが面倒…」
「ホーム画面をもっとカスタマイズしたい!」
iPhoneを使っていて、こんな風に思ったことはありませんか?
実は、iPhoneのホーム画面にはウェブサイトのショートカット、アプリ、ウィジェットなど、様々なものを追加できるんです。
この記事では、Safariでウェブサイトをホーム画面に追加する方法から、アプリライブラリからアプリを追加する方法、ウィジェットの追加、カスタムアイコンの作成まで、すべて詳しく解説していきます。
ホーム画面を自分好みにカスタマイズして、iPhoneをもっと使いやすくしましょう!
Safariでウェブサイトをホーム画面に追加する方法

最も基本的で便利なのが、よく見るウェブサイトをホーム画面に追加する方法です。
基本的な追加手順
ステップ1: Safariでウェブサイトを開く
ホーム画面に追加したいウェブサイトをSafariで開きます。
ステップ2: 共有ボタンをタップ
画面下部の中央にある共有ボタン(四角に上向き矢印のアイコン)をタップします。
iOS 18以降で「コンパクト」表示を使っている場合は、アドレスバーを長押しするか、「…」アイコンをタップして「共有」を選択します。
ステップ3: 「ホーム画面に追加」をタップ
表示されたメニューを下にスクロールして、「ホーム画面に追加」をタップします。
もし「ホーム画面に追加」が表示されない場合は、メニューの一番下までスクロールして「アクションを編集」をタップし、「ホーム画面に追加」の「+」ボタンをタップして追加してください。
ステップ4: 名前を編集して追加
ホーム画面に表示される名前が自動で入力されますが、好きな名前に変更できます。
名前を確認・編集したら、右上の「追加」をタップします。
完了!
これで、ホーム画面の最後のページにウェブサイトのアイコンが追加されます。
アイコンをタップすれば、ワンタップでそのウェブサイトを開けるようになります!
「Webアプリとして開く」機能(iOS 18以降)
iOS 18以降では、ウェブサイトを追加する際に「Webアプリとして開く」というオプションが表示されます。
「Webアプリとして開く」をオンにした場合
- Safariのアドレスバーやツールバーが表示されない
- まるでネイティブアプリのように動作する
- アプリスイッチャーに独立したカードとして表示される
- オフライン機能やプッシュ通知に対応(サイトによる)
「Webアプリとして開く」をオフにした場合
- 通常のブックマークとして動作
- タップするとSafariで開く
- Safariのアドレスバーやツールバーが表示される
どちらを選ぶべき?
- よく使うサービス(TwitterやInstagramなど)はWebアプリとして開くがおすすめ
- たまに見るだけのサイトは通常のブックマークで十分
PWA(Progressive Web Apps)について
一部のウェブサイトは「PWA」という技術に対応しています。
PWA対応サイトの例
- Twitter(X)
- Spotify Web Player
- YouTube Music
- Uber Eats
PWAの特徴
- アプリのようにサクサク動く
- オフラインでも一部機能が使える
- プッシュ通知を受け取れる
- ホーム画面から開くとSafariのUIが表示されない
PWA対応サイトをホーム画面に追加すると、本物のアプリと見分けがつかないほど快適に使えます!
ショートカットアプリでカスタムアイコンを作る方法
Safariから追加したウェブサイトのアイコンは変更できませんが、ショートカットアプリを使えば好きな画像をアイコンにできます。
カスタムアイコンの作成手順
ステップ1: ショートカットアプリを開く
iPhoneの「ショートカット」アプリを開きます。
ステップ2: 新規ショートカットを作成
右上の「+」ボタンをタップして、新しいショートカットを作成します。
ステップ3: アクションを追加
「アクションを追加」をタップします。
ステップ4: 「URLを開く」を検索
検索ボックスに「URL」と入力し、「URLを開く」アクションをタップします。
ステップ5: URLを入力
「URL」の部分に、ホーム画面に追加したいウェブサイトのURLを入力します。
ステップ6: ショートカットに名前とアイコンを設定
- ショートカットの名前部分(「新規ショートカット」と表示されている部分)をタップ
- 「名前」を入力
- アイコンの部分をタップ
- 「写真を選択」をタップして、好きな画像を選ぶ
ステップ7: ホーム画面に追加
- 右上の「…」ボタンをタップ
- 「ホーム画面に追加」をタップ
- 「追加」をタップ
これで、好きな画像をアイコンにしたウェブサイトのショートカットが作成できます!
アイコン画像のポイント
- 正方形の画像を使うのがおすすめ
- 最低でも300×300ピクセル以上
- シンプルなデザインの方が見やすい
アプリライブラリからホーム画面にアプリを追加する方法
iOS 14以降、ホーム画面から削除したアプリは「アプリライブラリ」に自動的に保存されます。
アプリライブラリからアプリを追加する手順
ステップ1: アプリライブラリを開く
ホーム画面を左にスワイプし続けて、一番右端のアプリライブラリまで移動します。
ステップ2: アプリを検索または探す
- 検索バーに直接アプリ名を入力するか
- カテゴリ別に整理されたフォルダからアプリを探す
ステップ3: アプリを長押し
ホーム画面に追加したいアプリのアイコンを長押しします。
ステップ4: 「ホーム画面に追加」をタップ
表示されたメニューから「ホーム画面に追加」をタップします。
完了!
アプリがホーム画面の最後のページに追加されます。
ホーム画面からアプリライブラリに移動する方法
逆に、ホーム画面のアプリをアプリライブラリだけに残すこともできます。
手順
- ホーム画面の空白部分を長押しして編集モードにする
- 移動したいアプリの左上の「−」ボタンをタップ
- 「ホーム画面から取り除く」をタップ(「Appを削除」ではない!)
これで、アプリは削除されずにアプリライブラリに残ります。
ウィジェットをホーム画面に追加する方法

iOS 14以降、ホーム画面にウィジェットを配置できるようになりました。
ウィジェットの追加手順
ステップ1: 編集モードに入る
ホーム画面の空白部分を長押しして、アイコンが揺れる編集モードにします。
ステップ2: ウィジェットギャラリーを開く
左上の「+」ボタンをタップします。
ステップ3: ウィジェットを選ぶ
追加したいウィジェットを探します。
- 上部の検索バーで検索
- 下にスクロールして一覧から選ぶ
ステップ4: サイズを選択
多くのウィジェットには複数のサイズがあります。
- 小(2×2マス)
- 中(4×2マス)
- 大(4×4マス)
左右にスワイプしてサイズを選び、「ウィジェットを追加」をタップします。
ステップ5: 配置と編集
ウィジェットがホーム画面に追加されます。
ドラッグして好きな位置に移動できます。
ステップ6: 編集モード終了
右上の「完了」をタップするか、ホーム画面をタップして編集モードを終了します。
スマートスタックの活用
スマートスタックとは?
複数のウィジェットを1つのスペースに重ねて配置する機能です。
上下にスワイプして切り替えられ、時間帯や利用状況に応じて自動で表示が変わります。
作り方
- ウィジェットギャラリーから「スマートスタック」を選ぶか
- 既存のウィジェットの上に別のウィジェットをドラッグ&ドロップ
ホーム画面に追加したアイコンを削除・整理する方法
ホーム画面がごちゃごちゃしてきたら、整理しましょう。
ウェブサイトのショートカットを削除
方法1: 長押しメニューから削除
- 削除したいアイコンを長押し
- 「ブックマークを削除」をタップ
- もう一度「削除」をタップして確認
方法2: 編集モードで削除
- ホーム画面の空白部分を長押し
- 削除したいアイコンの左上の「−」ボタンをタップ
- 「削除」をタップ
アプリを削除 vs ホーム画面から取り除く
アプリのアイコンの「−」ボタンをタップすると、2つの選択肢が表示されます。
「Appを削除」
- アプリ本体を完全に削除
- アプリのデータも削除される
- 再度使いたい場合はApp Storeからダウンロードが必要
「ホーム画面から取り除く」
- アプリはiPhoneに残る
- アプリライブラリから使える
- データも保持される
フォルダを作って整理
フォルダの作り方
- ホーム画面でアプリアイコンを長押し
- そのまま別のアプリアイコンの上にドラッグ
- 2つのアプリが重なるとフォルダが自動作成される
- フォルダ名をタップして名前を変更
フォルダのポイント
- 1つのフォルダに最大135個のアプリを入れられる
- フォルダは複数ページに分かれる
- ウェブサイトのショートカットもフォルダに入れられる
ホーム画面レイアウトのカスタマイズテクニック
ページを追加・削除
ページの削除
- ホーム画面の空白部分を長押し
- 画面下部のドット(ページインジケーター)をタップ
- 削除したいページの下のチェックマークを外す
- 「完了」をタップ
ページ上のすべてのアプリはアプリライブラリに移動します。
アプリの並び順を変更
ドラッグ&ドロップで移動
- アプリアイコンを長押し
- アイコンが浮き上がったら、そのまま好きな位置までドラッグ
- 指を離して配置
別のページに移動
- アプリを長押しして持ち上げる
- 画面端まで移動すると次のページへ
- 好きな位置で指を離す
空白スペースを作る
iOS 14以降、アプリを配置しない空白スペースを作れます。
これにより、壁紙のデザインを活かしたレイアウトが可能です。
ウィジェットや特定のアプリだけを配置して、ミニマルなホーム画面を作るのもおしゃれですね!
よくあるトラブルと対処法
「ホーム画面に追加」が表示されない
原因1: メニューに追加されていない
共有メニューの一番下までスクロールして「アクションを編集」をタップし、「ホーム画面に追加」を追加してください。
原因2: プライベートブラウズモードを使っている
プライベートブラウズモードではホーム画面への追加ができません。通常モードで開き直してください。
アイコンが正しく表示されない
対処法1: キャッシュをクリア
- 「設定」→「Safari」
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
対処法2: 別のURLから追加
トップページではなく、別のページから追加すると正しいアイコンが表示されることがあります。
対処法3: iPhoneを再起動
一時的な不具合の場合、再起動で直ることがあります。
追加ボタンがグレーアウトして押せない
原因: ストレージ容量不足
iPhoneのストレージ容量が不足している可能性があります。
「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量を確認し、不要なアプリや写真を削除してください。
ホーム画面に追加したサイトが開かない
対処法1: ショートカットを作り直す
一度削除して、もう一度追加してみてください。
対処法2: Safariの設定を確認
「設定」→「Safari」→「詳細」→「JavaScript」がオンになっているか確認してください。
よくある質問
Q1: ホーム画面に追加したウェブサイトは、アプリと同じですか?
A: 見た目は似ていますが、完全にアプリと同じではありません。ウェブサイトのショートカットをタップすると、Safari(またはWebビュー)でそのサイトが開きます。ただし、PWA対応サイトの場合は、アプリとほぼ同じように動作します。
Q2: ホーム画面に追加できるウェブサイトの数に制限はありますか?
A: 理論上の上限はありませんが、ホーム画面のページ数やアイコン配置数には制限があります。実用的には、よく使うサイトだけを追加するのがおすすめです。
Q3: ホーム画面に追加したウェブサイトのアイコンを変更できますか?
A: Safariから直接追加した場合、アイコンは変更できません。アイコンを変更したい場合は、ショートカットアプリを使ってカスタムアイコンを作成する必要があります。
Q4: ホーム画面に追加したウェブサイトはオフラインでも見られますか?
A: PWA対応サイトの場合、一部のコンテンツはオフラインでも閲覧できることがあります。通常のウェブサイトの場合は、インターネット接続が必要です。
Q5: ホーム画面に追加したサイトのログイン状態は保持されますか?
A: はい、基本的にはログイン状態は保持されます。ただし、Cookieの設定やサイトの仕様によっては、再ログインが必要な場合もあります。
Q6: Android端末で作ったホーム画面のショートカットは、iPhoneに引き継げますか?
A: いいえ、引き継げません。iPhoneでは、Safariまたはショートカットアプリを使って新たに作成する必要があります。
Q7: ウィジェットとショートカット、どちらが便利ですか?
A: 用途によります。ウィジェットは情報の表示に優れており、タップせずに情報を確認できます。ショートカットは特定のアクションをすぐに実行するのに便利です。両方を組み合わせるのが最も便利です。
Q8: ホーム画面に追加したウェブサイトは、通信量を消費しますか?
A: はい、ウェブサイトにアクセスするたびに通信量を消費します。ただし、PWA対応サイトの場合、一部データがキャッシュされるため、通信量を抑えられることがあります。
Q9: 複数のiPhoneでホーム画面のレイアウトを同期できますか?
A: アプリの配置は同期されませんが、同じApple IDでサインインしていれば、ダウンロードしたアプリは自動的に他のデバイスにも表示されます。ウェブサイトのショートカットは同期されません。
Q10: ホーム画面をシンプルにしたいのですが、コツはありますか?
A: ①よく使うアプリだけをホーム画面に残し、他はアプリライブラリに移動、②似たアプリをフォルダにまとめる、③ウィジェットを活用して情報を集約、④スマートスタックで複数のウィジェットを1箇所にまとめる、といった方法がおすすめです。
まとめ: ホーム画面を自分好みにカスタマイズしよう
iPhoneのホーム画面への追加方法について、基本から応用まで詳しく解説してきました。
最後にもう一度、重要なポイントをまとめておきますね。
ウェブサイトをホーム画面に追加
- Safariでサイトを開く
- 共有ボタン→「ホーム画面に追加」
- 名前を編集→「追加」
- iOS 18以降は「Webアプリとして開く」も選択可能
カスタムアイコンの作成
- ショートカットアプリで新規作成
- 「URLを開く」アクションを追加
- 好きな画像をアイコンに設定
- ホーム画面に追加
アプリライブラリからアプリを追加
- アプリライブラリを開く
- アプリを長押し
- 「ホーム画面に追加」をタップ
ウィジェットの追加
- ホーム画面長押し→「+」ボタン
- ウィジェットを選択
- サイズを選んで追加
- 好きな位置に配置
整理のコツ
- フォルダでアプリをグループ化
- よく使うものだけホーム画面に
- ウィジェットで情報を集約
- 空白スペースを活用してミニマルに
ホーム画面は、iPhoneを使う上で最も目にする画面です。
自分好みにカスタマイズすれば、使い勝手が格段に向上し、毎日のiPhone操作がもっと快適になります。
ぜひこの記事を参考に、あなただけの理想的なホーム画面を作ってみてください!

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