ファイルをダウンロードしようとしたら、なぜか失敗する。
何度試しても「ダウンロードに失敗しました」と表示される。
Firefoxを使っていて、こんな経験ありませんか?
実はこの問題、意外と多くの人が遭遇しているトラブルなんです。
原因はさまざまですが、ほとんどの場合は簡単な設定変更で解決できます。
この記事では、Firefoxでダウンロードできない原因と、その解決方法を初心者にもわかりやすく解説します。
よくある症状

まず、どんな症状が起きているか確認しましょう。
- ダウンロードボタンを押しても何も起こらない
- 「ダウンロードに失敗しました」と表示される
- ダウンロードは始まるが、すぐに失敗する
- 進捗が0%のまま止まってしまう
- 特定のファイル形式だけダウンロードできない
- 画像の保存ができない
これらの症状に当てはまる場合、これから紹介する方法で解決できる可能性が高いです。
【超簡単】まず試したい基本的な解決方法
難しいことを試す前に、まずは簡単な方法から試してみましょう。
1. ブラウザを再起動する
一番シンプルですが、意外と効果的。
Firefoxを完全に終了してから、もう一度起動してみてください。
タスクマネージャーでFirefoxのプロセスが残っていないことも確認しましょう。
2. パソコンを再起動する
ブラウザの再起動で解決しない場合は、パソコンごと再起動。
システム全体がリフレッシュされ、一時的な不具合が解消されることがあります。
3. 別のブラウザで試す
Chrome や Edge など、別のブラウザでダウンロードできるか確認。
他のブラウザでダウンロードできれば、問題はFirefox側にあると判断できます。
4. セーフモードで起動する
Firefoxをセーフモードで起動すると、アドオンが無効化されます。
セーフモードの起動方法:
- Firefoxのメニューボタン(三本線)をクリック
- 「ヘルプ」を選択
- 「トラブルシューティング情報」を選択
- 「Firefoxをリフレッシュ」の下にある「セーフモードで再起動」をクリック
セーフモードでダウンロードできれば、アドオンが原因です。
よくある原因と解決方法
ここからは、具体的な原因別に解決方法を見ていきます。
原因1:保存ダイアログが別モニターに隠れている
意外と多い盲点です!
デュアルモニター環境で作業している人に起こりやすい問題。
ダウンロードの保存確認ダイアログが、使っていないモニター側に表示されているかもしれません。
解決方法:
- サブモニターの電源を入れる
- そちらの画面を確認する
- ダイアログが見つかったら、メインモニター側にドラッグする
一度メインモニター側に移動させれば、次回からは正しい位置に表示されるようになります。
原因2:ダウンロードフォルダの問題
ダウンロード先のフォルダが使えない状態になっている
フォルダが削除されていたり、アクセス権限がなかったりすると、ダウンロードできません。
解決方法:
- Firefoxのメニューボタン(三本線)をクリック
- 「設定」を選択
- 左側のメニューから「一般」を選択
- 下にスクロールして「ダウンロード」セクションを見つける
- 「次のフォルダーに保存する」の横にある「参照」をクリック
- 新しいダウンロード先フォルダを選択
もしくは、「ファイルごとに保存先を指定する」にチェックを入れるのもおすすめです。
原因3:アドオン・拡張機能の干渉
特定のアドオンがダウンロードを妨げている
セキュリティ系やダウンロード支援系のアドオンが、逆に問題を起こすことがあります。
よく問題を起こすアドオン:
- uBlock Origin
- Avast Online Security / Avast SafePrice
- Download Studio
- Turbo Download Manager
- HTTPS Everywhere(古いバージョン)
解決方法:
- Firefoxのメニューボタンをクリック
- 「アドオンとテーマ」を選択
- 左側の「拡張機能」をクリック
- 怪しいアドオンを一つずつ無効化して、ダウンロードを試す
原因となるアドオンが特定できたら:
- そのアドオンをアップデート
- それでもダメなら削除
- 代替アドオンを探す
原因4:キャッシュとCookieの蓄積
古いキャッシュが邪魔をしている
何度ダウンロードしても失敗する場合、失敗したキャッシュが残っているかもしれません。
解決方法:
- Firefoxのメニューボタンをクリック
- 「設定」を選択
- 左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「Cookieとサイトデータ」の「データを消去」をクリック
- 「キャッシュされたウェブコンテンツ」にチェックを入れる
- 「消去」をクリック
注意: Cookieを消すとログイン状態が解除されます。
必要に応じて「Cookieとサイトデータ」のチェックは外しておきましょう。
原因5:セキュリティソフトの過保護
ウイルス対策ソフトがダウンロードをブロックしている
Avast、AVG、Kaspersky、Norton などのセキュリティソフトが、安全なファイルまでブロックすることがあります。
解決方法:
- セキュリティソフトを一時的に無効化
- ダウンロードを試す
- 成功したら、セキュリティソフトの設定を見直す
セキュリティソフトの設定見直し方法:
- ファイアウォールの例外リストにFirefoxを追加
- ダウンロードスキャンを一時的に無効化
- 「Webシールド」や「ブラウザ保護」機能を調整
原因6:ダウンロード履歴の肥大化
過去のダウンロード履歴が多すぎる
Firefoxは過去にダウンロードしたファイルの記録を保存しています。
これが溜まりすぎると、新しいダウンロードに影響を与えることがあります。
解決方法:
- Firefoxのメニューボタンをクリック
- 「履歴」を選択
- 「履歴を表示」をクリック
- 左側のメニューから「ダウンロード」を選択
- 右上の「ダウンロード履歴を消去」をクリック
これで過去のダウンロード記録がすべて削除されます(ファイル本体は削除されません)。
原因7:Tempフォルダのアクセス権問題
一時ファイルを保存できない
Windowsの一時フォルダ(Tempフォルダ)にアクセスできないと、ダウンロードが失敗します。
解決方法:
Windows + Rキーを押す%temp%と入力してEnterキーを押す- Tempフォルダが開いたら、そのパスを確認(例:C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp)
もしフォルダが開けない場合:
- エクスプローラーで C:\Users\ユーザー名\AppData\Local を開く
- Tempフォルダを右クリック→「プロパティ」
- 「セキュリティ」タブ→「編集」をクリック
- 「追加」をクリック
- 「Users」と入力してOK
- 「フルコントロール」の「許可」にチェックを入れる
- OKをクリック
原因8:handlers.jsonファイルの破損
ファイルの関連付け情報が壊れている
Firefoxがファイルの種類をどう扱うかを記録したファイルが壊れていると、ダウンロードできなくなります。
解決方法:
Windows + Rキーを押す%appdata%\Mozilla\Firefox\Profiles\と入力してEnter- 自分のプロファイルフォルダを開く(ランダムな文字列.default-release など)
handlers.jsonファイルを見つける- ファイル名を
handlers.json.oldに変更 - Firefoxを再起動
Firefoxが起動時に新しい handlers.json を自動的に作成します。
原因9:Safe Downloadsの設定
Firefox の安全ダウンロード機能が過敏
Firefoxには「安全でない」と判断したファイルのダウンロードをブロックする機能があります。
この設定が厳しすぎる場合があります。
解決方法:
- アドレスバーに
about:configと入力してEnter - 「危険性を承知の上で使用する」をクリック
- 検索欄に
block_download_insecureと入力 - 表示された設定をダブルクリックして
falseに変更
注意: この設定は慎重に変更してください。
信頼できるサイトからのダウンロードにのみ使用しましょう。
原因10:特定バージョンのバグ
Firefoxのバージョンに問題がある
過去には、特定のバージョンでダウンロードできなくなるバグが発生したことがあります。
- Firefox 69.0.2:Windows 10のペアレンタルコントロールを有効にしているとダウンロード不可
- Firefox 101:一部環境でダウンロードが全く機能しない
解決方法:
- Firefoxのメニューボタンをクリック
- 「ヘルプ」→「Firefoxについて」
- 自動的にアップデートが始まる
最新バージョンにアップデートすることで、既知のバグが修正されます。
最終手段:Firefoxのリフレッシュ

それでも解決しない場合の切り札
上記の方法を試してもダメな場合は、Firefoxのリフレッシュを実行しましょう。
リフレッシュを実行すると:
- アドオンや拡張機能がすべて削除される
- カスタマイズした設定がリセットされる
- ブックマークや履歴は保持される
リフレッシュの手順:
- Firefoxのメニューボタンをクリック
- 「ヘルプ」を選択
- 「トラブルシューティング情報」を選択
- 「Firefoxをリフレッシュ」ボタンをクリック
- 確認画面で再度「Firefoxをリフレッシュ」をクリック
Firefoxが再起動し、ほぼ初期状態に戻ります。
【Windows 10限定】ペアレンタルコントロールの確認
お子さんのアカウントで起こりやすい問題
Windows 10でペアレンタルコントロール(ファミリー機能)を有効にしていると、Firefoxのダウンロードが制限されることがあります。
解決方法:
- Windowsの「設定」を開く
- 「アカウント」→「家族とその他のユーザー」
- Microsoft アカウントでサインイン
- 「ファミリーのオプションをオンラインで管理」をクリック
- 該当する子どものアカウントを選択
- 「コンテンツの制限」を確認・調整
一時的に制限を緩めて、ダウンロードできるか試してみましょう。
特定のサイトでダウンロードできない場合
そのサイト側に問題がある可能性
特定のサイトだけでダウンロードできない場合は、サイト側の設定が原因かもしれません。
確認すること:
- サイトがメンテナンス中でないか
- ダウンロードリンクが正しいか
- サイトの利用規約でダウンロードが制限されていないか
- 会員登録やログインが必要でないか
試してみること:
- ページを再読み込み(F5キーまたはCtrl + R)
- ブラウザのキャッシュをクリア
- 右クリック→「名前を付けてリンク先を保存」
予防策:今後ダウンロードで困らないために
問題が解決したら、今後のために以下の対策をしておきましょう。
1. Firefoxを常に最新版に保つ
自動更新が有効になっているか確認:
- 設定→一般
- 「Firefox の更新」セクションを確認
- 「自動的に更新をインストールする」が選択されているか確認
2. 定期的にキャッシュをクリア
月に1回程度、ブラウザのキャッシュを削除しましょう。
蓄積した古いデータが原因の問題を未然に防げます。
3. アドオンは必要最小限に
便利なアドオンですが、入れすぎは禁物。
特にセキュリティ系やダウンロード支援系は、競合を起こしやすいです。
4. ダウンロード先フォルダを整理
ダウンロードフォルダがいっぱいになると、動作が遅くなることも。
定期的にファイルを整理して、容量に余裕を持たせましょう。
5. セキュリティソフトの設定を見直す
過度に厳しい設定は、安全なファイルまでブロックしてしまいます。
適切なバランスで設定しましょう。
まとめ
Firefoxでダウンロードできない問題について、おさらいしましょう。
まず試す基本的な方法:
- ブラウザ・パソコンの再起動
- セーフモードで起動
- 別のブラウザで確認
よくある原因と解決方法:
- 保存ダイアログが別モニターに隠れている→サブモニターを確認
- ダウンロードフォルダの問題→保存先を変更
- アドオンの干渉→問題のアドオンを無効化
- キャッシュの蓄積→キャッシュを削除
- セキュリティソフト→一時的に無効化して確認
- ダウンロード履歴の肥大化→履歴を削除
- Tempフォルダのアクセス権→権限を修正
- handlers.jsonの破損→ファイル名を変更
- Safe Downloadsの設定→about:configで調整
- Firefoxのバグ→最新版にアップデート
最終手段:
- Firefoxのリフレッシュ
- Firefoxの再インストール
Firefoxでダウンロードできない問題は、原因がはっきりすれば解決は簡単です。
この記事で紹介した方法を順番に試していけば、ほとんどの場合は解決できるはずです。
それでも解決しない場合は、Firefoxの公式サポートフォーラムで質問してみましょう。
同じ問題を抱えている人や、詳しい人が助けてくれるかもしれません。
快適なFirefoxライフを取り戻しましょう!


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