「AQUOSで音楽を聴きたいけど、どのアプリを使えばいいの?」
「標準の音楽アプリが見当たらない…」
AQUOS(シャープのスマートフォン)で音楽を楽しもうとして、こんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
今回は、AQUOSスマートフォンで使える音楽再生アプリから、音楽の転送方法、トラブルシューティングまで、知っておきたい情報を詳しく解説していきます。
AQUOSの標準音楽アプリ事情

まず、AQUOSの音楽再生アプリの現状を理解しましょう。
機種による違い
AQUOSの音楽再生環境は、機種や発売時期によって大きく異なります。
旧機種(2019年頃まで):
- Google Play Music がプリインストール
- 音楽プレイヤーとして利用可能
新機種(AQUOS sense6以降):
- 標準の音楽プレイヤーアプリがない
- YouTube Music(YT Music)がインストールされている
- ユーザー自身でアプリをインストールする必要がある
Google Play Musicのサービス終了
以前は多くのAQUOS機種に「Google Play Music」が標準搭載されていました。
しかし、2020年12月にサービスが終了し、YouTube Musicに統合されました。
現在の状況:
- Google Play Musicは使用できない
- YouTube Musicへの移行を推奨
- ローカル音楽再生には別のアプリが必要
YouTube Music(YT Music)の特徴
現在、多くのAQUOS機種にプリインストールされているのがYouTube Musicです。
機能:
- オンライン音楽ストリーミング(有料・無料)
- ローカル音楽ファイルの再生も可能
ローカル音楽を再生する方法:
- YouTube Musicを起動
- 「設定」→「ライブラリとオフライン」
- 「デバイスのファイルを表示」をオンにする
これで、スマートフォン内の音楽ファイルが表示されます。
デメリット:
- 設定がやや複雑
- UIがオンラインストリーミング重視
- ローカル音楽の管理がしにくい
Filesアプリでの再生
AQUOSには「Files(ファイル管理アプリ)」がプリインストールされています。
使い方:
- Filesアプリを起動
- 「内部ストレージ」または「SDカード」を選択
- 音楽ファイルが保存されているフォルダを開く
- 音楽ファイルをタップして再生
メリット:
- アプリのインストール不要
- シンプルで分かりやすい
デメリット:
- プレイリスト機能がない
- 1曲ごとに再生が終了する(連続再生できない)
- イコライザーなどの機能がない
- アルバムアートが表示されない
Filesアプリは「とりあえず聴く」には便利ですが、本格的な音楽鑑賞には物足りません。
おすすめ音楽再生アプリ(オフライン再生)
ローカル音楽ファイルを快適に再生できる、おすすめアプリを紹介します。
1. Pulsar(パルサー)
おすすめ度:★★★★★
特徴:
- 日本語完全対応
- 広告なし
- シンプルで使いやすい
- 無料版でも十分な機能
主な機能:
- プレイリスト作成
- アルバムアート表示
- タグ編集
- イコライザー
- スリープタイマー
- ギャップレス再生
向いている人:
- 広告なしで使いたい
- シンプルな操作が好き
- 初心者
インストール:
Google Playストアで「Pulsar」を検索
2. VLC for Android
おすすめ度:★★★★★
特徴:
- 完全無料・広告なし
- ほぼすべてのファイル形式に対応
- 動画も再生可能
- オープンソース
主な機能:
- 多様なファイル形式対応(MP3、FLAC、AAC、WAV、WMAなど)
- イコライザー
- 再生速度調整
- 動画再生
- ネットワーク再生(NAS、FTPなど)
向いている人:
- 様々な形式のファイルを再生したい
- 動画も一緒に管理したい
- 高機能なプレイヤーを求める
注意点:
- UIがやや無骨
- 音楽プレイヤーとしての専門性はPulsarに劣る
3. Poweramp(パワーアンプ)
おすすめ度:★★★★☆
特徴:
- 高音質
- 豊富なカスタマイズ機能
- プロ仕様のイコライザー
- 有料アプリ(買い切り)
主な機能:
- 10バンドグラフィックイコライザー
- ハイレゾ音源対応
- ギャップレス再生
- クロスフェード
- 歌詞表示
- 豊富なテーマ
料金:
- 無料トライアル:15日間
- 有料版:約600円(買い切り)
向いている人:
- 音質にこだわる
- 細かい設定を楽しみたい
- 有料でも構わない
4. Onkyo HF Player
おすすめ度:★★★★☆
特徴:
- オーディオメーカーOnkyo製
- ハイレゾ音源対応
- 高音質再生
主な機能:
- ハイレゾ音源再生
- アップサンプリング機能
- プロ仕様のイコライザー
- DSD音源対応
料金:
- 基本無料
- 有料版:約1,000円(買い切り)
向いている人:
- ハイレゾ音源を楽しみたい
- 高音質にこだわる
- AQUOSのハイレゾ対応機種を使っている
対応機種:
AQUOS R、AQUOS R2、AQUOS zero、AQUOS sense5Gなど、ハイレゾ対応機種
5. Rocket Player
おすすめ度:★★★☆☆
特徴:
- ポッドキャスト対応
- 豊富なカスタマイズ
- 軽量動作
主な機能:
- 10バンドイコライザー
- ポッドキャスト管理
- プレイリスト作成
- タグ編集
- 歌詞表示
料金:
- 基本無料(広告あり)
- プレミアム版:約500円
向いている人:
- ポッドキャストも聴きたい
- カスタマイズを楽しみたい
6. CloudBeats
おすすめ度:★★★☆☆
特徴:
- クラウドストレージ対応
- オフライン再生可能
- スマートプレイリスト
主な機能:
- Google Drive、Dropbox、OneDrive対応
- オフラインキャッシュ
- イコライザー
- クロスフェード
向いている人:
- クラウドに音楽を保存している
- 複数デバイスで音楽を楽しみたい
注意点:
- クラウド機能は有料(月額制)
おすすめ音楽ストリーミングサービス(オンライン再生)

サブスクリプション型の音楽サービスも紹介します。
1. Spotify(スポティファイ)
料金:
- 無料プラン:あり(広告あり、シャッフル再生のみ)
- プレミアムプラン:月額980円
特徴:
- 楽曲数1億曲以上
- 無料プランでも使える
- レコメンド機能が優秀
2. LINE MUSIC
料金:
- 無料プラン:月1回フル再生
- プレミアムプラン:月額980円
- 学生プラン:月額480円
特徴:
- LINEのBGMに設定可能
- カラオケ機能
- ミュージックビデオ視聴
3. Amazon Music
料金:
- Prime Music:Amazonプライム会員特典
- Amazon Music Unlimited:月額1,080円(プライム会員は月額980円)
特徴:
- Amazonプライム会員なら追加料金不要(Prime Music)
- 楽曲数1億曲以上(Unlimited)
4. Apple Music
料金:
- 個人プラン:月額1,080円
- 学生プラン:月額580円
- ファミリープラン:月額1,680円(最大6人)
特徴:
- 楽曲数1億曲以上
- 高音質(ロスレスオーディオ)
- 空間オーディオ対応
5. YouTube Music
料金:
- 無料プラン:あり(広告あり)
- プレミアムプラン:月額1,080円
特徴:
- AQUOSにプリインストール
- MVも視聴可能
- YouTubeと連携
AQUOSへの音楽転送方法
パソコンから音楽をAQUOSに転送する方法を解説します。
方法1:USBケーブル経由で転送
必要なもの:
- パソコン
- USBケーブル(USB Type-C)
- 音楽ファイル
手順:
1. AQUOSをパソコンに接続
USBケーブルでAQUOSとパソコンを接続します。
2. 接続モードを変更
AQUOSの通知パネルを開き、「ファイル転送」または「メディアデバイス(MTP)」を選択します。
3. AQUOSをエクスプローラーで開く
Windowsの場合:
- エクスプローラーを開く
- 「PC」または「デバイスとドライブ」にAQUOSが表示される
Macの場合:
- Android File Transfer(無料アプリ)をインストール
- アプリを起動してAQUOSにアクセス
4. 音楽ファイルをコピー
- 「内部ストレージ」または「SDカード」を開く
- 「Music」フォルダを開く(なければ作成)
- パソコンから音楽ファイルをドラッグ&ドロップ
5. USBケーブルを外す
転送完了後、安全に取り外します。
方法2:Media Go経由で転送(旧方法)
以前はソニーの「Media Go」というソフトが推奨されていましたが、現在はサービス終了しています。
現在は、USBケーブル経由での直接転送が主流です。
方法3:クラウドストレージ経由
手順:
- パソコンから音楽ファイルをGoogle DriveやDropboxにアップロード
- AQUOSでクラウドストレージアプリを開く
- 音楽ファイルをダウンロード
メリット:
- ケーブル不要
- 複数デバイスで共有可能
デメリット:
- アップロード・ダウンロードに時間がかかる
- 通信量を消費
音楽ファイルの保存場所
内部ストレージ:/内部ストレージ/Music/
SDカード:/SDカード/Music/
音楽プレイヤーアプリは、これらのフォルダを自動的にスキャンして音楽を検出します。
対応ファイル形式

AQUOSで再生できる主な音楽ファイル形式。
標準対応形式
一般的な形式:
- MP3(最も一般的)
- AAC / M4A
- WAV(非圧縮)
- OGG Vorbis
- FLAC(ハイレゾ)
ハイレゾ音源対応
対応機種:
AQUOS R、R2、R3、R5G、zero、zero2、sense5G、sense6など
対応形式:
- FLAC(192kHz/24bit)
- WAV(192kHz/24bit)
- DSD(一部機種)
非対応・再生できない形式
WMA(Windows Media Audio):
- 一部のアプリでは再生可能
- VLC for Androidなら再生できる
Apple Lossless(ALAC):
- 標準では非対応
- VLCやPowerampなら再生可能
対処法:
非対応形式は、パソコンでMP3やFLACに変換してから転送しましょう。
音楽再生のトラブルシューティング
よくある問題と解決方法。
Q1:音楽が再生できない
原因1:ファイル形式が非対応
解決策:
- ファイル形式を確認
- MP3やAACに変換
- VLC for Androidを試す
原因2:ファイルが破損
解決策:
- パソコンで再生できるか確認
- 再度転送してみる
原因3:アプリの不具合
解決策:
- アプリを再起動
- アプリのキャッシュをクリア
- アプリを最新版にアップデート
Q2:音が出ない・音量が小さい
チェック項目:
- マナーモード・サイレントモードになっていないか
- 音量ボタンで音量を上げる
- イヤホンやBluetoothスピーカーが正しく接続されているか
- アプリ内の音量設定を確認
Q3:1曲で再生が止まる(連続再生できない)
原因:
Filesアプリで再生している
解決策:
音楽プレイヤー専用アプリをインストールする(Pulsar、VLCなど)
Q4:曲が見つからない・表示されない
解決策:
- 音楽ファイルの保存場所を確認
- アプリのライブラリを更新・再スキャン
- ストレージへのアクセス許可を確認
アクセス許可の設定:
- 設定→アプリ→該当の音楽アプリ
- 権限→ストレージ→「許可」
Q5:バックグラウンド再生が止まる
原因:
省電力機能やバッテリー最適化
解決策:
- 設定→バッテリー→省電力モード→オフ
- 設定→アプリ→該当アプリ→バッテリー→「最適化しない」
Q6:Bluetooth接続時に音が途切れる
解決策:
- Bluetoothデバイスとの距離を近づける
- 他のBluetooth機器をオフにする
- Bluetoothコーデックを変更(開発者オプション)
AQUOSの音質向上設定
より良い音で音楽を楽しむための設定。
Dolby Atmos設定
一部のAQUOS機種はDolby Atmos対応です。
設定方法:
- 設定→音とバイブレーション
- Dolby Atmos→オン
- モード選択(ミュージック、ムービー、ゲームなど)
イコライザー設定
音楽プレイヤーアプリのイコライザーを活用しましょう。
おすすめプリセット:
- ロック:低音と高音を強調
- ポップ:中音を強調
- クラシック:全体的にフラット
- ジャズ:中音と高音を強調
ハイレゾ音源の楽しみ方
必要なもの:
- ハイレゾ対応AQUOS機種
- ハイレゾ音源(FLAC、DSD等)
- ハイレゾ対応イヤホン・ヘッドホン
注意点:
- 普通のイヤホンではハイレゾの恩恵を受けられない
- 有線接続を推奨(Bluetooth接続では音質が劣化)
aptX HD / LDAC対応
高音質Bluetoothコーデックに対応している機種もあります。
対応機種:
AQUOS sense5G、sense6、sense7など
設定方法:
- 設定→システム→開発者向けオプション
- Bluetoothオーディオコーデック
- aptX HDまたはLDACを選択
プレイリスト作成のコツ
音楽をより楽しむためのプレイリスト活用術。
シーン別プレイリスト
通勤・通学用:
- テンポの良い曲
- お気に入りの定番曲
作業用BGM:
- 歌詞のないインストゥルメンタル
- 環境音楽
就寝前:
- スローテンポの曲
- ヒーリングミュージック
スマートプレイリスト
一部のアプリでは、条件を指定して自動的にプレイリストを作成できます。
条件例:
- 再生回数が多い曲
- 最近追加した曲
- 特定のジャンル
- 高評価の曲
よくある質問
Q:無料で使えるおすすめアプリは?
A: PulsarまたはVLC for Androidがおすすめです。
どちらも広告なし・無料で、基本機能が充実しています。
Q:AQUOSケータイ(ガラホ)でも音楽を聴ける?
A: はい、AQUOSケータイには専用の音楽プレイヤーが標準搭載されています。
操作方法:
- メニュー→データ→音楽
- 再生したい曲を選択
Q:ストリーミングサービスとローカル再生、どっちがいい?
A: 使い方によります。
ストリーミングが向いている人:
- 色々な曲を聴きたい
- 音楽を管理するのが面倒
- 通信量を気にしない
ローカル再生が向いている人:
- 通信量を節約したい
- オフラインで聴きたい
- 自分の音楽コレクションがある
Q:SDカードに保存した音楽が認識されない
A: 以下を確認してください:
- SDカードが正しくマウントされているか
- 音楽ファイルがMusicフォルダにあるか
- アプリにストレージアクセス権限があるか
- アプリのライブラリを再スキャン
Q:歌詞を表示したい
A: 以下のアプリが歌詞表示に対応しています:
- Poweramp(有料)
- Rocket Player
- Musixmatch(歌詞専用アプリ)
Q:iTunes の音楽をAQUOSで聴ける?
A: はい、可能です。
方法:
- iTunesの音楽フォルダを開く
- DRM保護されていない曲(MP3、AAC)をAQUOSに転送
注意:
Apple MusicのDRM保護された曲は転送できません。
まとめ
AQUOSの音楽再生について、重要なポイントをまとめます。
プリインストールアプリの現状:
- 旧機種:Google Play Music(サービス終了)
- 新機種:標準音楽プレイヤーなし
- YouTube Musicはある(オンライン重視)
- Filesアプリで簡易再生は可能
おすすめローカル再生アプリ:
- Pulsar:日本語対応、広告なし、初心者向け
- VLC:完全無料、多形式対応、高機能
- Poweramp:高音質、有料(約600円)
- Onkyo HF Player:ハイレゾ対応
おすすめストリーミングサービス:
- Spotify:無料プランあり
- LINE MUSIC:LINEと連携
- Amazon Music:プライム会員特典
- Apple Music:高音質
- YouTube Music:プリインストール
音楽転送:
- USBケーブル経由が基本
- 保存先:Music フォルダ
- 対応形式:MP3、AAC、FLAC など
トラブル対処:
- ファイル形式を確認
- アプリのアクセス許可を確認
- バッテリー最適化を無効化
AQUOSは標準の音楽アプリがない代わりに、自分好みのアプリを自由に選べる柔軟性があります。
この記事を参考に、あなたにぴったりの音楽再生環境を構築して、AQUOSで快適な音楽ライフを楽しんでください。

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