Androidスマホのデータ、ちゃんとバックアップしていますか?
「突然スマホが壊れた」「スマホを紛失した」「機種変更したいけどデータ移行が心配」…こんな状況になってから慌てても、大切な写真や連絡先を取り戻せないかもしれません。
この記事では、Androidスマホのデータをまるごとバックアップする方法を、初心者にもわかりやすく徹底解説します。Google標準のバックアップから、PC・SDカード・クラウドまで、あなたに合った方法が必ず見つかります。
なぜバックアップが必要なのか?

まず、バックアップの重要性を理解しましょう。
こんな時、バックアップがあれば安心
1. スマホの故障や破損
水没、画面割れ、バッテリー膨張など、スマホは突然壊れることがあります。データだけでも取り出せれば、被害を最小限に抑えられます。
2. 紛失や盗難
外出先でスマホをなくしてしまった…。バックアップがあれば、新しいスマホでデータを復元できます。
3. 機種変更
新しいスマホに買い替える時、バックアップがあれば簡単にデータを移行できます。
4. 誤ってデータを削除
うっかり大切な写真を消してしまった…。定期的にバックアップしていれば、復元できる可能性があります。
5. ウイルス感染やシステムエラー
マルウェアに感染したり、システムが不安定になったりした時、初期化が必要になることがあります。バックアップがあれば安心です。
統計データ
実は、スマホのデータ移行時に7割以上の人が何らかのトラブルを経験しています(2024年調査)。日頃からバックアップしておくことが、トラブル回避の最善策です。
バックアップできるデータの種類
Androidでバックアップできる主なデータを整理しましょう。
標準でバックアップできるデータ
- 連絡先: 電話番号、メールアドレス、住所など
- カレンダー: 予定、リマインダー
- 写真と動画: カメラで撮影した画像・映像
- SMSメッセージ: テキストメッセージ(MMS含む)
- 通話履歴: 発着信の記録
- Wi-Fi設定: パスワードを含むネットワーク情報
- アプリ: インストールしたアプリの一覧
- アプリデータ: 一部のアプリの設定や保存データ
- デバイス設定: 壁紙、画面の明るさ、音量など
個別に対応が必要なデータ
- LINE: アプリ内でバックアップが必要
- ゲームアプリ: アプリごとに引き継ぎ設定が必要
- おサイフケータイ: 個別に引き継ぎ手続きが必要
- 音楽・動画ファイル: ダウンロードしたメディアファイル
- ドキュメント: PDFやOfficeファイルなど
バックアップできないデータ
- Google Play以外からインストールしたアプリ(一部)
- 一部のアプリの内部データ
- DRM保護されたコンテンツ
方法1:Google Oneバックアップ(おすすめ・無料)
最も簡単で推奨される方法が、Androidに標準搭載されている「Google Oneバックアップ」です。
Google Oneバックアップとは
Googleアカウントに紐付けられたクラウドストレージ(Googleドライブ、Googleフォト)にデータを自動保存する機能です。
メリット
- 無料で15GBまで使える
- 自動バックアップが可能
- 機種変更時の復元が簡単
- インターネットがあればどこでもアクセス可能
- データは暗号化されて安全
デメリット
- 15GB以上は有料(Google One有料プラン)
- インターネット接続が必要
- 大量のデータは時間がかかる
バックアップ手順
ステップ1:設定を開く
- 「設定」アプリを開く
- 「Google」をタップ
- 「すべてのサービス」をタップ(機種によっては不要)
- 「バックアップ」をタップ
ステップ2:バックアップをオンにする
- 「Google Oneでバックアップ」をタップ
- 「バックアップをオン」に切り替え
- バックアップしたいデータを選択:
- デバイスデータ(アプリ、通話履歴、デバイス設定など)
- 写真と動画
- メッセージ(SMS/MMS)
ステップ3:今すぐバックアップ
- 「今すぐバックアップ」をタップ
- バックアップが完了するまで待つ(数分〜数時間)
ポイント: Wi-Fiに接続した状態で行うと、データ通信量を節約できます。
自動バックアップの設定
一度設定すれば、以下の条件で自動的にバックアップされます:
- スマホが充電中
- Wi-Fiに接続している
- 2週間以上使用していない場合は手動実行が必要
ストレージ容量の確認
- 「設定」→「Google」→「バックアップ」
- 「アカウントの保存容量」で残り容量を確認
無料プランの制限
- Googleドライブ、Gmail、Googleフォト合計で15GB
- 超えた場合は有料プラン(Google One)への加入が必要
Google One有料プランの料金
| プラン | 容量 | 月額 | 年額 |
|---|---|---|---|
| ベーシック | 100GB | 250円 | 2,500円 |
| スタンダード | 200GB | 380円 | 3,800円 |
| プレミアム | 2TB | 1,300円 | 13,000円 |
バックアップデータの有効期限
重要: バックアップしたスマホを57日間使用しないと、バックアップデータは自動的に削除されます。
方法2:キャリア提供のバックアップサービス
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)も独自のバックアップサービスを提供しています。
ドコモ:ドコモクラウド
特徴
- ドコモユーザー専用
- 50GBまで無料(ドコモ回線契約者)
- 写真、動画、連絡先、カレンダーなどをバックアップ
料金
- 50GBまで: 無料
- 追加ストレージ: 有料オプションあり
設定方法
- dアカウントでログイン
- 「ドコモクラウド」アプリを開く
- バックアップしたいデータを選択
au:データお預かり
特徴
- auユーザー専用
- 50GBまで使える
- 連絡先、写真、動画、カレンダーをバックアップ
料金
- au ID会員: 50GB無料
- 追加容量は有料
ソフトバンク:あんしんバックアップ
特徴
- 2023年11月開始のサービス
- 専用アプリで簡単バックアップ
- 機種変更時のデータ移行に対応
料金
- 月額600円(有料サービス)
- 事前申込が必要
注意点
キャリア変更時の問題
キャリアのバックアップサービスは、同じキャリア内でのみ使用可能です。他社に乗り換える場合は、別の方法でデータを移行する必要があります。
方法3:PCへのバックアップ
パソコンにデータを保存する方法です。クラウドの容量制限を気にせず、大容量データも保存できます。
3-1:USBケーブルで手動コピー
最もシンプルな方法です。
必要なもの
- パソコン(WindowsまたはMac)
- USBケーブル
手順(Windows)
- USBケーブルでスマホとPCを接続
- スマホに「USBの使用」通知が表示されたらタップ
- 「ファイル転送」または「MTP」を選択
- PC側で「エクスプローラー」を開く
- スマホのアイコンをクリック
- 内部ストレージを開く
- 必要なフォルダ(DCIM、Download、Documentsなど)をPCにコピー
手順(Mac)
Macの場合、2024年6月にAndroid File Transferが利用不可になりました。代替として:
MacDroid(有料・一部無料)
- MacDroidをダウンロード・インストール
- USBケーブルでスマホを接続
- スマホのストレージをマウント
- Finderからファイルをコピー
料金
- 無料: ファイル転送のみ
- Pro版: $19.99/年、$34.99/生涯
3-2:専用ソフトを使う
より高度なバックアップには専用ソフトが便利です。
Samsung Smart Switch(Samsung端末向け)
特徴
- Samsung公式ツール
- PC(WindowsとMac対応)にフルバックアップ
- 連絡先、メッセージ、写真、動画、音楽、カレンダー、アプリ、通話履歴、Wi-Fi設定、デバイス設定をバックアップ
手順
- Smart SwitchをPCにインストール
- USBケーブルでスマホを接続
- 「バックアップ」をクリック
- バックアップ完了まで待つ
復元方法
- 新しいスマホを接続
- 「復元」をクリック
- バックアップを選択して復元
Sony Xperia Companion(Xperia向け)
Sony製Xperiaスマホ専用のバックアップツールです。
機能
- フルバックアップ・復元
- ソフトウェア更新
- 初期化
注意点
- Xperia専用(他社製スマホでは使用不可)
- 操作画面がやや専門的
DroidKit(サードパーティ)
特徴
- 幅広い機種に対応(Samsung、Huawei、Xiaomi、Googleなど)
- 項目ごとに選んでバックアップ可能
- データ復旧機能も搭載
料金
- 一部機能は有料
- 全体的に料金が高め
3-3:Bluetoothでバックアップ
ケーブル不要ですが、転送速度が遅いのが難点です。
手順
- スマホとPCの両方でBluetoothをオンにする
- デバイスをペアリング
- ファイルマネージャーで送信したいファイルを選択
- 「共有」→「Bluetooth」を選択
- PCを選んで送信
デメリット
- 転送速度が非常に遅い
- 大量のデータには不向き
- 近距離でないと接続できない
方法4:SDカードへのバックアップ

SDカード対応機種なら、手軽にバックアップできます。
SDカードのメリット
- インターネット不要
- データ容量の制限が少ない(SDカード容量次第)
- 物理的にデータを保管できる
SDカードのデメリット
- SDカード非対応機種では使えない
- SDカードの紛失・破損リスク
- システムデータはバックアップできない
バックアップ手順
多くのAndroidスマホには「データ移行」または「バックアップ」機能が搭載されています。
一般的な手順
- SDカードをスマホに挿入
- 「設定」→「システム」→「バックアップ」(または「ストレージ」)
- 「SDカードにバックアップ」を選択
- バックアップしたい項目を選択(連絡先、メッセージ、写真など)
- 「バックアップ開始」をタップ
機種別の名称
| メーカー | アプリ名 |
|---|---|
| Samsung | Smart Switch |
| AQUOS(シャープ) | かんたんデータコピー |
| Xperia(ソニー) | Xperia Transfer |
| OPPO | Clone Phone |
復元方法
- 新しいスマホにSDカードを挿入
- 同じアプリで「復元」を選択
- バックアップファイルを選んで復元
方法5:サードパーティアプリ
Google標準以外のバックアップアプリも多数あります。
おすすめバックアップアプリ
1. AirDroid Personal(無料/有料)
特徴
- ワイヤレスでPCにバックアップ
- 写真、動画、音楽、ドキュメントをサポート
- クロスプラットフォーム対応(Android・iOS)
- リモートコントロール、画面ミラーリング機能も
料金
- 基本機能: 無料
- プレミアム: 有料
2. Swift Backup(有料)
特徴
- アプリデータを個別にバックアップ
- バッチ処理で一括バックアップ
- ローカルまたはクラウドに保存可能
注意点
- Root化が必要な機能あり
- 上級者向け
3. Super Backup(無料/有料)
特徴
- 連絡先、SMS、通話履歴、アプリ、カレンダーをバックアップ
- GoogleドライブまたはSDカードに保存
- スケジュール自動バックアップ
料金
- 基本機能: 無料
- 広告なし: 有料
4. G Cloud Backup(無料/有料)
特徴
- 最大15GBの無料クラウドストレージ
- 写真、動画、連絡先、メッセージなどを自動バックアップ
料金
- 無料: 15GB
- 有料プラン: 追加容量
アプリ選びの注意点
セキュリティを確認
- Google Play公式アプリストアからダウンロード
- レビューと評価を確認
- 不審なアクセス許可を要求するアプリは避ける
機能を確認
- 必要なデータ型がサポートされているか
- 自動バックアップ機能はあるか
- 復元方法は簡単か
データ移行の方法(機種変更時)
バックアップしたデータを新しいスマホに移す方法です。
方法1:ケーブルで直接転送(おすすめ)
新旧のスマホをUSBケーブルで接続して、直接データを転送します。
必要なもの
- 新しいAndroidスマホ
- 古いAndroidスマホ
- USBケーブル(または変換アダプタ)
手順
- 新しいスマホの初期設定を開始
- 「アプリとデータのコピー」画面で「ケーブル」を選択
- 2台のスマホをケーブルで接続
- 古いスマホで「データをコピー」を許可
- 転送するデータを選択
- 転送完了まで待つ
メリット
- 速い
- Wi-Fi不要
- 確実
方法2:ワイヤレスで転送
ケーブル不要で、Wi-Fi経由でデータを転送します。
手順
- 新しいスマホの初期設定で「ワイヤレス」を選択
- 古いスマホでデータ転送アプリを起動(画面の指示に従う)
- QRコードでペアリング(Google Pixel 8など)
- データを選択して転送
注意点
- 転送に時間がかかる
- 安定したWi-Fi環境が必要
方法3:Google Oneバックアップから復元
事前にバックアップしておいたデータを復元します。
手順
- 新しいスマホの初期設定を開始
- Googleアカウントでログイン
- 「バックアップから復元しますか?」で「復元」を選択
- 復元するバックアップを選択
- 復元完了まで待つ(最大24時間)
注意点
- Androidバージョンが古い → 新しい への移行のみ対応
- 古いバージョンへの復元は不可
個別アプリの引き継ぎ
一部のアプリは、個別に引き継ぎ設定が必要です。
LINE
LINEは最も重要な引き継ぎの一つです。
事前準備(古いスマホで)
- LINEアプリを最新版にアップデート
- 「設定」→「アカウント」でメールアドレスとパスワードを設定
- 「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ」をタップ
- 「今すぐバックアップ」を実行
新しいスマホで
- LINEをインストール
- 「ログイン」をタップ
- メールアドレスとパスワードでログイン
- 「トーク履歴を復元」をタップ
重要: バックアップを取らないと、トーク履歴は消えます!
ゲームアプリ
ゲームごとに引き継ぎ方法が異なります。
一般的な手順
- ゲーム内で「データ引き継ぎ」または「バックアップ」設定
- 引き継ぎコードを発行(ゲームによる)
- SNSアカウント(Twitter、Facebook等)と連携
- 新しいスマホでゲームをインストール
- 引き継ぎコードまたはSNSアカウントでログイン
人気ゲームの例
- パズドラ: 機種変更コード
- モンスト: XFLAG IDで引き継ぎ
- FGO: 引き継ぎコード+パスワード
- ウマ娘: データ連携
おサイフケータイ
重要: 必ず古いスマホで「預け入れ」処理をしてから機種変更!
手順
- 古いスマホで各サービス(Suica、楽天Edy等)のアプリを開く
- 「機種変更」または「預け入れ」を実行
- 新しいスマホに各アプリをインストール
- 「受け取り」または「再発行」を実行
その他の重要アプリ
- Google Authenticator: バックアップ機能を使う
- PayPay、楽天ペイ: 電話番号とSMS認証で引き継ぎ
- Amazonアプリ: アカウントでログインするだけ
- メールアプリ: アカウント情報で再設定
バックアップデータの復元方法

バックアップしたデータを復元する手順です。
Google Oneバックアップから復元
- 新しいスマホの電源を入れる
- 初期設定を開始
- Googleアカウントでログイン
- 「以前のデバイスからデータを復元」を選択
- 復元するバックアップを選んでタップ
- 復元するデータを選択
- 「復元」をタップ
- 完了まで待つ(数時間かかることも)
PCからの復元
- スマホをPCに接続
- PCからバックアップしたフォルダを開く
- スマホの対応するフォルダにコピー&ペースト
例
- 写真 → DCIM/Cameraフォルダ
- 音楽 → Musicフォルダ
- ドキュメント → Documentsフォルダ
SDカードからの復元
- SDカードを新しいスマホに挿入
- バックアップアプリを起動
- 「復元」を選択
- SDカード内のバックアップファイルを選択
- 復元実行
バックアップの頻度とタイミング
どのくらいの頻度でバックアップすべきでしょうか?
おすすめの頻度
最低限
- 月1回: 定期的にバックアップ
推奨
- 週1回: より安全
理想
- 毎日: 自動バックアップを設定
バックアップすべきタイミング
- 機種変更前: 必須!
- OSアップデート前: 念のため
- 海外旅行前: 紛失・盗難リスクに備えて
- 大切な写真を撮った後: すぐにバックアップ
- アプリの大幅な変更前: LINEの引き継ぎ前など
よくある質問
Q1: バックアップにはどのくらい時間がかかりますか?
データ量によります。目安は以下の通り:
- 少量(1GB未満): 数分〜10分
- 中量(1-10GB): 30分〜2時間
- 大量(10GB以上): 数時間〜24時間
Wi-Fi速度にも大きく影響されます。
Q2: バックアップ中にスマホは使えますか?
はい、使えます。ただし、バックアップ中は以下に注意:
- バッテリーを多く消費する
- 動作が遅くなることがある
- Wi-Fi接続を切らない
Q3: 無料で何GBまでバックアップできますか?
- Google One無料プラン: 15GB(Gmail、Googleドライブと共有)
- ドコモクラウド: 50GB(ドコモユーザーのみ)
- au データお預かり: 50GB(auユーザーのみ)
Q4: バックアップしたデータはどこに保存されますか?
- Google Oneバックアップ: Googleのサーバー(クラウド)
- PCバックアップ: パソコンのストレージ
- SDカードバックアップ: SDカード内
- キャリアバックアップ: 各キャリアのサーバー
Q5: AndroidからiPhoneにデータを移行できますか?
はい、できます。Appleが提供する「iOSに移行」アプリを使います。
- iPhoneの初期設定で「Androidからデータを移行」を選択
- Android側に「iOSに移行」アプリをインストール
- 画面の指示に従ってデータ転送
Q6: バックアップは安全ですか?
Google Oneバックアップは:
- 転送中は暗号化される
- 一部のデータは端末のロック画面PINで保護される
- Googleのセキュアなサーバーに保存
ただし、完全なセキュリティのためには:
- 強力なGoogleアカウントパスワードを使用
- 2段階認証を有効化
Q7: 複数のAndroidスマホのバックアップを管理できますか?
はい。同じGoogleアカウントで複数デバイスのバックアップを管理できます。復元時にどのデバイスのバックアップを使うか選択できます。
トラブルシューティング
バックアップ・復元でよくある問題と解決法です。
バックアップが完了しない
原因と対処法
- 容量不足: Googleドライブの空き容量を確認。不要なファイルを削除するか、有料プランに加入
- Wi-Fi接続が不安定: 安定したWi-Fiに接続し直す
- バッテリー不足: 充電しながらバックアップ
- アプリが古い: Google Playストアで関連アプリを最新版に更新
復元できない・一部のデータしか復元されない
原因と対処法
- Androidバージョンの不一致: 新しいスマホのAndroidバージョンが古いスマホより低い場合、復元できない
- アプリが対応していない: Google Playストア以外からインストールしたアプリは復元されない
- バックアップが不完全: 再度バックアップを実行
「バックアップが見つかりません」と表示される
原因と対処法
- 異なるGoogleアカウント: バックアップ時と同じアカウントでログインしているか確認
- バックアップが削除された: 57日間使用していないバックアップは自動削除される
- バックアップが完了していない: 古いスマホでバックアップが完了しているか確認
LINEのトーク履歴が復元されない
原因と対処法
- バックアップを取っていない: 古いスマホでトークのバックアップを実行し忘れた
- 異なるアカウント: バックアップ時と同じGoogleアカウントでログインしているか確認
- バックアップが古い: 最新のバックアップを取り直す
まとめ:大切なデータを守ろう
Androidのまるごとバックアップについて、ここまでの内容をまとめます。
おすすめのバックアップ方法
| 方法 | おすすめ度 | 難易度 | 費用 |
|---|---|---|---|
| Google Oneバックアップ | ★★★★★ | 簡単 | 無料(15GBまで) |
| PCへのバックアップ | ★★★★☆ | 普通 | 無料 |
| SDカードバックアップ | ★★★☆☆ | 簡単 | SDカード代 |
| キャリアバックアップ | ★★★☆☆ | 簡単 | 無料〜有料 |
| サードパーティアプリ | ★★☆☆☆ | やや難 | 無料〜有料 |
初心者におすすめの組み合わせ
- Google Oneバックアップ(メイン): 自動で定期的にバックアップ
- PCへのバックアップ(サブ): 大切な写真や動画は月1回PCにコピー
この2つを併用すれば、データ紛失のリスクを最小限に抑えられます。
バックアップで守れるもの
- 家族や友人との思い出の写真
- 大切な連絡先
- 仕事の重要なメッセージ
- お気に入りのアプリとその設定
今すぐやるべきこと
- Google Oneバックアップを有効にする
- LINE のトーク履歴をバックアップする
- 重要な写真をPCまたはGoogleフォトにコピーする
バックアップは「いつか」やるものではなく、「今すぐ」やるべきです。スマホが壊れてからでは遅いのです。
この記事の手順に従って、今日からバックアップを習慣化しましょう!

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