「自分のWindowsはいつまで使えるの?」
そんな疑問を持っているなら、この記事が役に立ちます。
Windowsにはバージョンごとにサポート期間が設定されており、期間を過ぎると様々なリスクが発生するんです。
今回は、各Windowsバージョンのサポート期間を一覧で紹介し、サポート終了後の対策まで詳しく解説します。
Windowsのサポート期間とは?

Windowsのサポート期間とは、Microsoftがセキュリティ更新プログラムや技術サポートを提供してくれる期間のことです。
Microsoftの製品は、発売後に2つの段階でサポートが提供されます。
メインストリームサポート(最低5年間)
製品発売後の最初の期間で、最も手厚いサポートが受けられます。
提供されるサポート内容
- セキュリティ更新プログラム
- セキュリティ以外の不具合修正
- 新機能の追加
- 無償サポート(保証対象の場合)
- 有償サポート
この期間中は、Windowsが積極的に改良され、新しい機能も追加されていきます。
延長サポート(最低5年間)
メインストリームサポート終了後に続く期間です。
提供されるサポート内容
- セキュリティ更新プログラムのみ
- 有償サポート
新機能の追加や仕様変更のリクエストは受け付けられなくなり、セキュリティに関する更新のみが提供されます。
つまり、Microsoftの製品は合計最低10年間のサポートが基本となっているんです。
主要Windowsバージョンのサポート期間一覧
それでは、各Windowsバージョンのサポート期間を見ていきましょう。
Windows 10のサポート期間
サポート開始: 2015年7月29日
サポート終了: 2025年10月14日(終了済み)
Windows 10は、バージョン22H2が最終バージョンとなりました。
2025年10月14日以降、すべてのエディション(Home、Pro、Enterprise、Education)でサポートが終了しています。
Windows 10の各バージョン別サポート期間
- バージョン22H2(最終版): 2025年10月14日まで
- バージョン21H2: 2023年6月13日まで(終了済み)
- バージョン21H1: 2022年12月13日まで(終了済み)
Windows 10は年2回の大型アップデートから、2021年以降は年1回のリリースに変更されました。
Windows 11のサポート期間
Windows 11は年に1回、機能更新プログラムがリリースされます。
各バージョンごとにサポート期間が設定されているため、常に最新バージョンにアップデートすることが推奨されています。
Windows 11の各バージョン別サポート期間
バージョン25H2(2025 Update)
- Home/Pro: 2026年11月10日まで
- Enterprise/Education: 2027年11月9日まで
バージョン24H2(2024 Update)
- Home/Pro: 2026年10月13日まで
- Enterprise/Education: 2027年10月12日まで
バージョン23H2(2023 Update)
- Home/Pro: 2025年11月11日まで
- Enterprise/Education: 2026年11月10日まで
バージョン22H2(2022 Update)
- Home/Pro: 2024年10月8日まで(終了済み)
- Enterprise/Education: 2025年10月14日まで
バージョン21H2(初期バージョン)
- Home/Pro: 2023年10月10日まで(終了済み)
- Enterprise/Education: 2024年10月8日まで(終了済み)
HomeとProエディションは約2年間、EnterpriseとEducationエディションは約3年間のサポートが提供されます。
旧バージョンWindowsのサポート期間
すでにサポートが終了している古いWindowsも確認しておきましょう。
Windows 8.1
- メインストリームサポート終了: 2018年1月9日
- 延長サポート終了: 2023年1月10日(終了済み)
Windows 8
- メインストリームサポート終了: 2016年1月12日
- 延長サポート終了: 2016年1月12日(終了済み)
- Windows 8は延長サポートがなく、8.1への移行が推奨されました
Windows 7
- メインストリームサポート終了: 2015年1月13日
- 延長サポート終了: 2020年1月14日(終了済み)
Windows Vista
- メインストリームサポート終了: 2012年4月10日
- 延長サポート終了: 2017年4月11日(終了済み)
Windows XP
- メインストリームサポート終了: 2009年4月14日
- 延長サポート終了: 2014年4月8日(終了済み)
これらのバージョンは既にすべてのサポートが終了しているため、使用は非常に危険です。
自分のWindowsバージョンを確認する方法
「今使っているWindowsはどのバージョンなんだろう?」
そんな時は、以下の手順で簡単に確認できます。
Windows 11での確認方法
- 「スタート」メニューをクリック
- 「設定」を選択
- 左側のメニューから「システム」をクリック
- 「バージョン情報」を選択
ここで、Windowsのエディション(HomeやProなど)とバージョン番号が確認できます。
Windows 10での確認方法
- 「スタート」メニューをクリック
- 「設定」を選択
- 「システム」をクリック
- 「詳細情報」を選択
または、以下の方法でも確認できます。
- キーボードで「Windowsキー + R」を押す
- 「ファイル名を指定して実行」が開くので「winver」と入力
- 「OK」をクリック
すると、Windowsのバージョン情報が表示されるウィンドウが開きます。
サポート終了後はどうなる?
サポート期間が終了すると、具体的にどのような問題が起こるのでしょうか。
セキュリティリスクの急増
これが最も深刻な問題です。
サポート終了後は、新しく見つかったセキュリティの脆弱性(弱点)に対する修正プログラムが一切提供されなくなります。
具体的なリスク
- ウイルスやマルウェアへの感染
- ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による攻撃
- フィッシング詐欺や個人情報の漏えい
- なりすまし被害
実際、Windows XPのサポート終了後、ランサムウェア「WannaCry」による大規模な被害が発生しました。
ソフトウェアの互換性問題
サポート終了後にリリースされる新しいソフトウェアは、古いWindowsでの動作を保証していません。
起こりうる問題
- 新しいアプリがインストールできない
- 既存のアプリが正常に動作しなくなる
- ブラウザの最新版が使えなくなる
- 周辺機器のドライバが対応しなくなる
時間が経つにつれて、使えないソフトウェアが増えていきます。
技術サポートの打ち切り
Microsoftからの技術サポートが受けられなくなります。
問題が発生しても、公式なサポートや解決方法の提供がなくなるため、自己責任で対処する必要があります。
パフォーマンスの低下
セキュリティ更新以外の不具合修正が行われないため、システムが不安定になったり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。
Windows 10ユーザーへの重要なお知らせ
Windows 10のサポートは2025年10月14日に終了しました。
現在Windows 10を使用している方は、早急な対応が必要です。
拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)について
Microsoftは、すぐにWindows 11へ移行できないユーザー向けに、有償の拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)を提供しています。
ESUの概要
- 提供期間: 2026年10月13日まで(1年間)
- 内容: セキュリティ更新プログラムのみ
- 対象: Windows 10 バージョン22H2を実行しているデバイス
ただし、これはあくまで一時的な措置であり、長期的な解決策ではありません。
Microsoft 365 Appsへの影響
Windows 10のサポート終了は、Microsoft 365にも影響します。
重要なポイント
- Microsoft 365 Appsは引き続き動作する
- ただし、パフォーマンスと信頼性に問題が出る可能性がある
- セキュリティ更新は2028年10月10日まで継続提供される
Officeへの影響
サポート終了済み
- Office 2016
- Office 2019
引き続き動作するがサポート対象外
- Office 2024
- Office 2021
サポート終了前にやるべきこと

Windowsのサポート終了が近づいたら、以下の対策を検討しましょう。
Windows 11へのアップグレード(無料)
お使いのパソコンがWindows 11の最小システム要件を満たしていれば、無料でアップグレードできます。
アップグレードの手順
- 「スタート」→「設定」を開く
- 「更新とセキュリティ」→「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- Windows 11へのアップグレードが表示されたら、画面の指示に従う
Windows 11の最小システム要件を確認
アップグレード前に、パソコンが要件を満たしているか確認しましょう。
主な要件
- プロセッサ: 1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSoC
- RAM: 4GB以上
- ストレージ: 64GB以上
- システムファームウェア: UEFI、セキュアブート対応
- TPM: TPM 2.0
Microsoftの公式サイトで、PC正常性チェックアプリを使って確認できます。
パソコンの買い替えを検討
古いパソコンでWindows 11の要件を満たさない場合は、新しいパソコンへの買い替えを検討しましょう。
買い替えのメリット
- 最新のセキュリティ機能
- より高速なパフォーマンス
- 最新のハードウェアとソフトウェアの互換性
- より長いサポート期間
データのバックアップ
アップグレードや買い替えの前に、必ずデータのバックアップを取りましょう。
外付けハードディスクやクラウドストレージを活用して、大切なデータを守ってください。
サポート期間を意識した計画的な運用
Windowsを安全に使い続けるためには、サポート期間を意識した計画が重要です。
余裕を持った移行計画を立てる
サポート終了の直前に慌てて対応するのではなく、延長サポート期間中に次のバージョンへの移行計画を立てることをおすすめします。
特に企業や組織では、以下の点を考慮する必要があります。
- 対象となるパソコンの台数
- 必要な予算
- 業務への影響
- 使用中のソフトウェアの互換性
- 従業員のトレーニング
定期的なアップデート習慣をつける
Windows 11では、定期的に最新バージョンへのアップデートが必要です。
Windows Updateを習慣化する
- 月に1回は「更新プログラムのチェック」を実行
- 重要な更新はすぐに適用
- 時間に余裕がある時に実行(再起動が必要な場合がある)
これにより、常にサポート対象のバージョンを使用できます。
セキュリティソフトの併用
サポート期間内でも、セキュリティソフトの導入は推奨されます。
Windowsの標準機能に加えて、総合的なセキュリティ対策を行うことで、より安全にパソコンを使えます。
まとめ:Windowsのサポート期間を把握して安全に使おう
Windowsのサポート期間について、重要なポイントをまとめます。
Windowsサポート期間の基本
- Microsoftは最低5年のメインストリーム+最低5年の延長サポートを提供
- Windows 10は2025年10月14日にサポート終了(終了済み)
- Windows 11は年1回の更新で、各バージョンごとにサポート期間が設定される
- Home/Proは約2年、Enterprise/Educationは約3年のサポート
サポート終了後のリスク
- セキュリティ更新が停止し、攻撃に脆弱になる
- 新しいソフトウェアや周辺機器が使えなくなる
- 技術サポートが受けられなくなる
- システムが不安定になる可能性がある
今すぐやるべきこと
- 自分のWindowsバージョンを確認する
- Windows 11へのアップグレード可否を確認
- 要件を満たさない場合は買い替えを検討
- 定期的なWindows Updateを習慣化する
計画的な運用のポイント
- 延長サポート期間中に次の移行計画を立てる
- 定期的にサポート状況を確認する
- データのバックアップを定期的に実施
- セキュリティソフトを併用する
Windowsのサポート期間を理解し、計画的に最新バージョンへ移行することで、安全で快適なパソコン環境を維持できます。
特にWindows 10をお使いの方は、既にサポートが終了しているため、できるだけ早くWindows 11への移行やパソコンの買い替えを検討することを強くおすすめします。
サポート終了後のパソコンを使い続けることは、自分だけでなく、メールのやり取りをしている周囲の人にも危険を及ぼす可能性があることを忘れないでください。

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